カストロさん(ひんし)を引き連れた私たちは天空闘技場の200階にある受付へと向かい私の家の鍵を受け取る。以前はフロアマスターになってから一度も利用せずにさっさとこの街から出て行ったから鍵を受け取ってないと途中で気付けたのは良かったわね。もっともちょっと使ったらまたオサラバする予定だからその時はまたフロントに鍵を預ける事になると思うけどさ
そこから更に上層に移動して部屋に入ると高級そうな家具一式が揃った空間がお出迎えだ。とはいえ無駄にゴージャス全振りだったり有名画家の億ジェニー単位の絵画がギッシリ飾ってあったりといったような感じじゃなくてあくまでも基本が揃ってるって感じね。模様替えは自腹でって事かな?まぁフロアマスターなら中にはトレーニング器具一式揃えたいとかって風情も何も無い人とかも居るだろうし、そこは家主任せなんでしょう
ずっと鍵すら預けてほったらかしだったからこそと云うべきかハウスキーパーとかが定期的に掃除をしてたようで埃っぽかったりするような事は無いみたい。私邸と云っても高級ホテルの延長みたいなものだから各種ルームサービスも完備だ
まぁそんな事は大して興味は無いので先ずは気絶したカストロさんを風呂場の洗面台に引っ張って行くとそこに水を満たして彼の頭を浸けこむ
汚れも落とせるし意識も覚醒させられるたった一つ(?)の冴えた
「「・・・・・・」」
「・・・ごぶっ!?」
「・・・・・・」
「ごばばばばばば!?」
「・・・・・・」
「・・・ごぷっ・・ごぽぽ・・・」
「・・・・・・」
「(ブクブクブクブクブクブク・・・・・・)」
「・・・・・・」
「ビアー、その辺にしとかないとカストロさんがさっきのアッパーよりも更に高い場所(天国)に逝っちゃうよ?折角目が覚めてたのに今は永眠へのカウントダウンに切り替わってるしさ。流石に人死には面倒な事になるんじゃない?」
「ああ大丈夫大丈夫。これは単にカストロさんにセルフジャグジー洗顔して貰ってるだけだからね。それにそろそろ
嘘じゃないよ?ホントだよ?だからそのジト目は止めて欲しいかな~
てかレツもカストロさんに対して冷たいわね
まぁ粗雑に扱っても問題無さそうな感じするからね
洗面台に溜めた水を排水して引き上げた彼の頭にタオルを放り投げると私とレツはその場を後にして街を一望できるリビングへと移動する
「おっ、戻ったか。あのカストロって奴は大丈夫なのか?」
私達が戻ったのを見て適当に高級な調度品を眺めていたレオリオが開口一番怪我人の心配をする。やっぱり根っからの医者気質だよね
「大丈夫でしょ。病気とかならまだしもただの外傷なんだから。それに彼は強化系だからね」
「そうか強化系か・・・」←ビアー&ゴンを思い出し中
「・・・なら問題ないな!(確信)」
そうそう。強化系に必殺技なんて要らない。『纏』と『練』だけ極めて行けばその内切り落とされた腕だって秒でくっ付く回復力だって手に入るからね
カストロさんなら十分以上には鍛えてるし、
これ以上気絶されてても迷惑なだけだし、仕方ないから起こして上げましょうか
「気絶させたのも
地の文へのツッコミ禁止!
「良いのよ。勝手に私のグッズとか量産してたバカとかこれくらいの扱いで」
「そう?このビアーのフィギュアとか細部まで繊細に作り込まれてるし、中々の職人技だよ」
私が手の平を“ヒラヒラ”とあしらうようにしながらカストロさんを雑に扱っているとレツが何時の間にやら私の
「・・・リースは何をふざけてるのかな?」
「残念☆
目の前の現実を否定せんとする私の抵抗も虚しくリースがレツの傍のテーブルの上に飛び乗るとクルリとターンを挟んでからフィギュアと同じポーズを取る
「止めて!その“キュピーン☆”って効果音がしてきそうな横チェキポーズを倍増させないで!!」
私そんなポーズした事無いのに“私がやったらそうなるんだろうな”って無駄な完成度なんなの!?フィギュア製作者のトップオブトップな人にでも依頼してんの?微かだけど人形にオーラ籠ってるし、製作陣へのスカウトも全力投球(金の暴力)か!!
「だってボクは造形美も求める人形師だからね。この手のモノには興味あるよ」
「そう言いつつもローアングルから覗き込もうとしないの!大体それ短パンなんだから見えないでしょう!・・・見えないよね???」
“グヘヘ”な属性なんて持って無いでしょう。まさかとは思うけど魂オジサンに成っちゃったの?オジサン属性付与とかお姉ちゃん泣いちゃうよ!?
