バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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姫路の思いと最終戦

Aクラス対Fクラスの一騎討ちで現在第一~第三戦を終えて現在一勝二敗でFクラスが負けている

 

「さぁ、現在はAクラスが有利です!実況は桂大河で解説の竹内先生と今度はAクラスからは木下さんが解説してもらいます」

 

「よろしくね、木下さん」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

俺の紹介と竹内先生の言葉に木下さんが笑顔で対応していた。こういう笑顔を見ていたらやはり姉妹なのか?

 

「(これでも彼女したくないランキングも密かに入ってるのはなぜだ?)」

 

「桂君すごく失礼なこと考えてないかしら?」

 

「いや、なにも?さぁ!!Fクラス対Aクラスの第四戦にでるのは………?」

 

「第四戦前に出てください」

 

高橋先生が第四戦の人は前に出てくださいというと、Aクラスは久保 利光でFクラスは姫路が戦うことになった

 

「この二人が戦うのはかなり注目ですね。木下さんはどう見ますか?」

 

「うーん…個人的な目線だけど互角な点数だと思うわね。確かに久保君はAクラスで学年次席だけど姫路さんもAクラス匹敵の実力だから互角な戦いになると私は予想するわ」

 

「その意見は私も同じかな?あとは科目を何に選択するかだけど……」

 

「科目はどうします?」

 

「総合科目でお願いします」

 

高橋先生の問いかけにこちらの選択権のはずが、姫路が答えずに久保が答えた。そんな対応に明久がクレームの声をあげた

 

「ちょっと待って!?約束ではこちらはまだ一科目しか使ってないよ!?」

 

「Aクラスの久保選手、まさかの科目選択を答えてしまいました!」

 

「久保君、いつもならそんなことしないのだけど……何でそうしたのかしら?」

 

「構いません」

 

久保のその行動に木下優子もしかめていたが当の本人姫路が構わないと言うと高橋先生も確認していた

 

「本当によろしいのですね」

 

「はい!」

 

「分かりました。科目は総合科目でいきます」

 

「「サモン!」」

 

二人の召喚獣がでてきて、久保の召喚獣はは鎧と袴と二振りの大鎌を装備していた。姫路の召喚獣は西洋鎧に自身の身長の2倍はある巨大な剣で構えていた

 

「でぁぁぁ!」

 

「はぁぁぁ!」

 

二人の武器が交差して、久保の召喚獣は果敢に攻めてくる姫路の攻撃を必死に対応していた。久保も召喚獣はおそらく経験してるが姫路の方が一歩上手で久保の召喚獣を確実に削っていた

 

「く!?」

 

「もらいました!特殊能力を発動です」

 

「しまった!?」

 

「行ってください、熱線!」

 

姫路の召喚獣は特殊能力を発動して触れたらどんな点数の高い召喚獣も溶ける一撃必殺だった。その攻撃にまともに食らった久保の召喚獣はダウンした

 

Aクラス 

久保利光 3610点

VS  

Fクラス  

姫路瑞希 4015点

 

『マ、マジかっ!?』

『いつの間にこんな実力を!?』

『この点数、霧島翔子に匹敵するぞ……!』

 

教室の至る所から驚きの声が上がり、AクラスもFクラスも驚いていた

 

「……うそ?いつの間にこんなに実力を……」

 

「これは驚きましたね……」

 

「これは予想外!二人の解説の予想を覆すほどの結果でした!!」

 

姫路の点数をみて木下優子や竹内先生も驚いていた。当然俺もまさかこんなに差があると思えず驚いてた

 

「っっ!姫路さん、どうやってそんなに強くなったんだ?」

 

「私はこのクラスの皆が好きなんです。人の為に一生懸命な皆のいるこのFクラスが大好きなんです!」 

 

「Fクラスが好き?」

 

「はい。だから、頑張れるんです!」

 

「Fクラスのために…………か」

 

久保は悔しそうに自分の方に戻ると対称に姫路は嬉しそうにFクラスに戻った。ちなみに姫路の言葉にFクラスの男どもはでれでれしていたのだけは伝えておこう

 

「さぁ、Aクラス対Fクラス!ついに最終決戦です!!解説のお二人はどうみます?」

 

「ここまでFクラスは素晴らしいくらい対抗していますけど、最終戦に託されるのはクラスの代表……お互いの技量ですね」

 

「2対2ね……でも最後に勝つのは私たちAクラスよ。なにせ……」

 

木下優子が発言すると共に高橋先生の呼び掛けの声が聞こえた

 

「最後の一人を双方前に出てください」

 

「……はい」

 

「出ていくのは我がクラスでも誇る学年首席なのだからね」

 

木下優子の言葉通り学年首席でAクラスでも最高の学力誇る霧島が出てきたのだからな。対するFクラスは堂々とな乗り上げた

 

