辛さと相談と行動
俺達Fクラスはあの日…あと一歩でAクラスの首を追い詰めたが、坂本の愚かな本当に愚かなことをしてくれたせいで、俺達の担任に鉄人がなった。しかし、もう決まっては仕方がないので切り替えてご飯を食べることにした
「ーというわけで、蕎麦を頼みに来ました」
「久々に店に来たと思ったら第一声がそれなの!?あと、ここはラーメン店といったでしょうがぁぁぁ!」
「がっ!?」
俺は脳天叩き込まれながら地面に思いきりぶつかった。俺は両手を使いながらよろよろと起き上がるとそいつは怒っていた
「まったく……ほら起き上がってさっさと注文しなさい」
「いたた……それなら、もう少し優しく頭を叩いてほしいのだが、岩下律子?」
「バカに優しくしてもダメでしょ?大体、蕎麦こだわりすごすぎない?」
「……蕎麦が好きなのは死んだおばぁがよくそういう店につれていってくれたからな。だから俺は気づけば蕎麦が好きになった」
「そ………。とりあえずはラーメンひとつできたから食べてみて」
「まて、まだラーメンを頼んだ覚えはないぞ!?」
「ここに来るなら、このラーメンもおすすめよ。わりと食べる人が多いから」
ほう?この目の前に出されたラーメンをみて自信があるのだろう。それにこのラーメンは赤々しいがきっと美味しいに違いない!
「よかろう、この桂がそのラーメンを食べつくそう。いただきます!」
数分後………俺は机の上で撃沈していた
「み………水ぅを……」
「はい。まさかこの辛いラーメンを食べ尽くすと思わなかったわ」
「辛いと言うレベルではなかろう!?思わず、血圧が高すぎてくらくらするかと思ったぞ!あと食べ残しは食堂のおばちゃんが許してくれないと思って完食した!!」
「食堂のおばちゃんって、だれよ………それにそのラーメンはハバネロをいれたのよ。これは私の身内が考えた辛さで今のレベルは星1よ?星3の辛さになれば……きついわね」
「そんなメニューあるのか!?そんなの食べるのか!?」
「この店の常連客でもある西村先生が食べていたわ。正直私も引くくらい辛いの普通に食べていたわ」
鉄人がこの店に来ていることも驚いたが、このメニューを食べていることにも驚いたぞ!!
「それより、もうすぐなんでしょ?清涼祭」
「そういえば、その時期だったな。Bクラスはもう何するのか決めてるのか?」
「さぁね。ただFクラスは今回何かするの?」
「さぁな。坂本は何を考えてるかわからないが今回は何も話ないな」
俺は水を飲みながら岩下律子の質問に答えていた。坂本が今回のお祭りになにか動くとはどうも考えにくい
「そ……。まぁ、困ったことがあったらいってね」
「なんだ?嫌に優しいではない?」
「私が優しくしたらおかしいかしら?一応Bクラスで苦しめたあなたたちの評価は私の中では高いしね」
「ふむ、ではひとつだけ頼もう」
俺は岩下律子にある頼みをすると岩下律子は驚いたように聞いてきた
「そんな頼みでいいの?」
「あぁ、俺が動いてもいいがやつに気づかれる恐れがあるのでな」
「はぁ、その頼みは少し考えるから待ってね。ただその前に……」
「む?」
「根本はおとなしくなったから、Fクラスに仕掛けることはないわ。それに、あいつの弱味少し握れたから脅迫してきたらこのネタを使えるわ」
やはり噂は本当だったみたいだな。まぁ、やつの人望を考えれば仕方がなかろう
「では、お会計をたのむって……ん?」
「どうしたの?って、あれはFクラスの姫路さんじゃない?」
俺はお会計を頼もうとすると、泣きながら歩いてる姫路を見かけてた。こんな夜遅くに歩いては危険だ
「こんな夜遅くに歩いては危ないぞ、姫路」
「あ、桂君こんばんは!」
「あぁ今晩は。……何かあったのか?」
「え、あの……」
「桂、姫路さんを店の中にいれなさい。あと、奥にお母さんがいるから少し変わってもらうわ」
岩下律子は言うなりに行動を起こして姫路を中にいれた。お客さんは今日はそんなにいないので大した問題にならないと言うのだが……
「はい、姫路さん。お水よ」
「あ、ありがとうございます。えっと……」
「Bクラスの岩下律子よ。…一人で泣いていて何かあったの?」
「あのその………」
「姫路、お前がよかったら話してくれないか?誰かに話すと気持ちも楽だぞ」
「っ……実は………」
姫路の話はこうだ。姫路の体が弱いのは俺達はよく知っている。そして、Fクラスと言うのもあり両親が心配して転校するように促しているみたいだと……
「なるほどな………」
「私転校したくないのです……でもお父さんとか心配かけたくないですし……」
「気持ちがモヤモヤして歩いてるときにここに通りかかったって訳ね……」
「はい、特にお父さんはひどいのですよ。偏見でFクラスの人たちを悪く言うのですから」
偏見ではなく事実あのクラスはバカの集まりと言われても否定はできないな。さらに、明久が代表例だからな
「……転校なくす方法と見返す方法ならあるわ」
「本当ですか!?」
「えぇ、それにはFクラスが頑張らないといけないわ。1つはこの召喚獣のイベントね……これは私も出る予定だけど、私とペアを組んでも響かない可能性はあるわ」
「となると、俺たちFクラスか?」
「えぇ、でも桂はダメよ」
「なぜだ!?」
「同じクラスの島田さんがいるでしょ?その子とペアで出てみるのはどうかしら?それでかなりいいところまたは優勝をしたらお父さんも見返す上に転校の話もなくなる可能性はあるわ」
「なるほど……岩下さんありがとうございます!早速美波ちゃんに連絡します!」
「いいのよ。困っている人を見捨てあげるほど私は落ちぶれてないからね。でも、私も出るから手加減無用で戦いましょ。それと、律子って呼んでよね」
「はい!律子ちゃん!」
「となれば、方向は決まったな。それに、こんな夜だから姫路を家の方まで送らないとな。岩下律子ありがとう」
「待ちなさい、桂」
俺は姫路を連れて帰ろうとすると、岩下律子が俺を呼び止めた
「む、なんだ?」
「そのフルネームで呼ぶのやめなさい。せめて、名字か名前でよんで」
「そうか。ならば、岩下とよぶ」
「よろしくね、桂」
俺と岩下は握手をしながら姫路を送り返した。しかし、手強い案件が飛び込んできたなぁ……
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