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オンライブ公式✓@ON_Live・39分 …
オンライブ夏祭り開催決定!
ライバーとリスナー全員が繋ぐ、お祭り騒ぎな二日間!
オンライブ所属のライバー達がそれぞれリレー形式で配信を行なっていきます!
また、前年に行われたオンライブ歌祭りは今回は夏祭り企画の一つとして、
フィナーレに行われます!
詳細は下記のURLから!
https://~
#オンライブ #オンライブ夏祭り
o〇 197 ↺ 1.1万 ♥ 2.1万 159.3万 ↑
はえー夏祭りかぁ…さすがオンライブ。面白そうな企画だ。アーカイブでしか見れてなかった歌祭りも今回はちゃんとライブで見れそうだし楽しみ…っじゃなくて!!
「えっ、こんなのやるの??」
いやいやいや、絶対これは事前に聞いてないって!
そう思いマネージャーさんから送られてきていたメッセージを見返していくとやはり見当たらない。ふっ、どうやら今回ポンだったのはオレではなくマネージャーさんの方…
と、ちょうどそんなことを考えていたその時、マネージャーさんから新しいメッセージが送られてきたのだった。
会話に参加または作成する | マネージャー ● 検索 ○ ↓ □ ? |
フレンド ダイレクトメッセージ + ●マネージャー
宵あかり ♪⚙ #XXXX |
マネージャー 20xx/07/22 お疲れ様です。オンライブ夏祭りの件でご連絡させて頂いております。 マネージャー 20xx/07/22 本件、事前連絡をしておらず申し訳ございません。 マネージャー 20xx/07/22 あかりさんにお伝えしていた場合、配信中にうっかり話してしまう可能性があるかと思い、私の方で情報を止めておりました。 マネージャー 20xx/07/22 つきましては、詳細をご共有させていただきます。ご確認のほどよろしくお願いします。
│マネージャーへメッセージを送信 |
「ええ…」
オレそんなに口軽いと思われてるの?? …いやでもあれだよな、これってつまり
…確かに事前に知っていたら興奮してその日の配信中に話してしまってもおかしくなかったかもしれない。さすがマネージャーさん、もはやオレよりオレを分かっているようだ。
「えーと、日付は…」
なんだまだまだ余裕あるじゃん。なら今から心配してもしょうがない。また近くなったらその時のオレがなんとかするだろう!
というわけで今日のところはダラダラしながら配信で話すことでも考えよう。
…などと思っていたのだが…
会話に参加または作成する | 獣王百々 ● 検索 ○ ↓ □ ? |
フレンド ダイレクトメッセージ + ●獣王百々
宵あかり ♪⚙ #XXXX |
獣王百々 20xx/07/18 今回は本当にごめん。それと、ありがとう。 宵あかり 20xx/07/18 いえ、全然大丈夫です、本当大丈夫なので! ─────20xx年7月18日───── 獣王百々 20xx/07/22 まおー様が助けてって言ってるからあかりも手伝ってくれる?
│獣王百々へメッセージを送信 |
◇
「あかり、どうかした?」
「あ、いえ…」
いつものごとく泣きそうになりながら回想キメてただけなので気にしないでください、という言葉を心の中に仕舞いながら、
「こうしてお会いするのは初めてですね! えっと、こっちの名前の方がいいですよね、
「ふふ、初めまして。私が
「よろしくお願いします、獣王さん、
こうして見てみるとまおー様はもしやオレと同い年くらいか? いや、この身長からすると年下だったり…?
「…言っておきますけど私、大学三年ですよ?」
「えっ」
やばいつい「えっ」と声が出てしまった。お、怒ってるかな…? 場合によってはまた百々ちゃの後ろに隠れねばならないかもしれない。
だが、聞こえてきたのはふふふ、という優しげな笑い声だった。
「大丈夫ですよ、よく間違われるので慣れてますから!」
怒ってないですよー、と茶化したように笑うまおー様。
眩しい笑顔だ。これまで会ってきた同期の人達の例に漏れず美少女…いや、年齢から考えると美人さん…? である。オレの必死の謝罪にも余裕をもって応じてくれる姿は紛うことなき年上のお姉さんであった。
「さて、じゃあそろそろ準備と…あと今日の配信の流れを確認しておこうか」
ああ、今日も今日とてオレは無力だ…。
そんなことを考えながら、今日の配信が幕を開けたのだった…。
◇
10,989人が視聴中・0分前にライブ配信開始
#ももよいらいぶっ! #オンライブ
『ん、みんなお疲れ様。今週も「ももよいらいぶ」の時間』
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..このために毎週生きてる.
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..綺麗な宵を見れる唯一の場所.
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..ももよいは公式.
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..ゲスト??.
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..定期開催本当に助かる….
『今日はゲストが来てるから紹介するね。こちら、歌の特訓に来たまおー様』
『世統まおじゃ。…今、獣王が少し触れた通り今日は歌を習いに来た。すまぬがよろしく頼む』
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..まおー様やんけ!.
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..ゲストはどんどん呼んでいけ.
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..まおー様歌苦手なんか?.
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..我が魔王よ….
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..宵のチャンネルにも魔王軍紛れてるのか….
『任せて。ほら、あかりも挨拶しよ?』
『あっ、は、はい…えと、宵あかりです…』
『ん、良くできました』
優しく頭を撫でてくる百々ちゃ。これももう慣れっこのはずなのだが、今日は二人の空間にもう一人、まおー様が来ているためか気恥ずかしさが凄まじい。だってまおー様めちゃめちゃこっち見てるもん。自己紹介するだけで褒められるとかちっちゃい子かよ、と呆れているのかもしれない。…言ってて思ったが、そりゃ呆れるわ。オレもその光景を見たらそう思うだろうし。
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..宵がコラボ初回のコミュ障モードに戻ってて草.
