ハヤテのごとく!~another combat butler~   作:バロックス(駄犬

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ウマ娘にハマっている場合じゃねぇ!


145話〜時間旅行、バックトゥザ・ミコノス〜

 『バカンスはロマンスが生まれやすい』、と言うがそれは単に字が似ているからではない。

 バカンスとは主にフランス人の長期休暇の過ごし方、それを意識した長期休暇の呼称だ。

 

 

 フランスの法律では、休暇は連続して五週間も取得することが出来る。 

 二カ月近い休みでたっぷりと英気を養い、『人間が元気に生きていく為に必要なこと』がフランス人の考え方らしい。

 長くても長期休暇の平均が1~2週間程度の日本の企業とは偉い違いである。

 

 

 休養期間とも呼べるバカンスでロマンスが生まれるとはどういう意味か。

 

 

 簡単に言わせれば、その人物にとって人生に影響を与えたりすることが起きることだという。

 人は誰かと出会う。

 人は何かを見る。

 人は思考する、そういう生き物だ。

 

 

 心の琴線に触れる程の衝撃が新たな自分の発見へと繋がり、そこから何かに目覚めることだってあるのだ。

 それはさながら、衝撃。英語で言うとimpact。

 

 良くも悪くも、人の人生を左右させることが起きるかもしれないのがバカンスの醍醐味である。

 

 

 

 

 そしてこのミコノス島で、二人の少年が今まさに人生を左右する大きな厄介ごとに巻き込まれていた

 

 

 

『畜生、ターゲットの三千院家の令嬢はどこへ行った』

 

『SPと離れていたところを見つけた時はラッキーだと思ったが、まさか2人もSPが救援に駆けつけるとは』

 

『まだ遠くまでは行ってはいない筈だ。プライベートジェット機に乗り込んだ形跡もない。見張は継続中、火器の使用は遠慮しなくてもいいとのことだ。護衛の2人とも始末していけ』

 

『あのガキを殺すだけで何億という金が手に入るんだからな、俺この仕事が終わったら引退して南の島に小さな小屋を建てようと思ってるんだ』

 

『よせよマイク、そんな呪術の1級術師みたいな死亡フラグ、数年先のジョークか?』

 

『2020年くらいのジョークの先取りかもな!HAHAHAH!』

 

 景気の良い声が、あまりにも物騒な物言いが聞き慣れていない英語と共に聞こえてくるのをダンボールの中に入っていた少年、善立テルは小さく息を吐いた。

 

「何言ってんだかわかんねーよ、俺たち日本人だぞ。英語じゃなくてよ、日本語で話せってんだよアイツら俺の白凰での英語成績知ってて言ってんのかコノヤロー」

 

 三千院家で異端の執事、善立テルは名門高校である白凰学院の生徒であるがその成績はお世辞にも良いとは言えない。

 隣の大樽に身を潜めた綾崎ハヤテよりも頭は悪く、赤点生徒の常習犯として担任である桂雪路を困らせているのだ。

 

「テルさん、思うんだよね。日本漫画とはいえ外国人登場させるのはどうなんだって。英語力ないから英語調べるまでもなく安易に日本語セリフで行間で英語で喋ってる感じにするの。作者の怠慢だと思うなんだよね。

 出来ないことを出来るように装ったところでそれは自身の実力でもないんだよな。どこでもドア感覚で外国人要素取り入れてたら数年後には日常的に外国人が渋谷の街を歩くことになるかも知れねぇな」

 

「数年ぶりに戻ってきたと思ったら何か僕らの想像先の世界の話をし始めるのは辞めましょうよテルさん・・・っと、あの人たちも居なくなってみたいですね」

 

 同じ執事仲間である綾崎ハヤテはいつも通りのテルの様子に絶好調だなと感じ、周囲から殺気が消えるのと同時に物騒な男達が姿を消したのを確認して大樽を持ち上げた。

 大樽の下はくり抜かれており、ハヤテが持ち上げれば下から抜けられる仕組みだ。その中からハヤテの足と一緒に姿を見せるのは金髪ツインテールの少女である。

 

 

「ナギお嬢様、もう安心ですよ」

 

「うぅ・・・狭いし暗いし暑い・・・・」

 

 白のワンピースに少し大きめの麦わら帽子を被る少女は三千院ナギ。日本で有数の金持ちである三千院家の令嬢であり、ハヤテやテルの雇い主である・・・・のだが。

 

 

「なんか、ナギちっちゃくね?全体的に縮んだか?具体的に言えばマーベルのアントマーーー」

 

「ぬぅぅぅんッッ!!」

 

「ギャバラン!」

 

 右ストレートだ。全盛期のモハメドアリのごときナギの拳がテルの顔面に突き刺さる。

 まるで世界を狙える右ストレート、一流の執事でなければ見逃しちゃうね。

 

「こ、コイツ殴りやがったぞ!雇用主が従業員に対して暴力を振るいやがった!このご時世に体罰はいかなる理由があっても許されねぇぞ!

