桐山君は清滝家の長男坊?【本編完結済】   作:紫電海勝巳

51 / 106
桐山君、残念ながら目覚めしロリ王の防御壁を突き崩せず竜王奪還成らず、しかしそれでも限界を超えた指し回しを体感・実現出来て充実感はいつになく満たされた至高の兄弟決戦を堪能したのは誰が見ても明らかであった。
一方のロリ王も最大の目標である兄弟子の領域に兎も角も足を踏み入れたのは言葉にし難い貴重な経験だった事であったのを後年明かす程「絶対神」の存在が超絶究極であったのは、その晩年のインタビューでも明白に認めるところである。

氷室・『名人』世代、生石世代、数多の才能を輩出した時代を代表する連中が跋扈する中、この10年に於いては十九世名人・桐山名人を軸とする「桐山世代」が棋界を蹂躪する勢いでその勢力を大きく拡げているのは最早誰にも否定出来ない厳然たる事実である。

そんな新世代・未来世代の先鞭たらんと今、竜王戦6組ランキング戦に乗り込む新世代の若人達…

って訳で本編スタート!!


竜王戦6組ランキング戦1回戦

竜王戦…

 

将棋界最高賞金を誇る連盟最大規模の公式棋戦である。

 

最大の特徴としては、下位カテゴリーからでも勝つだけ勝ち抜けばタイトルホルダーたる竜王に挑み、それも勝ち抜けばプロ最高峰のタイトル・「竜王」をアマチュア身分でも手に出来る事であるだろう。

因みにプロ以外の参加資格としては、アマチュア竜王戦優勝者を含むアマ竜王戦ベスト4とアマチュア支部名人戦優勝者のアマチュア5名と、奨励会三段リーグ前半期次点1名(その次点者が退会若しくは次点ポイント累積によりフリークラスプロ四段昇段を選択した場合は前半期4位が繰り上がりで出場する)、女流からの推薦若しくは出場決定戦勝者の1名が該当し、全て6組ランキング戦からの出場となる。

因みにプロ以外の今期出場者は、

 

アマチュア竜王→小池飛鳥(奨励会員・小池岬の実父)

アマ準竜王→小清水捻通(柳原朔太郎九段の甥)

アマ竜王ベスト4→小関東治(小関十三世名人の実孫)

アマ竜王ベスト4→花田貴信(夜叉神グループ総帥・夜叉神弘天の甥)

と、歴代の将棋関係者の係累が並び、

支部名人→桐山カタリーナ(桐山零名人の父方従妹)

奨励会三段リーグ前期次点→峠なゆた三段

女流代表→祭神雷女流帝位

の計7名となった。

 

 

 

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

1回戦…

 

創多は赤山九段に圧勝。

 

辛香四段は前尾六段に勝利。

 

冬司は二ツ塚五段を相手にせず快勝。

 

神宮寺さんも加悦奥八段を完封。

 

そんな中、銀子ちゃんと祭神さんの一戦が行われた。

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

それはお互いへの口汚い挑発と八一君への執念深き思いから既に誰も止められない極限のカオスであった…

 

 

そんなカオスの中で対局が始まり、

先手は銀子ちゃんとなった。

 

銀子ちゃんは慎重に守りを固めるが、一方の祭神さんはそんなのお構いなしな指し回しに終始し、先が読み難い展開に突入してしまった。 

 

昼食休憩…

 

銀子ちゃん→タンシチュー+サンドイッチ

 

祭神さん→タンシチュー&サービスランチ

 

…食欲旺盛だな2人とも……

 

対局中、時間消費が早いのは銀子ちゃんではあったが、それでも先の展開を考えれば妥当とは思った。

 

 

午後に入ってからも慎重に指し回す銀子ちゃんと挑発を繰り返す祭神さん…

図式が変わらないまま夕食休憩に入った。

 

双方とも注文はサンドイッチだった。

 

その後の終盤戦…

 

痺れを切らせた祭神さんから激烈な攻めに突っ込んだ。

「白髪ブスッ、テメェなんざれぇいの所のチビにも及ばねぇんだからいい加減降参しろよぉ〜!」

と、挑発込みで。

 

けど銀子ちゃんも負けじと

「兄弟子には敵わないって自覚はあるのね。ならば、兄弟子を超えようと足掻き続けてる私と八一には未来永劫勝てはしないわ。」

と、覚悟と心構えの違いを突き付けてた。

 

 

結局銀子ちゃんが初戦を突破したものの、そこでのダメージが予想外に大きく、以降の次年度を休場せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。

 

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

竜王戦6組ランキング戦1回戦

 

私、桐山カタリーナは年の始めに支部名人を勝ち取ったけど、プロに挑む竜王戦6組ランキング戦を勝ち進む自信はまるでなかった。

 

因みに桐山姓は私が最も尊敬する桐山零名人と同一なのだが、親からはそんなウマ娘じゃ到底届かないからアンタはウマ娘としての競走ウマ娘の宿命に殉じなさいっ!と私の将棋道を全面否定された事で、益々将棋にドブ漬けにのめり込んだのは事実だ。

 

1回戦…相手は花田貴信アマで、プロ棋戦での緒戦としては史上初のアマチュア同士の戦いとなった。

 

お互いゴキゲン中飛車を最大の武器とする攻め将棋が信条だった事から最初から守り無視の攻め一辺倒で戦い抜いた。

 

結局、花田アマの失着から私が咎め、私が勝ち上がった。

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

桐山アマ…、プロでも可笑しくない位の風格ある指し回しはどう考えてもプロとしか表現出来ない…

 

で、データを探ると彼女、何と僕の父方の従妹って…

亡き両親からも何も話を聞いて無かったので、仮に接触したところでそんな実感は難しいとしか言えないよな…      




正月・指し初め式での一コマ…

不法突撃したシューマイ先生
vs
或る意味無敵の神宮寺四段


シ「お前、若作りしてるようだがその実萎びた爺だろう!!」
神「あ?俺は正真正銘の22歳だ!、アンタこそムリに若作りして実体は男に相手にされない年増じゃねーのか?」
シ「女を知らない童●が知った口利けるとでも思っているのか?」
神「生憎俺は女知らない訳ではねぇ。ってかアンタ、なんかコンプレックスあるのか?」
シューマイ先生、無言で日本刀振り回す…
神宮寺さん、いなしながらもスキを見て職員を呼び出す。
で、更にシューマイ先生が暴れかけたとこで職員総動員でシューマイ先生確保。
結局シューマイ先生はめでたく無期限出入り禁止に処された。 


桐山君の最終決戦のお相手は?

  • 西の魔王・九頭竜八一
  • 浪速の白雪姫・空銀子
  • 神戸のシンデレラ・夜叉神天衣
  • 神の子or悪魔の子・宗谷冬司
  • 風林火山・ニ海堂晴信
  • 盤上の探検者・土橋健司
  • 盤上の格闘家・隈倉健吾
  • 猖獗の大魔神・氷室将介
  • 新世代の申し子・椚創多
  • ゴッドコルドレン・神鍋歩夢
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。