ヘスティアファミリアが英雄たちの集まる魔窟なのは間違っているだろうか 作:red knight
・ヘスティアファミリアが大所帯な上にファミリアとしてのランクの最高位
・ベルがレベル4
・リリルカ・アーデが最初から眷属。
・アポロンファミリアがすでに解体されている。アストレアファミリアの冒険者全員が生存
・ベル君がとにかくモテる。
こんな感じです。
ヘスティアファミリア
屋敷の庭に綺麗な庭園、そこでティータイムを楽しんでいる4組の面々。
「遠征お疲れ様。急に戻って来てもらって悪いねハヤテくん。」
「ええってヘスティア様。ウチかてベル君とエミヤはんには世話になってんねん。これくらいお安い御用や。」
「ありがとう。………やっぱりにゃん太君の入れた紅茶は落ち着くね。」
「そうやね。」
ヘスティアと談笑するのはチーム『夜天』のリーダーであるレベル5の魔術師『
「お褒めに預かり光栄ですニャ。」
紅茶を飲みながらケーキを切り分けているのはチーム『
「それはそれとして………彼を呼ぶべきだったか疑問に思うんだけど………」
「それは同感や。」
「ですにゃ………」
三人が見つめる先には………
「もうリンタロウってば私は一人でできるから大丈夫よ!」
「そうは言ってもだね。エリスちゃんには紅茶はまだ早いから………」
幼女にお節介を妬く白衣の男性。
「ところで森先生、ここ4日間のベルくんの状態は?」
「そうだね………結論から言うと問題ないよ。むしろ昏睡状態になる前よりも魔力の数値が上がっているよ。リタ君やパスカル君が作った魔力測定器で精密に検査したからね。間違いないよ。」
紅茶を一口飲み口をハンカチで拭う男性。
「現状として、『
「そうなると今のベルくんなら使える風に聞こえるけど」
「正直に言うと昏睡状態から目覚めても現状レベル4のベル君にはまだ『
するとヘスティアが一枚の紙を出す。
「これは昨日ステータスを更新した時の写しだよ。ベルくんの数値がすでにランクアップ間近なんだよ。」
ヘスティアの言葉を聞き紙を見る面々。
「これは………ホンマにベル君のステータスなんですか?」
「流石にこれは異常ですにゃ………」
「4年間昏睡状態だったことが何か影響しているのだろうか………それはそれで興味深いね。」
「だろ?だからこのことはエミヤくん達が帰ってくるまで口外しないようにする。もちろんギルドの方にも根回ししとくよ。そうじゃないとアポロンみたいにまたベルくんを狙う輩が出てくるかもしれないし………」
ダンジョン5階層
ベルを挟んで対峙するアイズとナノハ。
「ナノハはベルと同じファミリアだから何時でも一緒。でも私は違う。だから今は私の時間。」
「だったら何もダンジョンじゃなくてもいいんじゃないかな?かな?」
火花が散る展開に当事者のベルも傍観者のマシュや『
そんな展開を釘射す人が一人………
「おい!?アイズもナノハもそこまでにしとけよ。マシュもちみっ子たちもあとそこの白髪野郎もビビってるから。」
ベートが仲裁に入る。
「それによう、お前たち二人してなんでそんな白髪野郎を気に入ってるんだ?強いのはさっきの戦いで分かったけど見た目は弱そうじゃねぇか?」
その一言がいけなかった。
「「あぁっ!?」」(# ゚Д゚)
一瞬でベートに詰め寄る二人。
「ベートさん、ベルはこう見えてヘスティアファミリアの団長も務めるほど強い。オラリオ中のレベル4が相手になっても余裕で勝てるくらいに」
「ベートさんの目は節穴かな?こう見えてベルはわずか1年でレベル3まで到達したレコードホルダーなんだよ。レベル4にも私達より早く到達したし実力だけならレベル6に届くぐらい強いんだから。」
「ベートさんにはベルについて教えなければいけない。」
「奇遇だねアイズちゃん。私もそう思ったの。だったら一緒にこの頭の悪い狼さんに全力全壊で叩き込んであげるの。」
今度はベートがターゲットになった。
「俺はそろそろフィン達に合流するわ。」
ベートは逃げ出した。
「遠慮しなくていいよベートさん。私達がベルの軌跡を余すことなく教えてあげる。なの。」
「大丈夫。きっとベートさんも納得するから」
しかし回り込まれた。
「おい!?離せ!」
「ベル君はね。優しいの。誰にでも手を差し伸べてくれるの。」
