私、月読調   作:火野ミライ

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「どもども!!いつも読者の誰かに這い寄る混沌、ニャルラトホテプです!…っえ?這い寄らないで欲しい?分かっていますって、今のはただの挨拶ですから。」
「…今回から、僕達が前書きであらすじ紹介をしていくみたい。」
「では早速、たまたま私が目にした人間の魂と共に戦姫絶唱シンフォギアの世界へと転生する。」
「強制的に邪神と体を共有する生活が当たり前となったころ、現生の家族と共に海外旅行へと出発。」
「しかし、飛行機事故に巻き込まれ、消息不明となってしまう。」



「……残念ながら、続く第三話どうぞ。」


私、悪魔の科学者。原作前のレポート
私、悪魔の科学者。人体実験、始めました…


廃墟と呼ばれても可笑しくないほどにボロボロな建物内部に()()は立っていた。目の前には、

スリムな体型をしており、両肩には頭部に似た部位を備え得ている【ミラージュスマッシュ】

いくつものキューブがくっ付いたかのような見た目をしている【ファングスマッシュ】

潜水服のような外見で腕の音叉のような形をしたバーナーがついている、

全体的に灰色の強化タイプの怪人【バーンスマッシュハザード】

 

さっきから行っているの【スマッシュ】って言うのは、【ネビュラガス】と呼ばれる

地球外由来の未知の成分ガスを人体に取り込んだ人間が、細胞ごと変化した姿。

意思疎通はできず、無差別に人を襲い、破壊の限りを尽くす。

 

【ハザードレベル】と言うガス耐性レベルがレベル2.0未満の人間が変貌し、

注入された瞬間、死に至るのがレベル1.0。レベル2.0はスマッシュの成分を抜き取ると元に戻る。

ただし、スマッシュとして暴れていた時期の記憶は失われる。

 

まぁ、彼らにネビュラガスを注入したのは私だ。

スラム街とか貧相な生活をしている人たちにお金を支払う代わりに、人体実験を受けてもらった。

もちろん死亡する可能性を伝えているし、彼らの同意もあるから無理やりではない。

 

そもそもなぜ、こんな事をしているのかと言うと、飛行機の墜落事故が原因だ。

あの事故は不慮の事故として扱われているが実際は、アメリカ政府による故意的事故。

【フィーネ】とか言う人物の器としての才能と言うか、なりうる要因があるらしく、拉致る為に行ったらしい。拉致りに来た兵士を尋問して聞いていたし、ニャルもこの体にはそういう要素があるって言ったから間違いはないだろう。

 

こういう言い方はアレかも知れないが、原作の戦姫絶唱シンフォギア?って言うのを

私が知らない以上、何を信じていいのか分からなくなり、悩んだ末現在の感じになった。

ネットとかでは世界のあちこちで人体実験を行うDevil Scientist(悪魔の科学者)って呼ばれている。

 

やっている事的には否定もしない。実際に家族から貰った名前を捨て、そう名乗ってるし。

話を戻してスマッシュを何故作り出すのかと言うと、三つの理由がある

 

まずはフルボトル集めだ。仮面ライダービルド内ではスマッシュの成分が入ったボトルを

浄化する事で【フルボトル】と言うキーアイテムを作り出していた。

転生した時に【東都フルボトル】は全てあったけど、【北都・西都】のフルボトルは無かったため。

現状は難航している。なぜなら、玩具で音声データのみ入っていたボトルや、ロストボトルと同じ種類の成分が入ったボトル、更には見たことも聞いた事も無いボトルまで入手していっているからだ。

 

ちなみに先程の【東都・北都・西都】と言うのは日本の事だ。ビルドと言う作品では日本はとある要因で、三つに分かれ混沌を極めていた。その各地でそれぞれ20本のボトルがあり、黒幕の思惑通り、ボトルを巡って、三つの政府がそれぞれ【仮面ライダー・スマッシュ・ガーディアン】と言う兵器を用意て戦争をする事となる。詳しくはビルド本編を見て。

 

二つ目と三つ目はほぼ同じで、私自身のハザードレベルを上げるのと、戦闘経験を積むためだ。

先程スマッシュの説明の時にも触れたハザードレベルだが、稀にガスを注入されても人の姿で居られる事が有る。二度と人間に戻れない代わりにフルボトルの力を生身でも使えるようになるが、ガスを注入された時点で人ではない。

 

