ヨークシンシティのとある一区画。かつては高層住宅が立ち並ぶ団地だったその場所は都市開発から弾かれてしまったのか今や壊れかけの廃墟群が放置されるだけの場所となっている
そんな廃墟の内の一つに全世界から危険視されているA級賞金首集団たる幻影旅団の面々が居座っていた。此処は彼らが今回ヨークシンで盗みを働く上でのアジトと定めた場所だ
その場に居るのは団長であるクロロ以外にボクサーのようなミイラ男であるボノレノフ。顔の大部分を髪で覆い隠した小柄な男性であるコルトピ。エジプト風の服装にスフィンクスの被り物・・・ではなくジャージ無個性のフィンクス。紅一点で長身スーツ姿のパクノダがそれぞれ思い思いに時間を潰していた
「おやおや♣盗みに行った皆はまだ戻ってなかったのかい?」
暗闇の奥からロウソクと月明りだけが差し込む広間にヒソカが現れ、本を読んでいたクロロはそのままの状態でヒソカに声を掛ける
「ヒソカか。待ち人とやらには逢えたのか?」
「勿論♦」
上機嫌に笑うヒソカを尻目にクロロと同じく本を読んでいたパクノダが顔を上げる
「でも確かに遅いわね。陰獣とやらが中々現れなかったりしたんだとしても、シャルなら日付が変わる頃には経過連絡でも入れて来そうだけどね」
「丁度その陰獣ってのを潰してフェイが情報吐かせてたりするんじゃねぇのか?」
ジャージ姿のフィンクスがコルトピとチェスをしながら適当に考えを述べる。仲間が敗れているとは考えないし、万が一そうであったとしても殺される方が悪いと本気で思っているのである
なお、チェスは5手先でコルトピの勝利である事に未だ気付いていない
「1時まで待とう。それで連絡が来なければ、何か有ったものとして動く。良いな?」
団長たるクロロが方針を出してから数十分後、誰とも連絡が繋がらない事で残る幻影旅団が油断を完全に棄て去り行動を開始する
その様子をヒソカは薄笑いを浮かべながら見つめるのだった
▽
十老頭の護衛依頼を引き受けた私は陰獣の
飛行船から降り立てば
因みにだけど私は表向きは護衛じゃなくて客扱いみたい。その方が妙な反感を買いにくいだろうって事らしい。とはいえそれでも好奇の視線は飛んでくるけど、それも基本建物内までの間だから気にしないで良いでしょう
「こちらです。足下お気を付けください」
加えて
因みに今の私は裏関連のボンボン育ちなお嬢様風な感じにゴスロリ色強めのドレスに帽子にサングラスにハイヒールに付け毛ウィッグ装備といった出で立ちだ
プロハンターたる私なんかはそもそもこの場に来ていなかったって
飛行船の中には衣装ルームも有ったから私も割とノリノリで変装(?)してた気がする
レツとポンズ姉にも似合いそうなのも有ったからそっちは後で郵送してもらうようにしておいた
二人の身長やスリーサイズ?勿論指輪の
もしも
そんな事も頭の片隅で考えつつも歩いて行くと幾つかの武装したマフィアの居る門を抜けて大きな建物までやって来た
「丁度これよりランチのお時間です。十老頭も是非にとの事ですのでご同席願えますか?」
そう。夜中に飛行船を手配して今は御昼少し前くらいだ。やっぱり移動が飛行船だと飛行機に比べたら足が遅いよね・・・にしても
でももう確かウボォーギンのパンチで地面の染みだったか半身粉砕だったかで死んでるはずだから関係ないけどね
屋敷の奥の方まで歩き、通された部屋の中では中年から老人くらいの男達が円形のテーブルに座っていた。どいつもこいつも悪そうな顔してるわね
部屋の中には十老頭しか居なかったけど、この部屋に入る扉だとか上階や両隣の部屋とかには念能力者の気配がする
流石に手練れを配備してる・・・と言いたいところだけど、多分頑張れば威力高めの拳銃で囲めば十分倒せるレベルだ。出会った事はないけど何処かの
とはいえ、それも基本能力の話であってどんな『発』を持ってるかで評価は多少上下するんだけど、やっぱり基礎が低いと制約と誓約をドギツくしないとあんまり役に立たなかったりするからね
『相手が能力を出す前に叩け』ってホントにその通りだと思う。そう言った張本人の
「ほう。これはこれは。そうして華やかな恰好をしていると目の保養となるな。此処には給仕のメイド以外ではむさい男しか居ないからな」
一応今世では美少女だという自覚有るけど、あんたらに褒められても嬉しくないわ
「昨日の映像越しでは夜な上に画質も粗かったからな。確かにこうして直接見ると絵画にして飾りたい程だ。俺様としては10年後のお前が一層気になるところだがな」
その絵画って本人の血肉100%使用の前衛芸術じゃないわよね?どっかの
「確かコイツは今13歳だろう?やはり大学生ギリギリ辺りの年齢が一番だろう。9年後だな」
ん?