なぁ、ナギ!小さくなったって別に問題ねぇじゃねぇか!需要と供給のバランスは数十年経った2025年の日本では変わってねぇからよ!だから自分に自信を持て!」

 

「私とお前は初対面だァァァァァッッ!!」

 

 彼ら執事の前に居た三千院ナギは彼らが知る三千院ナギより遥かに小さかった。

 それはもう幼女のようで、3〜5歳くらいは下回っていて小学生のような。

 

 それでもやはり中身はナギなのだろう。凶暴性は彼らの知るナギそのものだった。

 

 

 それは、ある昼下がりの出来事だったような気がする。だいぶ曖昧な感覚だ。

 ミコノス島でバカンスを満喫していた三千院家一行。

 休暇でバカンスに来たにも関わらず別荘の内側でウォールマリアに籠城した人類のように引きこもりを決めていたナギをハヤテが地面師のごとく言葉巧みに説得(いつもの誑かし)で外へ引っ張り出すことに成功。

 

 ミコノスの町並みを拝見し、散歩をしていた最中、突如としてナギの思い出の帽子が空へ舞い上がってしまう。大切なものを取り戻さんとハヤテが大ジャンプして掴んだ瞬間であった。帽子を手にしたハヤテが振り返るとそこにはテルとやたら小さくなったナギの姿があったのである。

 

 

「つまりだよ、ハヤテくん。俺たちはあろううことか、タイムスリップしてしまったというわけだ」

 

「えぇ…扉の向こうを開けたら異世界、目を覚ますとタイムスリップなんてそんなラノベのような超展開、ジャンプ漫画でもやりませんよ……」

 

「残念だが存在する。男同士が手を握って10年前にタイムスリップしてヒロインを助けるために奔走するヤンキー漫画も、目を覚ましたら異世界に飛ばされてしまう学園バトル漫画も」

 

 近年の漫画、ラノベの超展開の数々は読者たちの度肝を抜いており、ありきたりな展開にお腹いっぱいになりがちな漫画、ラノベ界隈を席巻する傾向にある。

 いかに奇抜なアイディアで話題を掻っ攫い、読者の気を引くことができるか。それができなければ、生き残ることができない厳しい世界となった。もともと漫画やラノベなどの創作界隈は自信が無い限り簡単に脚を踏み入れて良いせかいではないのだが。

 

 万人受けするノーマルなアイディアが淘汰され、西沢歩が顔面を蒼白状態待った無し。

 そのうち男が性転換してアイドルやるとか、忍者と極道が血で血を洗うバトル漫画が出てきそうではある。(もうでてる)

 

「テルさん、話の腰を折るようなことを言っちゃうんですけど、これってもしかして人生最大級のチャンスってやつじゃないですか」

 

「どうした藪から棒に」

 

「この時代でお嬢様が外でのアクティブな活動に興味を持たせることで、未来のお嬢様が超アクティブ女子高生に生まれ変わる可能性があります!脱・引きこもり分岐ルート待ったなしですよ!」

 

「いかんぞハヤテ、メタルギアでも言っていたように、それはタイムパラドクス発生の原因だ。過去を変えてはならないのじゃ!ゼロ少佐も言ってたろう!」

 

 タイムパラドクスには諸説あり、過去の出来事に干渉して自身の存在が消滅するパターンや、そもそもタイムトラベルによる干渉ごときで時間の順序によって生じた自然法則は崩されないことや、どんなに歴史を改変しようとも歴史による修正力で結局歴史通りのルートに辿ることになるものがある。

 

 結局のところ、映画に登場するタイムトラベラーたちが歴史に干渉してどのような結末を辿るのかというのはその映画監督がどのパラドクス理論を採用しているかによるのだ。

 

「マジで控えめに言って何もしない方がいいんじゃねぇかハヤテ。下手したら俺たちの存在まで消されかれねぇ。これまでの三千院家の生活とか、白皇学院のこととか、お前の人生そのものがなかったことになっちまうかもしれねぇんだ・・・・ちなみに俺はイヤだ!マリアさんに会えなくなるからな!」

 

「くっ、この人!結局自分のことしか考えてない!」

 

「なんだ!?お前ら、未来からきた未来人なのか!?」

 

「「え?」」

 

 隣では、こちらの話し合いの内容がきこえてしまった三千院ナギが目にしいたけでも入れてんじゃないかってくらい輝いた瞳でこちら観ていた。

 

「え、まぁ一応・・・・」

 

「テルさん!?」

 

「な、なにぃ!?いったい、一体いつの時代から来たんだ!?デロリアンは!?ドクはどこにいるんだ!?」

 

