※このカケラは【pixivのbooth】に置いてあるものと同一です。
???「これは始めに言っておかなければいけないのだけれど、十五禁程度のちゅっちゅな表現があるわ。
いつものようにイタズラにカケラを集めて遊んでみたものよ。
今回は世にも珍しいものを見せてあげるわね。たまたま拾いあげただけだから貴方が気に入るかは分からないわ。見た目が(ほぼ)同じ者同士の稀なカケラよ。登場人物は小此木しか居ないわ。出てきても名前だけね。
前提として、姿は【ひぐらしPC原作版】の祭囃~郷壊までの小此木と、姿は【ひぐらしPS版】罪滅し編のレナ発症前の小此木の居る、奇妙な世界になるのかしらね。
互いの呼び名が特殊よ。
【ひぐらしPC原作版】が<テツロウ>、【ひぐらしPS版】が<小此木>と呼び合っているわ。ややこしいけれど、そのようなカケラなので忠告はしたわよ。
一部の酔狂な人たちにとっては面白いかもしれないわね。少なくとも私は楽しめたわ」
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所用を終えた興宮の造園事務所から雛見沢への道を、以前の癖もあってか異変がないか睨みをきかせながらも表情には出さずに歩いていると、俺とは逆の進行方向――診療所方面から面識のない誰かの姿を視認し見失わないよう目で追いはじめる……どうも向こうさんは俺を知っているらしく、俺が右に寄れば右に左に寄れば同じく左に寄った俺を目掛けて向かってきている。殺気は無さそうだがこういう奴には声を掛けておくのがいいと判断する。できる限りの距離を詰め、数センチほどまで近付いて相手の顔を拝もうと、つとめて優しく、かつ和やかに声を掛ける。
「この辺じゃ見ない顔だな。アンタ、どっから来たんね? ここ、何処だか分かりますん? 興宮なら俺が通って来たんで教えてやらん事もねぇが。手取り足取り……腰取り、な?」
頭のてっぺんから爪先までジロジロと眺めると、不思議な……奇妙なものでも見たかのようにニヤついた顔を返しながら、両腕や両手を自分の肩辺りに寄せて何も持っていないことを示してみせる。なんだコイツは。よぅ見りゃ俺に似ているじゃねぇか。腹を探る必要があるかもしれん。
「一肌脱いでくれるとは助かりますんね! そ、それにしても、男の俺に、手取り足取り腰取り少しいやらしいですよ‥‥‥」
好意に戸惑いながらも満更でもない顔をしながら茶化す。顔を上げてみれば、まるで俺がそこに居るみてぇな錯覚を覚える。何だ、この状況は‥‥‥品定めでもされているかのような感覚に、いつかの何かを見たような覚えがある気がして食われちまうのかと後ずさる。
「別に、取って食おうって訳じゃ、ねぇですんね? それより……所属と名前を教えてくれるかい? アンタは俺を知っているようにみえるが俺はまだアンタを知らねぇんでな」
一度は肩まで伸ばした両腕と両手を相手の肩に乗せてトントンと優しく撫でてやる。こうしてやる事で少しは親近感と安心を覚えてくれるだろうと踏んでな。でなけりゃ拒絶されるだけだ。ひとまず、どう出るかに掛けるか……
「俺の名前は小此木鉄郎だ‥‥‥所属は入江機関直属の部隊の山狗に所属している。俺は名乗った、アンタの名前と所属を言ってくれ」
なんだこの男は。俺に似ている‥‥‥いや俺ではないのか? 確か俺に似ているのが世界に三人居るみたいなのがなかったか、いや世界が違うのではないか。と訝しみながら笑顔を忘れずに言ってのける。
「俺は、オコノギって言いますん、興宮の造園事務所で社長やっとりますんね。少し前までは俺も入江機関直属の山狗とやらの部隊に属していたが、解散しちまったんでな……」
名乗り返しながら、こんな顔どこかで見た気がするが……と、記憶の奥底を掘り起こして適切な言葉が無いか探る。
「ほぉう、アンタもオコノギテツロウって名前なんだな。って、ちょっと待て。俺と同じ名前、だと……」
ハッと何かに気付くとソレの確認ついでに、みずからの左胸ポケットに右手を突っ込んで<小此木鉄郎>と書かれた造園会社の名刺を一枚、親指と人差し指で摘まんで、相手に差し出して確認をしてもらう。ドッペルなんとかっていうアレか。なんだなんだ、何が起きている?