「心配しなくてもレツのソレは美術や芸術で裸体を描いたりするのと同種のものだと思うわよ。見なさい。今はもう服のシワや髪の毛の質感の方に興味が移ってるわ」
そう、良かった。オジレツに目覚めた訳じゃなくて本当に良かった
「因みにパンツは何色だったの?」
「水色・・・だったけど、ギリギリ白も見えたから多分
「こだわりが凄い!?」
レツでも自信が持てないくらいの極小の領域で
「自然と物にオーラを籠められるだけの熟練の職人でも縞パンに魅力を感じる童心を忘れちゃいねぇって事だな。だからこそクオリティの高いフィギュアを制作し続けられるって事か。だが惜しいな。もっと大人でアダルティな下着を作り込める奴なら一緒に酒でも飲んでみたかったんだが」
「『大人でアダルティ』とか頭痛が痛いみたいなアホな言い回ししてんなよ。それにビアーが
“メシャアアッ!!”
「チッ、外したわね」
女子の前でパンツ談義を始めた野郎二人の後頭部を掴んで顔面陥没レベルの強制キッスを喰らわせてあげようとしたんだけど、キルアが
もっとも大ダメージに変わりないけどね。現に二人とも鼻血が滝のように流れてるし、レオリオはそのまま気絶してキルアの代わりに床とキスする事になった
カーペット(高級)が汚れちゃった分は後で二人に片付けさせるとしてカストロさん、もとい
「お喚びでありますか。ビアー様」
「いやまだ呼んでなかったわよ!ってかこのやり取り前にもしなかった!?」
仮にも気絶してたはずなのに浴室からヌルッと登場すんな!一体何時の間に目覚めたのよ!・・・呼んだ/喚んだ瞬間にか
私専用のアンテナとか限定的過ぎるモノ建ててるなら私の意図まで含めてしっかり汲み取りなさいってのよ。具体的にはグッズ販売とかすんな!届け私の
「おお!ビアー様。私は間違っておりました」
「そう。分かってくれたのね?」
こいつマジで
「先刻のビアー様の
まぁ死にかけてただろうしね。物理的にも霊魂的にも天まで一直線だったでしょうよ
「私はフロアマスターとなってバトルオリンピアを勝ち上がり、世界最高の武道家という栄誉を得る事を夢見ておりました。なんという小さな夢だったのでしょう。ビアー様のご威光に触れた後ですら愚かしくもその程度のものへの未練が残っていたのです。
臨死体験だね
「全身を駆け巡る力の奔流!」
衝撃波だね
「目の前に浮かぶ星々の輝き!」
光視症だね
「ビアー様が築かれる1000年王朝!」
妄想だね
「メガネを掛けた犬が筆を執っている姿!」
約束された未来だね
「ビアー様へのより深い信仰!」
勘違いだね
「ビアー様がアイドル活動をしてグッズが飛ぶように売れ、私の資産に頼った売値設定が故に私が素寒貧となる未来!しかし後悔はございません!!」
「そんな未来に邁進すんなアホーーーッ!!!」
“パリーン!!”
目に見えてる地雷原に向かって全力でダッシュしに行ってんじゃないわよ!もはや私のファン(不本意)に全力で奪取されに逝ってるじゃないの!
いや違う。そんなのはただの狂人の妄言に過ぎない。決して確定された未来じゃないんだ
そうだクールになれ私。解決策なんてのは何処にだって転がっているものなんだから
え?さっきのガラスが割れるような音は何だって?ちょっと
ただ投げただけだから地上に降り注ぐガラスの雨はアレがどうにかするでしょう
「そんな事よりも何か手を・・・って!そっか、あの手が有ったわね」
そうだ。既に売れてしまってる分は仕方ないにしてもこれ以上被害を広げない為の手なら打てるじゃない!
私は軽いガッツポーズの後でクルリと反転すると玄関口へと向かう
「何処に行くのよビアー?」
「
フロアマスターの関連グッズを販売してる所が乗っ取られてるならグッズを売る理由を根本から無くしてしまえば良いはず
バトルオリンピアの優勝者とかでもないどころかフロアマスターになってからも一度も試合をした事すらない私がその座を降りれば生産はストップ。販売も即日とまではいかずとも月末あたりまでには中止せざるを得ないでしょう
いっその事なら在庫も全部買占めさせるとしますか。
▽
「申し訳ございません。フロアマスターをお辞めになる場合でも次のフロアマスターが決まるまでの間は仮在籍という形となるため、グッズの販売が中止となる事はありません」
「・・・・・あ゛??」
おっと、ちょっと低い声が出ちゃったわね
「ひぅッ!?あ、空き枠がある場合でもフロアマスターへの挑戦権である4敗せずに10勝を達成なさる選手は少なく、ましてフロアマスターに勝てる選手が現れるまでにどれだけ時間が掛かるかも不明ですので―――け、怪我などの理由で引退する選手の場合もファンの皆様の為にも即除籍とはなりませんし、しばらく試合を放棄していれば自然とフロアマスターの座を剥奪されますので自ら即日辞めたいという奇特な方に対応した規定とはなっていないと云いますか、そのぉ・・・」
しどろもどろになりながらも受付のお姉さんは事情を説明してくれたけど、グッズ販売が嫌で即辞めたいフロアマスターの存在くらい考慮に入れときなさいよ
「ならヒソカは?あいつ先々月に挑戦権得たんでしょ?」
「ヒ、ヒソカ選手は翌月にはフロアマスターと成っておりますぅうう!!」
チッ!
