理事長「決定ッ!絶対に笑ってはいけないトレセン学園24時を開催する!」   作:マームバスター

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理事長「第2回!絶対に笑ってはいけないトレセン学園24時!」(後編 最終話)

 

〜午後8時〜 待機室

 

スペ「ふわぁ〜、もうすっかり夜になりましたね」

 

ダスカ「そうですね、これ何時までやるんでしょう?」

 

マックイーン「なぜ私があんな目に…一体なぜ…」グチグチ

 

テイオー「いつまで言ってるのさ〜、理事長のお菓子食べたキミが悪いんでしょ」

 

ウオッカ「そうだぞマックイーン」

 

スペ「そうですよ!マックイーンさんが悪いです!私も食べたかったです!」

 

テイオー「スペちゃん…」

 

ダスカ「ていうかそろそろ終わりでも良くないですか?本当に24時間するつもりなのかしら…」

 

ウオッカ「流石にこのまま深夜までとか無いよな?」

 

ダスカ「それは勘弁して欲しいわ…」

 

スペ「あの…皆さん、気のせいかもですが、廊下とか部屋とか電気暗くないですか?」

 

ウオッカ「そういえばそっすね…」

 

スペ「学校の夜って幽霊とか出てきそう…」

 

テイオー「えぇ〜?もしかしてスペちゃんビビっちゃってんの〜?」ニヤニヤ

 

スペ「そっ!そんなことは!!」

 

ダスカ「で、でも8時にしては少し暗いような…?」

 

マックイーン「グラウンドも電気がついてませんわ」

 

ウオッカ「お、おいマジかよ」

 

ダスカ「なんか気味悪いですね…」

 

ウオッカ「ビ、ビビってんじゃねぇよスカーレット!」

 

ダスカ「なによ!いきなりそんなこと言うアンタの方がビビってんじゃないの!?」

 

ガタンッ!!

 

全員「ひっ!!」

 

ダスカ「な、なななな何よ今の音!」

 

ドタドタドタドタ!!

 

テイオー「なにか廊下走って来てるよ!!」

 

スペ「まさか…トレセン学園七不思議、地獄の背走りサンタが!?」

 

ガラガラッ!!

 

全員「い、イヤーっ!!」

 

トレーナー「お、みんな叫んで何してんだ?」

 

ダスカ「って!!アンタ!!紛らわしいのよ!!」

 

テイオー「トレーナー!!もっとゆっくり行動できないわけ!?」

 

マックイーン「メジロたるもの常に冷静に…メジロたるもの常に冷静に…」ボソボソ

 

スペ「と、トレーナーさんかぁ、良かったです…」ホッ

 

ウオッカ「ビビらせんじゃねーよ!!」

 

トレーナー「いやー、すまんな。皆に伝えたいことがあって走ってきた」

 

ダスカ「伝えたいこと?」

 

スペ「それって…まさか!」

 

トレーナー「皆、今日は一日お疲れ様だったな!これでこの行事は終わりだ!」

 

スペ「ほ、本当ですか!?」

 

ウオッカ「うおおお!!よっしゃあああ!!」

 

ダスカ「あぁ、やっと解放されるのね…」

 

トレーナー「大変だったろう、さあこっちに来て帰宅のじゅ…」ガラガラッ!!

 

全員「!?」

 

トレーナー「ん?お、おい! お前ら誰だ!」

 

黒ずくめのウマ娘達「………」

 

トレーナー「ちょっ…離せ!急に掴むなって…痛い痛い!」

 

テイオー「えっ!?なになに!?何が起こってんのさー!!」

 

マックイーン「トレーナーさんが連れ去られていきますわ!」

 

ウオッカ「これって絶対…」

 

ダスカ「ええ…、終わらないわね…」

 

スペ「そんなぁ!!」

 

ザザーッ!! ピコンッ!!

