ハイスクールD×D〜白龍皇になった赤龍帝 凍結中 作:ドラGW
誤字報告等がありましたら感想にコメントください。早めに修正します。あとアドバイス貰えると嬉しいです
「ルシファーさま失礼します」
レイヴェルはそう言うとドアを開けて俺の部屋に入ってくる。そして俺の方を向き
「ルシファーさま、おはようございます」
「ああ。レイヴェルおはよう。いつも言うけどルシファーじゃなくて名前で呼んでくれないか?」
とお互いに朝の挨拶をしてここ一ヶ月の間に何回も言っていることを言った。いつもならここでレイヴェルが「ルシファーさまのお名前を呼ぶなんて恐れ多い」などと言って拒否するので今回も拒否してくるのかなと考えていると
「ではヴァーリさまとお呼びすればいいでしょうか?」
レイヴェルはこう言ってきたのだ。これを聞いていつもの彼女と違和感を感じてつい「え?」と言ってしまいそれを聞いた彼女が
「あ!す、すいません。私ごときがルシファーさまのお名前を呼ぶなんて、なんて恐れ多いことを」
と慌てて謝り始めたから違和感は気のせいだったのかなと思うのと同時に、あーやっちゃたかなと苦笑しながら
「いやいや俺が名前で呼んでくれって、頼んだんだからさ。レイヴェルが謝ることじゃないよ。それよりこれからも名前で呼んでくれないか?」
と俺が言うと、彼女はなぜか顔をうつ向かせてぶつぶつと呟きはじめてしまいどうしたのかなと思い
「おーい。レイヴェル?」
と呼びかけると顔を上げて
「す、すいません。ちょっと考え事をしてしまって...それより名前の件ですがやはりルシファーさまとお呼びさせていただきます」
「そうか...わかったよ。無理にとは言わないから気が向いたら名前で呼んでくれよな」
レイヴェルがいつもどうり断ってくるの。俺もこの一ヶ月でどういっても断ってくるのが分かっているのでひきさがる。
「それより何か用があってきたんじゃないのか?」
「そうでした。ルシファーさまに朝食の準備が出来た事を知らせに来たのですが朝食はどうしますか?」
「そうか。なら俺はここで食べるから朝食を持ってきてくれないか?」
「はい。かしこまりました」
レイヴェルはそう言うと部屋を出ていく。レイヴェルが部屋を出ると俺は今感じた違和感について考え始める。違和感の正体はレイヴェルが俺の事をヴァーリさまと呼んだことなのだが俺はそれよりも、そのあとの慌てようのほうが気になる。なんというか上手く言葉に出来ないのだけど、こう他の人になってしまって、しかもその人が絶対にしないことをしてしまったような慌て方というか...あー何か混乱したきた。いいやこれ以上考えても頭のなかがこんがらがるだけだ。と俺が考えるのを止めて五分くらいたった頃にレイヴェルが朝食をもって部屋に入ってくる。
「ルシファーさま。朝食をお持ちしました」
「ああレイヴェル。いつもありがとうな」
「ルシファーさま。私は仕事でやっているのでお礼を言われることじゃありません」
「ああそれでもだよ」
そんな会話をしながら俺は朝食を食べ始める。レイヴェルはその間俺の側に立っていて俺が食べ終わるとレイヴェルが食器を片付け始める。俺は食器を片付け終わったレイヴェルに
「悪いんだけどさ、背中に薬を塗ってくれないか」
と頼む。この一ヶ月の間出来るだけ父親と接触しないようにしたけれど、どうしても会うことがありそのたびに殴られたり蹴られたりするためからだの怪我がなかなか治らず逆に心が折れそうになった。でもアルビオンが俺を励ましてくれたおかげでこのように明るくいられる。でも怪我は残っていて背中は自分ではやりづらいのでこうしてレイヴェルに頼んでいる。
「分かりました。ルシファーさま後ろを向いて服を捲って下さい」
と彼女は了承してくれる。俺は彼女にいわれたとおりに後ろを向いて服を捲る。すると彼女は薬を手につけて背中に塗り始める。
「どうしてルシファーさまはこのような目にあっているのに逃げ出さないのですか」
と普段の彼女なら絶対に言わないことを言って来た。今日の彼女はいつもと違う気がする。俺の頭のなかで何かが繋がっていく。もしかしたら間違っているかもしれない。でも俺は聞かないといけない気がする。だから俺は...
「...なあ、もしかしてレイヴェル...なのか?」
と聞いてしまった。
「ルシファーさま?わたしはレイヴェルですけど?」
「レイヴェル...フェニックス」
俺がそう呟くと彼女の方から息を飲むような音が聞こえた。そして
「イッセー...さま...なのですか?」
とレイヴェルが俺に聞いてくる。
「ああそうだよ。レイヴェル。俺はイッセーだよ」
と俺は何故か涙を流しながらレイヴェルに答えた。
前に感想で書くと言っていた死亡者リストですが上手くかけないのでイッセーの回想等で誰が死んだのか出していこうと思います。楽しみにしていた方々すいませんがそれまで待ってください。