「‥‥‥あぁん、何をいっとんしゃぁよ、いくらぁ姿が似よぉともそんなことねぇですんよ」
そう言いながら名刺を同じように摘み受け取る。所属まで一緒とは、どういうことか。 それじゃ解散というのは終末作戦が決行した後だろうか。コイツぁ少し未来の俺か別の世界の俺という可能性があるな。はァ‥‥‥、もしそうなら今の俺には何もできねぇな‥‥‥
「確かにそうかもしれんね。まあ、何だ……こんな所で立ち話してっと目立って仕方ねぇんで、俺の事務所か神社か神社の裏手でもどうですんね? 診療所は入江や鷹野や富竹が居て気が休まらんだろうし、営林署は……無ぇなっちまったが」
名刺が相手に渡った事を確認すると、腕組みをして何事か思案したのち幾つかの提案を出して先を促すことにした。
「ん? そうだな‥‥‥それじゃ神社の裏手に行くか、あそこなら日陰が当たるんそれに村の奴らに見つかる心配は少ないん」
事務所も俺等が二人居ることに驚くかもしれねぇですん‥‥‥ここは相手に任せる事にした。にしても‥‥‥よぅもここまで似るとはな。別世界の俺は今までどう過ごしてきたのか気になってきましたんねえ。
「神社の裏手が無難ってとこですんねぇ……ほんじゃま、行きますかい。角曲がりゃすぐ神社ですん。おっと、一番悩むところなんだが……名前、何と呼びゃあええんね? 呼ばれ慣れてる名前にしときゃ間違えんだろうからな。俺は<テツロウ>でええんね。所長からはサン付け。富竹からはクン付け。鷹野からはいつものごとく呼び捨て。雲雀十三からは日頃社長と呼べと言っているが相変わらず隊長呼びが抜けねぇがな。 んだが、別なテツって奴が居るんで間違ってもテツって呼ばんでくれよ? 他に呼びてぇ名前があるんなら別だがな」
腕組みを解いて神社裏手に向かう道の途中で尋ねる。他の奴らのことも話しておかんとな。情報集めにゃ心許ねぇが、こればかりは仕方ねぇ……どう転ぶかは分からんが何らかの収穫はあるだろう。あってくれ。あってくれんと困るが。困る? ハハハッ、今更俺が何に困るってんだか。
「下の名前で呼べばいいですかい? それじゃ俺は<小此木>ってとこですかね」
「へへっ、今後は<小此木>って呼ばせてもらいますんねっ」
新しい相棒が出来たかのように得意のウインクをしてみせる。今日は珍しく機嫌がいい。あれやこれやと聞かれても無いことまでベラベラ喋りそうになっちまう……
「それにしても雲雀の野郎、居るのか。アイツはよく付き合ってたからな、慣れないだろうな‥‥‥」
「<小此木>のところの雲雀も仲良さそうなんね」
「まぁな‥‥‥」
片目を閉じウィンクして雲雀の事を思い笑う。腐れ縁とはいえ、付き合いが長いだけじゃ無ぇんでな‥‥‥分かっていると思いてぇが、色々あんだろうからそこは詮索せんだろうな。
「十三は、何年の付き合いになるんだか忘れちまいましたん。癖になっちまって直す気も無ぇんだろうよ。ま、無理には正さんがな。寝起きは俺も含めて事務所だが日中は何処かに出掛けてるみてぇですんね。どこほつき歩いてんだか……」
少し笑いながら歩き、時おり気になりながら少し目を細める。情報を引き出すだけ引き出してトンズラすることも視野に入れときゃあいいかと軽く考えておく。
「前みてぇに鷹野の機嫌を窺わんでもようなりましたん、静かになったもんよ……」
「へぇ、鷹野の心変わりするきっかけみてぇなもんでもあるんかねぇ‥‥‥」
「正確なところは鷹野本人に聞かんと分からんが。『スクラップ帳の中身の一部は懐疑的なものもあったが、雛見沢症候群については身を持って体感していたのもあってか<東京>の奴らに認めさせた』ってところらしい」
先程の<小此木>の疑問とは関係の無い話を喋る俺は滑稽に映っていただろうなァとふと思う。警戒心も何も無くなった表情で、<小此木>の穏やかな顔をぼんやり眺めながら気にせずこちらの状況をさらけ出していた。今考えたら後の祭りなんだが突っ込んだところで意味があるかと問われりゃ……無ぇわな。
