第三話になります
模擬戦は原作通りに進行します。
学園長の車・・・・・
軽率な行いが危機を招く
教官来たる!西住みほを除けば全くの素人集団である大洗女子学園に今、一人の女性自衛官が最新鋭の戦車をたずさえ大洗に向かっていた・・・・・
〜大洗学園校庭〜
今日から本格的な戦車道の授業の始まりとなる。これから陸上自衛隊から派遣されて来る特別教官、蝶野亜美一尉を迎える事になっていた。結局戦車道を受講する生徒は今のところ
生徒会の角谷杏、小山柚子、河嶋桃(使用車両38(t)戦車)Eチーム
2年生の西住みほ、五十鈴華、武部沙織、秋山優花里(使用車両Ⅳ号戦車D型)Aチーム
バレー部の磯辺典子、近藤妙子、河西忍、佐々木あけび(使用車両八九式戦車甲型)Bチーム
歴女のカエサル(鈴木貴子)、エルヴィン(松本里子)、左衛門佐(杉山清美)、おりょう(野上武子)(使用車両Ⅲ号突撃砲F型)Cチーム
1年生の澤梓、山郷あゆみ、丸山紗希、阪口桂利奈、宇津木優季、大野あや(M3中戦車)Dチーム
廃校の件を知り参加した自動車部のナカジマ(中嶋麗羅)、スズキ(鈴木真莉阿)、ホシノ(星野慶子)、ツチヤ(土屋夢屯)
そしてチーム501のアソーカ、レックス、ウォルフ、グレガー
以上、29名の参加となっている。尚、自動車部は授業後の各戦車の整備などは行うものの本格的な参加はレース大会決勝後に、501は諸々の調査の為もうしばらく先の合流になるので実質的には21名である。引き続き生徒会による勧誘は続いているので人数は増える可能性もある。
「いや、増えてくれないと困るでしょ!」
とは生徒会、河嶋桃の言。確かにその通りで、今回行われる戦車道大会の参加台数は1回戦〜準々決勝までが最大10台まで、準決勝が最大15台まで、決勝戦が最大20台までとなっており、最低台数は5台となっている。大半の学校は当然最大登録台数を揃えてくるのでこのままだと大洗は素人集団の上に数的不利を強いられる事になる。
「あの輸送機がそうでしょうか?」
「多分そうでしょ」
柚子の呟きに干し芋を頬張りながら杏が答える。輸送機は超低空で飛来し後部ハッチを開けるとそこから一台の戦車が放出された。
「あれは
戦車好き女子の秋山優花里が興奮した声を上げる。彼女達の目の前で10式戦車は学園の駐車場に勢いよく降りたちそのまま後進して行く。その先に・・・・・
「いかん!」
ケノービが声を上げて手をかざそうとしたが遅かった。戦車は一台の車をスクラップに変えようやく止まった。
「学園長の車がぁー!?」
「あーあ、やっちゃったねー。あの人無事で済めば良いけど」
柚子の悲鳴と杏の呆れた声が聞こえる、桃にいたっては大きく口を開けたまま固まっていた。彼女達の視線の先には完全に潰れた学園長の愛車、フェラーリF40の変わり果てた姿があった・・・。10式は何事もなかったかのように駐車場を進み生徒達の前で止まり、ハッチが開き凛々しい女性自衛官が顔を出して彼女達に挨拶をする。そんな中、ケノービの携帯が鳴った。相手はもちろん・・・・・
「マスターケノービ。今来たあの教官を
「はい・・・お連れ致します。ですが・・・・」
[安心せよ。命までは奪わぬ。彼女には使い道があるでな]
「承知しました。」
学園長との通話を切り、ため息をついた後アナキンにコールを入れる。彼は昨日の自動車部のレースから帰って来るなりケノービに依頼された戦車のレストアに彼女達と共に取り掛かり、ほぼ徹夜で仕上げた後に仮眠を取っている最中である。留守電に切り替わるギリギリのところでアナキンが電話に出た
[・・・はい、何かありましたか?出来ればもう少し休んでいたいのですが?]
