「一般人はハイライトOFFの無表情で密航船で夜空見上げたり、火を吐くドラゴンガジェットを膝に乗せて魔導書をファッション雑誌のように読みませんよ!」
「……普通、難しい」
「まぁ、そんなことはさておき第10話どうぞ!」
太陽が上がらぬ早朝、時刻は4時過ぎぐらい? 密航船は沖縄の船着き場へと到着していた。草がいっぱい詰まった袋に人を遠くから仕留めることが出来る武器、どれもが違法物品であり荷台から慎重に運ばれている。その様子を観察しているとひげを生やした警官が私を幽霊を見たかのように目を見開き、見つめているのが視界に映った。ほかにも警官らしき人がぼちぼちと見えており、周囲に人が来ないかを見張っている。
『警官がグル………… バレても揉消せますね~』
いや、バレたらお終い。折りの中…… 私、人の子と言えないけど。
体を軽くほぐしながら、ゆっくりとこの場を去る。特にこれと言った目的地もなければ、急ぐ実験もない。気になる場所もないので道なりに歩くことになりそう。しいて優先事項を決めるなら、対ノイズのプログラムに異常がないかの確認。
〈~~~~♪〉
クローズDが肩に乗ったのを目視し、少しずつ顔を出してきた朝日を背に沖縄の街へと向かう。
巨大スクリーンに二人組アイドルの特集が映るのを横目に、さっき買ったばかりのバナナを一口食べる。 ………………青い、外れ。もったいないから食べるけど、残りは収納。
『食べかけのも収納しようとしないでください!』
ん。
適当な壁にもたれ、美味しくないバナナを口に運ぶ。最悪、思ったより長い。1本食べきるの大変、クローズDの頭部を人差し指で撫でながら、視線をスクリーンに向ける。そこにはインタビューを受ける赤髪アイドルの姿。
「……………こっちより」
笑顔で質問に答えている彼女の瞳の奥には野心いや、暗い感情が秘められている。私より正常、私より脆い感情をなんとなく画面越しで感じていた。
『人間やめて…………………ましたね』
彼女、他人。関係ないと切り捨てたこの時、1日もたたずにかかわりを持つことになるとは思ってなかった。
「食べる? ………知ってた」
今はバナナを消費するので精いっぱいだったから。首を横に振ったクローズDから視線をバナナに向ける。
その夜、雨が降り始めて1時間もしない内にとある倉庫へやってきていた。ノイズの出現をニャルが感知、実験の為にベルトを装着してで待ちしてる。
『あと10秒で来ます!』
オペレーターの如く報告したニャル、その声に合わせて懐から取り出した日本のボトルを振る。周囲に様々な数式が現れる中、ツインフルボトルスロットにボトルをセット。
〈キュウビ!衛星!〉
【ファクトリアパイプライン】に九尾の赤みがかった金ぽい黄色と衛星の水色とも緑とも言えない塩梅の色をした液体によって満たされ、ビルドのアーマーとスーツを高速生成。またそれと同時に不可視のエネルギーが私を包み込むのを肌で感じ取る。
『…8…7…6…』
〈Are you ready?〉
ボルテックレバーをゆっくり回しながら、ニャルのカウントダウンに意識を向ける。
『…3…2…1』
仮面ライダービルド【サーテフオックスフォーム】へと変身を遂げた私、高台から飛び降りこっちの世界へ顔出したばかりのノイズに難なく蹴りを叩きこむ。相変わらず私の存在を認識しないが攻撃できてるのでよし。
ボトル能力を使うまでもなく強化された身体能力で一方的に攻撃を仕掛けていく。アンチノイズシステムは実用段階になった。実験終了してもいいけど……… 時間経過の負荷も図りたい……
『悩むのもいいですけど、頭上には気つけてくださいね?』
ニャルに言われ頭上に意識を向ける。衛星側のアンテナに傍受した映像にはこっちに来る一台のヘリ、すぐヘリは視覚の範囲に入ってきた。
………向こう、目視してる(私を)?
『してるでしょうね。だってあれは…』
ニャルの言葉より先に答えはあっちが言ってくれた。いや、歌った。
「
「
上空に浮かぶヘリから飛び降りた2人の歌声が夜空に鳴り響く。
『政府所属組織なんですから』
あ~、…………………………………メンド。
キリの良いところで区切ると内容がない無い件。文字数で区切った方がいいのかな?
次回あの二人との戦闘を予定しております。
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オリジナルフォーム:サーテフオックス(募集案より一部抜粋)
変身音「星を回るフォックス!サーテフオックス!!」
「キュウビフルボトル(赤みのかかった金色っぽい黄色)」と「衛星フルボトル(グリスブリザードに緑色っぽさがある)」を使用して変身する。
キュウビの力で相手を騙し、衛星の力を使い多角的に攻撃を仕掛ける!
案をくださった『名もなき提督』さん、ありがとうございます。