バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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女装とお会計は……

2年Aクラスに入ってきたのは、俺達2年Fクラスに迷惑をかけていた3年生がやって来た。名前はムッツリーニ情報では常村と夏川だったか……

 

「常夏コンビ……」

 

俺が嫌な顔をしていると明久も入ってきた人物に嫌そうに見て呟いた。そんな事を思われてる事を知らない先輩達は我が物の顔で入ってきた

 

「おかえりなさいませ、御主人さま」 

 

「おう二人だ。中央の席空いてるか?」 

 

「はい、席にご案内いたします」

 

「あの人達だよ。さっき大きな声で「中華喫茶は汚い」って言っていたの」

 

席に案内された迷惑先輩方は中央に案内されてその席にすわると、大声で喋り始めた。それに葉月ちゃんの言葉を聞くとあの連中がやはり悪評をひろめたか

 

「それにしても、ここの喫茶店は綺麗だな!」 

 

「そうだな。さっきいった2‐Fの教室なんて酷かったもんなぁ!」

 

「テーブルが腐った箱だし、虫が湧いていたもんな」

 

ほうほう、ここまで悪評を広めているとはいい覚悟だ。やはり見逃したのは俺の大きな間違いだったみたいだな

 

「坂本」 

 

「わかってる、木下姉と翔子。あの連中はここに来たのはじめてか?」

 

「まさか?何回も出入りして大きな声でしゃべるのよ?本当にいい迷惑」

 

「……話してる内容も同じことしか言わない」

 

「ほう……」

 

ここまで迷惑をかけていてはさすがにこれは条約を破った上での行動と受け止めよう。この桂大河を怒らせた事を後悔させてもらおう

 

「木下優子」

 

「秀吉もいるから優子でいいわよ。で、なに?」

 

「優子と呼ぶと彼女の呼び方になるから優子っちとよぶ。あれを撃退するといえば、協力してくれるか?」

 

「それはさすがに馴れ馴れしすぎない!?うーん、このAクラスに被害及ばれると嫌なのだけど、この際頼むわ…」

 

「決まりだな。坂本」

 

俺は坂本にそういうと、坂本も俺の考えがわかったのか霧島にはなしかけた

 

「翔子、すまないがメイド服を貸してくれないか?」 

 

「……わかった」 

 

坂本が霧島にたのみごとをいうと霧島は了承して服を脱ぎ始めた

 

「っでごふっ!?」

 

「霧島さん!?ここで脱いじゃダメです!」  

 

「そうよ!ここはケダモノがたくさんいるのよ!?」

 

「代表!?男子見るな!!」

 

「ごべらぁー?!」

 

霧島の行動に俺は蒸せて目をそらし、明久は優子っちは問答無用に顔を思い切り殴っていた

 

「……雄二がほしいって言ったから」

 

「そう言っていねえよ!?お、俺がほしいのはメイド服のほうで予備があったら貸してくれって意味だ!!」 

 

「……今持ってくる」

 

霧島は残念そうな顔で厨房に戻っていき、坂本は優子っちに頼みごとをしていた

 

「木下姉、姫路に島田。櫛とか化粧道具持ってないか?」

 

「あるわよ」

 

「よし、あとで返すから貸してくれないか?」

 

「……雄二、これ」

 

霧島は坂本にメイド服を見せると、坂本も助かったと言わんばかりの笑顔だった。さてさて、ここで俺が予想されるのは……

 

「坂本が女装するのか?」

 

「ちげぇ!?明久に着てもらうんだよ」

 

「えぇ!?!なんで!?それこのお馬鹿でいいじゃない!?」

 

「お馬鹿ではない、桂だ!!俺では顔をばれている上、姫路たちでは危険だ。お前は男なのに姫路たちに危険をさらすのか?」

 

「うっ……わ、わかったよ!ぼくがやるよ!」

 

「決まりね、美波と姫路さん、それと……「葉月です!」……オッケー、葉月ちゃんも手伝ってね」

 

