ハヤテのごとく!~another combat butler~   作:バロックス(駄犬

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もはや、「お前隠す気ないのか」ってくらいタイトルでネタバレです。 そしてタイトルが必殺仕事人の旋風編チックになっていきます。


第112話~テル、愛沢家で執事になる~

世の中には勝ち組と負け組と厳しくもそう仕分けられてしまう人間がいる。 商売競争、スポーツ、学業、クラスでモテたかモテないか。 彼女いるかいないか。 リア充か非リア充か。 挙げていけばキリがないのでここでは割愛させていただく。

 

「どうか・・・この恨みを」

 

泣きすがるような声。 地に落ち、負け犬の烙印を与えられた人々の恨みは木の根よりも深い。

 

「それで・・・こんやはどこのどいつをやってくれと、おっしゃるんでぇ?」

 

だがそんな晴らせぬ恨みを晴らす希望は確かにある。 それはあどけない声だったが、負け犬の烙印を与えられた男に希望を見出すには十分だった。 男はその小さな少年少女たちに土下座をし、恨みつらみを低い声で言うのだ。

 

「ああ・・・ほぼ私の部屋で勝手に居候を繰り返しているそこの筋肉モリモリのマッチョマン変態、ええそうです。 あのバカ面で馬面でパセリが大っ嫌いだと駄駄を捏ねる、悪徳高利貸の千里でございます」

 

 

懐、もといポケットに手を入れて目の前に差し出された物は100円均一の酢昆布。 これは依頼料だ。 金で幸せが買えずとも、酢昆布で恨みは晴らしてくれる。 まったく、いい時代になったものだ。

 

 

 

「あくとくこうりかしかねのもうじゃ、ぱせりきらいなきんにくせんり! おいのちちょうだいいたす!」

 

 

 持っていた刀を表現するであろう新聞紙を筒状に丸めたものを目の前にいる大男の膝めがけて叩く。 虫も殺せないのではないかと思われるその威力にどうリアクションをとったらいいか分からない大男こと千里はヘルプを求めるごとく土下座している男が明らかに『空気読めよ』と言っているのが分かったので。

 

 

「あ、あひぃー ヤラレタでござーる」

 

大男は似合わないような素っ頓狂な声を上げて大の字に倒れ込んだ。 

 

 

「おめぇさんのうらみ・・・はらしてやったぜ」

 

悪徳商売人を成敗した少年少女たちは新聞紙を無い鞘に納刀するように一連の動作の後に依頼料で得た酢昆布を口に含みながら締めとなる決め台詞を言うのだ。 

 

 

「テル兄ぃー、酢昆布とかもう飽きたよー」

 

 

「ちっがーう!! なんで酢昆布ゥ? カットカットー!!」

 

 

両の手を叩いてテルが全ての動作を止めさせた。 同時に倒れていた千里も起き上がる。

 

 

「咲夜ブラザーズ、なんであそこで酢昆布って言ったの? 『世の中こうも悪い奴らが多くちゃキリがねぇな』 でしょう。 あそこで決めておかないと中村主水じゃないよ!」

 

だって~。と不満げに呟くのはおかっぱ頭で良く見ると咲夜に似ている少女だ。

 

「練習に付き合ってあげてるんだからさぁ、もう少しマシなものなかったんかいな。 ケーキとかクッキーとか・・・なぁ朝斗」

 

「日向・・正直、口の中が酸っぱくて辛い・・・甘いのがええねん」

 

隣で言うのは同じく咲夜と似た黒髪の少年だ。 ため息一つついて日向が千里に呟く。

 

「あ~あ、筋肉の兄ちゃんももう少しマシな演技してくれたらなぁ、これじゃ大根の方がマシな演技するよってくらいや」

 

「その例えはあってんのか? あってないやろ!」

 

キレのあるツッコミがハリセンとともに日向に炸裂する。 流石は咲夜の家族と言ったところだろうか。

 

