モルガンと行く冬木聖杯戦争   作:座右の銘は天衣無縫

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7話

「位置についた。」

 

闇に潜んで、男はぽつりと呟く。

その言葉をマイクが拾って切嗣、舞弥の耳についたイヤホンへと伝えた。

 

『やれ。』

 

切嗣の短い言葉の後に冬木市の誇る高層ホテルのあちこちから爆破が起こる。

すでにあの中は最上階を除き無人。

逃げ出した一般人が見れば震え上がるようなその光景を使い魔を通して上空から見ている。

 

とはいえ、日本という場所だけを除けばビルの爆破なんて見慣れた光景である。

極めて無感情に監視を続ける。

 

「キャスター、どうだ?」

 

『工房の魔力の残滓が残っていてまだ確認は難しいです。』

 

「そうか、何か分かったら念話をくれ。」

 

『じきに警察も聖杯戦争関係者も集まってくる筈だ。

僕達は撤退する。

後は任せる。』

 

「安心しろ、やるべき仕事はしっかりやるさ。

通信終了、以後はこのインカムは使用しない。」

 

そう言って男は通信を切り、ビルの屋上からスナイパーライフルと使い魔を使っての監視を続ける。

アサシンが集まってきた時の為にキャスターはギリギリまで側に控えさせておく。

そのまま、瓦礫の山と化し火の手の上がるホテルだった場所を見続ける事、数分。

 

『西のカラスがランサーを発見しました。』

 

「チッ、瓦礫の山で死角になっていた所から出てきてたか。

追うぞ。」

 

『跳ばします。』

 

キャスターがそう言ったあと、男はその場から消えてまた別のビルの屋上に現れた。

屋上の手すりには使い魔のカラスが止まっており、それを元に空間跳躍した事が分かる。

 

ビルの真下、建物と建物の間の狭い路地を覗けばホテルから逃げ出して一息ついていると思われるエルメロイ陣営がいる。

 

「仕掛けよう。」

 

「では、宝具を展開します。」

 

手すりの向こう側に実体化したモルガンはそう言うとビルの屋上から飛び降りる。

だが、重力に引かれる事なくゆっくりと。

 

「それは絶えず見た滅びの夢。

報いはなく、救いはない。

最果てにありながら、鳥は明日を歌うでしょう。

どうか標を。」

 

詠唱と共に結晶体で作られた柱の様なものが降り注ぐ。

詠唱の途中でランサーが気付いた様だったが、背にマスターがいたからこそ、一か八かの突撃では無く、防御に踏み切った。

 

「『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』!!」

 

「『はや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)』」

 

ランサーの足元から高密度の魔力と呪詛が噴き出す。

ランサーはそれをその赤槍で無効化し後ろにいるマスターの元へは通さないとばかりに、無効化出来なかったそれを身をもって受け止める。

 

だからこそだろう。

呪詛と魔力が収まった頃には、ランサーは高濃度の呪詛に侵されまるで焼け焦げたかの様な状態だった。

もはやいつ霊基が崩壊してもおかしくないその状況で、倒れることなく、地面に膝をついただけだったのは一重にその後ろにいる己の主人を守り通すという意地だけだった。

 

「ほう、意地だけで崩れかけの霊基を保つかランサー。

だがもはや動けまい。」

 

「ランサー!?」

 

ランサーに駆け寄ろうとしてきたのはケイネスの婚約者、ソラウ。

だが、キャスターはそれを殺気をぶつけて止める。

 

「動くな。

動けば殺す、魔術を使おうとすれば殺す、令呪を使おうとしてもやはり殺す。

貴様らが生き残る道は1つだけだ。

その手に残った令呪をよこし、この地を去る事のみだ。

なあ、マスター?」

 

キャスターが上から見ていて終わったと判断して、ワイヤーを使ってビルから降りてきていた男に問いかける。

 

ケイネスはその様子と男が持つ銃を見て、魔術師ではなく魔術使いだという事に気づく。

 

「おのれ、魔術使い風情と使い魔風情がよくも…………!」

 

「…………はぁ、状況ってのが分からんのかお前は。

なら、分からせてやる。」

 

そう言うと男はリボルバーを取り出して、ケイネス、ではなくソラウに向けて放つ。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!??」

 

右足のふくらはぎを撃たれたソラウは経験したことの無い激痛に足を抑えてその場に倒れ込む。

 

「ソラウ!?