「そういや、北条の叔父の野郎はどうなったんだ? 確か俺の知ってるのは園崎に手を出して雛見沢に逃げたはずだ。その後の奴はどうなった?」
「北条の叔父ってのは……あぁ、鉄平のことか。テツは沙都子嬢ちゃんと仲良ぅやってるみてぇですんね」
「へぇ、あの叔父が改心するとはな‥‥‥」
そう言いながら物陰を背にする。<テツロウ>とやらは機嫌がいいのかベラベラと喋っている。俺と寸分違わないハズなのにこうも違うとは‥‥‥何があったのやら。
「園崎ってぇと、お魎婆さんや茜姐さんトコか。テツが手を出した、なんて話が上がりでもすりゃあ園崎家の一大事になっちまいますん、聞いた事は無ぇな。ま、他人の家の事情なんざ深入りせんほうが身のためですんねぇ……」
神社裏手に辿り着いたところで他に誰も居ないことを確認すると流石の俺も緊張を緩めた。両腕を上に挙げてウーンと伸ばし、力を緩めながらフゥ、と両腕を降ろす。現時点での<小此木>の話を聞く限り他人の空似、とは言えなくなっちまいそうだな……
木陰を背にしてその根本に座り込んで<小此木>の様子を伺うことにした。何も恐れるようなことは、無ぇ、はずだ。おそらく、な……
「‥‥‥んっ? 今さっき園崎に手を出してないと言わなかったか? もしその話が本当なら俺は別時空に居ることになるんかね?」
少し慌てながらも心のなかで面白くなってきたと感じる。そう考えながら、手をポケットに入れシケモクを口に咥えて手を被せるようにしてから火を付け、気持ちを抑えようと深く吸い込んで飲む。
「北条兄夫妻の事故さえなけりゃもっと違った未来があったかもしれんと思うとな……『悟史の坊主と沙都子嬢ちゃん、魅音嬢ちゃん詩音嬢ちゃんたちのおかげか、毎日が楽しゅうてなぁ』と、テツから聞いている」
「悟史ってあの末期発症の? という事は所長はH173特効薬を完成させたんだな‥‥‥」
そう言った後、フゥーと煙を吐く。<テツロウ>の様子にも気付いてはいるが、どうしたものやら。
「そういや所長は、何故かあの坊主の事を気にしてたからこそ出来たんやろうな。その後も何も起きず毎日過ごしていて良かったよ。あれに関してはどうしようもなかった。ただ環境が悪かった‥‥‥」
「あぁ、悟史の坊主が目覚めた直後は大変だったらしいんでな。特効薬がまだ完全じゃあ無ぇのと、本調子でないんで詩音嬢ちゃんが付き添いで興宮の病院に通院をしているみてぇですん。よく事情を知るスタッフに任せてると入江から聞きましたんね」
シケモクに火を着けくゆらす<小此木>の唇と慣れているはずの匂いに釣られ、思わず<小此木>が吐いた煙を深く吸って吐いたりを数回繰り返していることにハッとなる。
「あぁいや、なんだ……入江にシケモクを控えろと言われちまってセーブしてんだが、人が吸ってんのを見るとつい、な……」
スゥーと、相手の吐く煙を何度か吸って自分も吸っている気になるだけじゃなく、匂いを感じようと相手の居る物陰まで腰を浮かせて寄る。
数分の無言が続く。
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「どっちがどっちを引き寄せたかは知らんが。俺は俺なりの強い意思で此処に居る事が出来てますんねえ。<小此木>も、確固たる意思で望んだ世界に居る。違いますかい? で、これは俺の推測になっちまうが。<小此木>と俺とで<融合>しちまえば……これからも<小此木>の世界であり、俺の世界で居られる。ま、あくまで可能性の話なもんで、話半分で聞いといてくれ」
「‥‥‥確かにそう考えられるがまだ可能性の範囲内だな。まあその時が来るまでは何もできねぇな‥‥‥」
急に話を変えられたと思ったが、いや、実際にも急な訳だが。