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..人見知り宵実はすき.
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..やっぱ百々ちゃが特別なだけなんだな.
『…あのあかりがこうまで懐くとは…実際に見ると何というか、驚くのう』
『どや』
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..ももよいは親子だからね.
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..俺も生で見たい.
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..一般的に宵は非常に懐きにくく、飼育も難しい種類とされています.
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..草.
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..この無表情ドヤ顔が俺を….
…などと諸々考えているうちにコメントが盛り上がっていた。こいつらすぐカップリング作りたがるよな、そういうのオタクの悪い所だぞ。『ももよい』も『ほのよい』も、百々ちゃと
『せっかく三人いるし、練習に入る前にマシュマロ読む?』
『構わぬが…突然来てしまったからの。あまり来てはなさそうじゃな』
『あかりのところなら面白いのがたくさん来てると思うから、それ読もう』
『えっ、い、いいですけど…』
たぶんマジでクソマロしか来てないと思うけど…。
一応、配信を見てる人達には見せないようにして、二人にオレの受信箱を見せる。
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..宵のマシュマロは蟲毒みたいになってそう.
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..扱いで草.
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..古今東西のクソマロが集う場所.
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..一応良SSとかも稀に混じってるから….
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..まずマシュマロにSSが来るのがおかしいんだよなぁ….
『本当にその…すごいものばかり来てるんじゃな…』
『ね、あかりはリスナーの人達と仲良しだから。これなんだろう?』
『何といったかの、アスキーアート…じゃったか?』
優しいマシュマロにビオフェルミンが!!! 炭酸水素ナトリウム _ _______ <痔 > / \ <に > / \ <は > | ランソ |  ̄ \ / MgO \__________/ 虫刺されに!
/\/\/\/\ │ 正○丸(糖衣)│ \/\/\/\/
マシュマロ ❏〟 |
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..草.
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..矛盾AAじゃねーか!.
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..最近の若い子はAAとか知らなそう.
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..ちゃんと(糖衣)なの草.
『正○丸ってあかりがよく飲んでるって言ってたやつ?』
『あ、そうです…。ちなみに本当に白いやつ、えと、糖衣? のやつがおすすめです』
『あかりはいつもこれと戦っているんじゃな…』
まおー様が苦労してるんだな、みたいな表情をしているがオレからするともう慣れたものである。むしろまともなマシュマロが来てる時の方が驚くまである。
『えと…もう一個、行きますか?』
『い、いや…今さっき見つけたものじゃが、我の所にこのコラボ関係のマシュマロが来ておるのでな、それにしよう』
賢明な判断だと思う。さすがは魔王だがオンライブでも随一の常識人であるまおー様だ。
突然のコラボ驚きました! 百々ちゃとあかりちゃんとは全体コラボ以来のコラボだと思いますが お二人の印象は初めの頃と変わっていたりしますでしょうか?? それではまおー様万歳!
マシュマロ ❏〟 |
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..綺麗なマシュマロだぁ….
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..宵のとは民度が違いすぎる.
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..食用のマシュマロ久しぶりに見た.
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..これが本当のマシュマロだぞ宵.
『どう? まおー様』
『うむ、そうじゃな。まず獣王じゃが、本当に楽しそうに配信をするようになったと思う』
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..ほう.
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..確かに最近の百々ちゃは楽しそうだよな.
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..笑顔が増えたのは間違いない.
『ん、そう…かな?』
『ああ。もちろん、最初の頃も楽しんでいなかったわけではなかったとは思うがの』
『…そっか。でもそうかもしれない。実を言うと、初めの頃はずっと何をしてても物足りない感じがあったから』
『それでずっと寝ることもなく配信をしておったのじゃな』
『ん。でもあかりと会ってからは…毎日が騒がしくて楽しい、かな』
『え゛っ』
『もちろんみんなやまおー様のおかげでもあるよ?』
『ふ、そういうことにしておいてやるかの』
お、オレのおかげ…? マジで?
い、いや、毎日が騒がしくてーって言ってるし褒められてるわけじゃあないのかもしれないけど…ちょ、ちょっと正直嬉しいかも…。
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..これてぇてぇすぎんか??.
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..宵の騒がしさが百々ちゃを救っていたとはこのリハクの目をもってしても….
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..これはリハクドンマイやろ.
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..ペット飼ったおかげで鬱が治ったみたいなアレ.
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..初期百々ちゃは電子生命体とか言われてたからなぁ.
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..百々ちゃを人間にした女.
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..百々ちゃを人間に戻した男.
『ふむ、次はあかりじゃな。あかりは…こうしてコラボを重ねていって、初めと比べれば随分よく話せるようになったと思う。特に
『あっ、その、ありがとうございます…』
『ん、あかりはすごく歌も上手くなった。今日はあかりもまおー様を指導してくれる予定』
『そうじゃな。声の出し方も綺麗じゃし、見習わねばな』
この人達ほんと簡単に人を褒めるな…顔がいい人というのは心にも余裕があるのだろうか。歌が上手くなった、なんて言ってもオレのは素人に毛が生えた程度のものだ。相変わらず百々ちゃや永遠さんには遠く及ばないと思う。別に競っているわけでもないし、どちらかと言えば二人を崇めている側だけど。
『ん、じゃあそろそろ本題に入ろうか』
『うむ。よろしく頼む』
…そういえばそうだった。今日はマシュマロ読んで終わり! ではなくまおー様の歌の特訓がメインなんだった。
まおー様メインなんだし、オレはマイク握らずに済むと嬉しいなぁ、百々ちゃはともかくまおー様の前で歌うのはちょっと恥ずかしいし…。
席を移動する百々ちゃとまおー様を横目に、祈るようにそんなことを思うオレだった。