止めろ! 何故私では無くソラウを狙う!?」

 

「マスター権を持つお前が死ねばその手の令呪は消えて無くなるからだ。

では、もう一度返答を聞こうかエルメロイ。

令呪を寄越せ。

次は左足、その次は右腕、その後左腕、お前が了承の言葉以外を吐く度に段々と胴体に近づけて弾丸を撃ち込む。」

 

「止……めろ、外道…が。」

 

口を開いたのは瀕死のランサーだ。

息も絶え絶えに言葉を絞り出した。

 

「それは聞けんなランサー。

貴様は敗者で我らが勝者だ。

故に勝者として貴様らから令呪という戦利品を貰おうとしているだけだ。

貴様も生前、散々やったであろう事だぞ何故やめねばならん。」

 

「ソラウ…殿は……関係…無いだろう……!」

 

「戦場に連れて来た者が関係ない?

はっ、ケルトらしからぬ随分と紳士的な考えだな。

そも貴様のマスターが無駄な足掻きをするのが悪い。

黙って令呪を渡して敗退を認めていればその女もこんな目には遭わずに済んだのだぞ?

まあ良い。

万が一があっても困る故、貴様はここで死んでおけ。」

 

キャスターが杖を掲げたと思えばその形が斧の様に変わり、振り下ろした。

ランサーの首は刎ねられ、今度こそランサーは倒れ込み、霊基は崩壊した。

それを見たケイネスは打つ手が完全に無くなった事を理解して俯く。

 

「これで五月蝿いのはいなくなった。

今度こそ答えろ。」

 

「……っ……!!」

 

「無言も解答と見做すぞ。

あと5秒だ。」

 

そう言いながら撃鉄を起こす。

すると、腹を決めたのかケイネスは叫んだ。

 

「分かった!!

だから……これ以上彼女を傷つけるな。」

 

「勿論だとも。

そら、早く寄越せ。」

 

エルメロイが令呪のある右手を掲げて令呪を男に渡した。

男の手の甲にある令呪に更に2画が追加され、これで合計5画の令呪を持つ事になる。

 

「キャスター、治療してやれ。

さて、エルメロイ。

この後も冬木に残ってなんかされても困るからな。

半日時間をくれてやる冬木から去れ。

そして1日以内には日本から出国し、以後は俺とこの聖杯戦争に関わろうとするな。

 

別に契約も何もしてない事だ、破っても構わない。

だが、その時はさっきのが児戯に思える程の事をしてやるから覚悟して来るんだな。」

 

キャスターがソラウの治療を終えた。

既に彼女は激痛で意識を失っている。

その彼女の手にキャスターは自身の手を重ねて何かを唱える。

 

「待て、何をしている!?」

 

「呪いだが?

この呪いは半日を過ぎてもなお、この街にいれば発動する。

効力は、そうだな、1年だ。

その間にこの街にまた来ても呪いは発動する。

 

その効果は……まあ、想像にお任せするが地獄の責苦よりも苛烈だと言っておこう。

それと、その呪いは連動している。

自分の命は構わないから恥辱を濯ぐ、などと考えて1人で突貫してくるのは勧めんぞ。」

 

キャスターは思わず手を伸ばしてきたケイネスの手も掴んで同じ呪いを刻み付ける。

青黒く手の甲に刻み付けられたそれは皮肉にも今奪われた令呪の様だった。

 

「良かったな。

キャスターのそれが無かったら丸1日くらい2人纏めて拷問にでもかけて2度と関わろうとは思わない程度に心を折るつもりだったんだからな。

じゃあな、2度と会う事も無いだろうよ。」

 

男がケイネスに背を向けてその場から去り、キャスターも現代風の衣装に服を変えると男に続く。

ケイネスはギリ、と歯軋りして2人を睨みつけていたが、結局手を出す事はなく、気を失ったソラウを抱き上げてその場から去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

「知らないところで変なものを仕掛けられても困りますからね。

カラスを念の為につけておきました。」

 

路地から離れた所を2人で歩いている最中にモルガンが男にそう話した。

 

「流石。

アレの効果と遠隔起動は?」

 

「ただ単に全身に激痛を与えるだけです。

遠隔起動は無論出来ます。」

 

「余計な事をしそうだったら使ってやるつもりだな?」

 

「当たり前でしょう?

魔女ですから。」

 

悪戯っぽくそう言ってモルガンはクスクスと笑う。

そのまま2人はホテルの爆破で浮き足立つ街の雑踏の中に紛れ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、2人は夕食と酒を買い込むと拠点へと戻った。

 

酒の種類は様々だ。

モルガンの生きていた時代における酒の代表であるエールと似たビール。

当時のブリテンではかなりの貴重品だったというワイン。

日本特有の酒という事で日本酒も幾らか買った。

 

「むう、作り置きですらここまで美味いとは。

この国は本当に食の文化が強いですね。」

 

「日本人の食にかける思いは変態レベルってのは有名な話だ。

生のままの魚や肉、木の根っこにしか見えない植物、わざと腐らせた豆とか食うしな。

それを毒がなくて美味いからって理由だけで一般的な食事にするし、毒があっても美味けりゃ食べる。

 