「そん時がいつ来るかも分からんからな。明日かもしれんし、もっとずっと後かもしれん。ただ待ってるだけになっちまうが……<小此木>はそれでも平気か? 嫌でなけりゃ……俺と一緒に居てくれるか? へはっ、なぁんねこれは……これじゃあまるで俺が<小此木>にプロポーズでもしてるみてぇじゃねぇか……っ」
くさい台詞を何の臆面も無く<小此木>に向けて言い放った後、失言してしまったと気付いた時にはもう<小此木>の顔を見れなくなっちまっていた。喋り過ぎちまったと視線を下に落とす。はははっ、世話無ぇな……
突然プロポーズに近い返事が返ってきて驚いちまったが満更でもない顔を<小此木>に向ける。突飛も無けりゃ、ここまで俺を気に掛けてんのは‥‥‥何かの力が働いているとしか思えん。
「へっ、ここに来た時点でここに残るという覚悟はしてたんね‥‥‥今更じゃあねぇか。‥‥‥この世界は俺を退屈させねぇ、それに<テツロウ>が本音で俺と一緒に言たいと言ってくれたん、そうなりゃあずっとここに残ることになったとしても<テツロウ>と一緒ならそれも悪くねぇな。後、なに下向いてんだよ‥‥‥俺も照れちまうじゃあねぇかっ」
言ってるうちに自分も恥ずかしくなり照れるように指で顔を掻くしかなかった。何なんですかコレは。
「嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか……」
頭を上げると、照れの混じったような表情を<小此木>に向ける。意味の分からない感情が込み上げてきては抑えるを繰り返している。
「此処が<小此木>の世界なのか、俺の世界なのか、それとも全く別の未知な世界なのか。他の奴らに確認させたほうが早いんだろうが、そう簡単にはいかんか。入江や富竹なら真面目に聞いてくれるだろうが……仲は悪くは無ぇが相談を持ち掛ける程じゃ無ぇんでな」
「そうだな、第三者が確認してくりゃあわかるかもしれねぇがな。所長や三佐に持ち掛けるほどじゃねぇしな‥‥‥」
「ははっ、本質が俺なのだから居心地が良いのは当然か」
<小此木>も照れていることに気付く。なんだ、そういうことか。<小此木>のズボンを吊るサスペンダーに指を差し込んで握ると、自分側に相手ごと引き寄せる。抱き合うような格好になっちまうわけだが。
「そうだな、俺も<テツロウ>と居るとなんだか落ち着いて居心地いいんよ‥‥‥うぉっとっと」
自然な感じで引っ張られて転びそうになったがあと一歩の所で<テツロウ>が支えてくれて何とか転ばずに済む。そして<テツロウ>と目が合い離せなくなる‥‥‥オカシイのは俺か<テツロウ>か、はたまたその両方か。
「驚かせちまって悪い。アンタの……小此木の匂いに釣られちまいましたん。……もしかしたらだが。俺に似た存在を……<小此木>を……俺がずっと捜していたのかもしれん。でなけりゃこんな巡り合わせ、一生に一度すら無ぇだろうよ。そう考えたほうがしっくりくるまである……」
引き寄せに使った<小此木>のサスペンダーを手から離すと、支えるような感じで抱き留める。俺が望んだからか。思っていた事をそのまま呟いたのち、一人合点する。
「あっ、支えてくれてありがとうございますん。俺なんか匂いますん? そういやさっきシケモクを吸ってたから‥‥‥な‥‥‥」
そこまで言った後、視線が絡み取られ離せなくなる‥‥‥この奇妙な気持ちは何なのか‥‥‥抱き合った状態だからこんな気持ちになったのか? 俺自身さえも分からん領域に来ているとしか思えん。それより<テツロウ>が、何か言っているが所々聞きそびれる。フワフワした奇妙な感覚に襲われ少しの間頭がボゥーとして<テツロウ>の頬に近づき自分でも何を思ってか‥‥‥<テツロウ>の頬へキスをしちまっていた。誰かを浮かべたわけでもなく、分身のような自分に似た存在相手に。サッと離れたつもりだったが余計に遅く感じていた。嫌な顔はされていないようで笑顔を向ける。だが、してしまったことで我に返る。