 

テイオー「ん?なんの音?」

 

ダスカ「みんな!テレビ見て!」

 

シンコウウインディ『は〜はっはっは!!ウインディちゃんなのだ〜!!』

 

ダスカ「ウインディ先輩!?」

 

ウインディ『オマエらのトレーナーはウインディちゃんが捕まえたのだ〜!!』

 

ウオッカ「えっ!?どういうことだ!?」

 

マックイーン「急展開すぎますわね」

 

トレーナー『み、みんな〜!すま〜ん!』

 

スペ「あ!見てください!トレーナーさんが!」

 

テイオー「木にくくりつけられてる…」

 

ウオッカ「しかもなんか噛み跡まであるな」

 

ウインディ『ウインディちゃんがオマエらのトレーナーを噛んでやったのだ!!これこそアクなのだ!!』

 

ウオッカ「いいぞ!もっと噛め!」

 

ウインディ『不味かったからもうイヤなのだ!!ウインディちゃんでも、噛みたいものと、そうじゃないものがあるのだ!!』

 

トレーナー『…そんな』

 

ダスカ「あの男、拒否られて露骨にガッカリしてるわ」

 

スペ「うわぁ…」

 

ウインディ『オマエら、この男を返して欲しいのだ?』

 

全員「う〜ん…」

 

テイオー「まあ…」

 

ウオッカ「そうだよ…な?」

 

ダスカ「ええ…」

 

マックイーン「可哀想ですし…」

 

スペ「トレーナーさん!待っててくださいね!すぐにマックイーンさんが行きますので!」

 

マックイーン「ちょっと!?」

 

ウインディ『こっちに来られるヤツはもう決めてあるのだ!』

 

ダスカ「なんでなのよ…」

 

ウオッカ「選ばれたくねぇな…」

 

ウインディ『スペシャルウィーク!ダイワスカーレット!メジロマックイーン!この3人に来てもらうのだ!』

 

3人「「「えええっ!!」」」

 

テイオー「やった!ボクじゃなかった!」

 

ウオッカ「うっし!!」

 

スペ「なんで私が行くんですか〜、怖いから嫌です!」

 

ダスカ「はぁ…面倒なことに巻き込まれたわ」

 

マックイーン「同感ですわ…」

 

トレーナー『オマエら〜!ごめんなー!俺が捕らえられてる場所は、体育館横の第2倉庫の奥の部屋だから!』

 

ダスカ「なんで詳しい場所わかってんのよ」

 

マックイーン「丁寧ですわね」

 

トレーナー『それと!ここから先は笑ってもいいけど、驚いたらいけないからな!』

 

スペ「なぜ!?」

 

ウインディ『驚いちゃうとキツいお仕置が待ってるのだ!!』

 

トレーナー『じゃあ、みんな!待ってるぞ!』

 

プチンッ

 

ダスカ「なんであの男は軽い感じで助けてくれって言ってんのよ!!」

 

マックイーン「それに、この流れは完全に驚かしに来ますわね…」

 

ダスカ「もぉ〜!嫌よ!!」

 

ウオッカ「ビビっちゃって〜」ニヤニヤ

 

ダスカ「アンタ行かないからってねぇ!!」

 

ガラガラッ!!

 

ダスカ「えっ!?今度は何!?」

 

黒ずくめのウマ娘達「………」

 

テイオー「えっ!?なになに!?うわっ!離してよー!」

 

ウオッカ「こ、こいつら力が強ぇ!」

 

スペ「なぜ2人まで連れていかれてるんですか!?」

 

マックイーン「まさかこの2人まで探さないといけないのかしら…」

 

ダスカ「な、なんでなのよーーー!!」

 

突如始まった絶対に驚いては行けない24時

3人はウオッカとテイオー、そしてトレーナーを救出できるのか!?

 

〜8時30分〜 廊下

 

スペ「ううう…、やっぱり怖いです…」

 

ダスカ「だ、大丈夫ですよ、スペ先輩!」

 

スペ「なんでまだ9時前なのにこんなに暗いんですかぁ〜!」

 

ダスカ「そういう演出なんですよ!きっとどこからか驚かしに来る人が…」

 

マックイーン「あ、2人とも見てくださいまし!人影のようなものが…」

 

スペ「ひっ!!」

 

???「………」

 

ダスカ「あ、あの人は…」

 

スペ「もしかして、マンハッタンカフェさん??」

 

カフェ??「………」

 

マックイーン「1番、ふさわしい方がいらっしゃいましたわ…」

 

ダスカ「でも特に驚かすような事はしてこないですね」

 

スペ「か、カフェさ〜ん?何もしないでくださ〜い…」

 

カフェ??「………」

 

ダスカ「何も言っても来ないわ」

 

