あの惨劇から三日たった。
死者、行方不明者合わせて三十万人。
今わかっているだけでこの人数だから、まだこれから増えるかもしれないらしい。
世界は今、ISを圧倒する新たな兵器、MSに恐怖している。
無人機で、軍用のISを数で圧倒する。
そんな光景を見せられた各国は今、緊急の対策会議を開いているらしい。
米国の首都で撃破した無人機やMAはあの場にいたネオ・ロゴスの人間が離脱した後自爆したらしく、米国もMSについての情報を手に入れることはできなかったらしい。
俺たちがMSと戦っていたことは知られていない。
俺たちが首都に着く直前でネオ・ロゴスによる演説が終わったらしく、その後誰かがネオ・ロゴスを撃退したと言うことは知られても演説があった時間に俺たちは学園にいたんだから誰も俺たちが駆け付けたとは思わないだろう。
「それで?いつまであんたはこうして不貞腐れてるつもり?」
「…………わかってるさ」
そしていま俺は、鈴に思いっきり頬をひっぱたかれたところだ。
原因はカズキに負けたこと。
「まぁ、あんたって同年代の男子に負けたこととかないもんね。というよりまともな勝負をすること自体、弾としかしなかったしね」
同じ男に負ける。
それも全く手も足も出ずに。
それは俺にとって初めての経験で、どうしようもないほどの無力感が俺を襲っていた。
レイにあんなに大見得を切っておいて、カッコつけて一度勝った相手だからって一人で戦って、そしてこのザマだ。
こんなザマで、よくも進を護るだなんて言ったものだ。
当時の俺を殴り飛ばしたくなる。「身の程をわきまえろ!」ってな。
「って言うか、なんであたしが慰めてんのよ。こういうのは恋人の役目でしょ?」
「進なら昨日来たよ。
慰めないってはっきり言われちまった」
「はぁ?」
思い出すのは昨日の出来事。
『一夏、入るよ?』
『……』
『……』
『……なんだよ?』
『別に?織斑先生から様子を見て来いって言われたから見に来ただけ』
『……そうか』
『……』
『……』
『待ってても慰めないよ』
『え?』
『私が今何を言っても意味ないもん。
織斑先生に聞いたけど、同じ男の人にコテンパンにされるのってこれが初めてなんだよね?』
『……ああ』
『慰めるのは簡単だよ。
そうすれば一夏もすぐに立ち直るかもしれない。
だけどね、私は初めての敗北って言うのは一人で受け止めなくちゃいけないと思うんだ』
『一人で……?』
『うん。
もちろん、誰か自分より強い人に頼んで稽古をつけてもらうとかは全然ありだと思うよ。
だけど、今の一夏みたいに誰かに慰められるのを待ってるようじゃたとえ立ち直ったとしてもまた同じ相手に負ける。
だから、一度悔しさを吐き出すしかないんだよ。
守れなかった悔しさとか、何もできなかった後悔とか。
そう言うのを全部一人で吐き出して、そのあとは相手を徹底的に研究するの。
今度は何があっても負けないように。
大事な人を護れるように』
『……進…』
『って言っても、これは私のやり方だから間違ってるかもしれないかもしれないけどね?
もし、私の力が必要だったらいつでも言ってね。
模擬戦でも、相手の研究でも何でも手伝うから。
じゃあね一夏。また明日』
「そう進に言われて今までずっと考えてたんだけど、このやり方は俺には合わなかったみたいでな。
今までずっと余計なことばっかり考えちまって、やっぱり誰かにひっぱたいてもらう方がすっきりするな」
「……そりゃそうよ。
だってあんた、一人じゃ大したことできないでしょ?
そんなあんたが一人で大抵のことをこなせる進のやり方を真似してもうまくいかないに決まってるじゃん」
「そうだよな。進は進。俺は俺。
無理にあいつのやり方に合わせなくても、俺なりのやり方で進に近付けばいいんだよな」
「そう言うことよ」
「よし!三日も無駄にしちまったし、今から遅れを取り戻さないとな!」
頬を叩いて、気合を入れる。
目指すは打倒カズキ!
あの大剣を攻略して俺が勝つ!
進たちの世界の兵器らしいし攻略法とかは進に聞くか!