しかもスープ1つ作るのに何時間も煮込む事もあるらしいぞ。」

 

「……それは凄まじいですね。

ブリテンと同じ島国だというのにここまで違うとは。」

 

感心した様にそう言いながらモルガンは食べ進めていく。

その間にも缶ビールをガンガン空けていっているが。

その様子を見て男はふと思い出した。

 

「そういやビール、じゃなくてエールってモルガンの時代だと水の代わりにも飲んでたんだっけか。」

 

「ええ。

半ば生活必需品で、私自身もエールを作った事がありますよ。

本来は王族の仕事ではありませんでしたが、キャメロット関係で市井に降りる事も何度もありましたから。」

 

そのまま他愛のない話を続けながら食事を終えた。

 

「さて、取り敢えずワインは飲んだ事があるのでこの国の酒から開けましょうか。」

 

そう言って日本酒の瓶の蓋を開けて互いにコップに注ぐ。

そのまま、一杯目を2人で同時に飲んだ。

 

「!?」

 

飲んだは良いがモルガンはその酒の強さに咳き込んでしまった。

 

「……随分と強い酒ですね。」

 

「そうか?

…………ああ、そういやアルコール度数15以上の酒なんて当時は無かったもんな。

悪かった、苦手ならワインにしとくか?

日本酒は俺が飲むし。」

 

余談であるがエールは基本アルコール度数5度前後、ワインは12度前後、日本酒は15度前後が1番多い。

今回買った日本酒は20度ほどである。

 

「いえ、驚いただけで苦手では無いので。

もう一杯下さい。」

 

ムッ、とした顔でおかわりを要求するモルガンにサーヴァントなら急性アルコール中毒にならんし良いか、と考えて男はコップに注いでやる。

 

それを半分程飲んだところでモルガンが話を切り出す。

 

「では、貴方が見た夢の感想を聞きましょうか。」

 

「生き方下手で人生損してるなって。」

 

あっけらかんと、なんでも無いことの様に言う男にモルガンは一瞬ポカンとした顔を晒し、その次に呆れた。

 

「確かにその通りですが、もっと何か無いのですか?」

 

「似てるだけで他人の人生だからな。」

 

「はぁ。

人から見ればその様に見えるかもしれんが、アレはそういう運命になる様になっていたのだ。

 

そも私とアルトリアは何もかもが正反対だ。

妖精と竜、神秘の王と人理の王、悪と善、混沌と秩序。

あの当時のブリテンは世界最後の神秘が集まっていた。

そんな時に私は神秘の王として、人理を廃してでもブリテンの神秘を維持、存続させるべく生まれ、奴はブリテンを人理に染めるべく人の手によって人理の王として生まれた。

 

私と奴の戦いは言わばブリテンにおける人理と神秘の代理戦争だ。

例え私が貴方に最初の頃に言ったブリテンの支配を聖杯によって成しても、奴は人理を守るべく私と争う事になるだろうよ。

だから貴方が生き方下手だと言っても、どう足掻いても私はあの生き方しか出来ない。

そういう風に世界から役割を与えられたのだ。」

 

そこまで一気に話してモルガンはコップに残った酒を呷った。

 

「……私が語ったのだから貴方も語れ。

仕えるべき相手にだけ話をさせるな。

それに、レディの人生を勝手に覗いておいて貴方だけだんまりは無しだ。」

 

誤魔化す様に早口でそういうモルガンに笑いながら、男はモルガンのコップに追加の酒を注いだ。

 

「まあ、なんて事ないさ。

俺は元々、そこそこの代が続いている魔術師の家に双子の弟として産まれてな。

双子だったもんだから後継者をどちらにするか揉めに揉めたらしい。

結局は15まで同じ環境で育て、より優れた方を当主にするっていう問題を先回しにする方法に決まった。

 

魔術の才能は兄の方が上だった、天才と言っても良い。

だがまあ、男ってのは負けず嫌いなもんだ。

だから必死こいて努力して何とか兄に並んでたんだ。

そのお陰で、優れてるのはどっちだって親父殿は決められなくってな、結局決闘する事になった。

 

魔術だけの決闘なら努力してギリギリ追いついてる俺が、焦って努力を始めた本物の天才に追い付けるはずがない。

だから魔術だけに頼るのはすっぱり諦めた。

まあ、善戦はしたけど負けたんだけどな。

 

だが、魔術師ってのは魔術以外の戦闘能力を下に見てる。

『野蛮だ』だの『そんな暴力を助ける為に魔術を教えたのでは無い』だのゴチャゴチャ言ってきて結局当主は兄になって、どこかの分家に行くはずだった一族の恥晒しの俺は絶縁、放逐された、ってだけだ。」

 