不機嫌さを隠さない声に申し訳ないとは思いながらも今起きた件を説明するケノービ。だが意外にもアナキンから返ってきたのは落ち着いたものだった。
[彼女には使い道がある。と言ったんですね?だったら大丈夫ですよ。利用価値がある者を無碍に処分したりはしませんよ
「そうかもしれんが・・・・」
[だったら急いだ方がいいですよ。時間が経って気が変わった。なんて言われないうちに。]
「あ、おいアナキ・・・切られた・・・」
(出来ればこの件を任せようと思ったが・・・)
仕方なく蝶野一尉を連行しようと彼女を見ると自己紹介が終わったところで生徒達を見回し
「あら?西住師範のお嬢様じゃありません?・・・・」
と『西住みほ』の事に気づいたようで、そのみほは『西住』の名が出た事で困惑顔をしていた。タイミング的にもここかと、蝶野一尉に声を掛けるケノービ
「失礼、蝶野一尉。学園長に着任の挨拶をお願いしたい。学園長室にお越し頂きたいのでこちらへ」
「はい、了解致しました。」
一瞬、生徒会の面々が青ざめたのが見えたが見なかった事にしよう。
「君達は戦車の準備をして待機していてくれ。角谷君、しばらく頼む。では蝶野一尉、参りましょう。」
生徒達に待機しているよう指示を出し、彼女を連れ立って学園長室へと向かうケノービ。その姿を見てみほが
「あのう・・・沙織さん、学園長ってどんな方なんですか?私、転校してきた時に挨拶しただけなので・・・?」
と傍らにいる沙織に聞いてみた。問われた方は
「うーんそうだねぇ・・・・いつも笑顔でとても優しそうなんだけど・・・なんだかけっして怒らせちゃいけない
そう言いながらチラッと華の事を見る
「あら?そこでどうして
「ううん、華もそう思うよね?って」
こちらは引きつった笑みを親友に見せる。
「確かにそうですねえ、底知れぬ何かを感じる事があります。」
「実はどこかのとっても偉い人。と言われても違和感ないですね」
華の言葉に優花里が頷きながらそんな事を言う。
「うーん・・・・」
みほは学園長の為人が更によくわからなくなった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜学園長室へと続く廊下〜
蝶野亜美はケノービに連れられ学園長室に向かっているうちに寒気を感じ始めていた。それも先に進んで行けば行くほど強くなっていく。戦車道で数々の修羅場を潜り抜けてきた彼女だが、こんな感覚は初めてである。まるで処刑台への階段を登っていくような感覚、悪寒がどんどん酷くなる・・・と、前を歩くケノービが止まる。どうやら着いてしまったようだ。
「学園長、蝶野一尉をお連れしました。」
インターホンにケノービが到着を告げると
「どうぞ」
「は、はい失礼致します。」
ケノービに促され入室する蝶野一尉。パルパティーンの座る学園長の椅子はこちら側に背を向け彼は外の様子を見ていた。それがこちら側へゆっくりと回転して彼の顔が見えてくる。椅子が完全にこちら側を向き、学園長が立ち上がる。その表情には・・・笑みが浮かんでいた。
「蝶野一尉、でしたな。私はこの大洗女子学園の学園長を勤めているパルパティーンと申します。この度は当学園の特別講師をお受け頂き誠に感謝しております。」
表情、口調ともに穏やかなそれはしかし受け取った蝶野一尉には途轍も無い
「は、はい。この度、大洗女子学園に特別講師として着任します陸上自衛隊富士学校富士教導団戦車教導隊所属の蝶野亜美一等陸尉です。以後、よろしくお願いします」
「あらためて、ようこそ当学園へ。それにしても
「あ、あの、そ、それは・まこ・・と・・に・・・も・・・う・・・・し・・・・・わ・・け・・・・・・な・・・・・・・く」
(心なしか喉が締め付けられてる感覚が・・・・息が・・・く・る・・し・・・い・・・!!)