「何を言う。
「全く
「やれやれ。爺さん連中はすぐに渋味だの経験だのと言いやがる。大人になる一歩手前の成熟しきる直前の果実が最高に美味しいんじゃねぇか!6年後に決まってるよなぁ!!」
「馬鹿め。何故世の中に18禁などと云う枠組みが有ると思う?ハイスクールという画一された年齢に大人の世界を知る瞬間!酸味の残る果実に甘いシロップを掛けるような、異なる旨味のハーモニーこそが至高だろう。5年後に一票だ」
んん?
「愚かだなぁ。愚かすぎて久しく流してなかった涙が出そうだ。永遠の17歳という言葉の持つ魅力を知らんのかね?大人の世界に半歩足を踏み込めるその直前。これから様々な年齢の区切りを迎える事を意識する始まりが17歳だ。酒やタバコ、クスリなどという人工甘味料ではなく、内から染み出る成熟に向けた薫りを体現する4年後のキミに乾杯」
「貴様らに欠けているのは自分の好みをもっと相手に押し付ける度胸だな。先程から熟れただの少しだけ大人の味を知っただのと言っているが、完全なるゼロから穢れの無いキャンバスを己という色で塗り替えてこそ、自らの描き上げた芸術と胸を張れるのだよ。3年後、キミというキャンバスは完成する。後は時に激しく、時にソフトタッチに筆を走らせて一つの作品へと昇華するのだ」
おえっ!
「世界を見たまえ諸君。先進国の多くでは15歳までを義務教育としている所が多い。それすなわち世界が!15歳までを庇護すべき子供であると定めているのだ。我らとて、そこは守らねばならん。後2年。精々人生を満喫するが良い!!」
割とまともな事しか言ってなくない?
「
完全に別世界の住人が紛れ込んでるんだけど!?闇の住人の意味が違うわよ!!
「どうした?座りたまえ。まさか護衛を依頼した身でキミに毒など盛ったりせんよ。心配ならば毒見役でも呼ぶかね?」
もう既に毒よりも強烈なのを特盛で喰らわされた後なんですけどね!
「・・・帰る」
私はその場で反転して部屋から出る事にする。皆今頃どうしてるかな?これを機に飛行船を一度操縦してみようかな。最悪墜落しても泳げば良いし、良心も懐も痛まないからね
「待て待て待て!帰るのが早過ぎるぞキミ!」
「うるさい
「さ、
口を開くなって言ってるのに、マジでその
「一々あんたら全員の名前を憶えてやる気はついさっき無くなったわよ。あんたらの呼び名なんて
そんな感じに十老頭への暴言(?)を吐いてたら扉のすぐ近くだった事もあり、扉の前に居た警護の二人が部屋の中に入ってきた
「客だとしてもあまりに立場を弁えていない言動を見過ごす訳にはいかん」
「十老頭!どうか我らもお傍に!それかせめてこの者に軽い拘束を!!」
職務に忠実なのは結構だけど、マフィアな時点で慈悲は無し
「ステイ」
静かに放った『待て』の一言と共に軽めのオーラで威圧してあげると二人の動きがピタリと静止する。軽めと云ってもこの二人じゃ到底絞り出せないレベルのオーラだからね
「ダウン」
止まってる二人の頭に手を置いて圧を掛けつつ更にオーラを倍化させて殺気も籠めると“ズビターンッ!!”と面白い音を立てて五体投地にフォームチェンジした。見事な『伏せ』ね
「ハウス!」
最後にうつ伏せとなっている彼らの腹の下に爪先を潜らせてから抉り込む動作で
「超!エキサイティング!!」
十老頭に
そんな真似したら死ぬんじゃないかって?大丈夫、大丈夫。念無しでもゴンの張り手一発で壁と一体化しても死なない世界(原作天空闘技場)だもん。念が使えるなら余裕よ
「あ、気絶してたから『纏』も解けてたかも」
・・・まぁ良いか。全治2週間が全治2ヵ月になる程度の違いしかないでしょ。誤差よ誤差
ちょっと暴れちゃったけど他の部屋の護衛は出てくる気配無いわね
「犬の
壁にめり込んでる二人は普通になにも聞かされて無かったんだと思うけどね
私に護衛を依頼したといってもそれで完全に他の護衛が居なくなる訳じゃないもんね
「―――気配一つでそこまで見抜くか」
「気配一つでそれくらい見抜けなきゃゾルディックの暗殺なんて防げないわよ」
いやホントにそう。パーシナモンさんの時とかもあと少しでもイルミの違和感に気付くのが遅れてたら針の