一旦喉を潤す為に酒を飲んだ。

空いたコップにはモルガンが酒を注いでくれる。

 

「その後は修行と金稼ぎを兼ねて戦場に立った。

まあ、それで10年くらい経った頃だったか。

風の噂で元実家が潰れたって話を聞いた。

 

兄が病気で死んで、残った奴らで内輪揉め。

家は空中分解したらしい、こっちにまで飛び火して来なかったのが幸いだったな。

 

それを聞いて何もかもがどうでも良くなった。

何でだって考えてみたら悔しくてリベンジする気満々だったんだ。

で、やる気が出ないままでいたら聖杯戦争の話を聞いて見学に来たってトコだ。」

 

「そうか……確かに何処となく似ているな。

生き方下手な辺りが特に。」

 

「それが俺らの共通点だろうよ。」

 

2人して笑って酒を飲む。

まだ初めて会ってからたった数日しか経っていない。

なのにも関わらず、心地が良かった。

 

「しかし、そうか。

羨ましいな。

…………待て、何で私は今羨ましいなどと言った?」

 

「今の話のどこに羨ましい箇所があるんだよ。」

 

「だからこそだ。」

 

モルガンがふと溢した言葉に2人揃って悩む。

 

「羨ましいって事はキャスターには無くて俺にはあるんだろ?

直接戦って負けた事か、全く実家とは別の道に進んだ事か、あとは……」

 

「……それだ。

……ハッハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

男の言った事に反応したモルガンは次の瞬間、大声で笑い始めた。

 

「ああ、まさかまさかだ。

幾ら生前は怒り狂っていたとは言え、そんな事すら分からなかったのか。」

 

笑いが収まって自分で納得したかの様に独り言を言うモルガンに男は聞く。

 

「で、結局何が羨ましかったんだ?」

 

「戦って負けたという事だ。

要は私個人は納得したかったんだ、奴が私よりも王に相応しいと。

いやはや、妖精の願望というのは厄介だな。」

 

「妖精の願望?」

 

「ああ、妖精という生き物は生まれながらにして何らかの願望を1つだけ持っている。

可愛げのあるものからはた迷惑なものまで千差万別だがな。

私のそれは支配だ。

私の妖精としての心は支配を望んでおり、恐らくは神秘の王として生まれた私はそれが強過ぎたんだろう。

人としての願望が隠れた。

人としては認めたかったが、妖精としてそれを拒んだ。

 

ああ、漸く分かった。

納得したかった、それに寂しかった。

アーサー王が羨ましかった。

当たり前だが私の周りに好き好んで寄り付く奴なんぞおらんかったからな。」

 

「じゃあ、キャスターの願いは納得する事か?

曖昧じゃないか?」

 

「いや、したかった、と言ったろう。

もうしている。

寂しかったのも貴方が居てくれたおかげで満たされている。

打算があるのは分かっているが、貴方は嘘も誤魔化しも隠し事もせずに私と共に居てくれた。

こう言うとまるで生娘みたいだな。

 

だが、私は強欲だ。

この程度で満足なんぞしてやらん。

願いは結局変わらんよ、受肉だ。

そして、貴方とずっと共に居たい。」

 

「は?」

 

男が今度は呆気に取られた。

今なんて言った?

 

「酔ってるのか?」

 

「ああ、酔っている。

だが、これは本心だ。

何もかもがどうでも良くなったなどと言っていたな?

なら、2度とそんな事を思わせないほど私に夢中になって貰うぞ。」

 

そう言って勝気に笑うモルガンは非常に綺麗だった。




はい、というわけでヒロイン度急上昇でした

唐突過ぎると思うので以下説明
実はモルガン様に対してパーフェクトコミュニケーションを続けてたのでモルガン様の中の好感度爆上がり、絆レベル上がってました(自覚はそこまで無かった)
妖精眼を持ってたら相手が内心で何考えてるのか大体分かって、政治的な側面のある王室とかストレスフルだと思うんですよね。
しかも、生前は前話で説明した感じだったので余計に。
そんな経験がある中で主人公は嘘も隠し事もしなかった。
些細な事ではありますけど、実際難しいですし、難しい事を分かっているモルガン様はそんな事しない主人公に対してそりゃ好感度上がります。

で、今回、自分の願望を一気に理解した影響で好感度が表面化してああなりました。

後はアルトリアもモルガンも1つ何か決めたらそれに一直線なところがあると思ってるので、モルガン様は主人公にクソデカ矢印を向けてます

寂しかった発言はモルガンの妖精としての願望は支配、なら人としての感情は?ってなった時に異聞帯モルガン見てる限り根っこは素直そうなので、特に悩む必要なく寂しかった、という結論に至りました。

後はzeroではクソ程迷走するセイバーとの対比でもあります。

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