「ベルは強くなるために近道しない。常に全力で戦う。決してくじけたりしない。」
「ナノハもアイズさんも止めて!」(*ノωノ)
ベートの怒号も気にせずナノハとアイズはベルを褒める。
あまりのべた褒めにベルも赤面する。
そして外野は
「とっとりあえずベルさんを連れてここから離れましょう。あの3人ならどんなことがあっても大丈夫でしょう。」
「「「「「うんうん。」」」」」
((ベートさん、すみませんが見捨てます。恨まないで下さいね。))
マシュの一言でベルを連れて撤収することにした『
ツナとアツシは心の中でベートに謝罪した。
その後合流したヘスティアファミリア、ロキファミリアの両陣営の説得によってベートは解放された。
地上にて
「なぁなぁリリ姉、今日はベルの快気祝いだろ。カレーが食べたいぜ。」
「ヴィータったら………言っておきますが今日の献立は班長が決めたからカレーとは限りませんよ。」
「でもよ~。」
「もうヴィータちゃんたら………リリルカさんを困らせてはいけませんよ。」
商店街を歩くのはヘスティアファミリアの
「それにしてもあのベルにやっと追いついたのになぁ………アイツ本当に寝てたのかよ………」
「昨日帰って来て早々ユキチ様と鍛錬してたベル様に挑んで返り討ちに合ったのに………」
「ヴィータちゃんは負けず嫌いだから………」
そう言って歩いていると
「あら?リリルカちゃんにヴィータちゃんにシャマルちゃんじゃない。」
現れたのは大柄な料理服を着た男性。
「「「ライブベアラー様!?」さん!?」のおっちゃん!?」
ガネーシャファミリアの料理人で元は闇派閥の冒険者だったライブベアラー。
「そう言えば聞いたわよ。ベル君が目覚めたって。後日快気祝いに団長たちと一緒に貴方達のホームにお邪魔させてもらうわ。」
「楽しみにしてます。」
そう言ってライブベアラーと別れた三人は
「そう言えばアストレア様やヘファイストス様、あとミアハ様とタケミカヅチ様も明日快気祝いに来るそうよ。」
「なら盛大に祝わないとな。」
「そのためにも今日は食材の買い出しです。」
「そうね。にゃん太さんからも頼まれてますしシャマル先生頑張っちゃおう。………でも厨房には入らせてもらえないのよね。シクシク;つД`)」
(シャマルが料理した日にはファミリアが壊滅してしまうからだよ!)
(エミヤ様とにゃん太様、コマツ様が悲鳴を挙げそうですしね………)
三人は急ぎ足で食材を買いだしていく。
ヘスティアファミリア
「ベルくぅ~ん!無事でよかったよ!」
ダンジョンから帰ってきて早々、ヘスティアに抱きつかれるベル。
「かっ神様、苦しいです………」
「あ~ヘスティア様、そろそろ手を放してあげてください。ベルさんが苦しんでます。」
マシュの一言で手を放すヘスティア。
「ごめんね。ベル君。」
「いえいえ。こちらこそご心配をおかけしてすみません。」
お互い謝る二人。
すると屋敷の扉が開き
「戻ったぞ。それと………お帰りベル。」
「「エミヤさん!」君!」
エミヤ達遠征組が帰ってきた。
「おう!待ちかねたか皆の衆!余が帰ってきたぞ!」
「ロ〇マ皇帝の嬢ちゃん、威張る場合じゃねぇだろ。」
威張るネロにツッコむクー・フーリン。
「何を言うか!余こそこのヘスティアファミリア序列10位にして女性陣最強である!図が高い!」
「っていうか女性陣最強はアインスだろ?まぁいいや。おうベル坊。元気になってよかったな。」
「ありがとうございます。」
すると他の面々も
「ベルさん、元気になってよかったですね。今日は時間がないので明日にでも宴会用の料理を作りますんで」
「ありがとうございますコマツさん。」
それぞれにベルの復帰を祝う面々。
それを少し離れてみるエミヤとヘスティア。
「ベルが戻ってやっと動き出したな。俺達の時間が」
「そうだねエミヤくん。ところでエミヤくん、今日の夜少し時間があるかい?話したいことがあるんだ。」
「………何かあったか?」
「ちょっとね。」
「………ベル以外の幹部を集めておく。」
「頼むよ。」
その日の夜、『聖火の竈』応接室
集まったのはヘスティアにエミヤ、シロエとルル、ハヤテとユキチ、ネロ、ユーリと………
「あの~私も参加してよろしかったんでしょうか?」