狙われてるのが自分だったら『練』するだけで大体の攻撃は防げるし殺気も自分に向けられるから比較的分かり易いけど、誰かを護るとなると攻撃を見極めて弾くとか抱えて逃げるとかのアクションが必要になるからね
どっちにしろ後手に回り易いから後出しでも相手の手札を封じる事が出来るパワーとスピードが一番大事だけどね!オーラを鍛え上げれば感覚もパワーもスピードも全部強化されるからね。やはり強化系は基礎を磨くのが何よりよ
「それで周囲を固めてる護衛たちは腰を抜かす程度には私の実力をご理解頂けたみたいだけど、次から面倒な真似したら幻影旅団の報酬を元の価格に戻すし、それ以降は100億ジェニーずつ上乗せしていくわよ」
威圧した時ついでに周囲の部屋の奴らにもピンポイントで圧をプレゼントしておいたのよね。私を品定めしようってんだからきっちりと格の違いをワカラセてやったわよ
「安心しな。もう妙な事は無ぇよ。俺たちとしても部下の
こっちだってアンタ等の性癖の暴露大会が突如として開催されなかったら普通に話して終わりだったわよ!
「因みに大学生の(年齢の)ジャスティスは?」
「4年生(留年無し)に決まってんだろ」
やっぱりあんたが
「それくらいで良いだろう。話の続きは食事をしながらだ―――
「はっ!前を失礼致します」
名前を呼ばれた
包んだ物を小さく仕舞っておける彼の【
「おお!グ〇メテーブル掛け!」
ドラ〇もんのアレとは別なんでしょうけど、演出的にはかなり良い線いってる
飛行機の中で着陸直前に作らせた料理を仕舞っておいたんでしょうね
「何時もは食事くらい給仕に運ばせるのだが、今回はキミも居るから可能な限り部外者は排しておきたくてな。護衛ばかりはそういう訳にもいかんがね」
「私としては如何に十老頭って一つの枠組みになっているとはいえ、シマ争いとかもしてるはずのあんた達が仲良く食事してるとは思わなかったわね」
血で血を洗う事も有る商売敵よね?あんた達の関係ってさ
「察しの通り、別に仲は良くないとも。旨い飯と酒を堪能しつつ如何に相手の口を滑らせるかを考えなければならん席だからな。貴族の表面上笑顔なだけのドロドロとしたパーティーと似たようなものなのだよ。ハッハッハッハッハッハ!!」
そりゃ貴族も半分はヤクザみたいなもんだもんね。カキンとか一部の王子がもろにマフィアと癒着というか支配下に置いてるし
笑いながら言う事じゃないでしょうと内心呆れながらも一つだけ空いていた席に座る
テーブルには高級なワインやらが置いてあったけど、私の前にはジュースが置いてある形だ。
因みにその【
「では、我々を護ってくれる姫騎士に乾杯」
アンタ等の騎士になる気は無いし、姫騎士とかもこっぱずかしいんだけどこんな事で一々ツッコんでも仕方ないので黙って周囲に合わせてグラスを掲げて最初の一口で唇を湿らせるとテーブルマナーに沿って料理を口に運んでいく
「ほう。その歳で陰獣をも寄せ付けないだけの強さを持っていながら、こういった作法も身に着けているとは驚きだ」
なにそれ?私の事を10万馬力の蛮族だとでも思ってたの?・・・流石に私の
サ〇ヤ人ほどのインフレはしてないと思うんだけど、ちゃんと見た事ないからな~あの作品
いや、10万馬力って明言してるんだから10万馬力計算で良いか
「これでもプロハンターって
実際私達の中でそういった作法とかを身に付けてないのって多分ゴンだけだと思う。ポンズ姉は気品も一つの武器として覚えてたし、レツも兄のオモカゲが役者風な人だったからか令嬢としての立ち回りは人形師の技法ほどじゃないけど教えて貰ってたみたい。実際に覚えた方が芸に反映させ易いってのも理由でしょうけどね
クラピカは普段の食事風景からして物腰柔らかだし、キルアとレオリオはそういった姿を見た事はないけどキルアは一応お坊ちゃんだし、レオリオも身だしなみには気を付けてるから処世術としてやろうと思えばやれるタイプだと思う
それから始まる食事兼話し合いでは色んな話題が探りや皮肉を交えて飛び交う。私が居る中でそんな明け透けにしてて良いのか?とは思ったけど、最低でも今週末には私の護衛が外れるしヨークシンのオークションが終わるまでは十老頭の会議も続くから完全に非合法な案件とかは後に廻すんだそうだ・・・いやそれも態々私に言うなよ!首ツッコむ気は無いし、相手もそれを分かってるからこそなんだろうけどさぁ!