蝶野一尉が油汗を流すなかパルパティーンが続ける。
「あの車は私のお気に入りだったのですよ。我が校の講師となっているアナキン・スカイウォーカーにカスタムして貰ったこの世に二つとないもので、あれでよく休日にはドライブしたり、アナキンや彼の率いる自動車部の者達と自動車部の部費増額などを褒賞としてここでレースをしていたものです。」
(だ、だめ・・・い、意識が・・・)
汗をボタボタ落としながら遂には姿勢を維持する事が困難な程に意識が遠くなって来た・・・。
さすがにみかねたケノービが学園長に声を掛ける。
「学園長、もうこの辺で・・・」
「ふむ、そうだな。ではこれからの事を相談するとしよう。蝶野一尉殿、どうぞ
「学園長、生徒達を待たせてますのでお話しは授業の後に致しましょう。」
ケノービの指摘に頷くパルパティーン
「おお、そうであった。では蝶野一尉、申し訳ないがまた後程ここに来てくださらんか?」
「は・・・はい、承知致しました。では、失礼致します。」
自分を押さえつけている感覚が薄まり、なんとか返事をして退出する蝶野一尉。またここに来なくては行けない事実に気が重くなる。そんな彼女にケノービが声を掛ける。
「大丈夫ですか?蝶野一尉?」
「はい。大丈夫です。生徒達が待ってますから。」
「ありがとうございます。彼女達に代わって礼を申し上げます。」
ケノービと話しているうちに気分が幾らか和らいで来た。
(このケノービ先生という方は何やら人を癒す術を心得ているのかしら?)
と思う蝶野一尉。生徒達の前に立つ頃には顔色は元に戻っていた。
「教官殿、本日はどのような練習を行うのでしょうか?」
優花里が挙手しながら蝶野一尉に質問する。それに対しての返答は・・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜大洗学園格納庫前鉄塔〜
ケノービは蝶野一尉と共に鉄塔上の監視所から生徒達の動きを見ていた。
「それにしてもいきなり実戦訓練ですか・・・」
「はい!生徒達にも言いましたが、戦車なんて難しく考えず、実践で動かすのが1番ですから!」
二人が見守る中、ぎこちない動きで各車が定められたスタート地点に向かって行く。各車がポイントに到着したところで蝶野一尉がスタート前にルールを説明する。もっとも説明というにはいささかアバウトに過ぎるというのがケノービの感想である。
「戦車道は礼に始まり礼に終わる。一同、礼!」
練習試合が開始されるとまずAチームを狙ってB、Cチームが攻撃を仕掛ける。どうやら連携して真っ先にAチームを倒す腹づもりのようだ。Aチームは攻撃を避けながら逃走を図る。と、その先で一人の生徒がなんと昼寝をしていた。
「あれは冷泉君か?」
ケノービが昼寝をしていたのは成績は学年首席だが遅刻の回数が優に3桁を超える問題児の
彼女の寸前でⅣ号が止まりどうやらそのまま乗り込んだようだ。Ⅳ号はそのまま吊り橋を渡ろうと西住みほが戦車を降り先導していると後方からB、Cチームに追いつかれ砲撃を受ける。そのうちの一発が当たったようで動きが止まる。が、程なくしてまた動き出したのだが・・・
「動きが変わった?」
「どうやら操縦士が替わったようですね」
Ⅳ号の動きが良くなった事で操縦士が替わったと見抜いた蝶野一尉は流石というべきか。更にAチームは行動そのものに冷静さを感じられる様になり先ずはCチームのⅢ号突撃砲を一撃で撃破する。更にBチームの八九式も一撃で撃破。だが、橋の前方から生徒会のEチームの38(t)が迫り正に必中の距離で撃ったのだが・・・・
「そこで外すか!?」
思わずケノービが声を上げるほどの射撃の下手さが災いしAチームに返り討ちにあい撃破され、残った一年生のDチームのM3Leeは逃亡を図ろうとしたのか木に突っ込んだままエンジンをフル回転させ自滅してしまった。
