前回初投稿だったものだから、文字のズレが
あまりに酷くて申し訳ない…
後、前回後書きで八銀やWあいとの絡みも
書くつもりって言ってたけど、
ライオンからも宗谷さん他何名か
投入しようかと企んでますが、
本当にテキトーなんで
そこはご容赦を(笑)
さて、大阪は野田にある清滝家で新たな生活に
入った訳だが、
早速、清滝先生から
「将棋に興味あるか?」と聞かれ、
「父とは幾分か指した事はあります。」
と答え、葬式での事もあり、僕の方から
「先生、是非一局お願いします。」
と頼み、指す事となったが、
先生からは当然の如く、
「何枚落とす?」
と聞かれたので、僕は、
「平手でお願いします。」
と答えた。当然清滝先生は穿しがったが、
僕の目を見て、何かを感じ取ったか、
「分かった」と一言だけ口にして
早速駒を並べ始めた。
そして対局開始 先手は当然ながら僕だ。
清滝先生は本格的な居飛車党らしく
堅実に駒を動かしてくるが、
僕も居飛車を選択し、相居飛車となった。
お互い居飛車穴熊で守りを固め、戦闘開始。
流石に現役A級の清滝先生、
攻めの手も半端ない。 が、僕も防戦一方
ではなく、捌きを使い、駒を奪い、
先生の攻めが途切れた所で逆襲に転じた。
攻守交替が何度か続いた所で
僕の頭金で先生が感心したように
「儂の負けや」
と投了宣言。続いて
「お前、一揮と平手でどれだけ指した?」
と問われたので、
「小学校に入ってからです。」と
一応答えておいた。
「あいつは三段リーグでも上位の常連で
プロも射程圏内だった男やで。そんな男に
小学生で平手とは…」
そこから暫く先生は無言で思考に沈んでいたが
やがて、おもむろに口を開き、
「儂の1番弟子にならんか?」
と一言告げた。
僕も将棋以外の人生は例え状況が異なろうが
まず有り得なかったので、
「僕こそお願いします。」
と答え、この瞬間から清滝門下第1号となった
一方、普段の生活は、小学校が急な転校だった
から、周りからやや不審がられたが、
それでも新たなクラスメートはなんとなくでも
受け入れてくれる雰囲気ではあった。
幸い、勉強はそこそこ覚えてたので、
さほど苦にはならず、何とかなった。
家でも、出来る事は手伝い、桂香さんに
誉められたりした…
前回でも出来る事は自分でやってきたから
僕としては普通なんだけど…
けど困った事が1つ…
桂香さん、余程年下好きなのか、
何故か僕と一緒に風呂に入ろうとする…
いやいや、幼稚園児ならまだしも
僕は小学校3年ですから1人で大丈夫です。
部屋も子ども1人部屋なんだけど、
しきりに「一緒に寝よ」とか…
僕、身体は小学生だけど中身は20代ですから…
とりあえず、幸田家での香子姉さんとの
軋轢みたいにはならなそうなのが救いか…
と思うしかないな。
ただ、驚いたのは桂香さん、
僕より5歳だけ上だったって…
そして清滝家に入り、初めての正月が過ぎ、
先生から
「小学生名人戦出んか?」
と勧められた。
当然僕は二つ返事で「勝ってきます。」
と答え、出場が決まった。
その小学生名人戦は大阪予選から始まり、
西日本予選を勝ち上がって
ベスト4からは全国放送で行われる
大規模な大会だ。
当然前回からの棋力も維持向上只中だから
西日本までは指導将棋さながらに勝ち進んだ
そして、全国放送のベスト4に進出
準決勝はこれまで通りに勝った
決勝…相手と顔を合わせた途端、
内心驚愕した。
そりゃそうだろう、
相手は二海堂晴信…って
あいつも転生したのか?
僕が前回死んだ時、あいつはA級になってたが
その後は分からないので一旦忘れよう。
決勝は二海堂はやはり居飛車明示となった
一方僕はあえて振り飛車を選択
早くからお互い激しい攻防を繰り返し
これで僕のみならず、あいつも確実に
転生してきたんだな…と知った。
あいつの棋力も完全に小学生じゃないし、
タイトルホルダーレベルの小学生って
殆ど放送事故じゃないの?
僕らが言えた台詞じゃないけど
で、その激しい攻防の果て、11手詰みを
見つけた僕が何とか勝利した。
表彰式の後、二海堂に誘われ、彼の邸宅に
お邪魔した。
そこで二海堂から
「俺はお前が消えてから7年、お前のいない
世界に焦燥しながらもタイトルは取った、
が、やはりお前という心友が存在しないのは
どこか虚しかった。で、俺も病が悪化して
死んだのだが… 神に1つ望んだのがもう1度
お前のいる世界で同等に戦いたいという事
だった。神は本当に叶えてくれた。よって
心友よ、今度こそ心置きなく存分に生涯を
かけて戦おうぞ!」
どうやら二海堂も見抜いてたようだ…
となると僕も
「今回こそ一生かけて決着つけような!」
とだけ返すしかなかった。
そしてお互い奨励会での健闘と早期プロ昇格へ
新たなライバル関係を誓い合った。
大阪に帰ると早速奨励会入会試験に取り組み、
8月の試験は小学生名人なので1次試験は免除、
2次試験で奨励会員に3連勝で無事に合格した。
尚、受験は6級からだが、僕は清滝先生門下
としての受験だったから先生にお願いして
1級受験を認めてもらった。
正直、プロまでは二海堂以外は普通に
突破出来るレベルなので特に問題ないだろう。
そんな中、奨励会受験直前辺りから僕よりも
更に発育不良気味な白髪or銀髪の幼女が
ほぼ毎日
「ヒゲオヤジ、今日こそぶちころす」
とかなんとも物騒な台詞を吐いて
家に乗り込んできては先生に対局を挑み、
負けては翌日も乗り込むループで
先生が不在な時は僕しか相手に出来ないので
最初はあからさまに不満顔だったが
一応指導がてら半ば本気で叩きのめすと
今度は僕をターゲットに毎日
「ぶちころす」
と言っては挑み続ける日々となった
そして、僕の奨励会生活がスタートする頃
その幼女、「空銀子」ちゃんが
正式に二番目の内弟子として入門した。
と思ったのも束の間、今度はその2週間後、
福井からスカウトしたという6歳の幼児、
「九頭竜八一」君が三番目の内弟子として
入門し、清滝家はたちまち賑やかになった。
しかし、ちひろよりも更に離れた妹弟…
なんとかならなくもないとは思うが
皆大変な日々になりそうな予感がする…
さて、ここで八銀登場。
桐山君がいる以外は2人の入門経緯は基本的に
原作に準えてるつもりです…
後の展開は未だ絶賛考慮中ですので
ノンビリ書かせて貰います…