「こいつ、滅茶苦茶食いついてきたぞ」

 

「お嬢様は未知なるモノ(限定的)には興味は深々ですからね・・・・ってどうするんですかテルさん、さっそく人生抹消のピンチじゃないですか。なんとかしてくれませんか」

 

「そもそもパラドクスやろうって言い出したのお前じゃなかったっけ」

 

「なんだ?お前ら嘘なのか?赤の他人とはいえ、お前たちも私に嘘をつくのか?だから外の世界はイヤなんだ・・・・」

 

 ナギの表情が徐々に暗くなっていく。まるでジャンプを購入して家で見ようとしたらそのジャンプが赤マルジャンプだったことに気付いてしまった小学生のように。

 

「あー!テルさんどうするんですか!?歴史が!ジェネシスが規定ルートに!なんとか!なんとかしてください!」

 

「だー!どいつもこいつも!ギャグになるとなんで途端にIQ低くなるんだ!俺だってそんなIQ高くねぇんだぞ!作者は自分より頭のいいキャラは作れねぇんだからな!」

 

 しかし、しょんぼりとしているナギを観ていてもただ心が痛むだけというのも事実。やはり自分の主には不遜なツンデレ娘である三千院ナギにはいつでも笑っていて欲しいというのが自分やハヤテを含めた使用人たちの総意なのだ。

 

「・・・・2026年だ」

 

「え・・・・?」

 

 テルの一言にナギがきょとんとした表情である。それは隣でその発言を聞いたハヤテも同じであった。自分たちは2005年の人間なのに、それよりも遥か20年先の未来から来たなど、荒唐無稽も良いところである。

 

 

「テルさん、それは流石に無茶じゃ・・・・」

 

「無茶は承知だこのヤロー、だけどこのままってワケにもいかねーから、テルさん、お得意の見栄張りまくりの法螺話で少しでも未来が楽しくなるようにしてやる。なーに、全部俺が考えた創作だからよ」

 

 テルは大丈夫だって、と付け加えて、

 

「俺は歴史が自然に修正されていくタイムパラドクス論を信じるよ・・・・よーしじゃあナギお嬢!耳の穴かっぽじってよく聞けぇ!これが未来で起きる出来事だ!」

 

 

 

・すき家が牛丼以外を販売している

・阪神タイガースが優勝してしまう

・政権が変わる

・ガキ使が大晦日の定番ではなくなる

・平成仮面ライダーが30人になってる

・Fate stay nightのアプリゲームが10年くらい続く

・サザエさんとちびまる子ちゃんがまだ続いている

・ドラえもんの声優が変わる

・ケロロ軍曹の新アニメが始まる

・ルフィはまだワンピースを見つけられていない

・こち亀のアニメがまた始まる

・二刀流でメジャーを沸かすリアル茂野吾郎が現れる

・涼宮ハルヒシリーズがまだ完結していない

・鷲巣麻雀が終了

・米の価格が高騰して5kg3000円オーバーになる

・ACシリーズの新作が10年ぶりにでる

・頭からウマ耳を生やした美少女ゲームが世界的に大流行する

・魔法少女リリカルなのは新作アニメが始まる

・女性がついにガンダム主人公になる

・野原ひろしのグルメ番組が始まる

 

 

「おおおおおおお!!未来スゲェ!!」

 

「はっはっはっは、そうだろうそうだろう!未来は最高なんだ!未来最高!ハヤテ!お前も未来最高と叫びなさい!未来さい・・・・」

 

「叫べるかぁあああああ!!!!」

 

 見事な蹴り技である。一流の執事であるテルでなければ直撃で死んでいただろう。テルは直撃してもガード面がカンストしているので彼の顔が壁に叩きつけられても平気。つまりノーダメなのである。

 

「いくらなんでも無理にも程がありますよ!なんですか米5kgの値段!こんなの起こるわけないじゃないですか! なのはさん!今何歳なんですか!?え!?鷲巣麻雀終わるんですか!?鷲巣様の豪運尽き果てるんですか!?ウマ耳生やした美少女アプリゲームなんて流行るわけないでしょう!さしずめウマの女の子だからウマ娘なんて名前で流行りそうだけど、ありえませんから!」

 

 他に言いたいことは山ほどある。だが、なぜかナギはダイヤのような瞳でテルの話を聞き入っていた。

 

「お嬢様、ダメですよ。こんな身も蓋もない話を簡単に信じちゃいけません。

変な勧誘に引っ掛かりやすくなっちゃいますよ。インキュベーターの餌食ですよ!」

 

「まぁまぁハヤテよ、見なよナギお嬢の顔を。さっきとは打って変わって未来に希望しか感じられねぇ顔よ」

 

「未来最高!」

 

「大丈夫だって、ハヤテ。こんなわけわかんねー未来、実際に起こるわけねぇじゃねぇか!」

 