スペ「カフェさんは、テイオーさんとウオッカさんがどこにいるか知ってませんか…??」

 

カフェ??「………ア…イ…」

 

マックイーン「??…なにか様子がおかしいですわ」

 

カフェ??「……シ、アナ…イ」

 

ダスカ「カフェ先輩??」

 

???「あの…」

 

ダスカ「え?」

 

カフェ「皆さん…さっきから誰と、話しているんですか?」

 

スペ「え」

 

ダスカ「は」

 

マックイーン「…」

 

カフェ「名前呼ばれたので来たのですが…」

 

3人「イヤーーーーーッッッ!!!!」ギャーッ!!!!ドタドタ!!!!

 

〜〜〜〜〜〜

 

ウワアアアアアアアアアアッッッッ!!!!

マ、マッテクダサイマシーッ!!

 

ウオッカ「なあテイオー、いま3人の声聞こえなかったか?」

 

テイオー「え、そう?ボク何も聞こえなかったけど…」

 

ウオッカ「そうか…聞き間違いなのか…?」

 

テイオー「それよりもここどこなのさー!イスに縛られて動けないよー!」

 

ウオッカ「はあ…、何も無かったらいいけど…」

 

スピーカー『レディース ンァァンド ジェントルメェン!!!!』

 

2人「「っ!!」」ビクッ!!

 

スピーカー『今からお届けするのは〜…!?世界を股に掛けるウマ娘!!シーキングザパールのワールドショーだ!!』

 

ウオッカ「パール先輩まで来んのかよ…」

 

テイオー「ちょっと大変かも…」

 

パール「んんんんんっ!!み〜んな〜!!元気にしてるぅ〜!?」

 

ウオッカ「………おお〜」

 

テイオー「………いえーい」

 

パール「ちょっと、ちょっと!!そんなテンションだと、辛いのも辛いわよ!!だ〜いじょうぶ!!貴方たちには必ず助けが来るわよ!!」

 

ウオッカ「そっすかね…」

 

パール「そう!!貴方たちは、まだ助かるわ!!まだ助かるわ…」

 

テイオー「??」

 

パール「まだ…まだ助かる!そう!マダガスカル!!それ!!」

 

ウオッカ「な、なんだこれ、何してんだこれ」

 

テイオー「わかんない…」

 

パール「ここ!!ディス地球!!」

 

ウオッカ「色々渋滞してねぇか?」

 

テイオー「うん…」

 

パール「んんんマーベラスッ!!」

 

テイオー「人の取っちゃった」

 

〜〜〜〜〜〜

 

ダスカ「ハァ…ハァ…」

 

マックイーン「さ、流石にここまで走れば…」

 

スペ「もう嫌です!!帰りたいです!!」

 

ダスカ「トレーナーはともかく!…ハァ、最悪助けに行かなくてもいいけど!あの2人は助けに行かないと!」

 

マックイーン「そうですわ、でもヒントも何も無いのに走りまわるのは…」

 

ダスカ「そうよ!なにかヒントになるものを探さないと…」

 

スペ「ヒントって言っても〜…、あっ!皆さん!前に看板みたいなのが!」

 

ダスカ「本当ですね、でもどうせろくな事書いてないでしょ…」

 

マックイーン「『後ろを見ろ』と書いてありますわ」

 

3人「…後ろ?」チラッ

 

???「………」スタスタ

 

スペ「あ、あれは…」

 

ダスカ「まさか!」

 

???「………」ドタドタ!!

 

マックイーン「こっちに向かってきますわ!!」

 

スペ「いやぁぁぁ!!地獄の背走りサンタですぅぅぅ!!」

 

ダスカ「トレセン学園七不思議の!?」

 

???「ハァ…ハァ…、待て、君たち…」

 

ダスカ「…?なんか遅くないですか?」

 

スペ「いいから!そんなこといいから!早く逃げましょうよ!」

 

サンタ「前が…見えない…、後ろ髪を…前に持ってきて走るなど…ハァ…」

 

ダスカ「ていうかあれ背走りしてませんよ!!普通にサンタが追っかけてきてるだけじゃない!!」

 

マックイーン「言われてみればそうですわ!」

 

ハヤヒデ「………はっ!!確かに!?」ガビーン!!

