今回も手直しは少なめです。
ケインside
巨人くんは正式名称エレン・イェーイくんと言うらしい。なんてパリピな名前なんだ…完全にキラキラネームじゃないか…
そのエレンくんは今、地下牢に幽閉されている。
どうやら巨人になっても大丈夫なようにという処置らしい。
今現在そんな地下牢の前にいるのが俺、エルヴィン団長、リヴァイの3人だ。
エルヴィン団長は調査兵団に入るのにエレンくんが相応しい人間なのか見極めたいと言っていた。要するに面接か。
エレンくんが起きるのを待つ。
待っている間暇なのかエルヴィン団長が色々話しかけてきた。
大半の質問はよく分からなかったのでお茶を濁して適当に頷いておく、エルヴィン団長は勝手に納得してくれた。
エレンくんが起きた。
どうやらまだ状況を把握出来ていないようだ。酷く混乱している。
そりゃこんな寝起きドッキリされたらそうなるよなぁ…
俺も前世の教室で寝たフリをしている時に目の前に蜘蛛の玩具をお置かれててめちゃくちゃ焦ったのを覚えている。今でも許さんぞぉ…田中ァ…!
俺が密かに田中への怒りを燃やしているなか、
エルヴィン団長とリヴァイがエレンくんに質問していく。
どうやらあまりにもエレンくんの都合のいい状況にリヴァイが怒っているみたいだ。
エルヴィン団長がリヴァイを諌める。
エレンくんが人類の鍵だとかエレンくんの鍵を見せながら言うことで高度なダジャレを言うエルヴィン団長。
エレンくんも困惑している。
するとエルヴィン団長がエレンくんに質問する。
これから君は何をしたいか…?
ここは重要だぞ…!辛いかもしれないが頑張れエレンくん!
俺も前世の面接で「この会社であなたは何をしたいんですか?」みたいな抽象的な質問が1番苦手だった。なんて答えたら正解だったんだ…!今でも分からん…!
するとエレンくんがとんでもなく恐ろしいことを言い始めた。
とにかく巨人をぶっ殺したい…?なんて恐ろしい…!(ブーメラン)
あぁこれは落ちたなと俺が確信しているとリヴァイが光るものを感じたとか言い出す。
そしてエレンの調査兵団入りをOKした。
なんで?
エレンくんの処遇を決める裁判的なものが開かれた。兵法会議って言うらしい。偉そうな髭面のおじいちゃんが言ってた。
会議が始まる。どうやら憲兵団はエレンくんを解剖したいらしい。
ヴェ!!
気持ち悪過ぎてゲボが出そうだ。調査兵団に入るからにはもう既にエレン・イェーイくんは仲間なんだよ…!
だから解剖なんていい訳ねぇだろ!俺がさせねぇ!!
しかし、そんな俺の思いとは関係なく会議が混沌としてくる。
ウォールシーナの金持ち達は門を全て塞ごうと言ったり、その案をウォール教とかいう壁を崇める宗教団体の司祭が止めてお互い喧嘩している。
仲間割れしてらァ…!ハッ…!お前らのお里が知れるなぁ!!
ーーでもこんなお互いの意見をぶつけるだけでエレンくんの処遇は決まるのか…?
俺がそう思っていると、この状況を良くないと判断した偉そうおじいちゃんが一言で場を止める。
はぇ〜溢れ出る威厳ってこういう人のことを言うのかぁ…
偉そうおじいちゃん略して偉おじがエレンくんに尋ねる。
君は人類に貢献する意思はあるのか?と
エレンくんは必死に自分の意思をアピールしようとするがトロスト区奪還作戦で暴走したことを偉おじに詰められる。
するとエレンくんはこちらを見て信じられないという顔をする。
どうやらエレンくんは覚えていないようだ。
あんなに緊張したんだ。そりゃ頭が真っ白になって覚えてないのも仕方ない…
俺は一人納得する。
確認を求められた黒髪ちゃん、確かミカサと呼ばれていた女の子はエレンくんに攻撃したことを肯定する。
しかし、同時に今まで何度も助けられたとも主張する。
そんな黒髪ちゃんの発言を好機とみた憲兵団がミカサちゃんの言葉を遮りエレンくんに攻撃を再開する。
やばい、エレンくんの過去の罪状まで挙げられて場の流れが悪い方向に持っていかれた。
憲兵団を支持する民衆がエレンくんへ罵倒を浴びせる。
ついには関係のない俺やミカサちゃんにまで飛び火する始末だ。
でもなんで何もしていない俺まで人間かどうか疑われなくちゃ行けないんだ…俺関係ないやろ…!
俺は内心キレちらかしていたがエレンくんが遂にブチギレたことで平静を取り戻す。
自分よりも怒っている人を見ると冷静になるあれだ。
エレンくんが憲兵団や内地の金持ちに俺が言いたいことを全部言ってくれる。
そうだ!そうだ!やっちまえ!