「よーし、それじゃあ気を取り直して次は仕事人名物『いつもの塀から華麗な暗殺』やってみよー」

 

おー。二人が同時に同意した時だった。

 

「ウチの兄妹になに教えてんのやぁぁぁぁあ!!」

 

「アッ―――――!!」

 

顔面に突き刺さるのは新聞紙ブレードではなく、竹刀だ。 竹が織り成した甲高い音とともにテルが大きく仰反る。

 

「い、いてぇ! いてぇよ咲夜! 何も本気で叩くことないだろぉ! 傷心の俺に何てことをッ 今の時代、メンタルケアがいかに大事なのかっ 分かってないなぁ!?」

 

顔を抑えて本気の涙目で訴えるテルだったが咲夜は竹刀を振るう手を一旦止める。

 

「あん? そんなん知らん、豆腐メンタルならそのまま崩れてしまえ。 その先は知らんで、鋼メンタルじゃないテルが悪いんや」

 

一蔑された。 もはやこの世に神も仏もいない。テルは痛感したように膝をつく。

 

「というか、なんで今更仕事人? なんか趣味がオッサン臭くなってきたなぁ」

 

「こ、この野郎! 仕事人馬鹿にするなよ! 中村主水最高だろうが!セコイとか嫁姑にいびられて情けないとか言うな! 最強の剣豪なんだぞ! そうだろお前たち!」

 

テルが朝斗と日向に同意を求めるが。

 

「どっちかっていうと花屋の政がええな」

 

「ウチは組紐屋の竜やで」

 

朝斗と日向の趣向の違いにテルは一瞬ぐらつくが再び平静を取り戻す。

 

「ど、どうや・・・ワイの洗脳でこいつ等はもう仕事人の虜やで」(ニッコリ)

 

「さりげなく関西弁使うなや全くもって気持ち悪い。 だいたいなぁ・・・」

 

と、話を切り替えて咲夜はあたりに散らばった新聞紙をまとめながら言った。

 

「そんなんやから屋敷追い出されたとちゃうん?」

 

ピシッ。 

 

と何かが砕ける音、そして。

 

 

「ぶばァァァッ!!」

 

「うおっ、ギャグ補正のかかった血を吐いたッ!!」

 

「ああああああああああああああああ!!!」

 

 

吐血。 そのまま床を転がりまわる。見ているのが辛くなるほど転がり始めた。

 

「やっぱあの日から大分可笑しくなってるなぁ・・・頭が」

 

「うむ・・・俺でも分かるぞ。 あの壊れっぷりは」

 

 

「チャウネンチャウネン! オイダサレタンヤナイネン!!」

 

 

床を回るのでは飽き足らず、壁まで転がり始めたテルは天井に到達したとたん落下し、真下にあったツボに頭から入った後、動けなくなっているところを朝斗と日向に竹刀やハリセンで襲われ始めた。

 

咲夜と千里はちょうど二日前の三千院家邸で行われたゲーム大会後のやり取りを思い出していた。

 

 

 

 

 

 

「一ヶ月間の執事交換?」

 

三千院邸で行われていたゲーム大会。白銀はゲームで負けたら勝ったチームの言う事をなんでも聞くという条件を出した。 そのゲームでテルたちのチームは惜しいところで負けてしまった為、白銀の条件を飲まなければならなかった。

 

その条件がこれである。

 

 

「実は、我が主とは以前から提案していたことだったのだ。 私は執事という職を始めてから、まだ日は浅い。 別の場所で経験を積むことも、いい修行になると思ったのだ」

 

それに、と白銀は付け加えて言う。

 

「君も確か執事を始めてまだ3ヶ月弱と聞いた。 慣れた環境で実力を上げていくより、短期間の別の環境で研修を積むことが良いスキルアップに繋がるという、君にとっても悪くない条件だと思うのだが?」

 