「そこまで!勝者、Aチーム!!!」
蝶野一尉の宣言で練習試合はAチームの勝利で終わった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜授業終了後〜
〜学園長室〜
再びここに足を踏み入れる事になり、蝶野一尉は緊張していた。だが意外にも先程の気配とは異なり、穏やかに迎え入れられた。あらためて謝罪を申し入れた彼女に対して学園長はそれを受け入れる。
「貴官にはこれからも我が学園の事を宜しくお願いしたい。貴官は戦車道関連の顔が広いと伺っています。その人脈を我々にもご紹介してくださらんか?」
「と仰いますと?」
「ご存知かも知れませんが、我が校は今回の戦車道大会に勝たねば廃校という危機にさらされております。もちろんそこに居る顧問のケノービ先生をはじめ生徒達も全力を尽くすでしょう。私としてもそんな彼女達に少しでも力になりたいのです」
「そういう事でしたら私の及ぶ限りの力をお貸しいたします。ですがここには西住流師範のお嬢様もいらっしゃいますので彼女の方からもお願いしてみては如何でしょう?」
蝶野一尉の提案にケノービが異論を唱える
「西住みほさんがここに来た理由を考えますとそれは難しいでしょう。彼女に何があったのかは
「あっ!?」
ここでようやく蝶野一尉は黒森峰学園に居たはずの西住みほが、今まで戦車道が無く、廃校阻止を理由に戦車道を再開したこの大洗女子学園に居る理由に思い至った。
「そういう事ですので、今は彼女の前で西住流の話をするのをお控え願いたい。よろしいですな」
眼光が鋭くなった学園長の言葉に無言で頷く蝶野一尉。
「では今後ともよしなにお願い致します蝶野一尉」
柔和な表情に戻った学園長が頭を下げて礼をする
「こちらこそ宜しくお願い致します。」
そう言ってこちらも頭を下げる蝶野一尉。彼女は敬礼をして退出していった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蝶野一尉が去ってしばらく後、アナキンと501を加えた彼等は調査の結果を検討していた。
「昨日スカイウォーカー先生に接触して来た『カールレーシング』という組織ですが、怪しいなんてもんじゃありません。発足は約10年程前のアメリカで、主に公道でレースをする車のチューニングを生業としていたのですが、ここ最近ベンチャー企業に吸収され自動運転用の車体やAI開発等に経営をシフトしたようです。」
レックスの報告に首を傾げる学園長。
「そんな所が何故アナキンに声を掛けてきたのだね?アナキンのテクニックをAIのデータに落とし込むとでもいうのか?」
「その可能性もあるかと思われますが、今はその話は置いて下さい。先にこのカーズに介入してきたベンチャー企業なんですが、かなり手広く手を広げておりまして電子工学、eスポーツ、自動車産業、造船業、次世代燃料研究、ロボット工学等様々な分野を傘下に加えています。」
ケノービが呆れて呟く
「まるで総合商社だな。どこからそんな資金が出てくるんだ?」
「問題はそこです。現在グレガーに調査させていますのでしばらくお待ちください。」
「で、そのベンチャー企業は何という名なのかね?」
学園長の問いにレックスが答える。
「サブテキスト・マイニング社です」
「ふむ、私の方からも調べてみるとしよう。では、話を戻す事になるが何故アナキンに声を掛けてきたのかね?」
ここでアナキンが口を挟む
「僕が
「そうだな。お前が強過ぎて半ば引退を強要された様なものだからな。そんな人間を再び呼び戻すなんて出来る訳がない。そんな事をすれば業界大手のメーカーが黙っている訳ないからな」
ケノービがアナキンの言を肯定する。アナキンは現役時の年俸約20年分の収入を約束され
「仮に僕のデータを自動運転に落とし込むとしても何に使うんだ?一般車ではオビ=ワンのような堅実な運転データの方がはるかにマシだ」
