ありふれない天龍姫と魔王の異世界無双 作:ゆきほたる
■双葉side
あたしが気に食わない熊の亜人を吹き飛ばした後、アルフレリックさんが何とか執り成してくれたおかげであたしは渋々闘気を収めた。なお、あのクソ熊については気絶していたので医務室に運ぶらしいが、人間に対して恐怖を覚えたのか。その後、あたし達の前に姿を表すことはなかった。
で、現在。当代の長老衆の皆さんこと。虎人族のゼルさん、翼人族のマオさん、狐人族のルアさん、
その後ろに控えるように。カムさんとシアが座り、そのさらに後ろにハウリア族が固まって座っている。
長老衆の表情は、アルフレリックを除いて緊張感で強ばっていた。戦闘力では一,二を争う程の手練だったらしい熊の亜人(名前は覚えてやるつもりはない)が、文字通り手も足も出させず、あたしが気絶させたし、仕方ないんじゃね?
「で? あんた達は俺達をどうしたいんだ? 俺は大樹の下へ行きたいだけで、邪魔しなければ敵対することもないんだが……
「ハジメ!? おちつこ、ね、ね?」
「香織。俺は今冗談は一切言ってない……お前だって、わかってるだろ?」
香織が宥めても、ハジメがもはや剣呑さを隠さず言葉にする。そしてその言葉の意味を察して、身を強ばらせる長老衆。その意味としては、亜人族全体との戦争も辞さないという意志が込めてるっぽい……なんでそんなにキレかけなの?
「仲間を痛めつけた挙句に、第一声がそれか……それで友好的になれるとでも?」
グゼさんが苦虫を噛み潰したような表情で呻くように呟いた……まぁ、亜人族からすりゃあたしが一方的にいじめたみたいになってるけど。
流石に黙って好き放題言われるのは癪に触る──あれ? なに、ハジメさん? あたしに目配せしたハジメはグゼさんに対して。
「は? 何言ってんだよ。先に殺意を向けてきたのは、あの熊野郎だろ? それを双葉は返り討ちにしただけだ……だろ?」
「うん? まぁ……そうだね。ハジメが返り討ちにしてたら死んでたよ? 逆に、あたしに感謝してほしいくらいなんだけどね?」
ハジメが反論して、それにあたしが同意する
「き、貴様等……ッ! ジンはな! ジンは、いつも国のことを思って!」
「それが、初対面の相手を問答無用に殺していい理由になるとでも? 頭沸いてんの? 「国を思って人殺しをしました、だからこれで免罪符ですよね!」で済むと……ふざけんなよ?」
「そ、それは! しかし!」
「勘違いしてんじゃねェよ。俺たち側が被害者で、あの熊野郎が加害者。長老ってのは罪科の判断も下すんだろ? なら、そこのところ、長老のあんたがはき違えるべきじゃないだろうがよ」
おそらくグゼさんはあの熊と幼馴染かなんかなんだろう。だから、こっちのの言う通りだと頭の中では分かっていても。心が納得できない、と──あたし達がそんな心情を汲み取ってやる道理なんざない。
「くっ、貴様……!」
「グゼ、気持ちはわかるが、そのくらいにしておけ。彼らの言い分は正論だ」
「……何歳なのあんた、それでも長老? あたし達より大人のくせに、見た目相応なのかも知んないけど、餓鬼みたいに駄々こねないでよ」
「なっ……」
アルフレリックさんの諌めの言葉。それに腹を立てて、立ち上がりかけたグゼさんに対してあたしは容赦なく言の刃を突き立てる。それを聞き、あんぐりと口を開けて……しばらくして、あたしを睨みながら黙り込み、座る。
「確かに、この少年は、紋章の一つを所持しているし、その実力も大迷宮を突破したと言うだけのことはあるね。僕は、彼を口伝の資格者と認めるよ」
そう言ったのは狐人族の長老ルアだ。糸のように細めた目でハジメを見た後、他の長老はどうするのかと周囲を見渡す。