 

スペ「で、でも!!」

 

ダスカ「普通に追いかけてくるサンタも…」

 

マックイーン「い、い、い!」

 

3人「イヤーーーーーッッッ!!!!(デスワーッ!!)」

 

ハヤヒデ「しまった、これは早急に理論の組み換えを…」クルッ ダッ!!

 

ハヤヒデ「髪も邪魔だ!!」ブワッ

 

マックイーン「あっ!み、皆さん、見てくださいまし!サンタが帰って行きますわ!」

 

スペ「違いますマックイーンさん!!あれこそ真の!!」

 

マックイーン「えっ!?」

 

ハヤヒデ「早く出直さなければ…」(後ろに戻した髪に奇跡的にメガネがかかっている)ドタドタ

 

3人「せ、背走りしてるーーーーーー!!!!」

 

ダスカ「でも背走りしてるおかげでどんどん遠のいていくわ!」

 

マックイーン「今のうちに下に行きましょう!」

 

スペ「あわわわわ、わわわ、わわ」

 

〜〜〜〜〜〜

〜午後9時〜 2階廊下

 

スペ「2人とも…ハァ、どこにいるんですか〜…ハァ」

 

マックイーン「また…あそこに、ハァ…看板が…ありますわ」

 

ダスカ「もう、見たくないんですけど…」

 

マックイーン「また、さっきみたいに変なことが書いてありますわよ…きっと…」

 

看板『この部屋に入るためにはここに手をかざせ』

 

ダスカ「手をかざす…?」

 

スペ「ここに手のひらのマークがありますね」

 

マックイーン「なんでこんな事を…」

 

スペ「誰からいきますか…?マックイーンさん?」

 

マックイーン「ちょっと!さっきから私を行かせようとするのやめてくださいまし!」

 

ダスカ「ここは先輩のスペ先輩が…」

 

スペ「え、ええ!! 私ですか!?」

 

マックイーン「お願いしますわ…スペシャルウィークさん」ウルウル

 

スペ「うっ…、で、でも!スカーレットさんは1番が好きじゃないんですか!?」

 

ダスカ「うぐっ…」グサッ

 

マックイーン「いい所つかれましたわね…」

 

ダスカ「で、でも…これはちょっと違うというか…」

 

スペ「スカーレットさん!」ウルウル

 

ダスカ「…わ、分かりましたよ!!私がやりますから!!」

 

2人「「やった!」」

 

ダスカ(はぁ…なんか乗せられた気分…)

 

ダスカ「…」ソロ~

 

バチンッ!!

 

ダスカ「イタッ!!」

 

マックイーン「ひゃっ!!」ビクッ

 

スペ「ど、どうしたんですか!!」

 

ダスカ「で、電流が…なんなのよこれ…」ガラッ

 

スペ「あ、ドア開きましたよ」

 

ダスカ「普通3人ともやるでしょう!?」

 

マックイーン「行きましょう!」

 

ダスカ「2人も!手を乗せてってよ!」

 

スペ「ヒュ…プヒュ〜」

 

マックイーン「今度口笛教えますわ」

 

ダスカ「解せない…解せないわ…」ボソボソ

 

〜〜〜〜〜〜

 

ウオッカ「うぉぉぉぉ!!お前ら!!」

 

テイオー「マックイーン!!みんな!!来てくれたんだね!!」

 

スペ「皆さん!無事ですか!?」

 

ウオッカ「ああ!こっちは大丈夫だ!」

 

ダスカ「なんでなのよ…」グチグチ

 

マックイーン「一体なぜ…」グチグチ

 

テイオー「な、なんかゴメンネ?」

 

ウオッカ「でもこっちも中々大変だったんだぜ?」

 

ダスカ「何があったのよ?」

 

ウオッカ「パール先輩の1人劇だとか、フクキタル先輩のモノマネ芸とか…」

 

ダスカ「はぁ?」

 

〜〜〜

 

フクキタル「キレたキタサンブラックさんのモノマネします!」

 

2人「………」

 

フクキタル「ハァァァァァンンンンッッッ!?!?」

 

2人「……フフッ」

 

〜〜〜

 

ダスカ「それのどこが大変なのよ!!」

 

スペ「そうですよ!こっちは叫んで走り回ってたんですから!」

 

テイオー「えっ…、スペちゃん達何してたのさ…」

 