堅実な運転と言われたケノービがアナキンに問う
「それこそレースに使うとは考えられんかね?」
「レースはその日によって状況がまったく変わってしまうんですよ。天候、気温、湿度、路面の状況、僕のデータを使った自動運転だからといって勝てる訳じゃない」
「
「普通ではないというと?」
アソーカの言葉にケノービが問う
「例えば非合法組織の逃亡手段」
シレッと恐ろしい事を言うアソーカだが可能性が全く無いわけではない。顎ひげに手をやり思案するケノービ。
「うむ、そのような可能性もあるか・・・あまり考えたくはないがな」
「ま、何にしてももうしばらく時間が欲しいところね。さすがに昨日の今日では限界があるわ」
アソーカの言葉に頷く一同。確かに1日の時間ではこれでも上出来であろう。
「ではご苦労だが、引き続き宜しく頼む。」
「かしこまりました」
学園長の依頼を承知して退出していくアソーカとレックス。ケノービとアナキンも退出しようとすると学園長の電話が鳴る。相手は生徒会長の杏であった
「ふむ、そうか。練習試合が決まったと。相手は?・・・そうかよく受け入れてくれたものだ。」
[はい。そこで、ケノービ先生は居ますか?先生にお願いしたい事があるんですけど?]
「ああ、ケノービ先生ならまだここに。ケノービ先生、角谷君が何やら君に頼みがあるようだ」
そう言ってスピーカーに切り替える学園長
「どうしたんだい角谷君、私に頼み事とは?」
[あ、ケノービ先生?実は2日後に練習試合が決まって、そこの学院長が是非ケノービ先生にお会いしたいって仰ってるんだけど明日挨拶に行ってもらえませんか?]
「随分急な話だね。だが承知した。で、何処の学校かな?」
「フッフー♪それはねー。先生もよく知っている。聖グロリアーナ女学院でーす!」
電話の向こうで杏がイタズラが決まったような満面の笑みで答えた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜聖グロリアーナ女学院〜
「これはどうですか?ダージリン?」
「ええ、とても良く似合ってますわ学院長」
実に16回目のやり取りである。最初はあれこれ言っていた聖グロリアーナ女学院戦車隊長のダージリンも良く似合ってますとしか言わなくなった。
「学院長は何を纏ってもお美しいです。大洗のケノービ先生もそう仰る事でしょう。」
「そう言ってくれるのは嬉しいけれど・・・・」
未だ不安な面持ちの学院長にダージリンが一つの格言を用いる
「不安や畏れに傾くのもいただけませんわ。〈いつも笑顔の子が一番美しい〉とも言いますでしょう?」
「オードリー・ヘップバーンね。そうね。明日は笑顔でケノービ先生をお迎えしなくてはね」
やっと笑顔を見せた敬愛すべき女性にダージリンも笑顔で返す。
「はい。きっとケノービ先生もお喜びになりましょう。サティーンお姉様」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜太陽系第3惑星軌道上〜
「♪♪」
『レッド5』は地球の周回軌道までやって来た。ここで青と白のアストロメクはクローキング装置を起動させる。これで探知されたとしてもデブリと見分けはつかないはずである。機体は流星となって地球へと降下していった・・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜大洗学園艦女子寮前〜
「あ、流れ星・・・・」
冷泉麻子を新たに加えたAチームとの買い物に行った帰り道、ふと西住みほが空を見上げると一つの流星が見えた。
「大洗の皆んなと楽しく戦車道が出来ます様に・・・」
次回予告
強豪校、聖グロリアーナとの練習試合に臨む大洗学園。そしてオビ=ワンとサティーンの関係は果たして・・・・