だけどまずは…。
「鈴!ちょっと模擬戦付き合ってくれ!なるべく重量のある近接武器との戦闘をしておきたい!」
「オッケー!あんたが弱音吐くまで付き合ってやるわ!」
そのまま部屋を出て、束さんのラボにあるVRルームに行く。
「本当にいいんだな?」
その途中、聞き覚えのない男の声が聞こえた。
「(だれだ?)」
「(そうか、あんた帰ってきてからすぐに引きこもってたもんね。
進の元の世界での……えーと?上司?みたいな人らしいわ。
この間の戦いで進に加勢して助けてたわ)」
「(ふ~ん?)」
「しつこいよアスラン」
「だが、もう戻れないぞ?これ以上進めばお前は!」
「それが何?一昨日から言ってるでしょ?私はもう決めたの」
「……シン」
「心配してくれてるのはわかってる。それはうれしいよ。
だけど私はもう決めたの。たとえ誰だろうと譲るつもりはない。
それはあんたがよく知ってるでしょ?」
「……」
「C.Eのこと教えてくれてありがとう。おかげで決心がついたよ」
「俺は教えなければよかったと後悔しているよ」
「アスランはいっつも後悔ばっかりしてそうだね。
そのうち禿げるよ?」
「髪のことは言うな!」
「じゃあね、アスラン…………そのまま禿げればいいのに」
「おい!今さらっと恐ろしいこと言わなかったかお前!シン!」
そうして二人はラボの奥の方に消えていった。
「なんか仲良さ……げ……」
「そうだな。話してた内容も気になるな……」
「そ、そう……ね」
うん。とりあえず後をつけてみようかな?
場合によってはあの紫を殴らなきゃいけないかもしれない。
「どうした鈴?行くぞ」
「は、はい!」
「?」
鈴の様子がおかしい。
なんというか……怯えてる?何に?
(まぁいいか。それよりあの紫頭だ)
あいつが進に何かする前に俺が止めなくては。
二人の後を追うと着いたのはVRルームだった。
「あれ?一夏?それに鈴も……どうしたの?」
「にゃ!なんでもないわよ!?」
「そ、そう?ならいいけど」
室内を見渡すとあの紫頭はVR訓練機を眺めていた。
「ああ、一夏は初めて会うよね。
あの人はアスラン・ザラって言って私の元の世界での……上司、かな?」
よく見ると進の記憶にも何度か出てきた男だ。
「それで、一夏。
立ち直れた?」
「ん?ああ。進の言ってたやり方では無理だったけど、まあ俺なりにな」
「そっか!よかった」
「シン!少しいいか!」
そのまま進と話をしようとした瞬間、あの紫頭が進を呼ぶ。
「ん?そっちの彼は?」
「ああ、アスラン。この人は……」
「織斑一夏。進の
「へ~。シンの恋人……君が!?」
「ちょ、ちょっと一夏!そんな大声で恥ずかしいよ!」
恋人の部分を強調して自己紹介する。
紫頭はあんぐりと口を開けている。
そして恥ずかしがる進がかわいい。
「そ、そうか……シンに恋人…か。
……」
そう言うと紫頭は黙り込んでしまった。
「もう!一夏!いきなりそんな大声で言わないでよ!」
「あ、いや悪い。なんかこう……もやもやしてて」
なんかあの紫頭と進が一緒にいるところを見てるともやもやするんだよなぁ。
なんかの病気か?
「シン」
と、そこで紫頭が再起動した。
「?どうしたの、アスラン」
「少しオリムラと二人っきりにしてくれないか?
それから俺がいいと言うまでこの部屋に誰も入れないでほしい」
「え?」
「頼む。彼と話があるんだ」
「…………分かった。行こう、鈴」
「いいの?」
「いいの!」
そうして進たちはこの部屋から出て行った。
後に残されたのは俺と紫頭だけになった。
「それで?話って何ですか?」
「……今の君を見てると初めて会った時のシンを思い出すよ。
あいつはいつも俺に突っかかってきてな。
今の君みたいに俺への敵意を隠そうともしなかった」
「……」
「俺にとってあいつは……まぁ妹みたいに思ってたよ。
放っておけない…目が離せない存在だったな。
だけどいつからかな……俺の中であいつの存在が日に日に大きくなっていった。
自覚したのはザフトを抜けた後だったかな?」
「何を……言ってるんですか?」
「そうだな……君はこの前の戦いで負けたらしいな」
「っ!それが?」
「模擬戦をしようか。ちょうど便利な訓練機もあるしな」
目を開けるとそこは学園の上空。
白式を纏った俺は赤いMSを纏う紫頭と対峙していた。
「じゃあ、始めるか」
それが始まりの合図だった。
俺に向けてビームライフルを二連射。
それを躱して一気に前進。
俺のスピードに目を丸くしているのがハイパーセンサーで分かる。
そのまま雪片・甲を振り下ろす。
