バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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遅れてきた少女と嘘はいけない

文月学園2-Fクラスは現在自己紹介をしていて、次々と自己紹介していた。そして、ようやく俺の自己紹介だと思った最中に入ってきたのはピンク髪の少女だが、俺も驚く人物だった

 

「お、遅れてすいませんで…す」

 

「あぁ、ちょうどよかったです。今、自己紹介をしてるところなので」

 

「そ、そうなのですか……?姫路瑞希です。よろしくお願いします」

 

「はい!質問があります!!」

 

「何ですか?」

 

「どうしてここにいるんですか!?」

 

姫路は遅れたことに謝罪すると共に自己紹介した。そんな姫路に聞きようによってはいじめの発言だがそれも仕方があるまい。何せ、この遅れて入ってきた少女は文月学園二年でも、定期テストの上位の常連だ。おまけに容姿はかなりのもので、美少女と分類される

 

「あのその……」

 

「なるほどな。君がこのクラスにいるのは犯人は明久か」

 

「「「「「よし、吉井明久を殺そうではないか」」」」」

 

「ちがう、ちがう!?いきなりなに!?そしてみんな構えないで!?」

 

その女の子が答えようとすると恥ずかしそうになっていたので、俺は大方明久が原因かと聞くと一部の男子が殺意だしていた

 

「あ、あの!違うのです!じつは、私試験本番の時に、熱を出して……」

 

「あぁ、そういうことだったのか。者共、明久が犯人ではなかったようだ」

 

俺がそういうとさっきまで構えていた連中が、物騒なものを直して彼女の言葉に納得していたが、そのあとのいいわけが悲惨だった

 

『ああそうそう、俺も熱(の問題)が出たせいでこのクラスに…』

 

『ああ、化学だろ?あれは難しかったなぁ』

 

『妹が事故に遭ったって心配で……』

 

『黙れ一人っ子』

 

『前の晩に彼女と……「者共、そいつを天誅だ!!!」…嘘だから許してぇ―!!』

 

それぞれのいいわけをしたときに、明らかな嘘とこのクラスの男では嫉妬が強いと信じてその男を捕獲して天誅をあたえることに……

 

「あのその……?」

 

「全く……下らん嘘をつくからこうなるのだ。あぁ、気にするな。自分の座りたいところに座ればいい」 

 

俺は嘘をついたバカの行動に呆れて腕を組むと、姫路は戸惑っていた。そんな様子に姫路はどうしたらいいのかわからないの気づいて俺は好きなように座ったらいいと答えると姫路は明久の隣に座った

 

「あの姫……「姫路、今いいか?」……雄二、貴様!?」

 

明久が姫路に話しかけようとすると、坂本は被せるように呼び掛けていた。姫路はどうやら坂本と同じクラスではなかったようで緊張した顔でこちらをみていた

 

「あぁ、そういえば初対面だったな。俺の名前は坂本雄二だ。さっき、試験中の時に熱出たと言っていたが、もう体調は大丈夫なのか?」

 

「は、はい!もう大丈夫です!」

 

「本当?無理してない?」

 

「よ、吉井君!?」

 

なぜか明久の顔を見て姫路は必要以上に驚いていた。俺はその反応に少し気になりながらも恐らく試験の時になんか縁があったのだろうか?

 

「姫路、明久が不細工ですまん」

 

「ちがうぞ、坂本。こう言うときは、明久が不細工すぎて存在感薄くすまんというべきだ」

 

「僕の存在そのものを否定!?!というか、僕は不細工ではないからね!?」

 

「そ、そんな!目もパッチリしてるし、顔のラインも細くて綺麗だし、全然ブサイクなんかじゃないですよ!その、むしろ……」

 

「そう言われると、確かに見てくれは悪くない顔をしているかもしれないな。俺の知人にも明久に興味を持っている奴がいたような気もするし……」

 

「俺は噂で聞いたことがあるぞ」

 

「だ、誰なのですか!?」

 

俺達の言葉に姫路が気になると言わんばかりにこちらに聞いていた。明久もその言葉に気になりこちらをみていた

 

「俺が聞いたのは、確か……船越先生が明久に……」

 

「いやだぁぁぁぁ?!よりによって船越先生!?」

 

「ヅラ。それはちがうぞ」

 

「ヅラではない、桂だ。では、坂本が見た明久に興味をもつ知人とは誰だというのだ?」

 

「確か名前は久保……利光だったかな」

 

俺の言葉に明久は真っ青になっていたが、坂本が途中で訂正するように話しすると明久は希望を見るように坂本をみた。だが、よく考えてほしい ……この男が明久にそこまで優しくないと俺は知っていたから黙った。結果案の定…明久は二回目の涙を流していた

 

「嘘だといって!?ねぇ、嘘だと言って!?」

 

「あぁ、姫路。俺の名前は桂大河だ。よろしく」

 

「あ、はい。よろしくお願いします!」

 

「ヅラ!貴様ぁ!?」

 

「ハイハイ、そこ静かにしてください」

 

「あ、はいすいませーー」

 

明久の声に反応した福原先生が注意しながら叩くと教壇が壊れた。ふむ、予想以上にあんなに脆いとなっては使えないだろう……そう考えてると福原先生は替えを取りに行き教室に出ていった

 

「あの、桂君」

 

「む、なんだ?」

 

「実際のところ船越先生の噂というのは?」

 

「安心しろ、百パーセントの嘘だ」

 

「そ、そうですか」

 

姫路はさっきの話が気になり聞いてきたが、あれは百パーセントの嘘だから安心してほしい。そして、暫くして福原先生は戻ってきて、最後に自己紹介してない坂本を呼び掛けた

 

「やっと最後に俺か……」

 

坂本は自分の席からゆっくり立ち上がり堂々と教卓の前まで進む。そういえば、俺が姫路と話している間にさ坂本と明久はなんで教室の外に出ていた?

 

「俺がこのFクラスの代表の坂本雄二だ。俺の事は坂本でも代表でも好きなように呼んでくれ」

 

「では、ダーリンはどうだ?」

 

「それは明久に向けて言え!?」

 

「なんで僕!?」

 

「そうか……ならば、Kの……「それをいったら貴様の命をこの手で抹消する」……なんでもいいと言ったのは貴様だろ!?」

 

「っく……とにかく、諸君らに訊きたい事がある。Aクラスは一人一人にシステムデスク、パソコン、エアコンにリクライニングシート。更には菓子や飲み物も完備。そして正面にはウン千万するであろうプラズマディスプレイが鎮座しているわけだが…不満はないか?」

 

「不満だと?そんなもの…………」

 

この教室に入ってからはっきり言って衛生面もくそもない。なによりこれでは体調崩すのが目に見えるのだから……そんなもの……全員が意見同じなはずだ!!

 

「「「「「そんなの大有りに決まっとるだろうがぁあぁあ!!」」」」」

 

「そうだろう!!これに関しては俺も代表として問題意識を持っている!!そこでだ、我々Fクラスは、Aクラスに対して、『試験召喚戦争』を仕掛けようと思う!!」

 

「試験召喚戦争を……仕掛けるだと!?」

 

試験召喚戦争とは分かりやすく言うと、下克上をするためのシステムだ……坂本め……こんなに思ったより早く仕掛けるとはいったい何を考えている?

 




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