「それを言うなら私も参加すべきなのであるのか?」
「君達も幹部だからいいんだよ。エステル君はかの帝国の姫君だし、アインスくんはうちの女性陣最強だからね。」
チーム『
「さて本題に入るよ。昨日ベルくんのステータスを4年ぶりに更新したんだけど………とりあえずこれを見てくれ。」
ヘスティアが二枚の羊皮紙を出す。
面々がその二枚を見比べる。
そこに書かれていたのは………
【ベル・クラネル】
(四年前)→(現在)
Lv.4 → Lv.4
力:D → S
耐久:D → S
器用:C → SS
敏捷:B → SSS
魔力:C → SS
《魔法》
【
・物質具現魔法
・英雄図鑑を召喚する
・詠唱式:顕現せよ
【サタナス・ヴェーリオン】
・超短文詠唱音撃魔法
・音を放つ魔法
・詠唱式:
【
・段階詠唱式攻撃魔法
・聖なる火を纏いし神の雷を放つ攻撃魔法。
・無詠唱(
・第一詠唱(
・第二詠唱(
・第三詠唱(
《スキル》
【
・早熟する
・英雄に憧れ、英雄を目指す意志が続く限り効果継続
・目指す英雄の尺度によって効果向上
【
・英雄を呼び寄せる
・英雄たる資格を持ちし者を引き寄せる
・その英雄たちの数が多ければ多いほどステータス+補正
【
・古の英雄たちの力を宿す本を顕現する
・出会った英雄たちの記憶から古の英雄をページに加えることができる
・本を開き、開いたページの英雄の力を発現することができる
・ページ数が大きいほどより強大な英雄の力が発現する。
「「「「「「「「………」」」」」」」」
「今朝も見たけど………やっぱりぶっ飛んでんな。ベル君のステータス。」
「こんなのギルドに見せたら一発で騒ぎになるからね。今朝ハヤテくんやにゃん太くん、オウガイくんには見せたけどなるべく口外しない方がいいと思ったんだよ。」
するとアインスが口を開く。
「ベルのスキルになった
「私もその意見に賛成だ。元々冒険者としての才能に恵まれてないベルが曲がりなりにも冒険者として戦えているのはスキルの力が大きい。」
エミヤもアインスの意見に同意する。
「他の面々、特に高レベル組と古参組にはこの事を伝えとくべきだろ。」
「その方がいい。無駄に全員で共有するより信用が置ける者たちでこの情報を保持した方が安全だろ。」
「ではベルくんのステータスについては以上。それと明日はベルくんの快気祝いで盛大にパーティーをすることにしたからそのつもりでね。」
「それは構わんが明日は朝一でベルをつれてギルドに行くからパーティーは夕方にしてくれ。」
「何故だいエミヤくん?」
「ベルが目覚めたことをあの二人に知らせようと思ってな。………あの爺を除けばベルにとって唯一の親族だからな。顔を見せてやらんとな。」
「分かったよ。」
その夜は終わった。
次回はヘスティアファミリアのホームでベルの快気祝いパーティーです。
ベル君をチートにする上で考えたのはステータスよりもスキルと魔法についてでした。
タグにテイルズオブがついているからベル君にテイルズオブ名物のあの大魔法を習得させてみました。
だって他のメンバーと対等にするんだからせめてこれぐらいやらないとね………(;^_^A
ちなみにヘスティアファミリアの個々の実力をこういう風にしてみました。
上位10人はこういう顔ぶれです。
第1位:ユキチ・福沢
第2位:トリコ
第3位:エミヤ
第4位:アインス・リインフォース
第5位:イスカンダル
第6位:ユーリ・ローウェル
第7位:スタージュン
第8位:キョウヤ・雲雀
第9位:オサム・D
第10位:ネロ・グラウディウス
主要キャラの順位は以下のようにしました。
第15位:ツナ
第17位:ナノハ・高町
第22位:アツシ・中島
第23位:ベル・クラネル
第25位:マシュ・キリエライト
とりあえずこんな感じです。
ベルがチートなのに23位って不満に思うかもしれないけどそれは他の方々がさらにチートなので………(;^_^A
でも全員活躍させるにはかなり長丁場になるのでじっくり考えていこうと思います。
あと次回は他のファミリアの方々とベルの関係性を掘り下げていこうと考えてます。
それとベルの親族である二人とは誰か………まぁ楽しみにしていてください。
とりあえず後悔はさせませんので………
それではまた次回お会いしましょう。