とは言ったものの流石にずっと
「それでビアー君。今後ハンター協会はNGLにどの程度関与するつもりなのかね?」
「そうね。バショウセンがある程度軌道に乗って国が安定するまでは商売関係に口なり手なり出す時も有るでしょうけど、今回の一件で
仮に私が今後NGLに影響力の有るなにかを企画・実行しようとも
「成程。それがキミ達の得た。いや、引き出した報酬な訳か」
「ええ。これからバショウセンで多額の稼ぎが期待できるNGLなら生態・環境調査で頑張れば頑張っただけボーナスが期待できるわよ」
まぁ究極的に言えばボーナス支払うの
「確かに今まで
そう。真っ当(?)なNGL国民ならお金なんて必要ないからね。自給自足か精々近隣の村とで物々交換が有るくらいだもん。大使館の機械とかには多少のお金は掛かるけど、別に消耗品でもないなら大した痛手にもならないしね
バショウセン畑で働いてる人達の給料とか殆ど食料代だけだし、言い方は少しアレだけど奴隷労働させてるレベルのコスパの良さだからね
ただ人力だから生産量はどうしても伸び悩むけど、まだ『バショウセン畑でウッハウハ♪プロジェクト』は始動したばかりだから仕方ないか
「NGLの国内事情はそんなところね」
私は一度話を区切り高級なワイングラスに注がれた
「―――ああ、そうそう。あなた達は知ってた?カキンが国際条約未加盟なのを盾にして暗黒大陸に行こうとしてるって話」
最後に思い出したように軽く爆弾をぶち込んでみたら周囲から
「ゲホッ!コホッ!・・・そんな話は初耳だ。そもそもカキンは条約に加盟していたはずだろう」
「ええ。確かにカキンは条約に加盟して『いた』わね。30年くらい前に国名を変えて再出発した時に条約やら各国との約束事とかを
自国第一主義で方々から反感を買うやり方は自ら敵を増やしてそれを叩き潰す事で領土の拡充や不平等条約を締結する布石なんでしょうね。仮にも大国にまで発展してるからそういう手段も取れてしまう
「とは言えV5経由でカキンに条約更新を迫るのは止めておいた方が良いわね。万全の態勢とはいかなくても『今すぐ暗黒大陸へ!!』なんて言い出しかねないから」
有耶無耶にした条約は突っ込んで調べれば分る事なんだし、今更詰め寄ったところで幾つかの次善策くらい用意してると思う
ネテロ会長の息子のビヨンドは暗黒大陸に行きたがってカキンと裏で手を組んでるけど、カキンとしては暗黒大陸より遥か手前の広大な無人島の土地と資源の占有権が得られれば良いだけだからね。ビヨンドの冒険は上手くいけば儲けものでは有るけど、そっちはビジネスというよりはギャンブルだから政治的な視点で見れば如何しても二の次、三の次でしょう
「裏でカキンが暗黒大陸。いや、その手前の土地への進出を狙っているか―――その情報を元に我々にもシマ争いの気構えをしておき、もしもその時が来たならマフィア同士で潰し合えと、そういう事かな?初期こそ混乱するだろうが、一部のマフィア、そしてカキン国に力が一極集中するよりはマシであろうと」
まぁぶっちゃけあの国の王族の性質とかを知ってると変に力を付けて欲しくないとは思う。その内『オ~ルハイルカキ~ンッ!!(若本ボイス)』とか叫ぶ王様が生まれて来そうだもん
「さて、何のことかしらね?私みたいな可憐なだけが取り柄の深窓の手弱女はあまり野蛮な事は分からないわ(清楚ボイス)」
なんで白けた眼でこっちを見るかな、このオッサン達は・・・13歳フェチが居ないからですか、そうですか。この筋金入りの変態どもが!!(理不尽逆ギレ)
「野蛮かは置いておくとしても、そのような国の深部にまで届くような情報を知っている時点で恐ろしいと言わざるを得んな。流石は
