桐山君は清滝家の長男坊?【本編完結済】   作:紫電海勝巳

56 / 106
いよいよ始まりました、桐山君vsニ海堂君の前世から巡りに巡り、両者転生・生まれ変わりからの紆余曲折を辿り、遂に現実とした『名人戦』!!
「りゅうおう」本編では「名人」が、「ライオン」本編では宗谷さんが雲の上・天上の最強として君臨している至高の座ですが、此処は「りゅうおう」をベースにしつつ、「ライオン」の主要人物から数人抜擢して転生戴いた混成作品なので、遮二無二実現しましたとさwww

って訳で本編スタート!!


名人戦第1局・in旧公爵邸別邸(中編)

名人戦第1局初日朝…

 

いよいよ念願の対局を思い、4時30分?…予定より幾分早く目覚めたようだ…。

 

しかし目が覚めてしまうと少し駒を動かしたくなってしまうが、何時もの調子でやってしまうと必ず遅刻してしまうから此処は耐え、やや長めにシャワーを浴び、心身スッキリした状態で部屋食の朝食が来る迄に和服に着替える事にした。

 

7時…仲居さんが朝食を運んで来て、部屋に居るまま朝食を摂った。

 

そして8時30分頃には全ての準備を整え、短時間の瞑想に入った…

 

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

〜sideニ海堂〜

 

 

早朝4時30分…、何時もより結構早くに目が覚めた。

矢張り名人戦、それも挑む相手が桐山では無理も無かろうとは自覚はしている。

体調は…まずまず良く、体調減退の兆しも無い。

どうやら俺の目覚めに気付いたか、執事の花岡がドアをノックし、呼び掛けた。

「晴信様、お目覚めでしょうか?」

「花岡、カギは開いてるから入っていいぞ。」

と答えると、直ちに部屋に入って来た。

そして何時もの目覚めの検診として主治医も入り、朝の検診が行われた。

主治医曰く、

「若様、本日は近頃では最高の体調と存じ上げます。名人戦、現状では御身体に差し障り無く戦えるものと…」

とお墨付きを頂いたので、

「先生、その言葉、有難く戴こう。」

と答え、退らせた。

 

そして6時頃になると、屋敷の専属シェフが作った俺専用の特別メニューの朝食(持病の影響で制限が多い)を食した。

食事後は少し時間を掛け、対局用の和服に着替え、その時を待った…

そして少し早いとは思ったが8時30分過ぎになると、逸る気を抑え切れずに部屋を出、対局室に向かった…

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

〜side後藤正宗〜

 

全く月光会長も一体全体何考えていやがる?

俺は現役のA級でまだ不惑にも行ってねーんだぜ?

そんな盛りの青年摑まえていきなり

「今度の第1局、貴方に立会人をお願いしたいのですが…」

って藪から棒に何なんだ?

ってもカードが桐山vsニ海堂だから面白ぇって思ってたのを見透かしてたらしく、

「この特等席、不要なら…」

って思わせ振りな反応しやがったから、そうなると俺も断われねぇよな…

結局なし崩しに担当決まっちまった…

アイツらが見応えある将棋見せてくれれば問題ねぇがな。

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

〜某観戦記者目線〜

 

 

 

 

8時35分…

早くも挑戦者・ニ海堂晴信棋帝が対局室に登場…

直ちに下座に座り、名人の登場を静かに待った…

 

8時40分…

予定よりも早く、今度は桐山零名人が静かに対局室に入場…

一旦深呼吸をすると、ゆっくりと上座に座った…

 

少し遅れ、8時45分に今局立会人の後藤正宗九段と副立会人の久留野義経八段も入場した。

 

「2人とも済まん、少し遅れてしまった。」

と後藤九段が軽く詫びると、

「いえ、大丈夫です。それよりも今局は宜しくお願いします。」

と両対局者から異口同音に返され、特には問題視されなかったようだ。

 

その後、振り駒が今局記録係の辛香将司四段の手で行われ、結果、先手は桐山名人が握った。

その為、第6局迄奇数局は桐山名人、偶数局はニ海堂棋帝がそれぞれ先手を担う事となった。

 

20代前半同士の若さ溢れる名人戦…どんな展開となるか観戦記者の身ではあるが心躍る心持ちである。

 

(鵠)

 

 




リーナが新たに同居して1ヶ月…

部屋割は、
1階の和室は僕と冬司の寝室で、洋室は神宮寺さんに使って貰っている。
で、リーナには空いてる2階の洋室を使って貰った。

食事は冬司と2人だけの時は基本的に僕が作っていたが、神宮寺さんが同居すると数日に1回は神宮寺さんにも負担して貰う事に変えていた。
で、更にリーナも同居…となると、週1回、土日の何れかでリーナにも簡単なメニューを作って貰う事にした。
因みに冬司は将棋以外は基本的に危うい性質な人間なのでやらせる気はない。これは神宮寺さんも諸手を挙げて賛同している。
で、ゴールデンウィーク初日の夕食をリーナに作って貰ったのだが、神宮寺さんの釣果の魚を使い、刺身盛り合わせと焼き魚、煮魚に野菜炒めと豊富なメニューを取り揃え、中学生とは思えない手際で見事に仕上げてた。
味も上々、あれだけの量を4人で呆気なく平らげた…
それで食事中にリーナに聞くと、小学生時代から母親の料理を手伝っていたから一定レベルのものはお手のものなんだとか…
このウマ娘、主婦としても一流かも知れない…

桐山君の最終決戦のお相手は?

  • 西の魔王・九頭竜八一
  • 浪速の白雪姫・空銀子
  • 神戸のシンデレラ・夜叉神天衣
  • 神の子or悪魔の子・宗谷冬司
  • 風林火山・ニ海堂晴信
  • 盤上の探検者・土橋健司
  • 盤上の格闘家・隈倉健吾
  • 猖獗の大魔神・氷室将介
  • 新世代の申し子・椚創多
  • ゴッドコルドレン・神鍋歩夢
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。