「じゃそんなわけで」
「どーいったわけだ」
「私たち恋人ですよ?」
「そうですね」
「もう恋人なんですから一緒に帰りません?」
「そんなもんなのか?」
「...え」
「....ん?」
「いやそれすらも知らないんですか...?」
黒く綺麗な目でドン引きされた...
いや...知らんよ..
「なんかごめんなさい」
「ッ!」ゾクゾクツ
「まぁいいです。帰りましょ?」
「あい」
こうして初めての女の子との下校は頭を下げることから始まった
けどさ..
...罰ゲームだよねこれ?
***
「あのー」
「なんですか?」
「私のどこが好きなんです?」
好きになった理由を聞いてみる
どう考えても惚れられる理由がないからだ
「好きなものは好きそれでいいじゃないですか」
正論で返される
「まぁたしかにそうですね...」
これには頷くしかない
「それじゃあ...」
「まだあるんですか?」
「えぇ」
「なんですか?」
「どこかでお会いしましたっけ?」
「うーんどこかで会ったと言うよりは...」
彼女は何かを考えているのか濁してるのか答えに悩んでいる
悩んでる彼女可愛いなぁ
「一方的に見てましたね」
「は⁈」
「え...?いつから..?」
「んー...高校に入学してからずぅ〜っとです」
「さいですか」
入学してからずっと見られていたことに驚きを隠せない。
何故だ...視線は全く感じなかった..
「そうですよ。だから彼くんが家でナニしてるのかどうかも知ってますよ〜?」
「ふぁッ⁈」
「ちょ何してるんですか⁈まずいですよ!」
「にへへ〜彼くんの小生壁も知ってますよ〜?」
「....」ワナワナ
「あれれ〜?どうしちゃったんですか〜?」
「....」ワナワナ
「バレちゃいけないことでもあったんですかぁ〜?」ゾクゾクツ
図星である
やばい...小生壁が..バレてる...
「ああ言うのが好きなんですね〜?」
「....」ワナワナ
「んも〜震えちゃって〜」ゾクゾクツ
「大丈夫ですよ〜バラしたりしませんから」
頼むからバラさないでくれ..
バレたらタヒぬ
***
「そういば今日私の家に来ませんか?」
「え..?」
「今日親いないんでナニしちゃっても大丈夫なんですよ〜?」
「いや..流石にしないです...」
言った後に気づく
失言をしてしまったと。
「ナニしないんですか〜?」
「えっと...///」
「あれれ〜彼くんナニ考えたんですか〜?」ゾクツ
「なんでもないです!とりあえず行きません///」
「え〜彼くんはつまんないですね〜」
そうこうしている間にも駅に近づいていく。
「ここでさようならですね」
「そのようですね」
「私みたいな美少女と一緒に帰るのは楽しかったですか?」
「えぇ当然です」
「それはそれは」
楽しいと言うよりは嬉しかった。
ちょっかいを出してくるお陰でとても話しやすか
った。
「あぁ..そういえば連絡先交換してませんでしたね」
「そういえば..」
「交換しませんか?」
「いいですよ♪」
そう言って緑のマークを起動する
「これでいいですね」
「はい」
「また明日会いましょ」
「えぇもちろんです」
と言いここで別れたのだった。
この後大変なことが起きるとも知らずに...ね?