俺は目を覚まして体が異常ないと判明して、教室に戻っていくと、坂本と明久がまだ教室にはいなかった
「坂本と明久は?」
「あの二人なら、さっきまで話終えたあとにどこかにいったわ」
俺の質問に島田が答えてくれた。どうやら、あの二人は島田から姫路の事情を聞いたみたいだな
「桂君、大丈夫なのですか?」
「この程度は問題ない。それよりも、店のはどう決めたのだな………って、まて。いくつかおかしい書き方があるのだが……?」
「……書いたのは明久だ」
俺は姫路の心配を答えたあとに黒板の方をみると、明久が書いたと思われる文字とこのクラスの出された意見があったのだが……
候補① 写真館『秘密の覗き部屋』
候補② ウェディング喫茶『人生の墓場』
候補③ 中華喫茶『ヨーロピアン』
「一つめは大方ムッツリーニだろう」
「……心外だ」
「三つめは須川の意見じゃが、二つ目に関しては明久が意見をのべてそのまま書いたのじゃ。お陰で鉄人が補習を増やすべきかと考えておったぞ」
「明久ぁぁああ!!!」
あの馬鹿者は何を書いてくれてるのだ!お陰で鉄人に目をつけられたと言うのか!!
「そういえば、その店はどれに決まったのだ?」
「多数決で、候補③ね」
「配属は?」
「厨房班とホール班に分かれてもらって、厨房班は須川と土屋君のところ、ホール班は吉井君が配属になっています」
「俺はどうしたらいい?」
「ホールは女子二人は回ってるし、料理は須川と土屋がいるから……桂はホールに回って」
「桂ではない、ヅラだ。あ、ちがう……桂だった。わかった、俺はホールに回るし、いざとなったら厨房も助けよう」
「それでいこうかのぅ」
そう話してると、明久と坂本が戻ってきたので俺はゆっくりと立ち上がり……
「一名様、ドロップキック案内でーす!」
「ほげぶぅあぁぁ!?!」
「大河、いきなりどうしたのじゃ!?!」
俺は教室に入った明久にドロップキックを噛ますと明久は見事に後ろに吹っ飛び俺は奴の胸ぐらをつかんだ
「いたた……いきなりなにするのさ!?」
「明久、貴様!!須川になにホームランを打たれている!!貴様がホームラン打たれたお陰で俺は保健室に送られたのだぞ!!」
「え、ヅラが頭当たったの?それはごめん」
「えぇい!ごめんですめば、警察は要らない!!…そうだ、明久。許してほしいのなら条件を一つある」
「え、なに?」
「この紙をサインにかけ」
「え、そんなので許してくれるのなら書くよ」
俺は明久にそのサインを書いてほしいと紙渡すとあいつはきちんと確認しないとサインをしていた。やれやれ、普通は確認をするものだろうが……
「契約完了だな。島田と姫路……少し来てくれ」
「「?」」
俺は明久にサインをしてもらったのを確認して、島田と姫路に話するべく来てもらった。当然、明久に聞かれないように
「明久から書いてもらった内容はこれだ」
「えーと何々?……これ本当?」
「あぁ、この条約をあいつはきちんと確認していたら防げた事態だがな……」
誓約書
今回の文月学園の清涼祭後、私は島田美波と姫路瑞希に○○○店のプリンを奢ります。尚、このサインをしたと言うことは同意したと見なしますので断れば、吉井明久はFFF団の手でお仕置きされることを誓います。
尚、明久がおごる人は増えることもあるので、しっかりと考えた上でサインをしてください
二ーF
吉井明久
「俺は明久にサインをしてと言ったが、必ず書けとは言っていないし、きちんと条約をよめば、防げる事態だがな」
「詐欺に近いような気がするけど……でもサインをしてるから同意よね」
「桂君、あんまりやり過ぎるといつか怒られませんか?」
「安心しろ、俺がこれをするのは明久と坂本のみと決めている。まぁ例外はいつかあるかもしれないが……二人ともこの条約を頭いれてくれ」
「はい!」
「OK」
この件は三人の秘密で奴自身が首を絞めていると言うことに気づかないのが悪いと俺は思う。さて、そろそろ戻って清涼祭開始の準備をしないとな……
ここまで読んでいただきありがとうございます!!次回もよろしくお願いします!