盾で受け止められるも、まだ左手の乙がある。
乙を横薙ぎに振るおうとし、ライフルを手放した紫頭が右腰から逆手で抜いたビームサーベルによって阻まれる。
「いい踏み込みだ!対応が遅れていたら今のでこちらがやられていたな!」
「そのまま、やられてればいいのに!」
アラートが鳴る。
見れば紫頭の両肩にあるビーム砲が俺をロックしていた。
慌ててその場から飛び退く。
すると紫頭はサーベルをもう一本取り出し二つを連結。
鈴の双天牙月のようなダブルセイバーにした。
「今度はこちらから行くぞ!」
その声と同時にこっちに突っ込んでくる紫頭。
すれ違いざまに振り下ろされる一太刀を躱し、その背中を攻撃しようとしてもう振り向いていたのでそのまま鍔迫り合いになる。
先ほどと同じ、甲を盾で、乙をサーベルで受け止められる。
PICもブースターも全開にして押そうとするけど、相手もびくともしない。
どうにかこっちのペースに持っていこうとしてさらにブースターの出力を上げ、
そこでフッと相手からの抵抗が消えた。
勢い余って猛スピードであらぬ方向に進んでしまう。
その隙に鍔迫り合いから脱出していた紫頭はそのまま俺の背後に回り肩のビーム砲を連射。
「ぐぁぁ!」
全て被弾し、エネルギーを一気に持っていかれる。
それでも何とか体勢を立て直し、雪羅をシールドにして砲撃を耐える。
「さっきの話の続きをしよう」
何かにシールドがひっぱられ、その隙に紫頭が突っ込んでくる。
見れば紫頭の盾からワイヤーが伸びていた。
「ザフトを抜けて、あいつの身を案じているときに気付いた。
俺はシンが好きなんだ、と」
空中で一回転して放たれた紫頭の蹴りを甲で受け止め、その衝撃で吹っ飛ばされる。
「だからあいつを止めたかった。
故郷を焼こうとしているあいつを止めたかった。
レイやデュランダル議長に操られるあいつを救いたかった」
ワイヤーが俺の右腕に巻き付き、引っ張られる。
その先にはサーベルを構えた紫頭。
振り下ろされるサーベルを身をひねって躱し、左手の乙でワイヤーを斬りおとす。
「その後、月であいつと戦って、シンは行方不明になってしまった。
俺があの時ああしていれば……あそこでああしなければ……。
残ったのは後悔ばかりだ」
PICを操作して何とか止まり、相手を見据える。
だけどその時には眼前にブーメランが迫ってきていた。
それを躱しきれず、少しカスる。
左翼が斬りおとされ、機動力が少し落ちる。
「だけどこの世界でシンを見つけた。
あいつがまだ死んでいなかったと言うのは本当にうれしかった!
まぁ、すでに恋人がいたと言うのはショックだったけどな
だけど、それであいつが今幸せならそれでいい。そう思ったんだがな」
右足が迫る。
それをかがんで躱したと思ったら今度は左足の踵が俺の頭に直撃。
シールドが発動してくれたが衝撃で一瞬体が泳ぐ。
そのまま更に蹴られ続ける。
回し蹴り、踵落とし、ローキック。
「君を直に見て考えが変わった。
本当に君がシンの恋人にふさわしいのか?
お互いの気持ちが大事だと言うが、それでも確かめられずにいられなかった」
何とかひっくり返そうと甲と乙を我武者羅に振るうが、そのどれもカスリもしない。
だけどいったん攻撃の手を止めることができたので距離を取る。
そのまま雪羅を荷電粒子砲モードに変え、撃つ。
だけどそれは難なく躱された。
「君に会うまでに君の仲間にそれとなく聞いたよ、君のことを
シンを護りたいんだって?君が?
できると思ってるのか?その程度の実力で!」
再び繰り出される猛攻。
今度は足技だけでなく連結を解いてシールドを捨てて両手に持ったビームサーベルも加わり、どうしようもないくらいの手数になる。
そのまま蹴りが胸部装甲にクリーンヒット。
ふっとばされて校舎に叩き付けられる。
「俺に一太刀も入れられないのにシンを護るだと?
本当にそんなことができると思ってるのか!?
自分の実力を考えて……」
「うるせえよ」
「……なに?」
「あんたに言われたことなんてとっくに自分で何回も考えてんだよ!
自分でもわかってるんだよ!俺が弱いことくらい!
だけど、だからなんだ!弱いからってなんで諦めなくちゃならないんだよ!
今弱いからって明日も明後日も弱いままだとは限らないだろ!
それにあんたも進も最初から強かったわけじゃないだろう!
なのにそれをいちいち偉そうに上から目線で説教して!
いいか!アスラン・ザラ!!」
言いながら瞬時加速。
通常飛行でも瞬時加速と同等のスピードが出る白式が瞬時加速をすればどうなるか?