「シケモクの匂い、だけじゃねぇな。好きな匂いだからかもしれん……」
そりゃそうだろうよ。先ほどまでのシケモクの残り香と相手の匂いを嗅いでいたのだが、何度目かの視線に気付くとじっと見詰めてくる<小此木>から目を離せないまま、いまのこの状況に不思議と嫌な気はしない。どころか、感情の高ぶりがピークになりつつあることを、この鼓動が物語っている。
「ぁ……ん、小此木……」
頬にキスをされた瞬間小さく吐息が漏れ、熱っぽく見つめて名前を呟く。俺は<テツロウ>で<小此木>なのではと、元は一つだったのではないかと思考の混濁が始まっているが気にしない。抱き留めている腕を背中に回し、顔を近づけて<小此木>の唇にそっと触れるだけのキスを仕返す。
「えっ、それは‥‥‥んっ」
俺の唇に<テツロウ>の唇が、一拍の間重なるとどういうわけだか笑顔になるのは‥‥‥俺が<テツロウ>を? いやまさかな。無いとは言い切れんのが世界なのは幾度も死線を通り抜けてきた俺だからこそ分かる。判っているつもりだ。だからこそ俺は‥‥‥熱っぽく互いに見つめ合うのを辞めない。
【tips:溶け行く世界。<小此木>と<テツロウ>と、彼らの存在。】
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……終‥‥‥?
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「小此木攻めが読みたい!! 小此木受けが読みたい!!」とかいう、完全にヨコシマな気持ちから出来たシロモノです。
「特定ルートのキャラ(小此木)が、別ルートのキャラ(小此木)に出逢ってしまったら」の、もしも話でもあり、これが本当の「ヤマなし」「オチなし」「イミなし」……だったりしなくもない。
縫い合わせたようなカケラなので、このようなタイトルになりました。
ミシンはミシン目の意味も含まれていたり、最後に現れるtips名の「溶け行く~」は「解け行く」で、ほどけていくような意味があったり無かったり。
☆スペシャルサンクス☆
山狗の小此木@fMLzm3xZDjGTb6a さん
(・ω・)ノ ご協力ありがとうございましたっ☆
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オフレコ中。オフレコ中。オフレコ中。
――次元の狭間――
「俺は……<小此木>が好きなんね。それだけじゃ、駄目か? 俺の体の隅々にまでアンタの……<小此木>の匂いをつけてみてぇと思わねぇか?」
見つめられて逸らせないまま思いを告げる。股間が反応してしまっているのを隠してぇのもあり<小此木>の胸に顔を押し付ける。
「いいんですかい本当に? それじゃ望み通りに体の隅々まで一生残るように匂いをつけてやるんね!」
「本気で好きになった奴に言われりゃあ本望ですんね。アンタに……小此木に言われていると思うと破壊力が……うぐっ……って危ねぇ、逝っちまうとこでしたんね」
「そんなに破壊力ありますかいねぇ? なんだか嬉しいぜ!」
「こっちからやっちまうと激しくしちまいそうで怖いんね……痛ぇのでも大体は大丈夫なんね。してぇようにしてくれりゃいい。とろけちまうくらいに破壊力抜群よ。胸も股間もキュゥーンッてなりましたんね」
「激しいのは勘弁してほしいんね‥‥‥俺はかなり敏感なもんで、すぐに壊れてしまうんね」
「どう敏感なのか気になっちまうし壊れちまった小此木もみてぇが……過激なもんは夢ん中だけにしときますんね。へへっ。俺から出来ん代わりに激しく抱いてくれって言ったら……してくれるんですかい?」
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――抱え堕ち――
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