バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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それって修羅場だよね?

鉄人の授業を終えて、休み時間に入ると明久がFFF団に追いかけられて教室を脱走していた。まぁ、あれだけ嫉妬する醜い連中だからそういうのはあり得るだろう……

 

「明久の犠牲はどうでもいいとして、とんでもないことになった……」

 

「あぁ、明久が犠牲になるのはどうでもいいが …ややこしいことになったな」

 

「……面倒になった」

 

「うむ、お主達の発言は少しおいといてのぅ…。本当に大変なことになったのぅ……」

 

そう、明久のせいで本当にとんでもないことが起きてしまった。その当の本人がまだ戻ってきてないがこの怒りはどうしてやればいい!!

 

「ただいま~……あぁ、ひどい目に遭った……」

 

「「今からも、ひどい目に遭わせようか!!」」

 

ぶべらああ!!?!

 

明久がひどい目に遭って帰ってきたとのんきなことを言うが、俺と坂本で明久の顎を思いきりアッパーすると明久は空中に舞って受け身をとれずに地面に倒れた

 

「痛い!!父さん以外の家族にも殴られたことあるのにものすごく痛い!!」

 

「明久……貴様の罪を……数えろ……!!」

 

悶え苦しんでる明久だが、今の俺には関係ない!!今のこいつには許されない罪をしていたのだからな!!

 

「ヅラ、凄く怒ってない!?」

 

「怒りたくもなるだろう!!術式展開……破壊殺!」

 

「大河、落ち着くのじゃ!!それは不味いのじゃ!!」

 

「……それは別の世界の技。パクるのは禁止」

 

「堂々とパクっていると指摘したよ!?!この世界滅ぼされるよ!?ねぇ、読者に滅ぼされるよ!?」

 

「それ以前に、ファンに殺されるな……」

 

そんなことが一悶着ありながらも気持ちは少し落ち着いて、明久に改めて何が起こったのかを話しきりだした

 

「たった今入った情報だが、DクラスがFクラスに戦闘しかけるかもしれない」

 

「えぇ!?なんで?!」

 

「清水が暴走してしまってるし、試獣戦争しかけられるかもしれないって話」

 

「そ、そんな!?なにか対策ないの?そうだ、Dクラスの平賀君に止めてもらうのは!?やるメリットはないはずだよ!?」

 

「確かに普通ならやるメリットはないが……今のお前達も含めて、そんな発言力があると思うか?」

 

「え?」

 

明久にしてはいいところに目をついたが、それだけではダメだと言うか根本的なのがダメだと気づいてないみたいだな

 

「思い返してみろ。合宿でお前達が行ったことを」

 

「えっと……ヅラを犠牲にして逃げたりとかしたからかな?それ以外に何があった?」

 

「貴様の頭は、豆腐か。お前達が行ったのは覗きだ。そして、お前達が見た光景もついでに思い出せ

 

「「「「ヴッ………!?」」」」

 

明久達はそれを思い出して、顔真っ青になっていた。せいぜいあの時の自分の行いを思い返して苦しむがいい!!

 

「まぁ、作戦は思い付いてるのか?」

 

「対策は厳しいが、一応戦えるプランは用意した。アキちゃん犠牲作戦だ」

 

「なるほど……って、僕に死ねと!?結局は、僕が犠牲になるだけじゃない!?」

 

「「ッチ、勘の良いガキめ……!」」

 

「ねぇ、今なら僕は二人をやっても問われないよね?罪を問われないよね?」

 

明久がバカなことを抜かしているが、これではアキちゃん犠牲作戦が実行できないな……。そういえば、今回の件を共有して話したい二人がいないな

 

「明久、島田と姫路は?今回の件を話したいのだが……」

 

「え、なんか二人で話し合いたいことがあるって……」

 

「おい……それは修羅場(地獄)だぞ」

 

修羅場(地獄)じゃな」

 

修羅場(地獄)だな」

 

「……修羅場(地獄)

 

このバカから聞いた情報は、本当に寒気がする恐ろしいことが今起きているのだと思った。きっとあの二人だけと言うことは、今ごろは……

 

「“ねぇ、貴方には本当に悪いけど金輪際うちの彼氏に近づくのやめてくれない?〝」

 

「“……いいえ、まだ付き合っていないと私は思ってます!!〝」

 

「“まぁまぁ、落ち着くのですよ。お二人とも〝」

 

「“……彼の本当の気持ちを知ってる私の方がきっと好きです!〝」

 

「“……それは、宣戦布告と言うことかしら?良いじゃない…負ける戦いはしない主義……返り討ちしてあげる!!〝」

 

「“こうして、二人の彼をめぐる戦が開始した〝」

 

「って、ちょっと待って?!なに、四人とも演技急にしたの!?とくに、雄二の最後の締め括りはなに!?秀吉は弁護士役!?ムッツリーニとヅラはどういう立ち位置!?」

 

「ヅラではない、もしもアキちゃんのNTRれない愛人がこんな人ならの役だ!!」

 

「……彼をNTR役とした」

 

「そんなコントをするなぁァアァァ!!!あと、堂々とNTRをするなぁぁぁ!!雄二も秀吉も止めてよ!!」

 

なに、きっと今ごろこんなやり取りをしてると思って俺達は表現したまでであって……別に明久が嫌いでこうしたわけではあるまい!!

 

「すまんのぅ、何やらノリに乗らないと置いていかれると思ってのぅ」

 

「面白いと思ったからやっただけだ」

 

「やはり、これが俺達Fクラスのノリだよなぁ……帰ってきた感じはあるなぁ……」

 

本当に、このノリだけでホームに帰ってきたと実感がなんとなく沸くのは良いなぁ……。まぁ口には出さないし、とりあえずは問題解決を考えないとな……




ここまで読んでいただきありがとうございます!!次回もよろしくお願いします!
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