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バカどもが下された処分の停学は、ついに停学四日目を迎えた。…もう少しで…もう少しで……俺にとっては地獄の……本当に地獄の停学期間が終わる…。始まりは合宿の血まみれから……そこから、馬鹿どもの覗きに加えて、三日目は唯一の男子と言うので追跡されてしんどかった……
「あと二日………!あと二日耐えたらあの馬鹿どもが帰ってくる!!!!!」
「ものすごい涙ね……」
泣いている俺の隣に岩下が苦笑いしているが、俺からしてみたら、かなりの死活問題だったといわざるおえない!
「どこに行っても、好奇心に見られるのだぞ?まるでチワワがライオンの群れに飛び込んでしまった気持ちを味わったぞ」
「いや、意味わからないわよ……それよりも、
「以前話したように
「そうね……それより、坂本君と連絡は繋がったの?」
停学になってからなぜか坂本と連絡とれないと言う話をすると同時に霧島も休んでいる話を優子っちに教えてもらった
「生存不明。因みにムッツリーニは多量出血で入院中」
「それ、大丈夫?ねぇ、本当に大丈夫?事件案件なパターンではないでしょうね?」
「心配ない。いつものことだし、ムッツリーニは、妄想しすぎて血まみれになったらしいから事件ではない」
「それはそれで問題よ!!!!本当にあなたの友人関係は可笑しいわよ!?!」
岩下の言うことは最もだが、俺からしてみたらいつもの事であり、そんな大した問題ではない。それ以前に俺が血まみれになってもあいつらは助けてくれていたかと言うと、答えはNO!!だ!
「まぁ、それよりも今日はそちらはなんの授業があるの?」
教室が別々になる前に、岩下は今日の授業がどんなことをするのか気になったのか聞いてきた。普段と変わらないと伝えると向こうも納得して、今日も平穏な一日を過ごせると信じて別れたのだが……
「桂君、よかったらごはん食べてくれませんか?」
平穏な一日を過ごせると信じていた思いは虚しく、砕けてしまった……いったい俺の道はどこで間違えたのか……!
「ひ、姫路……なぜ、俺に弁当を??」
昼休みになり、姫路か恐るべき提案をしてきたのだ。いつもなら生け贄になってくれるあいつがいないから油断した……!まさか、やつが停学している間は起こることはないだろうと信じていたのに……!!
「実は昨日テレビで見たレシピを忘れないで作ろうと思いまして……」
「そ、そうか……島田は?」
「ウチ?ウチは優子と姉妹に関しての相談をするついでに一緒にご飯なのよ。瑞希は桂とごはんの相談をしたいからと言うので今日は二人で食べてねー」
島田は、そう行って出ていった。島田が出ていくのを見届けた俺は、もうそれは……震えるように姫路の方に見た
「そ、そうか……俺にごはんの相談と……なんのために?」
「はい!もうすぐ明久君達の停学開けますよね?そして、復帰した直後に明久くんに食べてもらおうと思って……」
明久、お前は復帰してもすぐにリタイアなると言う未来が見えた。悪いことは言わないから復帰直後は、自分専用のお弁当を持ってこい……!
「わ、わかった。協力はしよう!!」
仮に断れば姫路は泣くし、それは俺としても不本意で避けたいことだからこうなってはとるべき方法は……協力するしかない……!
「そうだ、せっかく作った料理だろ?タッパーを用意してるから一つうつしていいか?」
「何であるのですか!!?」
「なに、人間いかなるときも備えあれば憂いなしというではないか……」
「なんか違うような気がしますよ……」
姫路が苦笑いしながら、弁当を取り出して俺の目の前へと座り込んでいた。あぁ、いよいよ姫路の料理で精神的に処刑をされる日が来ると思わなかった……
「(これも宿命と言うのか……最後くらいは美味しいそばを食べたかったな………)よし、俺は蕎麦以外は評価は緩いからそこは楽しみにしとけ!」
「蕎麦だけは厳しいのですか?!っていうか、普通は違うような……」
「細かいことは気にしない!!さぁ、何を作ったのだ!!」
「はい!エビフライです!!」
「え、エビフライか……かなり難しかったのでは?」
「確かに大変でしたが、お母さんと一緒にやったので大丈夫です!!」
姫路のお母さんの腕前は知らないが、監視されているのなら問題はないだろう……そう信じて食べるしかないと自分に言い聞かせた
「では、いただきまーす」
恐る恐る食べてみると……俺は目を見開いた。これは、今まで食べたことがないくらい最高のエビフライだ!
「姫路……冗談抜きで今まで美味しいエビフライだぞ……!なんだ、このしゃきしゃき感に美味しい海老は!!どんな魔法を!?」
「魔法って大袈裟ですよ。お母さんが、きちんと教えてくれてその通りにあげたので……あ、よかったらこのタルタルソースもつけて食べてください!」
言われた通りに、これをつけて食べるとまた味付けは変わった……こう独特な世界につれていかれるような……
「どうですか?」
「姫路……これを明久に食べさせていいか?タッパーを用意してるし、恐らくあいつは外食してると思えないから」
「え、いいのですか!」
「あぁ。この程度は問題はない……任せろ」
姫路のエビフライをタッパに積めて放課後に明久に渡すことが決まった。因みに明久には姫路の料理とは伝えてない……。放課後になり、明久の様子を見たが元気そうだった
「明久、お前がよかったらこのエビフライを食べてくれ。最初はなにもかけないで食べてみろ」
「?わかったよ」
俺の言葉に不思議そうだったが、その日の明久は、美味しくエビフライを食べたそうで、メールからも美味しかったと連絡があった。結局、今日は珍しく何事もなかったので、俺は寝る用意をしていた
「明日であいつらは停学5日目……つまり、俺の地獄の時間はまもなく終わりを告げる……む!?」
寝ようと思うと突然、心臓が苦しくなり俺は呼吸困難になっていた……いったいなぜ!?毒は食べてないはず………毒………?
『魔法って大袈裟ですよ。お母さんが、きちんと教えてくれてその通りにあげたので……あ、よかったらこの
タルタルソースか!?!!まさか、姫路の言っていたタルタルソースは姫路の手作りと言うことか!?しかも、遅延の……ど………く………
こうして、翌日から桂大河は学校に登校せず休みをとることに………
書いていて気づきました……もう十二月だと……知りたくもないですね、若さゆえの過ちを…_というのはおいといて、これからもよろしくお願いします!!