「最終戦は当然俺がいく」

 

「教科はどうしますか?」

 

「俺達Fクラスの最後の選択科目教科は日本史、内容は小学生レベルで方式は百点満点の上限ありだ」

 

「「「!」」」

 

坂本の言葉にAクラスもざわざわしていて、となりの解説二人も真剣な顔になっていた

 

「小学生レベルの日本史で挑む……これはかなりの集中力が問われるわ」

 

「えぇ。竹内先生の言う通り、注意力と集中力の勝負になるわね」

 

「さぁ、勝負の命運はこの二人にたくされた!!ここからは解説も実況もなしの戦いになるかと思いますが、お二人の予想通りその二つがポイントです!!」

 

俺達がそう実況してると坂本が呆れた口調で俺に話しかけてきた

 

「ヅラ、お前本当に今回はでなかったな……」

 

「ヅラではない桂だ。仕方があるまい、くじ引きで決めたことだからな。これはすべて明久が悪い」

 

「ちがいないな、第二戦でバカな発言した明久がわるいか」

 

「なにちゃっかり罪を擦り付けてるの!?ねぇ!?」

 

「だが、坂本よ。此処まで俺達は導いたのだから最後はお前が扉を開けろ」

 

「あぁ」

 

俺は坂本にそう伝えると坂本も覚悟を決めてAクラスの霧島代表と教室の外へ出ていった。俺達は静かにモニターを見ていた

 

「あれ?解説はしないの?」

 

「馬鹿者、さすがに今回は解説のしょうがない。あ、竹内先生、木下優子。ご協力ありがとうございます」

 

「うん。こういう楽しいイベント呼んでくれてありがとうね」

 

「本当に私も一回だけど解説は意外と楽しかったわ。でも最後に勝つのはAクラスよ」

 

明久の疑問に俺はこの戦いはどう解説するか難しいからできないと伝えて今回解説してくれた二人にもお礼を言うと二人とも案外楽しんでいたみたいだ。その間にも問題のモニターがうつりこんでいき、坂本の言う通りあの問題が出ていたら……な

 

問題:次の( )に正しい年号を記入しなさい

 

 (   )年 平城京に遷都

 

 (   )年 平安京に遷都

 

 (   )年 鎌倉幕府設立

 

 (   )年 大化の改新

 

 

「「「「あ!?」」」」

 

次の瞬間モニターがうつりこみ、俺達は全員目を見開いていた

 

「吉井君!これって……」

 

「うん!間違いない!」

 

「やったわね!」

 

「これで、ワシらは……」

 

「……勝利した!」

 

「間違いないよ!!僕らの卓袱台がシステムデスクになる!最下層に位置した僕らの、歴史的な勝利だ!!」

 

「「「「おぉぉ!!」」」」

 

Fクラスが盛り上がっているなか木下優子と竹内先生が疑問そうにあちらをみていた

 

「何で向こうはあんなに盛り上がっているの?」

 

「坂本が以前こう言っていた。『どうやってもAクラスに勝てない』……と。だが、やつはあるひとつの方法を思い付いたのだ」

 

「それがこの一騎討ちなのね」

 

竹内先生がそう切り込むと俺もうなずいていたが、木下優子はまだ疑問そうに聞いてきた

 

「だからといってあんなに盛り上がっているのはなんでかしら?」

 

「簡単だ。坂本めが、昔霧島代表と幼馴染みで一度教えたことは忘れないといっていた。つまり、坂本が幼いときに嘘の覚え方をおしえたのがあった」

 

「!まさか……」

 

「そうだ。大化の改新で嘘の年数を教えていたのだ!!ふははは!!坂本め!本当に実現してくれるのか!!」

 

「何で急に高笑い!?!く、まだ結果はわからないわ!!」

 

そう話ながらもモニターが採点中となり、Aクラスも先程の話を聞いていて不安そうに見ていた

 

「点数を表示します」

 

日本史勝負 限定テスト 100点満点

 

Aクラス  

霧島翔子97点

 

「えっ……」

 

「そんな……!」

 

竹内先生はAクラス代表の霧島がその点数だと表示されると本当にAクラスが負けるのでは?と思っているのと木下優子は悔しそうに画面を見ていた

 

「さぁ、坂本!!俺達に光を!!」

 

「Fクラスの点数を表示します」

 

日本史勝負 限定テスト 100点満点

Fクラス

坂本雄二  53点

 

「「「「「………………………え?」」」」」

 

坂本の写し出された点数にAクラスもFクラスも関係なく……え?となった…………

 

「勝者Aクラスです」

 

「俺達に希望の光ではなく絶望の光を教えてどうする…坂本ぉぉぉ!!」

 

高橋先生のコールが聞こえると俺はAクラスの教室に出ていき、坂本を天誅するために走っていった……




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