マックイーン「その言い方だと語弊ありますわよ…」

 

ダスカ「とにかく!一刻も早くこんな場所抜け出して、トレーナーの所に行かないと!」

 

ウオッカ「なんでそんなにイライラしてんだよ…」

 

ダスカ「うるさい!!」

 

スペ「と、とりあえず出ましょうか」

 

マックイーン「トレーナーさんがいる所はここからすぐですわ」

 

ウオッカ「あー、そういえばトレーナーを助けに行かないとだったな」

 

ダスカ「そうよ、今から行かないと…」チラッ

 

ウオッカ「?」

 

ダスカ「ウオッカ、ちょっとそこの手のひらマークの所に手をかざしなさいよ」

 

ウオッカ「はぁ?なんでだよ…」

 

ダスカ「いいから!それで今回のことはチャラよ!」

 

ウオッカ「わかったよ…」バチンッ!!

 

ウオッカ「ってウワッッッ!!いってえぇぇ!!」

 

ダスカ「ふふん!」ニヤニヤ

 

スペ「スカーレットさん…」

 

〜〜〜〜〜〜

〜午後9時30分〜 体育館横

 

スペ「ついにここまで来ましたね…」

 

ダスカ「長かったわ…」

 

テイオー「トレーナーを助けたら、やっと終わりだよ!」

 

ウオッカ「そうだといいけどなー」

 

マックイーン皆さん…また何かありますわ」

 

テイオー「あれは、看板?」

 

ダスカ「また!?」

 

スペ「今度は何が書かれて…」

 

看板『5人全員で記念撮影をせよ』

 

5人「………?」

 

ダスカ「なんで記念撮影?」

 

ウオッカ「さあ…」

 

スペ「カメラは…あ、ここにあります!」

 

マックイーン「何か嫌な予感がしますわね」

 

ダスカ「だいたいその予感は当たるわ…」

 

テイオー「撮ろうよみんな〜!ボクこんな大人数で写真撮るの初めてだ〜!」

 

マックイーン「うっ…」ズキッ

 

ウオッカ「どうしたんだ?マックイーン?」

 

テイオー「??」

 

マックイーン「い、いえ…なんでもありませんわ…」ポワポワ...

 

〜〜〜

 

テイオー『マックイーン!プリクラ撮ろうよ!こっちにあるよ!』

 

マックイーン『はいはい、分かりましたわテイ…』

 

テイオー『ほら!!』

 

マックイーン『ってこれは証明写真撮影機ですわ!!』

 

〜〜〜

 

マックイーン「うう…」シクシク

 

ウオッカ「どうしたんだ、コイツ?」

 

ダスカ「…さあ」

 

テイオー「なーんか、ちょっとイヤなんだけど…」

 

スペ「みなさ〜ん!カメラの準備出来ましたよ〜!」

 

テイオー「ほ、ほら!マックイーン!いくよ!」

 

マックイーン「て、テイオー!あれもプリクラでは…」

 

テイオー「分かってるよ!!」

 

スペ「ささ!ここに並んでください!」

 

テイオー「ウオッカとスカーレットが前にいきなよ〜」

 

ウオッカ「なんでコイツの隣なんだよ!」

 

ダスカ「そうよ!別にウオッカじゃなくても!」

 

スペ「ま、まあまあ、もうシャッターきられるまで数秒しかありませんよ!」

 

ダスカ「もう押したんですか!?」

 

テイオー「ほら早く!」

 

ウオッカ「だぁぁあ!わかったよ!」

 

ダスカ「しょうがないわね!!」

 

パシャッ!!

 

スペ「ちゃんと撮れたんでしょうか…?」

 

マックイーン「今撮った写真が出てくるようですわ」

 

テイオー「見たい見たい〜!」

 

ウオッカ「ほらよ、テイオー」

 

テイオー「ありがと〜!どれどれ…、ピエッ!!」

 

4人「………?」

 

テイオー「ね、ねぇ…ボクの気のせいならいいんだけどさ…」

 

ウオッカ「おう…」

 

テイオー「スペちゃんの横…誰かいるよね?」

 

スペ「へっ!?」

 

ダスカ「なんか、小さい王冠が…見えてますけど…」

 

スペ「あ、ああああああ!!」

 

5人「イヤーーーーーッッッ!!!!」ドタドタ!!!!