その視線を受けて、翼人族のマオ、虎人族のゼルも相当思うところはあるようだが、同意を示した。代表して、アルフレリックがハジメに伝える。
「南雲ハジメ。我らフェアベルゲンの長老衆は、お前さんを口伝の資格者として認める。故に、お前さんと敵対はしないというのが総意だ……可能な限り、末端の者にも手を出さないように伝える。……しかし……」
「絶対じゃない……か?」
「ああ。知っての通り、亜人族は人間族をよく思っていない。正直、憎んでいるとも言える。血気盛んな者達は、長老会議の通達を無視する可能性を否定できない」
「それで?」
アルフレリックの話しを聞いてもハジメの顔色は変わらない。なにを求めるのかと、彼の目が語る。
「お主達を襲う者達を殺さないで欲しい」
「……殺意を向けてくる相手に手加減しろと?」
「そうだ。双葉殿やハジメ殿の実力なら可能だろう?」
「断る。殺し合いで手加減をする道理はない──手を抜けばこちらが‘やられる可能性’がゼロ以下にはならない以上……あんたの気持ちはわかるけどな。そちらの事情は俺たちにとって関係なんざねぇよ。同胞を死なせたくないなら死ぬ気でお前等が止めろ……俺も双葉も、敵対する者には情けも容赦も捨てる」
あたし達が奈落の底で培った、敵対者に容赦をしないという価値観。ハジメの言うことは正しい。殺し合いでは何が起こるかわからないし、ハンデを背負って‘窮鼠猫を噛む’の諺のようにあたし達が致命傷を喰らわないとは限らない。すると、ここでゼルさんが。
「ならば、我々は、大樹の下への案内を拒否させてもらう。口伝にも気に入らない相手を案内する必要はないとあるからな」
「知らんがな。なに勝手にそっちで完結してんのよ」
そのゼルさんの勝ち誇ったような言葉に、あたしは呆れて、ハジメは訝しそうな表情をした。あたし達の案内はハウリア族に任せるつもりで、フェアベルゲンの手を借りるつもりはない。そのことは、彼等も散々言ってるんだけど……ただ、ゼルの次の言葉を聞いて彼の真意が明らかになった。
「なにを勘違いしてあるのか知らないが、ハウリア族に案内してもらえるとは思わないことだ。そいつらは罪人……フェアベルゲンの掟に基づいて裁きを与える。何があって同道していたのか知らんが、ここでお別れだ。忌まわしき魔物の性質を持つ子とそれを匿った罪。フェアベルゲンを危険に晒したも同然なのだ。既に長老会議で処刑処分が下っている」
ゼルの言葉に、シアは泣きそうな表情で震え、カム達は一様に諦めたような表情をしている。この期に及んで、誰もシアを責めないのだから情の深さは折紙付きだよ、ホントに。
シアが自分だけを処分してほしいと訴えかけるが、彼らは意に介さず。一族全員を処刑するとのこと……ほんっと、アホらしい。
「そういうわけだ。これで、貴様が大樹に行く方法は途絶えたわけだが? どうする? 運良くたどり着く可能性に賭けてみるか?」
「……よーくわかったわ」
あたしが顔を伏せて、納得したような雰囲気に満足げだが……それが嫌なら、こちらの要求を飲めと言外に伝えてくるゼルさん。他の長老衆も異論はござんせんようで。それに対して、ハジメが呆れたように真顔で言い放つ。
「お前、アホだろ」
「な、なんだと!」
ハジメの物言いに、目を釣り上げるゼル。シア達も思わずと言った風にハジメを見る。香織とユエはハジメの次の言葉をわかっているのか無言。
「これ以上双葉を
「なに?」
ハジメがなにが言いたいのか理解できないと言う間抜けな顔をしているゼル。あたしはふつふつと、怒りを堪えるのに必死である。
「ここを。このフェアベルゲンを更地にしたいなら、話は別だが」
「……ハジメ、あとはあたしが話すよ。 どう言うことになるのかをはっきりわからせる必要がある。あんたたち……「死ぬ」か、今の発言を「取り消す」かで決めさせてあげる」