嫌味たらしく言う彼の言葉に一瞬憤りを感じたテルだったが大勢の手前、こらえた上で白銀に待ったを掛けた。

 

「一方的に決めちゃあいかんでしょ! そっちの関西お嬢さんが納得してもこちらの三千院家のお嬢様はそう簡単に俺を手放せるはずがないのッ!!」

 

「おう、いいぞ交換しても」

 

「そうだよなぁお嬢。 俺を簡単に―――え? 手放すの? マジで? ワッツ? ホワイ?」

 

「交換成立だ」

 

とナギと白銀が納得したように互いに握手をしていた。 いやいや、とテルは割って入る。

 

「お前ら、なんでそんな簡単にポケモン交換みたいな感じでトレードしちゃうの!!? 俺はレアポケだよ! どれくらいレアポケかって言ったらエンテイ的な感じだよ!」

 

「あー、炎の牙しか使えないならエンテイいらんわ。 鳴き声しか覚えてないからなお前」

 

ぶっちゃけ。とナギはテルに言い放った。

 

「私はハヤテとマリアと黒羽さえいてくれれば後は別によい・・・なぜならお前より断然有能だからだ」

 

 

・・・あー言っちゃったよ。最近立場的に俺ここにいる意味あるって? 感じてたけど口には出さなかったのにコイツ言っちゃったよ。絶対に気にしないようにしてたのにコイツ言っちゃったよ。

 

 

 

「ああ、そうだ。 千里には何もないのか?」

 

「お、そうだった」

 

ナギに聞かれて思い出しかのように手を叩いた銀は今度は千里に言うのだ。

 

「君にはそうだな。 この一ヶ月以内で新しい家を見つけてもらおう。 多方だが君の事情は知っている・・・だがこのニートに似たような生活、君にはあまり良くない」

 

「に、ニートだとっ!? 貴様、言葉を慎め!」

 

 

「いや、ニートじゃん」

 

と間にテルがツッコミと更に白銀は続けた。

 

「勿論、無礼を承知だ。 だから君には更に提案がある。 これは後で君と話し合って決めたいのだ。 これを聞けば君は納得せざるを得ないだろう」

 

 

話が円滑に進んでいくこの状況に、全ての人は何も違和感を感じていなかった。 この状況をただひとりこの白銀 拓斗が作り出し、白銀 拓斗がこの世界を回している。 そう言っても過言ではいない。 だからこそのこの空間では何も反論できない。 

 

 

・・・ここは一旦従ったほうが良さそうだな。

 

 

この場所で反論しても、ただ周りから要らない反感を買ってしまうと考えたからだ。不覚にも「逃げる」という選択肢を本能で選んでしまったテルは心底ダメージを負った。 肉体的にではない、精神的にだ。

 

 

 

 

こうして、一ヶ月間の交換条件が成立してテルが愛沢家に移ることになって二日がたったわけなのだが。ここでテルが受けていたショックというのは三千院家にいられなくなったということではなく

 

 

「ああああーーーーーー!! マリアさん! マリアさんに会えないーいぃぃぃぃいぃぃぃい!!!」

 

そちらの方がよっぽどショックだったようだ。

 

「なんで反論しなかったんだ俺の馬鹿野郎!」

 

「五月蝿いわこの馬鹿者が!!」

 

 

咲夜と千里の蹴りが確実にテルにクリーンヒットして、漸くテルの暴走が止まる。だが直様に、ノーダメージのようにむくりと起き上がるとすぐ反論。

 

「だったらさぁ、お前らだって、お前らだってなぁ! そういう体験してみろよ! 俺がいつも何を思って安らいでいたと思ってんの? どうやってナギとかの色々なイビリを耐えしのいできた思ってんの? あの人の笑顔でその日のエネルギー補充してきたからだっつーの! それが無くなった職場なんて地獄に仏もない!砂漠にオアシスなんてない! 広がるのはただ荒んだ地平のみ!」