まぁ肝心の
なら!
「レツ!ポンズ姉!あと確かキルアも以前
「その素敵な私邸に入室10分で大量の血痕と大窓の吹き抜けという前衛的なリフォームを施したキミの言葉に魅力を感じるのは難しいと思うのだが?模様替えのテーマは【紛争地帯】もしくは【殺人現場】かね?」
クラピカ五月蠅い。黙らせるよ
「ってあれ?ゴンとキルアは?」
ふと二人がこの場に居ないのに気が付き、言いながらも気配を探り直すと二人はまだ部屋に居るようだ・・・大量の山と積まれた謎の箱と一緒に
「あの二人なら今はキルアがルームサービスで
ああ、言われてみたらさっきのキルアとの顔面チッス(未遂)で倒れたままの恰好ね。あとキルアはキルアで遠慮ゼロか!
ついでとばかりにリースもチョコロボ君を小さい体を活かしてリスみたいに頬張って存分に堪能してるし、以前一度食べてみたいって思ったのをあんたが先に実行すんな!
「それと言っておくけどフロアマスターなんて興味は無いわよ。ビアーのは極端だとしてもグッズ販売もされたくはないしね」
その手が有ったか!?くっ、こんな事なら去年修行と称してフロアマスターの称号を取らせておけば今頃二人のグッズを獲得できていたのに!!」
「途中から欲望を口からアウトプットしてんじゃないわよ!そういう所だからね、あんた!!」
「ボクとしてもそれを聞いたらフロアマスターはちょっと遠慮するよ。元々なる気は無かったけど、更に・・・ね」
レツはなんで目を逸らすかな?
「アレは逸らしてんじゃないわよ。合わせようとしてないだけよ」
それって同じじゃない?―――兎も角こうなれば毒を以て毒を制す作戦で行きますか。
私は恰好を付けるように指パッチンの音をホールに響かせる
「カモン!
「はい。このカストロ、お喚びとあらば例え火の中水の中草の中、ビアー様のスカートの中であろうと―――」
「
現れた
「それが神命とあらば身命を賭しまして・・・して、私は何をすれば宜しいのでしょうか?」
「最速でフロアマスターになること!」
「畏まりました」
私の簡素過ぎるオーダーに返事をし終えると同時に
てかあれだけ私の事を宣伝するのに力を入れてたはずなのに、私の言葉に脊髄反射ばりに従う精神構造は何なの?
※ビアーの
でもこれで私がフロアマスターでなくなるのは時間の問題でしょう。因みにフロアマスターに欠員が出た状態で挑戦者が他のフロアマスターに勝った場合は敗けたフロアマスターはそのまま残留するみたいね。人気が下がったり蔭口叩かれたりはするみたいだけど
「それではフロアマスターの引退手続き(仮)に移らせて頂きますが、ほ、本当に宜しいのですか?ビアー選手ならバトルオリンピアで優勝し、格闘家として世界最高の栄誉をその手にする事も夢ではないと思いますが」
受付のお姉さんがまだちょっとビビりながらも引き留めようとしてくる。そりゃここで働いてるスタッフならフロアマスターなんて大事な収入源を逃したくはないでしょうけど、悪いが付き合う気は無い。てかグッズ販売の件が無かったら一度くらい暇つぶしに試合する可能性も少しくらいは有ったけど、それも無くなった。全ては
「悪いけど興味ないわ。デコピン一発で昇り詰められる程度の夢は流石に要らないし、それ以外の戦う理由も特にないしね。いいから手続き!」
「ぴぃっ!?」
グッズ販売の事が無くても私にバトルオリンピアに出て欲しいならシード権を用意した上でこっちの都合に合わせて開催するくらいはしてくれないとね
出ると良い?出て
「ビアー。カストロさんの件で気が立ってるのは解るけどスタッフに当たるのはメッ!だよ」
さっさと手続きに移れという意味も込めて受付のお姉さんに軽くメンチを切ってたらレツに脳天にチョップを入れられた
「・・・・・・・」
「ビアー?」
「レツ!なに今の『メッ♡』。可愛すぎるんだけど!ワンモア!ワンモアプリーズ♪♪」
「勝手に♡マークを付けないでもらえるかな!ピンクのハートが浮かんでるのが目に見えたよ!」
私がレツの不意打ちの可愛さの暴力に
「おい、アレってまさか」
「ああ、チャンピオンのお出ましだ。カメラも引き連れてるし、取材でも有ったのかもな」
「毎度チケットの当選に
なんか陰獣の中でも中間くらいの強さっぽいやたらと金ピカでネックレスやブレスレットや服とかに①のマークが入ってる人が視界の端に映ったけど、こっちには関係ないよね
「Iam NO.1。ナン=バーワン!―――ちょっと良いかい?お嬢ちゃん」
「レツ~♥ホントさっきは私が悪かったわ。八つ当たりはダメよね、八つ当たりは♪」
「さっきの会話はオレ様の耳にも届いてたぜ。ファンサもNO.1なオレ様は皆の声を決して聞き逃したりしないからな☆彡」
「そんな訳だからもっと!私の魂に刻み付けるようにもっともっと言ってほしいんだけど!出来ればチョップしつつも
なんか雑音がするけど気にせずスマホに接続するタイプの高性能マイクを装備してレツの口元に突き出す。ハンターたるもの記録道具は充実させとかないとね―――こんな時の為に!!