長老衆はあたしの言葉の意味を理解したのか、ゼルは震え上がっていた。あたしはゆっくりと立ち上がり堂々と宣言してやる。
「あんた達の掟なんてどうでもいい……意味がわからないなら教えてあげる。‘龍の逆鱗’に、自分から触れようとしていることを自覚なさい……あたしの
沸々とオーラが膨れ上がり、高温のオーラが燻った。
「あたしは二天‘龍’を統べる者。神すら屠るあたしにお前達如きが……足元に及べるなどと思い上がるなぁぁぁぁぁああっ!!」
あたしは堪えれない怒りをオーラに乗せて放出する。弾けたそれがこの空間にある全てを震わせる。そして、テーブルは高温のオーラに触れて燃え尽き、天井やガラスに壮絶な負荷を与えて。それらは耐えきれず大きなヒビが。
中心にいた者達は、自身の目の前で起こった事象に理解が追いついていないようだった──あたしの怒りは理不尽かもしれない。だけど、彼らがシアとその家族にしようとしてることも相当な理不尽だ。
そんな状況で偶然出会ったシアは、あたし達に助けを求めた。そして、いつの間にかあたしは彼女を気に入り、あの子が望むならハジメに一緒に頼んででも旅に同行をさせてあげるつもりでもある。
今は雇い主だけども、シアはあたしにとって大事な友達になってるんだよ……どこか残念で、何事にも全力で潔く。泣き虫で頑張り屋なあの子が、
「そろそろ落ち着けよ、双葉。で、最初から俺たちはお前らの事情なんて関係ないって言ったんだ。まぁ……双葉の言う通り、こいつらを俺たちから奪うってことは、結局、俺の行く道を阻んでいるのと変わらないだろうが」
あたしの隣でハジメは長老衆を睥睨しながら、スっと伸ばした手を泣き崩れているシアの頭に乗せた。ピクッと体を震わせ、ハジメを見上げるシア。
「俺達から、こいつらを奪おうってんなら……覚悟を決めろ」
「悉くを、あなた達の積み上げてきたこのフェアベルゲンがこの樹海から‘消し飛ぶ’事態を招くかはあなた方に決めさせてあげる」
「ハジメさん……双葉さん……」
ハジメにとって今の言葉は単純に自分の邪魔をすることは許さないという意味で、それ以上ではない……わけでもない。彼も‘残念ウサギ’と罵っているシアのことをなんだかんだ言って放っておけないって言ってたしね。
だから、ハウリア族を死なせないために亜人族の本拠地フェアベルゲンとの戦争も辞さないという言葉は、その意志は、絶望に沈むシアの心を真っ直ぐに貫いた。
「わかった。ならば、ハウリア族をハジメ殿達が所有する奴隷ということにでもしておこう。フェアベルゲンの掟では、樹海の外に出て帰ってこなかった者、奴隷として捕まったことが確定した者は、死んだものとして扱う。樹海の深い霧の中なら我らにも勝機はあるが、外では魔法を扱う者に勝機はほぼない。故に、無闇に後を追って被害が拡大せぬように死亡と見なして後追いを禁じているのだ。……既に死亡と見なしたものを処刑はできまい」
「アルフレリック! それでは!」
アルフレリックさんはやはり話がわかる人の様だ。あたしの危険性を十二分に承知して、話を進めようとしてくれている。
「ゼル。わかっているだろう。彼らが引かぬと、そして、その力の大きさも。ハウリア族を処刑すれば、確実に敵対することになる。その場合、どれだけの犠牲が出るか……長老の一人として、そのような危険は断じて犯せん」
「しかし、それでは示しがつかん! 力に屈して、化物の子やそれに与するものを野放しにしたと噂が広まれば、長老会議の威信は地に落ちるぞ!」
「お前は故郷を失っても良いと言うのか? 相手は龍の力を宿す者。赤き龍……赤龍帝の力を宿す神殺しだぞ?」
「ん? 今なんて!?」
あたしはいま聞き捨てならないことを聞いた気がする。赤龍帝の名前が出たよな……?