 

 

ここまで聞いていると少しばかりオーバーな感があるが、若干引き気味になるが同情をしたくはなる。 だが、この二日間でそれでも咲夜には絶対に一つ許してはいけない要素がこの男にはあることを知っていた。。

 

「なぁ、そんなんだったらさぁ、ここで何もしないで、ただ二日間引きこもってる生活してても・・・許されるだろ!!」

 

ドゴッ。

 

次の瞬間、咲夜の拳がグーでテルの頬をえぐった。 拳を払ってテルを一瞥しながら小さく息を吐いて

 

 

「アカンやろ」

 

 

冷徹にも、ド直球に告げたその一言に頬を抑えながらテルは頭を下げながら

 

「ハイ」

 

と機械的に返すのであった。

 

 

 

 

 

 

「流石に、二日間さぼりっぱなしはダメやろ。 なんのために執事になったん? なんのための研修なん?」

 

正座。 座布団もない、ただの床でひとり惨めになりながらテルは正座し、説教を受けていた。 愛沢家に移ってからというもの複雑な要素からショックで執事の仕事もせず二日間ニート同然の生活をしていたのである。

 

「いや、もう・・・心入れ替えて頑張るんで許してください、ハイ」

 

・・・本当に執事今まで出来てたんかいな。 これから先が思いやられるわ。

 

 

はぁ~、というため息も何度吐いたことか咲夜は軽く後頭部を軽く掻いた。

 

「もうちょっとなぁ、シャキッとせなあかんで? あっちに残してきたマリアさんとかの為にもお前はここで色々身に付けていかなあかんのや。 そうやろ?」

 

「・・・・」

 

テルは脳内で考えた。 もし一ヶ月後に自身が以前とは打って変わってハヤテやマリアも凌駕する完璧な執事として帰ってきたその後の事を。

 

 

 

・・・もし朝食の段階でだ。

 

 

「おおっ! テルの料理がハヤテのよりも完璧に上手い! ハヤテも見習うのだ!」

 

「ああっ! テルさんの料理には僕はもう敵いません! 今まで生意気言ってスミマセンでした!」

 

 

・・・掃除の段階なら?

 

「まぁテルくん! いつの間にそんな技量を? もうこの屋敷には貴方が絶対に必要です。 今まで酷いこと言ってきてスミマセン、今の貴方になら私は素直になれる・・・抱いて!」

 

 

・・・そして極めつけはあの乱射魔だ。白銀だっけ?

 

 

「ブヒ、スミマセンでしたブヒ。 君がこんなに実力をつけていたなんて知らなかったブヒ、身の程を知らない私を許して欲しいブヒィ」

 

 

 

『三千院家最強の執事テル! 誰もが憧れるいい男!』

 

 

 

 

妄想終了。

 

 

「TAGITTEKITA(滾ってきた)!!」

 

「うぉっ、ビックリした」

 

突如として噴火した火山、いやこれはテルのやる気の火柱である。 なぜかそんな風に見えた咲夜だ。

 

「そうだとも。 ここで俺は誰もが憧れる最強の執事になるのよ! 決してその後のマリアさんとのイチャイチャ目的じゃなくて、あのキザ野郎を見返すためにもここで挫けてちゃいけねぇぜ!」

 

・・・もうすでに本能がダダ漏れなんやが、朝斗と日向が来て最初すぐに懐いてもうた。 あの二人は白銀でも色々と懐くまで時間がかかったから、そこが決定的な違いなんか?

