「前回はクトゥグアからの手紙でニャルが大激怒。ブラットスタークに姿を変え、迫りくる軍人に八つ当たりをかました」
「軍人と言い、クトゥグアの野郎と言い、私の手を出そうなんてイライラするんですよ!」
「いつから私はあんたのもんになった?そんな事より、第6話どうぞ!」
「ナレも終わった事ですし、マーキングしますか!」(・∀・)ニヤニヤ
「こっちにじわじわ寄ってくるな、邪神!」ブン! ←フォークを投げる音
「ギャーーー!」グサ! ←フォークが刺さる音
Federal Institutes of Sacrist.通称【F.I.S.】
日本語では米国連邦聖遺物研究機関と言う組織。秘密裏設置された政府直下の研究機関で、【聖遺物】なる古代の遺物の研究している組織。この聖遺物は何でも、適合率が高い者の歌によって起動するのだとか………ファンタジーかよ。
F.I.S.では、【レセプターチルドレン】と呼ばれる身寄りのない子供がモルモットとして収納。彼女達の唯一の共通点はフィーネと呼ばれる存在の次なる器として可能性を秘めた子達ってところ。
私が狙われている理由もここに由来する。此処は絶対に潰す。
政府機関と言う割には閉鎖的で独自営利を進めている組織だが、歌による聖遺物の起動には個人差があり不安定と言う理由で、合理に則った機械的な安定起動方法の研究を主としており、膨大な予算と人員を割いている。
その為か、チルドレン達はフィーネの器としての要因が大きく、必要最低限の食事しか与えれていないんだとか。もしくは【シンフォギア】のモルモット。
【シンフォギア】って言うのは、歌う事で纏う事が出来る聖遺物由来の鎧で、ノイズ存在を強制的に人間界の物理法則下に引きずり出し、物理攻撃による殲滅を可能とする女性専用のアイテム。起動・稼働には【フォニックゲイン】と呼ばれるエネルギーが必要となってくる。
私がF.I.S.の研究員として研究するのはこのシンフォギアだ。これを解析して対ノイズ用のシステムを開発、従来の軍事兵器でもノイズに対抗出来るようにするのが表向きの研究だ。
『裏の目的は?』
シンフォギアの対ノイズシステムをライダーシステムなどに組み込み自衛能力を高めて、シンフォギアに使われている聖遺物からフルボトル生成。今まで資金や資材の関係で出来なかった研究。
まぁ、研究する内容自体は変わらないので特に問題は無い。
今は寝泊まり部屋兼専用の研究室で新たに作られた【イガリマ】と【シュルシャガナ】のシンフォギアを研究している。研究の進行はボチボチと言ったところ………
『まさかこの二つが手元に来るとは、人間が言う運命って言うのも面白いもんですね~ そうそう、運命と言えばあの子の事も紹介しないとね?』
あの子って誰?
『ほら、この研究室に菓子を隠し持ってくる人間がいるじゃないですか!』
……あいつか……
研究の片手間にニャルと会話を広げていたその時、研究室の扉が開く。肩ごしに視線を向けるとそこには先ほど噂していた金髪少女が立っていた。
彼女の名は【暁切歌】
語尾にデスを付ける金髪緑目のレセプターチルドレンで自称常識人。彼女は元々、教員からコッソリと奪ったお菓子を食べるために空き部屋だった子の部屋を使っていた。私が配属されたその日もお菓子を隠れ食いをしようとして、機材の整理をしていた私とばったり会ったのが出会い。
「げ!……気づかれないうちに食べるに限るデス…」
彼女は私の姿を見ると隠す気の無い呟きをこぼす。彼女の様子を見ながらもキーボードを操作していたためか、私が切歌に気づいて無いと思い込み忍び足で部屋の隅にある椅子に座る。(全然、足音隠せてないし)
切歌と私はこの研究室で一緒にいる時が多いが、全く仲良くも何でもない。しいて言うなら、肉体年齢が近いくらいだ。その理由は簡単かつ単縦で、私が人体実験を主とする悪魔の科学者だから。
貧困層などの社会的弱者をモルモットにする私と、自身の取り巻く環境から弱きものが虐げられる事を良しとしない切歌。これだけで私達が仲良くなれないのが分かるだろう。仲良くなる気も無いけど。
『これは草生えますねww』
もう生やしてるし。
「あ、この白い〇人と美味しいデス。」
切歌は潜入には向かないな。
………職員の誰かが北海道にいったな絶対と言うか、白い恋〇この時代にもあるんだ。
『後で私達も貰って来ましょう!』
え~、メンド。
切歌はお菓子のゴミをほっておくし、ニャルが勝手に貰ってくるせいで、私にお菓子好きのキャラと思われているんだけど。
『あなたがエネルギー補給用のゼリーしか口にしないのが悪いんです!せっかく味覚も共有してるんですから、おいしいもんを食べさせてくださいよ!!全く…』
私が悪いのかこれ?
まぁ、何でもいいや。もうちょとだけ研究して、(コンバット・)レーションかなんか口にしよ。
原作とは違い、切歌と険悪な関係を気づいた主人公。と言う訳で本作のキリシラコンビは、水と油のような関係性です。
多分原作知識を持っていたとしてもこの関係は変わらないと思う。