私、月読調   作:火野ミライ

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「前回はホークガトリングフォームへと変身をとげた私が、親子を助けた」
「……………」(#^ω^)
「…助けた子供にはお礼を貰ったけど、母親は異形の物を見るかの如く私に怯える」
「…………………………」(#^ω^)
桐生戦兎(オリジナル)のビルドっぽい事をしたように見えるけど、私は悪魔の科学者。次の実験は…」
「……………………………………………」(#^ω^)
「……ニャルが何も言わないから、調子が狂う」( ̄Д)=3
「…………………………………………………第5話どうぞ……」
「それは言うんだ(困惑)」


私、悪魔の科学者。ラブレターを貰ってしまった…

Don't be scared of everyone! Catch him anyway!! (全員怯むな!何としても奴を捕らえろ!!)

 

隊長と思われる人の号令で動き出すアメリカ軍の兵士。その手にはアサルトライフルが握られており、雄叫びと共に発砲しながらこちらに近づいてくる。

 

彼らのフルフェイスマスクに反射する私の姿は、各所にコブラの意匠があり全体的に血の様に赤いワインレッドのスーツとアーマーに身を包んだ異形の人型。その手にはパイプやバルブのある武器【トランスチームライフル】が握られている。

 

こちらに命中する弾丸だけをライフルの先に付いている刃で次々と切り裂く。人間離れした技術に驚くことも恐怖する事も無く、魔王に立ち向かうが如くこちらに迫ってくるアメリカ軍。と言うか、雄叫び煩い…

 

『ウザイなぁ……』

 

自身の口から零れた言葉は私が発したもので無く、声質も男性の物。分かりやすく言えば、地球外生命体【ブラット族】の【エボルト】ボイス。そして今、私の体で【ブラットスターク】に【蒸血】しているのは、ニャル。

 

普段なら、私を捕らえようとしてくるアメリカ軍を蹴散らすのは私自身なんだけど、今日はたまたまニャルの機嫌が悪い日。彼らには悪いけど邪神のサンドバックになってもらう。

 

なぜニャルの機嫌が悪いのか?それは数時間前にさかのぼる………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時は対ノイズ用のシステムもしくは兵器を生み出そうとしていたのだけど、アプローチする方向性が異なるのか全く開発が進まず、気が付いたらビルド本編及び映画・vシネに登場しないベストマッチウェポンを開発しいる始末。

 

それのお披露目はいったん置いといて、いくら桐生戦兎の知能をもってしても物理法則に縛られないノイズ用のアイテムを1から作り出すのは無理みたいだ。せめてノイズの成分でも取れたら話は別なのだがあいにく、ノイズは炭化する事で自然環境と全く同じ成分になる為意味が無い。

 

いや、あきらかに人間を殺すことに特化した生物?が灰になってすぐ、分子レベルまで自然界(酸素とか水素みたいな)の物に変化するメカニズムも知りたいけど…

解明出来たら、核兵器より確実でなおかつ、自然環境に一切のダメージを与える事の無い兵器が作れる。

 

何がすごいって分からない人にわかりやすく説明するなら、言い方はアレかもだけど原発事故の被災地を思い受かべて。生態系の破壊、人類が住めないレベルでの環境汚染が年々も続く中、奇妙な進化を遂げている。

 

その状態を人為的に起こすのが核兵器。ノイズのメカニズムが分かれば、核兵器が今よりも重視されなくなる。なぜなら攻撃した場所に、攻撃した側の人達が住めるから。

 

戦争の相手は人間。住める場所を減らす攻撃より、住める場所が残る攻撃を仕掛ける物だと私は考えている。まぁ、実際にそんな兵器が開発されればの話だけど。

 

そう考えると、ノイズって戦争時の生物兵器と仮定すれば、死体処理や環境破壊を考えなくていい優秀……いや、理想と言っても過言じゃない兵器だよな。使役できればの話だけど。

 

まぁ、私の中に潜んでいる"闇の魔人"が本来の姿で戦乱に乱入すれば、敵味方関係なく廃人となって全滅……

あ!ニャルがキレている話をしてたんだった。

 

え~っと……… ニャルには天敵ともいえる邪神がいる。その名は【クトゥグア】

彼?彼女?から私宛に手紙がポン!と手元に送られてきた。この時点でニャルの機嫌は悪くなる。

 

中身を要約すると…

・なんか最近ニャルが贔屓(ひいき)にしてる人間らしいじゃん?

・気になって観察してたら、私も気に入った!

・良かったら私の眷属(よめ)にならない?眷属(むこ)でも良いよ!!

・お近づきの印に【コルヴァズの剣】と【炎の精】のフルボトルあげる。

・P.S. 今あなたが作ろうとしている物のヒントは、あなたを捕らえようとする組織にあるよ。

 

………ドウシテコウナッタ。

まぁ、これを一緒に読んでいたニャルは大激怒。

 

『後から目を付けた癖にこの子は私の物ですし!全くンガイ森の時と言い、いつもいつも……』

 

頭の中がニャルの愚痴で埋まるぐらいには大激怒。

厄介な物が勝手に増えたけど、情報とボトルはありがたく使わせてもらう。

 

ニャルに対しては挑発状、私にとってはアツアツラブレター(厄介事の片道切符)を送って来たクトゥグア。

そんな時にアメリカ軍のヘリが見えた次の瞬間には、ニャルに身体の権限を奪われていた。多分、電王の【野上良太郎】もこんな感覚で【イマジン】に身体を好き勝手にされていたんだろうな~

 

それにしても私を捕らえようとする組織か…… 欲しいもんだけ貰って、潰そ。

 

『ア"ァ”ーーー!イライラする!!』

 

ライフルを持っていない左腕から蛇の尻尾に似た針【スティングヴァイパー】を兵士の装甲をいとも容易く貫き、肉体に突き刺し。そこに対象を細胞レベルで跡形もなく崩壊させる猛毒を注入、最後の一人を絶命させたニャルの声を聞きながら、奴らの組織に入る策を立てる私は狂っているのだろうか?




出せて無いだけで設定では、頂いたアイデアのボトルは全部持っている設定です。
本格的に出せるのはセレナ救出編のラスト辺りからになりそうです…
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