俺は明久がなぜ不良に狙われていたのかわからないが、あいつは恐らく知らない間に恨みを買っている可能性がある……まぁ、それは日常的だから良いとして……
「そういえば、召喚獣大会では島田達は坂本と明久コンビ戦って負けたのだな」
俺は教室で休憩中の島田達に問いかけると二人とも悔しそうに頷いていた
「うぅ、まさか坂本がアキごと攻撃してくると思わなかったわ」
「あいつらの友情をなめてはいけない。あ、違ったな……友情ではなく、友達を平気で売るような奴等だぞ?そんな手段の可能性1つや2つたっても不思議ではない」
「あの~……それは友達として正しいのでしょうか?」
「さぁな。ほら、葉月ちゃんも手伝いお疲れさま」
「ありがとうございます!」
俺は葉月ちゃんにムッツリーニ特性のお茶を渡すと嬉しそうに飲んでいた。そして、姫路達に先程のお礼をいった
「しかし先程はすごく助かったぞ。あの不良達を相手に食べ物などをキープしながら戦うのは流石に厳しかったからな」
「それで戦おうとするあんたの根性は異常ね……」
「しかし、なぜこう俺達に……うむー……」
俺はそう考えながらもこの2件はどうも偶然にしては出来すぎな気がする上に誰かが裏を絡んでいる気がするな……
「そろそろ、明久君達の試合ですね!見に行きたいのですが、お客さんが来る可能性もありますし……」
「メインの3人がいないとなるとさすがに厳しいからな……」
俺がそう話してると、お客さんが入ってきた声が聞こえた。やはりいってるそばからお客さんが来るみたいだな
「あ、私たちが対応しますね。いらっしゃいませー!」
「葉月もいきますー!」
姫路と島田姉妹が出ていき、俺は今回の件がどこまで探れば良いのかと、この件は誰が原因なのかを考えようとしていると……
「「きゃっ!?」」
「お姉ちゃん達!?」
「どうした、島田達………っ!?」
俺は厨房か出ていくと柄の悪い連中が姫路達を連れ去ろうとしていた。それを見た俺は直ぐに……
「貴様達は何をしている!!」
「ごぼっ!?」
「ヤス!?てめぇ、がっ!?」
一人の男を思いきり殴るとその立て続けに島田と姫路と葉月ちゃんをとらえていた輩を殴った。俺は敵は二人だと確認すると、警告を出した
「俺達のクラスの仲間に手を出そうとするな。これ以上この学園で楽しむ祭りを汚すなら容赦はしない。これ以上手を出さないのなら……「手を出すなはお前の方だ」……!?」
俺は警告と言わんばかりに冷たい声で言うと俺の首にナイフ向けられている感触がして、目線だけをむけるとリーダー格が笑っていた
「俺がこのナイフを程度で怯えるとでも?だとしたら、俺の警告を無為にした貴様らをここで叩きのめそうか?」
「いーや?お前は俺達に手を出せないさ。まぁ、なんなら可愛い女の子達を傷つけることもできるんだぜ?それが嫌なら両手をあげて女とともについてこい」
「「っ!?」」
視線見向けると姫路と島田姉妹が大声を出さないように口許を押さえられていた。まだ伏兵がいた上に人質を……
「女を人質にとるとは……ゲスが……」
「悪いな。恨むなら浅はかに関わったてめぇを恨みな……なに、抵抗しないのなら傷つけずにお前もこれば良いだけの話だ」
「……ようかろう、抵抗しないでついてくが約束をしてもらおう。必ずそこの女の子三人に手を出さず傷つけないと約束するなら俺も抵抗しないでおく」
「それでいい……おい、つれていくぞ!」
俺は島田達を守るためには、それしかないということとここで血を流せばせっかくの好評が悪評に変わることも……
「ヅラお兄ちゃんごめんなさい……」
「ヅラではなく、桂お兄ちゃんと呼びなさい。なーに……こいつらが約束を守れば大丈夫だ……それになんとか打開策を見つけるから安心しろ」
「はい!」
俺は安心させながらこいつらをどのように撃墜して……いや、倒して島田達を安全な場所に逃がすことができるか考えていた
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