第4話です
今回は少し短めです。
スターウォーズ、クローンウォーズのネタバレがあります。ご注意下さい。
人の好意を無にする者は一生苦しむ事になる
想いは再び!
大洗女子学園生徒会長角谷杏の計らいで戦車道再設立の挨拶と練習試合受諾の礼を述べる為、聖グロリアーナ女学院に赴く事になったケノービ・ベン。聖グロリアーナにはその彼を待ち焦がれる一人の女性の姿があった・・・・
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〜LAAT/i機内 〜
「落ち着いてください
まもなく聖グロリアーナに到着するという報告を受けたケノービにそう指摘するアナキン。その顔はニヤけていた。
「む?私は落ち着いているさ、アナキン」
片眉を上げて反論するケノービ。しかしアナキンはニヤついたままだ。
「そうですか?まるでガンダークの巣に落ちた時のように感じましたが?」
「何時ぞやのお返しというわけか?」
「さあどうでしょう?何にしてもリラックスですよ
「お前、楽しんでるだろ?」
「もちろん。こんなオビ=ワンを見られるのはめったにない事ですからね」
「まったくお前というヤツは・・・」
自分をからかうアナキンに呆れながらもケノービは本来の調子を取り戻してきた。そして機は着艦態勢に入った・・・。
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〜聖グロリアーナ女学院〜
「ダージリン、私におかしなところはありませんか?」
「大丈夫です。問題ありませんわ。ですから落ち着いてください学院長」
ソワソワと落ち着きなく何度も確認してくるサティーン学院長に律儀に返事をするダージリン。そんな彼女達の前にLAAT/iが静かに着艦する。カーゴが開き、ケノービとスカイウォーカーが降りてこちらに歩んでくる。彼等に歩み寄り挨拶をするサティーン。
「ごきげんようケノービ先生、それにスカイウォーカー先生も。よくお越しくださいました」
「こちらこそお招きいただきありがとうございます。この度は急な練習試合をお受けいただき誠に感謝致します。そして戦車道再設立のご挨拶が遅れ申し訳ありませんでした」
「いいえ。わざわざご足労いただきこちらこそ申し訳ございません」
「ごきげんよう。クライズ学院長、ダージリン。本日はオb・おっと、ケノービ先生のお供として罷り越しました。宜しくお願いします」
「ええ、こちらこそ宜しくお願い致しますわ」
「宜しくお願い致します」
ケノービがダージリンにも練習試合の礼を述べる
「ダージリン君。うちの角谷君の急な頼みを受けてくれて本当にすまない。ありがとう」
「いいえ。私達は受けた勝負は断りませんので」
笑顔でそう返すダージリン。その表情は自信に満ちていた。
–聖グロリアーナ女学院–
イギリスの学校と提携している名門のお嬢様学校であり戦車道でも強豪校として知られている学校である。戦車道の隊長はダージリン。使用戦車はチャーチルやマチルダといったイギリス製戦車で固められている。因みに彼女達は戦車の中でも紅茶を嗜み、一滴も零さないらしい。
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〜学院長室〜
学院長室に招かれた二人が席に着きサティーンとダージリンもその対面に座る。そこに一人の生徒が紅茶を差し出して来たので礼を言うダージリン。
「ありがとうオレンジペコ。今日の茶葉は?」
「はい。今日はお客様もいらしてますのでクセのないキャンディーを」
「これはわざわざすまいないね、ありがとう」
ケノービが礼を言う
「いいえ、どうぞごゆっくり。では、失礼致します」
オレンジペコと呼ばれた少女はそう言ってお辞儀をして退出していった。話は明日の練習試合の内容から始まる。
「明日の試合は角谷さんの提案通り5体5の殲滅戦。という事でよろしいでしょうか?」
サティーンが明日のルールを確認する。
「はい。宜しくお願い致します。朝早い時間からになってしまい申し訳ありません。」
「構いませんわ。如何なる条件であろうとも受けて立つのが我が聖グロリアーナの校風ですから。」
その自信に満ち溢れたダージリンの発言にアナキンが感想をもらす。
「強者の余裕。というやつか」
「そう受け取って頂いて結構です。」
笑みを浮かべてそう返すダージリン。
・・・・・・・・そうして明日の段取りも一通り済み、ちょっとした雑談になったのだが、ケノービもサティーンも世間話的な話に終始しその先に踏み込もうとしない。痺れを切らしたアナキンが介入を試みる。
「ところでクライズ学院長。妻のパドメが是非お会いしたいと言っていました。今度オビ=ワンに案内させますのでどうか私達の家に来てもらえませんかませんか?」
「おい、アナキン。サティーン学院長もお忙しい方だ。それにパドメも今忙しいのだろう?あまり無理を言うもんじゃない。第一これは公私混同だ。」
そう言って嗜めるケノービにアナキンが追い討ちをかける。
「互いの親睦を深めるのも立派な仕事ですよ
そう言ってサティーンの方を見るアナキン。
「私はそれで構いませんわ。でもよろしいのですか?」