 

???「………」

 

マーチャン「辻写り成功なのです。どやや」キラーン

 

〜〜〜〜〜〜

 

スペ「もう本当に帰りたいです!ハァ…スズカさん…」グスッ

 

テイオー「スペちゃん…ハァ、スズカはアメリカで捕まったんだよ…」

 

ウオッカ「そういえばそうだったな…ハァ」

 

ダスカ「みんな!見て!なんか走り回ってるうちに、目的地に着いたわ!」

 

テイオー「え!ほんと!? ヤッター!」

 

マックイーン「ミラクルなのか、都合なのか…」

 

ウオッカ「おい、マックイーン!早く行こうぜ!」

 

ダスカ「ちょっと〜、トレーナー?いるの?」ガチャ

 

トレーナー「お、おお!お前ら!よく来てくれたな!」ビチャビチャ

 

テイオー「なんかトレーナー濡れてない?」

 

トレーナー「ああ、さっき水ぶっかけられてな、そんなことより!この紐解いてくれ!」

 

ダスカ「そ、そんなことが…」

 

スペ「流石に可哀想ですね…」

 

テイオー「ウワァァァ、ちょっと紐が濡れてるよぉ」ブチッ

 

トレーナー「よし!ありがとうテイオー!」

 

トレーナー「みんな!ここから早く逃げよう!逃げ切れたらこの行事も終わるぞ!」

 

ダスカ「それ…、信じていいんでしょうね?」ギロッ

 

トレーナー「お、おう。まあ…」

 

ウインディ『は〜はっはっは!!逃げ切れたらの話なのだ!!』

 

マックイーン「こ、この声は!」

 

ウインディ『アクの総帥!!ウインディちゃんなのだ〜!!』

 

ウインディ『ここから先は、マーチャン軍団と、秘密兵器が逃がさないのだ!!』

 

ウオダス「「ま、マーチャン軍団!?」」

 

スペ「秘密兵器ってなんなんですか…」

 

トレーナー「と、とりあえずみんな!早く逃げるぞ!」

 

5人「お、おおー!!」

 

〜〜〜〜〜〜

 

トレーナー「ここまで来たら大丈夫なはずだ…」

 

ダスカ「もう、ウインディ先輩何をしてこようとして…」

 

ドガーーーーーン!!!!

 

ウオッカ「うおっ!なんの音だ!?」

 

プシャアアアアア!!

 

スペ「ひ、火花が!! すごい量です!!」

 

ウインディ『ここから逃がさないのだーーー!!』

 

ダスカ「み、みんな!! 見て!!」

 

マーチャン人形軍団「………」トテトテ

 

ウオッカ「うおおおおお!!マーチャンがめっちゃいるぞ!!」

 

マックイーン「か、可愛いですわ!!」

 

スペ「確かに!!」

 

ダスカ「今そんなこといいですから!!」

 

ウインディ『いでよ!!秘密兵器!!怪獣ヒシアケボノ!!』

 

テイオー「ひ、ヒシアケボノ!?」

 

ヒシアケボノ『ボーーーーーノォォォ!!』ズシンズシン

 

5人「で、でっかあああああ!!」

 

ウオッカ「おいおい!!なんなんだよ、あれ!!」

 

ダスカ「知らないわよ!!あそこまで身長大きくないでしょ!?」

 

スペ「うわわわわ、追ってきますよ!?」

 

ダスカ「ここは2手に別れましょう!!ウオッカと私たちで!!」

 

ウオッカ「おい!!なんでだよ!!」

 

トレーナー「みんなあっちだ!!正門の方に行こう!!」

 

マーチャン人形軍団「………」トテトテ

 

ヒシアケボノ『ボーノォォォ』ズシンズシン

 

ウインディ『これこそウインディちゃんが夢見たアクの軍団なのだ…!!』ウルウル

 

5人「もう本当にイヤーーーーーッッッ!!」

 

〜〜〜〜〜〜

 

ダスカ「もう…ハァ、無理!!」

 

スペ「つ、疲れました…流石に…」

 

テイオー「ううううう…ぐへっ」

 

マックイーン「テイオー!?」

 

ウオッカ「も、もう…終わりだよな!?トレーナー!!」

 

トレーナー「ハァ…ハァ…、ああ、これで本当に終わりだ!」

 