「ようやくわかった……どこかで見たことがあると思えば。双葉殿は我らの言い伝えにあった‘
「……はぁ!? なんで……」
「解放者の仲間に、赤龍帝を宿した者がいたのだよ。神が異世界より反逆者を倒すべく召喚した者の中にな。しかし、その者はあろうことが神に反旗を翻し、一人で崩御一歩手前まで追い詰めたらしい。神によって送還され、この世界にはもうおらんがな」
「……へぇ」
「……アルフレリック。その口伝って、それこそ眉唾では?」
ガクガクと震えながら。アルフレリックさんにゼルが問いかける。それに対して彼は……
「ちゃんと語り継いできたのは私の一族だけだからな」と口にした。えぇ……
「……わかった。その要求を受け入れよう……我らの知るハウリア族はもうこの世にはいない、と」
ゼルはそのままへたり込むように。しかし、最後の足掻きと言わんばかりに此方を睨め付ける。
あたしはそれをスルーして。アルフレリックさんに一応告げる。
「あたし達……ハジメと香織とあたしは魔力を普通に操作できるわよ? 詠唱もなしでね。シアと、
「ああ、そうだな。これでいいか?」
ハジメがおもむろに右腕の袖を捲ると魔力の直接操作を行った。‘纏雷’を使用して右手にスパークが走る。
長老衆は、ハジメのその異様に目を見開いた。そして、詠唱も魔法陣もなく魔法を発動したことに驚愕を表にする。
「俺達もシアと同じように、魔力の直接操作ができるし、固有魔法も使える。次いでに言えばこっちのユエもな。あんた達のいう化物ってことだ。だが、口伝では‘それがどのような者であれ敵対するな’ってあるんだろ? 掟に従うなら、いずれにしろあんた達は化物を見逃さなくちゃならないんだ。シア一人見逃すくらい今更だと思うけどな」
しばらく硬直していた長老衆だが、やがて顔を見合わせヒソヒソと話し始めた。そして、結論が出たのか、代表してアルフレリックが、それはもう深々と溜息を吐きながら長老会議の決定を告げる。
「はぁ~、ハウリア族は忌み子シア・ハウリアを筆頭に、同じく忌み子である南雲ハジメの
「いや、何度も言うが俺達は大樹に行ければいいんだ。こいつらの案内でな。文句はねぇよ」
「……そうか。ならば、早々に立ち去ってくれるか。ようやく現れた口伝の資格者を歓迎できないのは心苦しいが……」
「気にしないでくれ。全部譲れないこととは言え、相当無茶言ってる自覚はあるんだ。むしろ理性的な判断をしてくれて有り難いくらいだよ」
「……えっと、ここをぶっ壊したことは謝罪します」
「いや……それは水に流そう。我々は踏んではいけないドラゴンの逆鱗を踏みつける所業を行おうとしたのだから、それくらいの報いは甘んじて受けよう」
ハジメの言葉に、あたしがそそと頭を下げるのを見て苦笑いするアルフレリックさん。ほんっとこの人には頭があがんないや……そして、他の長老達は渋い表情か疲れたような表情だ。恨み辛みというより、さっさとどっか行ってくれ! という雰囲気で、とりあえずあたしはゼルに中指を立てておいた。通じるかはわからないけどね。その様子に肩を竦めるハジメはユエと香織、シア達を促して立ち上がった。
しかし、シア達ハウリア族は、未だ現実を認識しきれていないのか呆然としたまま立ち上がる気配がない。ついさっきまで死を覚悟していたのに、気がつけば追放で済んでいるという不思議。「えっ、このまま本当に行っちゃっていいの?」という感じである。
「おい、何時まで呆けているんだ? さっさと行くぞ」
「ほら、シアもカムさんも、Hurry up. 行くよ」
「置いてくよー。案内してくれないと困るからね?」
ハジメと香織の言葉に、あたしの催促にようやく我を取り戻したのかあたふたと立ち上がり、アルフレリックさん達はあたし達を門まで見送ってくれるそうな。
シアが、オロオロしながらハジメに尋ねた。
「あ、あの、私達……死ななくていいんですか?」
「おい、さっきの話聞いてなかったのか?」
「い、いえ、聞いてはいましたが……その、何だかトントン拍子で窮地を脱してしまったので実感が湧かないといいますか……信じられない状況といいますか……」