俺は内心でエレンくんを応援する。
言いたいことを全て言い切ったエレンくんに拍手喝采を脳内で送っていると急に飛び出したリヴァイがエレンくんを蹴り飛ばした
ぇええええ!?
なんで?なんで蹴ったの?
その後も蹴り続けるリヴァイが「躾=痛み」という持論を展開しだす。
えぇ…そんな怖い……あの頃の優しいリヴァイはどこに行ったの…あれ?そんなのいたっけ?(記憶違い)
最終的にエレンくんが暴走した時にリヴァイが殺すことを条件に無事エレンくんを調査兵団に就職させることに成功した。
よろしくなぁエレンくん。まだ君とは喋れないけど。
エルヴィン団長の命令でリヴァイ班は調査兵団でも選りすぐりの精鋭を集めた調査兵団特別作戦班という名前に変更される。
まぁリヴァイ班でええやろ(適当)
メンバーも変わって、俺、リヴァイ、イザベルちゃんにファーランくん、ペトラちゃん、そしてその他諸々になった。
………え?その他諸々の紹介?俺…イザベルちゃんとファーランくん除くとペトラちゃんぐらいしか仲良くないからあんま名前覚えてないんだよなぁ。
まぁ総勢は俺を含めた9名だ。少なっ!!
現在俺たちが向かっているのは旧調査兵団本部というところらしい。見た目は完全にお城だ。
ここで俺たちは次の壁外調査に出るまでの1ヶ月間エレンくんが暴走しないよう、そして暴走した時に直ぐにエレンくんを殺せるよう共同生活を送る。
しかし、ここで生活するとなると一つ大きな問題があった。
馬だ。
馬ァ……馬どこ?……ここ?
何百頭と戯れていた俺としてはたった数頭では物足りない…!
早速この生活の悪い点が見つかった。
仕方ないのかなぁ。そう思って俺はガックリと肩を落とす。
肩を落とす俺にエレンくんが話しかけてくれる。
どうやらエレンくんの中での俺は巨人を沢山殺したすごい人で、幼なじみを救った命の恩人らしい。
俺が喋れなくても何かと気を遣ってくれる。
エレンくん…めっちゃいい子だわ(チョロい)
今はオレオくんとか言う美味しそうな名前の人がエレンくんに絡んでいる。
あっ…舌噛んだ……痛そう…
何時間か歩き、俺たちはついに目的の場所である雑草だらけの古城に着く。
ーー人が住めるのか…?
なんて俺が思っていると
すぐさま綺麗好きなリヴァイが掃除を始める。
俺もリヴァイに怒られながら掃除をする。
うぅ…そんな怒らないでよォ…ちゃんとやるからァ…
夜、ハンジ分隊長の開けてはいけない扉を開けたエレンくんが拘束されている間、俺はエレンくんについてリヴァイにまた色々尋ねられる。
大半は分からないことだったが、一つ明確に分かったことがある。
エレンくんは良い奴だ。こんな俺にも優しくしてくれるし、優しくしてくれるし、そして優しくしてくれる。
古城に行く間の時間や掃除の時間など、俺によく話しかけてくれた。
うん、やっぱり良い奴だ、エレンくんは。
次の日、捕獲した巨人が何者かに殺されたらしい。
ーーえ!?マジ??
俺はそう思うが納得もする。
まぁ、どうしても巨人が憎かったんだろう。仕方ないのかなぁ…
巨人を憎んでいる人間なんて、それこそごマンといるだろう。
犯人は見つからなそうだな…
俺は漠然とそんな気がした。
今日は新兵の勧誘式がある。
なんかワクワクするよね。ガチャみたいで(失礼)
今年はどんな子が入るんだろう。
エルヴィン団長の演説が始まる。調査兵団の死亡率やウォールマリアにあるエレンくんの地下室の話しまでする。
え!?それ話しちゃうの!?とは思ったがまぁ何か考えでもあるんだろう…
しかしそれにしてもだが今年はいつにも増して脅すなぁ。誰も残らないんじゃないのか?
俺と同じふうに思った団員がエルヴィン団長に苦言を呈していた。
最終的に残ったのは30名ちょっと。やっぱり少なかったけどアレで残った人達はなんなのかな?死にたいのかな?
やっぱり調査兵団は変人が集まるって本当だったんだなぁ…
今日はエレンくんの巨人化の実験をした。
井戸の中でエレンくんが巨人になるというものだったが、何故か失敗してしまった。
まぁ誰にでも失敗はあるよ!肝心な時に失敗しなくて良かったじゃないか!
俺はエレンくんを内心で慰める。
と思ったら外でのランチの最中エレンくんが巨人化した。
うぉい!!ちょっと待てぃ!!
エレンくんが巨人化することで皆が興奮してしまった。ドウドウステイステイ
皆待とうよ!誰だって失敗はあるじゃん!
エレンくんを許してあげようよ!あんなにいい子なんだよ!?