「未来最高!」

 

「ナギも未来に希望馳せてるぞ!作戦は成功だぜ!」

 

「未来最高!」

 

 これって洗脳の類じゃないのかな。ハヤテは訝しんだ。

 

 

⚪︎

 

 

「あのさ、一つだけ教えてくれないか」

 

 テルの説得?でどうにかマイナス思考のループから脱却したナギが尋ねる。

 

「これから先、私はたぶん、学校に行くことに・・・・なると思う。東京の屋敷から毎日通っていく、そんな生活を送るのだろうが・・・・」

 

 

 また少しだけ、ナギは言葉を発するのを意図的にやめて、だけど、珍しく勇気を振り絞って、小さな体に胸のあたりの服を握りしめて、聞く。

 

 

「その時の私は・・・・笑っているのかな」

 

「ナギ・・・・」

 

「お嬢様・・・・」

 

「外に出れば、いつもこんな目に遭うんだ・・・・みんなみんなが私の命を狙ってくる・・・・いつも怖い思いして、何回も何回も私の持つお金が欲しくて・・・・いつも会えていた母にだってもう会えなくて、これから母のいないところで、私のことを知らない誰かがいる場所に、毎日私は行くんだろう?その時に、私は」

 

「笑ってるよ」

 

 ナギが言い切る前に、テルが微笑みながら言った。

 

「友達だってできる。ぐーたら言いながら、お前はちゃんと、学校に毎日・・・・・ではないけど通ってる。世界一の漫画家目指して、友達と漫画を書いたりしてる・・・・まぁ、内容はアレだけど」

 

 でも、

 

「たしかに三千院ナギは、お日様の下でしっかりと前を向いて歩いてるよ。未来からきた俺が保証するよ」

 

「本当?」

 

「あぁ、好きな人だってできるからな」

 

「そうなのか?」

 

「なんですって!?」

 

「・・・・」

 

 テルはナギと一緒に驚愕しているハヤテのことを無視した。

 

「もちろん、いっぱい楽しいことだけじゃないからな。また怖い思いだってするだろうし、今日みたいに命を狙われることだってあるかもしれねぇ」

 

 だけど、

 

「テルさん!空から武装したヘリコプターが!さっきの殺し屋集団ですよアレ!」

 

 空から顔を覗かせたのは黒のヘリコプターだ。サイドのドアがスライドされて身を乗り出した男たちの手にはライフル銃が握られていた。殺し屋たちが戻ってきたのだ。

 

 

「せめて、今だけは。お前が未来を笑って生きていけるように、道を作ってやるよ」

 

 取り出したのは黒の鉄パイプ。伸縮機能を搭載した細長いパイプの長さはおよそ市販で売られている木刀の長さとさほど変わらない。

 

「ハヤテ!ナギお嬢を逃がせ!どこかでまた落ち合うとしよう」

 

「テルさん!」

 

「ここに来た意味があるはずだ!未来から、俺たちが過去にきたその意味が!俺たちとナギを繋ぐ何かが!ましてやお前は、どこにいても、三千院ナギの執事だろう?」

 

 

 その通りだ。ハヤテはテルの言葉に決意する。

 この場所が、過去で自分を知らないナギがいたとしても、それは関係ないのだ。

 

 

 唯一はっきりしていることはただ一つ。

 自分、綾崎ハヤテが三千院ナギの執事であるということ。

 故に、彼は動く。幼いナギの手を取って。

 

「テルさん!全部倒しても構いませんからね!お嬢様!こっちです!」

 

 二人は駆け抜けていく。ミコノスの地を駆けていく。

 殺し屋たちのヘリが二人を追おうとするが、テルは壁を2、3蹴り空中へ飛翔するとヘリコプターの前方窓に張り付いた。

 

『ワッツハプン!?』

 

「だからよぉ・・・・テメェらさぁ」

 

 鉄パイプを振り上げ前のガラス目掛けて振り下ろした。

 

「日本語で喋れって言ってんだろうがぁあああ!!!」

 

 ガラスを破壊され、視界が不良となったヘリコプターが墜落する。

 けたたましい爆音とともに休暇中であるにも関わらず、過去のミコノス島でなぜか幼い三千院ナギを護衛するという超絶時間外労働の幕開けの瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一度、二度、三度、誰かが流れ星に祈ったのだろう。

 

呼べばすぐに来てくれるあなたに。

 

どんなところにでも颯爽と現れてくれて。

 

彼女を見つけて欲しいと。

 

きっと護ると。

必ず護ると。

 

運命を仕組まれた執事たちは過去を駆け巡る。

その先にある真実と向き合うために。




きっと誰も覚えていない作品をひっそりとかいていきますよ。
また一年、皆さんが楽しく過ごせますように。まじで終わるのかな、ミコノス編。
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