余談だが、スマッシュなら一度倒してから成分が何も入っていない【エンプティフルボトル】に、スマッシュの成分を抜き入れれば元の人間に戻る。その代わりスマッシュになっていた時、正確にはガスが体内にあった時の記憶が無くなる(個人差在り)

 

私のレベルは3.3で、レベル3.0を超えた時点で【ビルドドライバー】の使用、

即ち仮面ライダーへの変身が可能になる。

 

ハザードレベルの上げ方だが、フルボトルを使用した戦闘や感情の高ぶり(主に怒り)が主。

とっっっても危険な方法だと、追加でネビュラガスの注入。二度目以降の注入をした場合は、

戦闘時に敗北すると身体が消滅。遺体すら残らなくなる危険がある。

その分、数値の上昇はかなり期待できる。…私はしないよ。だって肉体が消滅したら、復活出来なさそうだし。

 

一応、戦闘中に一時期的にハザードレベルを上げるアイテムやネビュラガスをかなり圧縮した、

液体もあるにはあるが、まだ手は出してない。

 

『説明終わりました?スマッシュズは待てずに、自分たちで乱闘を始めていますけど。』

 

ニャルの言う通り、眼前ではスマッシュらが互いの強さを見せびらかすように戦闘を繰り広げる。

その戦闘の余波でいくつかの柱が破壊されたようだが、元々広い場所を選んでいたのが幸いして、建物崩壊につながりそうではない。

 

「‥‥‥」

 

それでも、この実験内容を誰かに見られたら不味いのには変わりないので、異次元収納の中から【ビルドドライバー】と呼ばれる耐熱性・耐衝撃性に優れた高強度の特殊素材を外装に使用した変身ベルトを腹部に当てる形で取り出す。

 

するとベルト内部に収納されている【アジャストバインド】が私の体形に合わせて自動で巻かれる。

続いて取り出したのはウサギが描かれた赤色のボトルと戦車が描かれたボトル、【ラビットフルボトル】と【タンクフルボトル】。ラビットを左手、タンクを右手に持ち、野球のボールを投げるかのようなスナップをかけながらシャカシャカと振る。

 

一見隙にしかならない行動だが、この振る行動自体に大きな意味がある。

何故ならフルボトル及びロストボトルの内部には、【トランジェルソリッド】と呼ばれる物質があり、これは刺激を与える事で増殖・活性化し、ボトルごとに特殊な効果を発揮。

要は【フルボトルは振れば振るほど、強くなる】と言う事。

 

活性化したフルボトルの【シールディングキャップ】のラベルが正面に来るように回してから、ビルドドライバーの【ツインフルボトルスロット】にセットする。

 

ラビット!タンク!

 

ベルトがボトルを認識し、待機音が流れ始めたのを耳にしながら、赤色のグリップ【ボルテックレバー】を右手で握りしめ回転させる事で、エネルギー生成ユニット【ボルテックチャージャー】の内部ににある発動機【ニトロダイナモ】が高速活動。変身に必要なエネルギーが生成されると同時にツインフルボトルスロットからトランジェルソリッドがベルト内部へと取り込まれる。

 

高速ファクトリー展開装置【ビルディングモジュール】が作動し、ベルトから【ファクトリアパイプライン】が高速ファクトリー【スナップライドビルダー】に加熱・圧縮され液体となったトランジェルソリッドが送られ、瞬時にスーツとアーマーが私の前後で生成される。

 

〈Are you ready?〉

 

日本語訳で【準備はできたか?】とベルトが覚悟を問う駆けてくる音声が廃墟内に響き渡る。

この音で初めて気付いたのか、3体のスマッシュが一斉にこちらに視線を向けてきた。

 

「……変身!」

 

それを気にせずに声を発する。それがキーとなり、私を挟み込むかのようにしてスーツとアーマーが装着された。

またそれと同時に10歳にも満たない私の身体は、一気に成人男性ほどに変わる。これはニャルによる現地ボーナス特典その1で【変身時は身長アップ】

効果は文字通り、仮面ライダービルドへなどに変身した際に身長が変化するという物。イメージが一番近いのは【リマジ版のキバ・響鬼】だろう。

 

ラビットタンク!イエーイ!〉

 

変身が完了したと同時に足に力を込めジャンプ。スマッシュへと一気に近づき、拳を振るう。




アンケートの結果、セレナ・奏救済ルートになりました。
なので原作前の章は、セレナ編・奏編・日常?編の攻勢で行く予定です。
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