その後ハンジ分隊長がエレンくんの巨人化した腕に興奮して事態はうやむやになった。
夜、ハンジさんが考察するには、どうやらエレンの巨人化はなにか目的がないといけないらしい。
皆でごめんなさいをした。エレンも許した。やはりいい子だ。
その時何故か皆手を噛みだしたので俺も噛んでおいた。
まぁ、誰だって勘違いはあるさ!
次頑張ろう!!
俺にとっては苦しい1ヶ月がようやく経ち。俺たちリヴァイ班は第57回壁外調査に出発する
今回の目的はストヘス区からシガンシナ区への道を開拓すること。
1からの開拓なので問題は多いが出来ないことはない。
調査兵団は凄いのだ。
恒例のように俺は迷う。
今日はどっちに行こうかなぁ〜
よし!こっちだ!俺は適当に方角を決め馬を走らせる。
1時間程経つがまだ巨人とはほとんど遭遇していない。
ーーまぁ普通はこんなもんだよな。
俺は前回40体近くの巨人を討伐できたので少し物足りなさを覚えてしまう。感覚がバグってしまったという自覚はあるのでどうにか自分を納得させた。
フラフラしていると右翼索敵班と合流する。
皆信煙弾をあげてくれるから迷っても合流がしやすくて助かる。
皆に混じって馬を走らせていると俺たちの右から巨人が現れた。
ーーなんだ?
しかしその巨人は随分不思議な形をしていた。
普通よりも筋肉の露出が多いしやけに速い。それに遠目から見ると分かりづらいが美人にも見える。
しかし、驚くのはそこだけじゃない。その巨人は多数の巨人を引き連れて現れたのだ。
数は30体を超えているか?うわぁ、増やし鬼の最後の光景じゃん……
普通なら絶望するその光景に俺は歓喜する。望んでいる時に望んだものが来たのだから当然だろう。
さぁまずはお前だ美人巨人!
と思って突進すると、美人巨人が急に進路を変えこちらを迂回し始めた。
そして体勢を低くして急加速。
ーー速い……!?あれじゃあ馬でも追いつけないだろう…
俺は内心叫ぶ
ーークソゥ…!奇行種か…!?せっかくのチャンスを…!
俺はあの巨人を追えない。
何故ならここであの巨人を追ってしまったらここら一帯の人達は皆死んでしまうからだ。
しょうがない。こいつらを片付けてから後を追おう。
俺は美人巨人の討伐を一時諦める。
見た限りだがあいつは異常に速かったので他の人の手には負えなさそうだ。
さっさと片付けて後を追おう。
そう考え俺は馬上でブレードを構えた。
巨人を片付けた。結構時間がかかってしまったが、全て殺した。
まずいなぁ……周りの人達と協力したので一応ガスとブレードは節約できたもののいかんせん数が多すぎた。
ガスがもうあまりないしブレードも残り数枚だ。
皆も壁外でガスは大切だろうし、今回は運良く死人が出なかったので死んだ兵士の立体機動装置から補給も出来ない。
仕方ない。ブレードを数枚もらい。俺は美人巨人を追う。
皆から少しづつガスをもらっている時間もない。
急がないと。
巨人の足跡を追い俺は巨大樹の中に入る。はぇ〜いつ見てもでけぇ森だァ…
それにしてもあの巨人はどこに行ったんだ?
草が多い茂っていて足跡を見失った俺は周りを探す。
ーー必ず近くにいるはずなのだが
するとその時、まるで雷が落ちたかのような音が近くでする。
あっちっぽいな、俺は馬を止めて音の発信源に出来るだけ急いで向かう。
現場に着くと既にリヴァイ班の人達が美人巨人と戦っていた。
リヴァイもイザベルちゃんもファーランくんもいない…どこに行ったんだ?それに1人足りないぞ?
少し疑問に思うがそれも一瞬だ。
俺も加勢する。ガスもブレードもほとんどないので短期決戦になるだろうと踏んでいたが既に満身創痍。
やっぱりリヴァイ班の人達は優秀だなぁ。
美味しいところだけとる形になってごめんね…皆。
あとはうなじを削いでおしまいだ。
しかし近づく時に気づく。あれ?片目残ってんジャーン。切っとこ。
俺はうなじに直行するルートから方向転換し、目を潰す。
よし!(現場猫)
ほないただきまーす!
俺は次こそはうなじを削ごうと思ったが、そういえば顔をよく見てないことを思い出した。
せっかくの美人巨人、最後だし見とくか。
そう思って巨人の顔側に回ろうとするとうなじに変な水晶が張り付き始めた。
なんだ…あれ?
俺が疑問に思いつつも顔を確認するとやっぱり美人だった。
これならハゲじいちゃんが喜ぶだろうなぁと考えたその時だった。
巨人が突然大声をあげる。顔を確認しようと口元にいた俺は堪らず距離をとった。
そして
巨人が高速で回転を始めた。
……………へ?
グンタさんは死んだ!!(迫真)
まぁリヴァイ班を1人も殺せないとなるとアニがあまりにも無能なので殺します。
グンタさんファンの皆様、大変申し訳ありません!