スペ「やった…やりましたよ!スズカさん…どさっ」ドサッ

 

ウオッカ「うおおおおお!やっと…やっとだ…ばたんっ」バタンッ

 

トレーナー「最後の走りは、いいトレーニングになったんじゃないか?」

 

ダスカ「アンタ!ぶつわよ!」

 

???「みんな、ご苦労だったぜ!!」

 

テイオー「えっ…誰!?」

 

マックイーン「この声は、まさか…」

 

ダスカ「そのまさかよね…」

 

ゴルシ「そう!ゴルシ様だ!」

 

マックイーン「ゴールドシップ!!こっちに来なさい!!」

 

ゴルシ「うおっ…さっきの事まだ怒ってんじゃねえか」

 

テイオー「まあまあ、マックイーン」

 

ゴルシ「とにかく愛しのマックイーンちゃんは一旦置いといて…」

 

マックイーン「置かないでくださいまし!!」

 

ゴルシ「みんな遅かったじゃねぇか!どんだけ時間かかってんだよ!」

 

テイオー「そんなこと言われても〜!」

 

ゴルシ「こっちは1年以上スタンバってたんだぞ!!」

 

スペ「それは流石に言い過ぎでは…?」

 

ダスカ「アンタは仕掛け人側だからいくら待ったっていいでしょ!」

 

ゴルシ「だとしても1年以上放置は、流石にこのゴルシちゃんも堪えたぞ!」

 

ダスカ「だからそれはなんの話なのよ!!」

 

スペ「ま、まあまあ、スカーレットさん!もう終わったんですから!」

 

ウオッカ「おい!本当にこれで終わりなんだよな!」

 

ゴルシ「おう!よく頑張ったな!これで本当に終わりだぜ!」

 

スペ「や、やったー!!」

 

ウオッカ「よっしゃあああああ!!」

 

ダスカ「ふふっ、ようやく帰れるわ!」

 

デデーン ダスカ アウトー

 

ダスカ「え!?ちょっと!!終わったんじゃないの!?」

 

ゴルシ「『驚いてはいけない』がな」

 

ダスカ「は、はあああ!?って…イタッ!!」バシーン!

 

ウオッカ「おい!ゴルシ!それは流石に…」

 

ゴルシ「ま、『笑ってはいけない』も終わりだぜ」

 

ダスカ「アンタ、いつか覚えておきなさいよ…!!」

 

ゴルシ「おいおい、怖ぇこと言うなよ」

 

ゴルシ「近いうちにまたあんだからさ」

 

5人「………ん?」

 

ゴルシ「ってことで!!第2回!!絶対に笑ってはいけないトレセン学園24時は終了だぜーーー!!!」

 

5人「は、はあああああ!?」

 

テイオー「き、聞いてない聞いてない!!」

 

ゴルシ「サプライズだな」

 

ウオッカ「嫌だよ!トレーニングさせろよ!」

 

ゴルシ「忍耐力とか精神力鍛えられただろ?」

 

ダスカ「こんなので力つくのあんたぐらいよ!!」

 

ゴルシ「そんな褒められてもな〜」ニヤニヤ

 

マックイーン「褒めてません!!」

 

スペ「ほ、本当にまだあるんですか?トレーナーさん…」

 

トレーナー「………」

 

ダスカ「何とか言いなさいよ…」

 

トレーナー「みんな…」

 

5人「ごくり」

 

トレーナー「今日はお疲れ様だったな!ゆっくり寝て、備えろよ!」

 

5人「何によ!!!!!!」

 

〜〜〜〜〜〜

 

これにて幕を下ろした第2回絶対に笑ってはいけないトレセン学園24時。

だがゴールドシップが最後にはなった言葉は不穏なものだった…。

チームスピカに無事に笑える日々は戻ってくるのか!?

第3回に続く……??




まずは皆様!!1年以上前放置してしまって申し訳ありませんでした!!最終回のネタが思い浮かばず、そのままこのような形に…。しかし、何とか最終回だけは書かねばと思い、今回拙いながらも書かせて頂きました!!
最近はウマ娘に新キャラも新ストーリーも増え、やる気も燃えたぎっておりますので、もしまた書くことがあれば、その時も読んでいただけると幸いです!!本当にありがとうございました!!
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