答えは簡単だ。
音速を超えて一瞬で相手の目の前だ。
「ひよっこだからってなめるな!!」
そのまま上から甲と乙を同時に振り下ろす。
サーベルで止められるが、本命は次。
クローモードで射出した雪羅が後ろからアスランに迫り、そのまま貫く。
背中に背負ったリフターに阻まれて致命傷にはならなかったが、それでもリフターはもう使い物にならないだろう。
蹴りをアスランの腹部に入れる。
後ろに下がるアスランを瞬時加速で追い抜き、後ろからもう一度瞬時加速ですれ違いざまに切り裂く。
「……」
「……」
《アスラン WIN》
その表示が出るとともに白式を確認すると、エネルギーが0になっていた。
(あの一瞬のすれ違いざまに……斬られたのか)
模擬戦はアスランの勝利に終わった。
「見せてもらったよ、君の覚悟を」
VR訓練機から出ると、アスランに声をかけられた。
「粗削りだがいい剣だ。
ちゃんと経験を積めばそう遠くないうちにシンと肩を並べることができるだろう。
俺も、今回はいい経験をさせてもらった」
「……どうも」
「さっきはすまなかったな。挑発のような真似をしてしまって。
シンの恋人を名乗るならどうしてもその覚悟を見ておきたかったんだ」
「それで?あんたから見て俺はどうなんです?」
「及第点だな。これからの成長に期待、というところだ」
「相変わらず上から目線ですね。それに採点が厳しい」
「自分の惚れた相手の彼氏に対する評価なんだ。辛口になるのは当たり前だ」
そこでアスランはいったん言葉を切る。
「オリムラ……いや、一夏と呼ばせてもらうぞ」
「どうぞ」
「シンから目を離すな」
「え?」
いきなり真剣な表情になり、俺の眼をまっすぐにアスランは見る。
「詳しくはあいつに口止めされてるから言えないがな。だが、これからはシンから目を離すな。
あいつを止められるのは……お前だけだからな」
「あんたに言われなくても」
「そうか」
そこでアスランは微笑む。
「それを聞いて安心した。さぁ!外でシンが待っているだろ!行くぞ!」
「あ、ああ」
進から目を離すな。
この言葉の本当の意味を俺が知るのは、もう少し後になる。
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「できたーーーーーー!!!」
ラボ全体に響くほどの声を上げる。
実際は防音処理のせいでこの部屋の中にしか響かないんだけどね。
「うんうん!こんなこともあろうかと用意しておいたこれがさっそく役に立つなんて……人生分からないものだね!」
本当はこれもISと同じ宇宙探索のためのISの母艦として開発したんだけど……。
「ごめんね?こんなものつけたりして。戦いが終わったらすぐに外してあげるから、それまで待っててね?」
最初は向ってくる小惑星を破壊するための最低限の武装しかついていなかったこの子が、今はこれ一隻で東京くらいなら数時間で火の海に変えることができる武装を積まれている。
それを自分の手でしたのが悔しくて、本当はこんなことのために作ったわけじゃないのにこうしなきゃいけないのが悔しくて。
「すぐに終わらせる……絶対にこの世界に来たことを後悔させるから」
箒ちゃんたちのためにも、あーちゃんのためにも、絶対に許さない。
「頼むよ?ラビット号」
ウサギは怒らせると怖いんだから。
やったねアスラン!ファンが減るよ!
今回敬語(嫌味)を使う一夏君が登場!
そういえば一夏君の敬語って作者の印象ではあんまりないんですよね。
どこかで使ってましたっけ?
そしてアスランさん。
今回は憎まれ役をやってもらいました。
いつかのレイと一緒で一夏君の覚悟を試してもらいました!
シンちゃん流の敗北からの立ち直り方。
これはステラ死亡時を元にしてます。
あの時シンちゃんは今の一夏君以上の無力感を味わってそれを一人で乗り越えて、さらに怒りに変えてフリーダムを撃破しました。
そんなシンちゃんですから敗北した人への慰めは逆効果だと思って今回一夏君を突き放すような態度をとりました。
まぁ一夏君が部屋から出てくるまでシンちゃんも「言い過ぎたかな?」とすっごく不安になってたのは内緒。
そして一夏VSアスラン。
足技の描写難しい!
しかも空中だから余計に書きにくい!
これから極力アスランの戦闘描写減らそうかな……。
最近シンちゃんか一夏君の戦闘しか書いてないからそろそろ他のヒロインズの戦闘を書きたい。
プロデューサーさん!宇宙船ですよ!宇宙船!
ラビット号です!先に言います!
元ネタはニーナと戦車と魔法のうさぎです!
これで部隊名はもう分るでしょうね。
だけどあえて言いません!応えません!
うーさーぎ!うーさーぎ!
次回予告の曲変わります!
以下、次回予告!脳内BGMはLife Goes On で!
着々と進んでいく反撃の準備。
宇宙へと飛んだウサギ達はその瞳で何を見るのか!
次回![IS]運命の翼の少女 第四十三話「恋敵あるいは宇宙へ」
平和な世界を取り戻すために!飛び立て!ラビット号!