仕事そのものは難しくはないんですけど、就業時間後にやることが多い+自由時間が無さ過ぎるで筆を取る時間すらありません。
入ったばかりですが寮生活に対してのストレスが大きすぎて体に不調が発生したのでそのうち公務員辞めて実家に帰りますw(実現するかわからない予定)
新卒採用で一か月未満で辞めたやつに次の仕事あんのか…?
お出かけという名のデートも日暮れと共に終わりが近づき、私たちは駅の近くの池のある公園に車を停めて、池の前にあったベンチに座ってお喋りをしていた。
別れが惜しくて会話を終わらせまいと必死に話題を投げる私も、もうネタの底が見えてきてしまっていた。
どんどん日が沈み、辺りも暗くなり街灯が次々と灯っていく。
それを見て私は、ああ終わりかと内心ため息をつき、喉から出かける惜しむ言葉を抑えつけて、私はライスさんと向き合う。
「……日が、沈んじゃったね」
「……うん」
「ライスさん、楽しかった?私なんかと遊んで」
少し不安げに、そして同情を誘うような女々しい言い方をしてしまったのを後悔した。
私の心はもう寂しさでいっぱいで、まるで初めて親元を離れた子のような顔をしているだろう。
でもそれほどライスさんとの別れは惜しくて寂しいんだ。
ライスさんはそんな私を優しい顔で首肯して、膝の上で力んでいる私の拳に手を重ねてくれた。
「ライス楽しかったよ」
「……よかった」
「実はライスね、トレセン学園に入学してもクラスの子たちとな馴染めなくて、お話できる相手がお姉さま……トレーナー以外いなかったんだ」
顔をあげると、そこにはどこか申し訳なさそうな、しかしとても優しいライスさんの顔があった。
「でも、今はシルビアさんがいる。あの時、ライスの腕を掴んでくれたシルビアさんが」
ライスさんは私の拳を手で優しく包み込んだ。
力んでいた拳は自然に力が抜けて、いつの間にかライスさんによって拳は解かれて、互いの掌は重ねられていた。
しかしそれはすぐに離れてしまい、私は小さく「あっ……」と声を上げてしまう。
ライスさんの手を掴もうとして、辞めた。
突然、その手をはるか遠くに感じたからだ。
「うれしかった。ライス、とってもうれしかったんだ。でも、でもね……こんな形で会いたくなかった」
「……えっ?」
ライスさんの言葉に私は耳を疑った。
会いたくなかった?うれしいと言っていたはずなのに、その真逆を言葉にするライスさんに私は理解ができずただ首を傾げることしかできない。
だがその意味の真相はすぐに言い渡された。
挑戦状と共に。
「ライスね、知ってるんだ。シルビアさんがあのウマ娘さんの知り合いだってこと」
「あのウマ娘……?」
「うん……トウカイテイオーさんとサクラバクシンオーさんに峠バトルで勝ったウマ娘。……パンダトレノさん」
「あ……」
私は言葉を失った。
パンダの名前は今や以前と比べると大きくなっていて、ウマ娘界にいる者ならば知る人ぞ知るウマ娘だ。
しかしその名前を聞けば次に出る言葉はイヤでもわかる。
私はライスさんと出会った意味。
呼び出しに応じた意味を理解してしまった。
私はベンチから転げる勢いで立ち上がり、そして後ずさりをしてしまう。
目の前にいる存在が、急に温かいものから冷たい、とても冷たいものに変わってしまったように見えたから。
「私を……最初から、利用して……」
「ちがっ、ちがうのシルビアさん!そんなつもりじゃ……」
「じゃあどうして!……どうして、今そんな話をしたの……?私がパンダの先輩だってことを知っていたから、誘ってきたの……?」
「ちがうよ!ライス、今日をとっても楽しみにしてた!パンダトレノさんのことなんて関係ない!ライスは……!」
「だったら!……なんで私に言ったの?」
「っ……そ、それは……」
ライスさんが黙り、辺りは涼しい風が通り抜ける音だけが残る。
私の手は再び拳となっていて、気づけば悔しさで震えていた。
暗くなり辺りに立つ街灯に虫が寄ってきた。
それがわかってしまうほどの静寂の中で、ライスさんと私は微動だにせずただ時間だけが過ぎていった。
互いに後悔だけを感じる今に意味はない、私はそう自分に言い聞かせて口を開いた。
「……パンダには伝えておくよ。でも、いい返事ができるかは保証できない」
「シルビアさん……ごめんなさい」
「いいよ……それじゃ」
私はライスさんに背を向けて、自分と同じ名前の車に向かおうとしたとき、後ろからライスさんが私の名前を叫んだ。
「シルビアさん!」
後ろ髪を引かれる思いで足を止めてしまうが、私はこれに更に後悔した。
「もし……もしパンダさんとのバトルが実現したら……ライスね……」
何を言うつもりなんだ、そう思ってライスさんが言うまで足を止めていたが、ライスさんの口から飛び出てきたのは想像もつかない言葉だった。
「ライスの!ふぁ……ファーストキスを、あげます」
「ッ……」
私はそれを聞いて、すぐにS13シルビアに向かって駆けだした。
悔しかったから、悲しかったから。
ポケットからキーを出して、すぐさまシリンダーに差し込みエンジンを掛けた。
すぐにエンジンが掛かってくれたことに感謝して、私はアクセルを思い切り踏み込みその場を後にした。
あの後ライスさんがどうなったかは分からない。
駅の近くだったから、きっとそこから電車に乗って帰ってくれただろう。
それに対して私は、一人血と油と煙の臭いに痛覚と嗅覚を虐められながら泣いていた。
ガードレールに突き刺さる形で停止している、フロントがひしゃげてライトの割れたS13シルビアの横にもたれかかって、私は膝を抱えていた。
「私は……ライスさんのことが好きなんだ。間違いなく好きなんだ。だから…そんなことをライスさんに言ってほしかったんじゃない!…ないんだよぉ…ぉぉ……」
黒い感情よりもひたすらに悲しみを流すことしかできない今は、ただ泣きながら助けが来るのを待つことしかできなかった。
せっかく専門校にも入って公務員になったのに精神壊して体まで壊すのはマズい。
趣味の車の持ち込みはもちろん、自転車もプラモデルも漫画も雑誌も何もかも持ち込めなくて草。
ストレス発散できなくてメンタル壊れるの当たり前だわ(豆腐メンタル)
それにどうしてメンタル面で壊れかけてるのにサビ残を要求するんです???
これが国のやることかよォ!