周りのハウリア族も同様なのか困惑したような表情だ。それだけ、長老会議の決定というのは亜人にとって絶対的なものなのだろう。どう処理していいのか分からず困惑するシアに香織とユエが呟くように話しかけた。
「シアちゃん、笑ってほしいなぁ〜」
「……素直に喜べばいい」
「笑ってほしいって……香織さん……ユエさん?」
「……ハジメに救われた。それが事実。受け入れて喜べばいい」
「うんうん。だからハッピーエンドって事で笑ってほしいってことだよ!」
「……」
香織に、ぎこちない笑みを向けながら、ユエの言葉に、シアは先頭を行くハジメの背中に視線をやった。その視線に気づいてか、彼は背中で語った。
「まぁ、約束だからな」
「ッ……」
それからシアの顔が熱を持ち、赤くなっていく。どうにも居ても立ってもいられない正体不明の葛藤を抱いているような気がするのは気のせいではあるまい。
それは家族が生き残った事への喜びか、それとも……シアがハジメへと特別な気持ちを抱くきっかけになったのかは知らない。
彼女は、ユエの言う通り素直に喜び、今の気持ちを衝動に任せて全力で表してみることにしたみたいで、‘シアらしい’とあたしは苦笑する。
すなわち、ハジメに後ろから全力で抱きつく!
「ハジメさ~ん! 本当に、ありがどうございまずぅ~!」
「どわっ!? いきなり何だ!?」
「むっ……」
「シアちゃんも……よし!」
泣きべそを掻きながら絶対に離しません! とでも言う様にヒシッとしがみつき顔をグリグリとハジメの背中に押し付けるシア。その表情は緩みに緩んでいて、頬はバラ色に染め上げられている。
それを見たユエが不機嫌そうに唸り、ハジメの左手を握るだけで特に何もしなくて、ハジメが香織を右手で抱き寄せてるところに抱きついたのだから背中しか開いていない訳である。
その香織だが何やら不穏なことを呟いていたが気にしない。ハーレム計画とか何もあたしは聞いてない。
喜びを爆発させハジメにじゃれつくシアの姿に、ハウリア族の皆もようやく命拾いしたことを実感したのか、隣同士で喜びを分かち合っている。
それを何とも複雑そうな表情で見つめているのは長老衆だ。そして、更に遠巻きに不快感や憎悪の視線を向けている者達も多くいる。
ハジメはその全てを把握しながら、ここを出てもしばらくは面倒事に巻き込まれそうだと苦笑いするのだった。
そして、あたしもまた。今後について考える必要があるな、と未来に向けて視線を宙に彷徨わせていると、シアが飛びかかって……へ?
「フタバさんもぉ〜っ! 本当に、ありがどうございまずぅ~!」
「えっちょ、まって!? ひゃんっ!?」
胸に飛び込んできたので仕方なくそこで受け止める。すると……もみっと……掴むところが胸しかなかったのか、両手で鷲掴まれる。
「……双葉さん!? 私よりもおっぱい大きいですよねぇ!?」
「……うっさい、セクハラうさぎぃぃぃぃ!!」
抱きついた拍子に揉んだのはまぁ、不可抗力としよう。しかし、人様のいる前で、品評すんなぁぁっ!!
「痛いですぅぅぅ!」
鈍い音がフェアベルゲンに鳴り響く、が。やっぱり手応えを感じなかった。ほんと、このウサギ……不思議だなぁ。
──
to be continued
双葉の進化先、バランスブレイクはどちらを優先する?
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赤龍帝の鎧ベース。これしか勝たん
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白龍皇の鎧ベース。銀の腕だし映える
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二天統一ベース。オリジナル亜種禁手化
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禁手化を状況的に使い分けろ!