そうアナキンに頷き、ケノービの方を見るサティーン。ケノービが何か言おうとする前に先にアナキンが肯定する。
「ええ、是非お願いします。ではオビ=ワン、
パドメとサティーンはこの世界でも友人でありそれを利用してオビ=ワンとサティーンの仲を進展させようというかつての弟子の心遣いであった。無論、パドメが会いたがっているのも事実である。呆気に取られている隣の人物の肩を軽く叩くアナキン。
「では互いの連絡先の交換をお願いします。それからダージリン、僕は明日は自動車部の大会があるから行けないが、二人の事よろしく頼む。」
「ええ、承りました。」
こうして会談は
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〜聖グロリアーナ校庭〜
「それではサティーン学院長、また明日。」
「はい、明日は宜しくお願い致します。先程の件もスケジュールの確認が取れ次第ご連絡致します。」
「あ、は、はい。ご連絡お待ちしております。」
「ありがとうございます。クライズ学院長。パドメも喜びます。」
緊張するケノービを横にアナキンもお礼を述べる。そして一礼してLAAT/iに乗り込もうとしたケノービにダージリンが近寄って声を掛ける。
「
「君を失望させないように努力するよ。」
ダージリンの殺意さえこもった瞳を見て真剣に答えるケノービ。
「安心してくれダージリン。僕がそんな事させない様にオビ=ワンの面倒をしっかり見るさ。女性へのエスコートの仕方をきっちり指導する。」
重くなりかけた雰囲気を壊す様な軽口を叩くアナキン。
「しっかり指導して下さいませ。マスター・スカイウォーカー」
元の表情に戻しダージリンはそうアナキンにお願いする。そして二人は機に乗り込み二人に手を振って飛び去っていった。
「二人とどんな話を?」
そう聞いてきた学院長にダージリンは笑顔で答える。
「ケノービ先生にお姉様を宜しくお願い致します。とお伝えしただけですわ。」
それに対して顔を真っ赤にして固まるサティーン学院長であった・・・・。
・・・・・サティーン・クライズ侯爵の最期・・・・・
マンダロア星系を治めていたサティーン侯爵を首班とする政権が彼女の妹であるボ=カターン・クライズが所属していたデス・ウオッチのクーデターにより倒され、侯爵も投獄された。しかし、デス・ウオッチも程なくして元シス卿のモールとその兄弟であるサヴァージ・オプレスによって掌握されてしまう。ボ=カターンは彼女に同調する同士達と共にこれに離反し行動を開始、侯爵の脱獄を図るも逃れられず、侯爵は再び捕らえられてしまう。捕らえられる直前にサティーンはコルサントのジェダイ評議会にマンダロアの解放を要請、想い人であるオビ=ワンケノービに助けを求める。しかし評議会は、「分離主義勢力の関与しない内乱に共和国として介入出来ない。」と、共和国そしてジェダイ評議会としては動けない。との結論を出してしまう。サティーンを見殺しには出来ないオビ=ワンはやむなく単独で助けに向かう。しかしこれはモールの仕掛けた罠であった。サティーンと共にモールの前に引き出されたオビ=ワンの眼前でサティーンはモールによって惨殺されてしまう。これは大切な者を目の前で殺すという、モールのオビ=ワンに対する復讐の一つであった。自らの想いをオビ=ワンに伝え息絶えるサティーン・・・。オビ=ワン自身はその後ボ=カターン一党の助けによりマンダロアを脱出する。その際、姉を失った彼女に向けたオビ=ワンの言葉が「お悔やみを言うよ・・・」であった・・・・・・。
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〜大洗学園艦〜
ケノービとアナキンが帰還すると程なくして艦橋から通信が入った。
[本艦に接近する機影あり。機種照合・・・・インコム社製T–65、Xウイング。コールサイン『レッド5』」
「なんだって!?パイロットは!?」
驚き、搭乗者の確認をするアナキンにさらなる驚愕がもたらされる。
「生命反応なし。動かしているのはR-2型アストロメクドロイドです。スカイウォーカー先生宛に通信が入りました。」
「まさか・・・?通信を回してくれ」
「了解しました」
アナキンとXウイングに通信回線が開かれる
「
「♪」
それは肯定の電子音である。
「お前どうやってここに!?そもそも今まで何をしてたんだ!?」
そう聞いてくるアナキンに対して落ち着いた電子音を出すアールツー。
「♪♪♪♪」
「そうだな。話はお前が着いてからにしよう。では後部デッキに着艦を。ブリッジ?」
「了解しました。後部デッキのハッチを開きます。」
アナキンの要請に艦橋の作業員が後部のハッチを開けてXウイングの受け入れ態勢を取る。
アナキン達に頼もしい仲間が加わったのであった・・・・。
次回予告
聖グロリアーナとの練習試合が始まった。百戦錬磨の彼女達に怯む大洗学園の面々。だが1人、勝利に向けて策を練る少女がいた・・・。
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やっと西住みほさんのターン(笑
※この作品ではオビ=ワンとサティーンが報われる様にします。