「Hey ガール!聴いてるのかい?おっとそうか。オレ様のNO.1な輝きを直視するのが恥ずかしいのかな?でも恥ずかしがる事なんてないさ。オレ様の
「『メッ♡』も良いけど他には『お口にチャック』って言いながら口元でチャックを閉めるジェスチャーしたり、両手を腰に当てて頬を膨らませながら『ビアー。ボク怒ってるんだからね!』なんてプンスカしてるポーズもまたヨシ!他には他には!」
「でもそのシャイを誤魔化す為に他を貶めるビッグマウスは感心しないぞ☆彡オレ様のような正統派ヒーローからアウトローまで揃う最高のファイターたちの頂きによもやデコピン一発で―――」
「さっきから五月蠅い!!」
“ドゴンッ!”・・・と、音を響かせてなんかすぐ横で喚いていた謎のオッサンを吹っ飛ばす
直前にデコピンがどうとか言ってたからこっちも無意識にデコピンを選択したお蔭か首から上はまだ繋がってるわね
「おい、ウソだろ。NO.1のナン=バーワンがたった一撃!しかもデコピンで!?」
「あっちの子供ってビアー=ホイヘンスだよな?」
「ああ、間違いねぇ!俺の家に置いてある等身大パネルとクリソツだぜ。そんな訳だから悪い。色紙は持ってるが渡せなくなった。これは俺が使う!」
なんか“ポカーン”とした表情で吹き飛んで行ったオッサンを見詰めるレツがその後困惑した表情でこっちに顔の向きをスライドさせる―――可愛い
「ビアー、良かったの?」
※ ↑周囲の反応からフロアマスターの頂点をぶっ飛ばした事に気付いた
「? なにが??」
先にウザ絡みしてきてたの謎のオッサンの方だし、良心は痛まないわよ
「おい、カメラは廻したままだな!特集を組むぞ。新たな世界一の台頭だ。タイトルは【超新星のワールドチャンピオン!デコピンを添えて】だ!!」
「前半は了解しましたが
「おい、俺、上司」
「皆!夕刊までには記事を間に合わせるわよ!」
「「「イエッサー!!」」」
「俺・・・上司・・・」
なんか喧騒が減ったわね。デカいカメラ持った人達(一人哀愁背負ってる)が去って行ったけど、有名人でも居たのかな?まさか未だに気絶したまま放置されてるこのオッサンの事じゃないでしょうし・・・まぁいいか
「知らぬが仏ってやつかな?―――そうだね。ビアーが良いんなら良いんじゃない?」
うん。あんなオッサン気にしない。気にしない
「・・・バトルオリンピア編。≪完≫ってとこかしら」
「ポンズ。なんだそれは?」
「さぁ?なんとなく言わなきゃいけないような気がしただけよ」
ん?バトルオリンピアって確か来年開催じゃなかったっけ?何でもう終了なの?
「よし!
天空闘技場の私の家(惨状)で何時の間にかチョコロボ君フードファイトを繰り広げてゴミの山を築きつつあったゴン達を引き連れてその場を後にする
「あ、(受付の)お姉さん。私の(元)家の
家の鍵を返却する時についでに細々としたものは全部
しかし私はその時思いもしなかった。私がその日の終わりに思い出して
※カストロは感動しその場で祈りを捧げた
そして2週間ほど掛けて彼がフロアマスターになるまでに2度もグッズの増産が掛かってそれはもう飛ぶように売れたそうだ
「どうしてこうなった!!?」
なお、
「知らんがな!!」
つか思い返しても大体
フロアマスターの頂点なら正面戦闘なら陰獣クラスはワンチャン有るのかな~?