桐山君は清滝家の長男坊?【本編完結済】   作:紫電海勝巳

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やっと第2話の修正出来ました…
って訳で、最強小学生棋士の桐山君が
絶賛爆進ぶちかましますwww

今度は誰が出て来て何かと絡むのやら…
って事で本編スタート!


快進撃!!

6年に進級し、いよいよ将棋人生も本格化だ。

6月に入ると順位戦も始まるが、まずは現在

勝ち上がってる各棋戦からだ。

 

 

 

前回の人生では獅子王戦だった棋戦は

ここでは竜王戦となっているが、システム

そのものは全く同一なので名前以外は

特に違和感なく普通に勝ち進んでた。

 

準決勝は、同じ関西所属の先輩で…

何と山崎順慶五段が相手だった。

 

 

 

山崎五段と言うと、前回は新人王戦ばかり

勝ち進んで他がサッパリな印象で、二海堂

とは姑息な戦略を用いて勝ちを盗んだような

ダークイメージが浮かぶんだな…

 

だからって3年も4年も続けて宗谷さんとの

新人王記念対局出来る実力も確かにある訳で

この対局、珍しく僕の方から話を振ってみた

 

 

 

山崎さん、この世界では僕より12歳年長で

6年前にプロ昇格し、7年目で未だに

C級2組在籍中という。とはいえ、過去6年は

オール勝ち越しではあるが。

 

一方で、新人王戦は現在3連覇中と前回並みに

「永世新人王」路線突入状態とか、

幾ら何でも前回踏襲し過ぎじゃないの?

 

 

 

そんな訳ではあるが、兎に角対局スタート

 

 

 

お互い角道を開けて角交換から始動

ここからは相矢倉で陣を築き、いざ開戦

 

まずは山崎さんから攻めかかって来たけど、

捌きを駆使して十分に防ぎ切る。

攻めが切れたところで、こちらの反撃だ。

捌きにより手にした駒を総動員し、

一斉に襲いかかった。

たちまち山崎さんの矢倉を侵食すると、

13手詰めに仕留め、準決勝を突破した。

 

 

 

決勝進出により、次期5組昇級も決まった。

 

 

 

玉座戦も2次予選を通過し、本戦に駒を進めた

 

 

玉将戦も盤王戦も順調に勝ち進み、

「負け知らずの最強小学生棋士快進撃」

っていつの間にか世間的話題となったいた。

 

 

 

当然ファンやマスコミが押し寄せるハメとなり

僕らの拠点の関西将棋会館も人だらけ。

遂には清滝家及び隣接してる道場・通称

「野田将棋センター」にも人の波が…

 

 

 

そうなると師匠と僕が矢面に立って希望者に

多面指しの指導対局したりとか、

忙しく動き回ったりしていたが、そのうち

「零くぅん、僕と指してみなぃい?」

って言ってきた髭面のオ●マっぽい人が

僕の前に座ろうとしてきたその時、

 

 

 

バチィィーン!!!!

 

 

 

 

駒を置く音が派手に響いた。

 

 

 

 

その音の主は銀子ちゃんだった。

そして冷徹に一言

 

 

「お兄ちゃんと指したいなら私と指しなさい」

 

 

 

これに髭面さんは怒り満面で

「少し可愛いからって図に乗り過ぎね、

いいわ、身の程知らずなお子ちゃまには

たっぷりお仕置きしてあげるわ!」

 

でも銀子ちゃんである、平然と

「口では何とでも言える。腕で見せなさい」

と返し、対局開始。

 

 

 

 

先に攻めたのは髭面さんだけど、

銀子ちゃんは軽くいなし続け、相手の攻めを

あっさり断ち切った。

 

 

ここで銀子ちゃんのターンになると、

一見何の関係もなさそうな駒を奪いに掛かったので

誰もが一瞬目を疑った、が、この真の目論見が

次の瞬間明白に示された。

 

 

「全駒」

 

 

文字通り全ての駒を相手から奪い、自駒にする

虐殺そのものである。

髭面さん、必死に阻止せんと足掻くが、

本気の銀子ちゃんには通用しない。

 

 

 

因みに本気の銀子ちゃんは、瞳が普段は

灰色掛かっているけど、本気モードに入ると

瞳が蒼くなる特徴がある。

 

 

そして、駒という駒を全て奪われた髭面さん、

「…ぁ…り…ま…せ…ん……」

と、か細く一言だけ告げ、惨敗した。

 

 

 

 

「ちょっとやり過ぎじゃないの?」

と銀子ちゃんに質したが、銀子ちゃんは

「悪い虫は駆除以外ないから」ってなんとも

恐ろしい一発回答してくれた。

 

 

 

でも銀子ちゃんが好きなのは八一君の筈

だと思ってたのだけどな…

 

 

 

 

 

さて、6月に入り、いよいよ順位戦も

スタートする事となった。

 

 

 

第1局、相手は加悦奥七段。

京都在住で、師匠とも旧知のベテランである。

 

 

 

先後は予め決まっており、僕は後手番だった。

 

 

 

角交換からの相居飛車となるが、

今回は僕から攻めにかかった。

相手の穴熊に僅かな穴が見えたので、

罠を警戒しつつもあえて攻勢に出てみた。

 

 

 

やはりそこが急所だったようで、

金銀を剥がすと一気に僕が優勢模様となった。

結局、夕食休憩を待たずに投了となり、

幸先よく順位戦初勝利を挙げた。

 

 

 

そして竜王戦も決勝を勝ち、優勝。

本戦トーナメントに駒を進めた。

 

 

 

 

 

1回戦は5組優勝者との対局だが、相手は

静狩六段である。

 

プロフィールを見ると、今年34歳で、

プロ12年の実力者である。

現在C級1組だが、他棋戦では本戦トーナメント

出場経験を持つなど、歴戦の1人であるのは

言うを待たない。

 

 

 

そして対局開始したが、持ち味の変則将棋を

活かす戦いに持ち込もうとする意図が

丸わかりで、でも面白そうなので、

あえて乗って見る事にした。

 

 

 

何しろ両端とも歩を突いた両端歩って、

松永さんに負けず劣らず自由過ぎだろ。

 

 

 

けど、静狩さんはその変則攻めで撹乱して

相手の混乱を突いて仕留めるスタイルなので、

油断は禁物だ。

 

 

 

やがて静狩さんの攻めが切れた。

ここからは僕のターンだ。

 

 

 

持ち駒の金銀角を総動員し、相手の守りを

剥がしにかかり、着実に剥がし取った。

 

 

 

更にほぼ無限の王手ラッシュ

遂に音を上げた静狩さんが投了。

竜王戦も順調に勝ち進んだ。

 

 

 




最後の静狩六段は完全なオリキャラです。
因みにモデルらしき人は棋士ではなく、
あの三兄弟の一家を敵に回した
「国民の期待に応えたチャンピオン」
をイメージし、書いて見ました。

あの人も変則タイプな選手でしたから(笑)


で、次はどうしよ…


ここから先はなかなか筆が進まなそう…
本当にノンビリ書き進めようとしか…
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