 

ただ、あの兄妹にとってテルがおもちゃのような、遊びやすい人間であるという点もあるだろう。 それでもああも二日連続でわざわざ遊びに行ったりはしない。

 

・・・ちょっとだけ楽しみやな。 コイツといる一ヶ月が。

 

 

密かにそんな事を考えていた咲夜だった。

 

 

「そう言えば千里はん、なんでこっちにいるんや? 新しい家探すと言われても別に三千院家邸からは離れなくても良かったんやろ?」

 

「うむ。 実はこの男の方に届け物があったのだ。 三千院家からだ」

 

「なに?」

 

とすぐさま反応したのはテルだ。 先ほどとは打って変わって目は輝きに満ち溢れている。

 

「俺を心配したマリアさんが頑張っている俺に差し入れ!? ほれ見ろい、俺はこんなにもマリアさんに愛されてたんだぜウホホーイ!!」

 

「なんでさっきからマリアさん限定なん。 鬱陶しいからやめてやー」

 

咲夜が顔を近づけてくるテルを手で押しのける。 かなりウザイらしい。

 

「届けるように言われたのは・・この写真だ」

 

と、取り出したのは数枚の写真だ。 

 

「な、なんじゃこりゃぁぁぁあ!!」

 

某刑事ドラマの死に際のごとき叫びをテルはあげた。 そこに写っていたのは。

 

 

 

『白銀さんの三千院家招待パーティ』

 

普段使わないパーティ用のテーブルでテルもあまり食べたことのない豪華な食事をする白銀と三千院家一同が写っている写真が一枚目に。

 

『白銀さんの記念すべき仕事初日』

 

彼の仕事ぶりを記録したであろう三角巾にエプロン姿の白銀の写真が数枚。 被写体の白銀はとても楽しそうである。

 

『使用人たちで記念撮影』

 

白銀を中央にハヤテやマリア、黒羽と他一名を含めた写真が、そこにはあった。

 

 

 

 

「あー・・・」

 

と、気まずそうに頬を掻くのは咲夜だ。

 

「あんま気にせんとええんちゃう? 向こうは向こうで楽しそうやし、こっちはこっちで楽しくやればええんや。 アイツは言葉巧みに色んな事をやってのけるからんぁ」

 

両手両膝を地に着いたテルは小さくポツリと呟き出す。

 

「お、俺の時は・・・歓迎パーティなんてなくて、あんな豪華なケーキなんて無かったのにメザシの定食だったのに・・・!!」

 

彼は続ける。

 

「あんな楽しそうに仕事したことないのに・・・!!!!」

 

 

悲しみと怒りの混ざり合った複雑な感情がなんか溢れてきた。

 

 

「ていうかッ そもそも三千院家で写真なんて一枚も撮った事なかったしぃィィィイッ!!!!!」

 

ちなみに。と千里が付け加える。

 

「まぁ言わなくてもわかってるだろうが、これを送れと言ってきたのは・・・」

 

「白銀ェ 拓斗ォォ・・・・」

 

彼が言わずともテルには分かっていたらしい。 目を血走らせて、大きく野生の動物の如く彼は吠え出した。 

 

「おいおい、テル落ち着いてや。 初号機の暴走状態見たくなっとるで?」

 

「中身は見るなと言われていた・・・まさかこんな物だったとは」

 

「気にしたらあかんで王様。 これでちょっとは対抗意識で燃えるやろ・・・にしても」

 

 

・・・まるでテルを貶めていくようなこのやり方。 白銀、お前一体なにを考えとんねん。

 

 

咲夜は白銀の行動に一抹の不安を感じながら、目の前でサードインパクト寸前の初号機を抑えに入るのだった。

 

 

「なんでこうなってるのぉ!? マリアさーん! ママー、パパー! 助けてー! もうイヤー!」

 

 

これから先、彼の執事生活にどんな波乱が待っていることやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最近マリアさんへの一方的な信仰度が上がっちゃってるテルさん。 信仰度って変な意味じゃないよ。彼にとってマリアさんは女神なのです。 そしてこんな感じでテルくんと白銀くんが入れ替わっていったわけですが、ここからテルくんの苦痛の日々が始まります。

燃えろテルくん、滾れテルくん、それいけテルくん、負けるなテルくん、戦えテルくん、勝利は君のためにある! 
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