明久を奥のほうへと優子っちは連れていき、島田たちも生き生きと奥のほうへと歩いていった。数分後……明久は屈辱と言わんばかりの顔でこちらにでてきた

 

「なかなかい出来具合だな」

 

「えぇ、私たちも驚くぐらい土台がよかったのよ。愛子も途中で参加して生き生きとやっていたわ」

 

「明久ちゃんかわいいです」

 

「バカなお兄ちゃんがお姉ちゃんになったです!」

 

「西村先生の目にもビックリね」

 

女性陣も評価は上昇で、明久は負のオーラを出しながら悔しがっていた

 

「この恨みいつかはらしてやる……」

 

「そうか、そうか。その恨みをあいつらにぶつけろよ。もとをたどればあいつらが原因なのだからな」 

 

「そうだね、ふふふ……」

 

「演技はうまいことやるのだぞ。では、いけ!」

 

明久はそしてその手には箒とちりとりが握られてやつらのところへと歩いていった。さてさて、うまいこといくか?

 

すいません

 

『なんだ?へぇ、こんな子もいたのか』

 

『結構かわいいな』 

 

どうやら明久だとばれていない上にでれでれか。なるほど、これはこれで弱味を握れたかもな

 

お客様。足元を掃除しますので少々よろしいでしょうか?』 

 

『掃除?さっさと済ませてくれよ』

 

『ありがとうございます―それでは・・」 

 

『お?どうしたんだ。もしかして俺に惚れて―『くたばれーっ!!ーーごばぁぁっ!』

 

明久は箒と塵取りを置いて夏川の腰に手をまわして渾身のバックドロップをやつに地面叩きつけた

 

「夏川ぁぁ!?……って、貴様は吉井明久!?こぶっ!?」

 

「群衆の面前で破廉恥行為とは恥を知れ、お前ら!!」

 

「ちょ、ちょっと待て!俺たちは被害者だ!!」

 

常村がなにか言おうとすると、木下優子っちはが腕を組んで堂々と前に出ていった

 

「お客様、当店では破廉恥な行為をする迷惑な方はお客様とは呼びません。また、学園での先輩でありながら当店で迷惑行為も多々ありましたので、生徒指導に報告させていただきたいと思います」

 

「「「「………」」」」

 

「「く!にげるぞ!」」

 

優子っちの後ろには怒りまみれの女性陣が腕を組んで常夏コンビをにらんでいた。さすがに分が悪いと思ったのか全速力で逃げていった

 

「おうぞ、アキちゃん!」

 

「OK!」

 

逃げた常夏コンビを追いかけるように全力で走っていった。そして、優子っちが回りのお客様に呼び掛けた

 

「当店で迷惑かけたお客様がいて不愉快な思いをされましたお客様、大変申し訳ございません。せっかくのご来店をしていただいてるので、サービスとしてもう1品おまけします。また、先程のお客様の()()F()()()()()()()()()()なので信用しないでください。同じ学年の仲間として二年Fクラスも是非訪れてください」

 

「「「「よろしくお願い致します、ご主人様、お嬢様」」」」

 

優子っちはそう頭を下げると共に後ろにいたメンバーも頭下げていた。アフターケアもバッチリで何人かのお客さんがあとでFクラスにいってもらえるそうだ

 

「借りは返したわよ」

 

「助かる。お会計を頼む」

 

「……お会計は私がやる。夏目漱石3枚か坂本雄二1名どちらがいいですか?」

 

「そんなの無論決まっている。坂本雄二一名で頼む」

 

「迷うことなく坂本君を差し出した!?!」

 

「……またのお越しをお待ちしています」

 

友とお金を選ぶなら俺は迷うことなく友を差し上げた。しかし、なぜあんなに常夏コンビは俺達のクラスを妨害したがる?まるでなにかに頼まれたかのように……頼まれたかのように………?俺はその考えが出たときに悪い予感を覚えた

 




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