桐山君は清滝家の長男坊?【本編完結済】   作:紫電海勝巳

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今回はプロ昇格に向け、桐山君全開ですwww
ま、ここからの桐山君と八銀やWあいと、
宗谷さんや二海堂君達の絡みをどうするか
試行錯誤しながら書き進めようかと
思う次第で、とりあえずready go!


小学生プロ棋士爆誕!

さて、奨励会1級で入会したが、

正直、級位者とではレベルが違いすぎて

あっさり8連勝で通過しておいた。

 

そのまま初段・二段も無敗で通過し、

5年進級前には三段となっていた。

 

そして5年進級と同時に三段リーグに突入し、

順調に勝ちを重ねていった。

その中に二海堂がいないのは少し残念だが、

前回ほど重篤ではないものの、

やはり持病の影響があるようで、

あいつは6級から地道に進むつもりの様だ。

 

そして最終日

 

ここまで16連勝の僕は後1勝か、

2人の2敗の1人でも敗れれば晴れて

プロ四段が決まる事になっていた。

 

その第17局 相手は関西奨励会でも

「心優しき天才」と謳われていた

鏡洲飛馬三段で、2敗組の1人だった。

彼は振り飛車党の本格派だが、敢えてこちらも

相振り飛車で臨む事にした。

お互い陣を固めに固め、先に攻めに入ったのは

ゴキゲン中飛車の鏡洲さんだった

が、こちらも全開の捌きで対応し、防ぎ切った

二海堂以外で、ここまでやり合えたのは

奨励会では初めてだったが、本当に

本気モードに入るほどとは…

しかし捌きからの僕の逆襲には

駒が不足してたようで、結局200手オーバーの

戦いは僕が制した。

 

そして最後も危なげなく勝ち、史上初の全勝で

三段リーグ突破となった。

尚、鏡洲さんは僕との対局で力を使い切った

ようで、最終戦も連敗し、次点も逃し

4位だった。

 

そして一息ついてからの新四段記念会見…

 

 

予定調和な質疑応答に始まり、

今後の目標や心意気と、淡々と応答してたが

最後の「ご家族へは?」となって、

2位通過の天城新四段はごく普通に

「有り難うとしか言えません」と

コメントしたが、僕は只思ったまま

「これからも僕の人生見守って下さい」

とだけコメントした。

 

一部の記者はなんか食い下がろうとしたが

僕の事情を知ってる別の記者が

抑えてくれて本当に助かった。

あの人にはギブアンドテイクで何らかの

お礼をしなきゃってのを多少考えなきゃな…

 

 

 

こうして小学5年10月1日付けで11歳5ヶ月で

史上最年少のみならず

史上初の小学生プロ棋士誕生となった。

 

 

 

 

 

その報告を手土産に清滝家に帰ると

師匠や桂香さんよりも真っ先に

銀子ちゃんと八一君が抱きついてきた。

そして改めてプロ入りを報告。

師匠は「早くもプロの弟子が…」と感激の模様

桂香さんは「今日は豪勢にいきましょ」って

フルコースの勢いなんですが…

 

一方、銀子ちゃんと八一君は素直に

「お兄ちゃん、おめでとう!」

と祝ってくれて思わず2人にハグしたのは

兄弟愛の一種という事で…

 

その晩は凄い料理が並んで、師匠は

一升瓶呑み尽くす勢いで呑みまくり、

八一君は途中何度かトイレに駆け込みつつも

食べに食べたようだ。

銀子ちゃんは大好物の肉料理を満喫しつつ、

他の料理にはソース浸しにして食べては

桂香さんに叱られ…

 

豪勢な料理と師匠の過度な飲酒以外は

日常となんら変わらない食卓だった…

 

 

 

 

 

で、少し余談になるけど、

銀子ちゃんと八一君の日常は

普段は2人でのVSがメインで

時折外に出ては場末の道場で

真剣師相手に2人で挑みかかり

殆ど勝っては小遣い稼ぎしてるらしい…

 

因みに師匠は「それでこそ我が弟子や!」

と賞賛してるんだが、いいのか?

 

一方桂香さんは師匠を窘めつつも、

一度辞めた将棋に再び向かい合おうと考えてる

雰囲気が感じられる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕のプロデビュー戦が決まった。

竜王戦6組ランキング戦1回戦

相手はベテランの出島八段だ。

過去にA級1期竜王戦1組5期の強者であり、

順位戦は70歳にしてC級1組を維持してる

油断ならない相手だ。

当日顔を合わすと柔らかな笑みを浮かべてきたが

盤上で向かい合うと、たちまち棋士の顔になった

 

対局開始

 

典型的なカウンタータイプの振り飛車党らしく

早くも三間飛車を構築し出した。

ならばと僕はゴキゲン中飛車を選択。

序盤から中盤は完全な我慢合戦。

相手があまりにも露骨なカウンター作戦だから

故意に僕から攻めにかかった。

出島八段、こことばかりに捌きからの

カウンターを目論見、漸く動き出したが、

残念、全ては僕の手の内だ。

カウンター不発からの僕の逆襲に出島八段、

遂に音を上げ、投了した。

 

 

 

幸先よいデビュー初勝利。

だが、ここからが本格的なスタートだ。

今度こそは将棋に持てる全て…否、

命の限り全てを出し尽くし、燃やし尽くしても

究極を目指そうと思う

 

 




ここまでの主な登場キャラ既要と改変

桐山零→主人公。 家族を一気に失い、
桐山一族から排除されかかり、家族の遺産も
横領されかかったが、母方伯父の清滝先生と
亡き父の兄弟子だった月光先生の尽力で
遺産相続は無事に行われ、これを機に桐山一族とは
一切縁切りし、清滝一門親族として新たに
活動する事となった。



清滝鋼介→プロ八段(後九段) 妹が零の母
なので、実の伯父に当たる人物。
プロ棋士としてはA級棋士だが、タイトルは
未経験。それでも硬く粘り強い棋風を以て
「鋼鉄流」の異名を付けられる。



清滝桂香→清滝鋼介の一人娘であり、零とは
従姉になる。原作でも見られるように、
「ショタコン」癖が垣間見られ、年齢的に
やや発育不良気味な少年零になにかと
アプローチをかけ、零を困惑させている。




空銀子→原作通り負けた復讐の為に清滝家へ
日参しては勝負を挑み、零に惨敗…
を繰り返しの末に内弟子となり、零の妹弟子
となった。
零のプロ入り後は「将棋星人」零に追い付こうと
もがき続ける毎日を送ってる





九頭竜八一→銀子の入門直後に内弟子となった
いわゆる「一門の末っ子」
4歳年長の兄弟子の最強振りに震撼するわ
兎に角自己チューな年下の姉弟子に振り回されるわ
なんとも難儀な立場に甘んじてるのだが、
原作では最年少竜王となってるから、
素質才能実力は間違いなく最強レベルじゃねーの?
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