「褒めても何も出ないわよ。それにカキンがそういう計画を練ってるなんてのは星を持って無くてもプロハンターなら3人に1人は知ってるような情報だしね」
なにせプロハンターの3分の1を占める協専のハンターはほぼ全員が知っているというか当事者達だからね。嘘は言ってないわよ(2度目)
周知の事実みたいな言い方したけど、決してお安くは無い情報なんだけどね
仮にこの情報を情報屋とかに売り払おうとしたら一体どれだけの金額になるのか・・・まぁそんな真似したらデメリットが天元突破して最悪戦争へのカウントダウンまで始まっちゃうけどね
え?カキンが求めてるのが実質暗黒大陸じゃないなら別に放置しても良いだろうって?いやいや、なんで今までV5がそんな分かり易い資源を放置してたと思ってるのよ
人類が自力で行けるギリギリのラインとされる限界境界域とそこに居る案内人を召喚する門番までの距離が少し頑張れば行ける距離になれば、レベルの低い冒険家が暗黒大陸を目指して厄災をばんばん持ち帰る事態にも成り兼ねないからね
原作とかハンター協会でもビヨンドでも良いけど、暗黒大陸の攻略を成功させないと割と普通に人類滅亡寸前までいっちゃうと思う。全くカキンも余計な事をしてくれる
「そうか。プロハンターという人種を少し甘く見過ぎていたかも知れぬな」
うんうん。プロハンターは凄いんだよー(棒読み)
それから
「それじゃ中止になった地下競売は明日(9月3日)改めてやるつもりなのね?」
「ああ、その通りだ。確かに多数のマフィアは殺されたが、一回の襲撃でしかも犯人グループの半数は既に捕らえたとの情報まで流してる今、中止にした方が反発がデカくなるからな。それに残りの幻影旅団の連中もお前さんの仲間とやらがキッチリ
向こうが失敗してマフィアに被害が大きく出たら少なからず補償してくれるんだよな?って感じ?
「心配しなくても私の仲間は強いわよ―――それに離れていても私達は常に一緒に居るの」
「はっ!おいおいおい、ここに来て『心は何時も一緒』とか『絆パワー』とか寒いセリフを言っちまうのか?勘弁してくれよ」
むっ・・・そんなんじゃなくてもっと物理的な話よ
「そこまで言うなら刮目して拝聴して傾聴しなさい!これが
私はスマホからとある録音を流す
≪ビアー・・・お姉ちゃん・・・その、あの・・・ああもう!大好きだよ!!これで良い?もう良いよねビアーとポンズのバカ~!!?≫
※ループ再生&壁紙レツのスライドショー仕様
「昨日の夜にちょっとした取引(と悪乗り)で義妹への今までの貸しとかも消化してこのボイスを手に入れたのよ!ああ~、幸せ~♪耳が癒されるわ~♡当然これだけじゃなくってポンズ姉の膝枕&耳かきのASMRも何時か絶対手に入れてみせると心に誓ってるわ。≪バカ≫とか≪ビアー≫とか≪こっち来て!≫とか小分けにした日常ボイスは結構溜まってるんだけど、やっぱり私に向けた長文甘々ボイスは入手難易度高いのよね。でもこれで理解出来たかしら?私は常に仲間(ゴン達は忘却のかなた)と一緒に居るの!つまり仲間も常に私と一緒に居るのよ!ああ!見える。見えるわ。レツ達も今は昼食の最中ね。レツは海鮮パスタでポンズ姉はステーキ定食。デザートにホットケーキを注文してて二人で分け合うつもりね。そしてそんな二人の間に挟まれる私・・・イイ・・・」
おっとイケナイ。軽くトリップしちゃってたかも
「キミ、よくソレで我々を変態と
「え?なんの事?」
なにか可笑しな発言でも有っただろうか?
「―――いや、何でもない」
最後に十老頭から若干心の距離を開けられた気もするけれど、こうして私の護衛任務が無事(?)始まったのだった
少しでもキャラを掘り下げようとしたら十老頭が変態になってしまったw
え?それに並ぶ変態が居たって?目の錯覚でしょうww