バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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不良にお仕置きタイム

俺達はカラオケ店で現在、むさ苦しい男どもに見張られながら座っていた。俺の後ろに姫路達が怯えながら助けを待っていた

 

「こ、怖いです……」

 

「大丈夫だ。姫路達には傷つけさせないように何とかしてみる」

 

「相手は七人もいるのよ?」

 

「案ずるな。こんなむさ苦しい男達のを耐えていれば必ずチャンスは来る……葉月ちゃんも我慢してくれ」

 

「は、はい……」

 

俺は小さい声で三人に落ち着かしながら、俺は五人のうちの一人のリーダー格が足を組ながら俺の方を見ていたのを気づいた

 

「全く、女だけではなく俺までつれていくとは貴様達はさてはあっち系か?」

 

「「「「「ちげぇよ!?」」」」」

 

「やれやれ…そう恥ずかしがることはないんだぞ?世の中ではそういう人もいるのだからな」

 

「だから、ちがうって言うてるだろ!?なんで俺たちをあっち系にするのかなぁ!?」

 

俺の言葉にリーダー格が必死にしていたが、その慌てる時間が大事なのだからな

 

「しかも、か弱き女だけではなく、小さな子も連れていくとは……貴様らはロリコンか?!」

 

「ロリコンではない、フェミストです!」

 

「「「「それも違うし、お前もなんでそんなので反論する!?」」」」

 

「犯罪案件二つ増えたな……」

 

「葉月、この男はもっと危険だから近寄ってはいけないわよ。瑞希もこっちにきて」

 

「「は、はい!」」

 

俺達フェミニスト宣言した男にドン引きしてると、一人の男が俺を胸ぐら掴んでいた

 

「っち、てめぇらは人質なんだよ。ごちゃごちゃ言うんじゃねぇよ」

 

「なるほど、貴様達は無償でこういうことをしてるということか」

 

「は?そんなわけねぇだろ?金をもらってやっているんだよ」

 

「(金だと?こいつらも誰かに雇われた口か?)なるほど、金を手に入れる代わりに犯罪者としての経歴が残るな」

 

「なんだと……?」

 

「桂君?!」

 

俺の言葉に一人の男が胸ぐらをつかみ、俺を睨んでいたが生憎、鉄人の方がまだ凄みがあるのでこの程度どうしたことない

 

「事実ではないか?」

 

「く、なめるな!!」

 

ぐっ!」

 

俺の言葉に一人の男が逆上して俺の顔面に殴ってきた。俺は顔の向きだけは横になっていたのでゆっくりとそいつを向き合った

 

「図星となると殴るのか。なるほど、そこら辺の子供よりも子供……いや、子供よりも下の精神的な年齢か?」

 

「く、お前ら!」

 

「っちょ!?やめて!」

 

「いやっ!」

 

俺は冷たくそういうと男は苛たったように指示すると、姫路や島田達に手を出そうとしていた。俺はその行動を見て冷たくいった

 

「彼女達に手を出すのをやめるなら今のうちだ……。でないと、俺は貴様達を容赦なく天誅するぞ」

 

「は!?ふざーー「おじゃましまーす」……ん?」

 

「その声は……」

 

俺は振り向くと入って来た男はわが校の誇る唯一無二のバカでもある吉井明久が入ってきたが、いつもの優しい顔ではなく怒っているな

 

「(やれやれ、気づくのが遅いぞ……)用件は?」

 

「それでは失礼して用件は……死にくされやぁぁぁ!!」

 

はぅぅああ!?!」

 

明久はフルキックで近くにいた男の股間を蹴りあげるとそいつは声にならない叫びでしゃがんでいた

 

「ヤスゥゥ!?!てめぇ……ごぶっ!」

 

「そこを退きなさい……私は今最高に苛ついてるのよ。私の友達に手を出したなんて……許せると思う?」

 

「お、女!?」

 

明久を殴ろうとしていた男は横からものすごい勢いで殴るモーション入って来た人物にまともに攻撃をくらい横に倒れた。殴られた男はよろっと起き上がるとその殴った女は……

 

「抵抗もできない女の子に手を出すなんて最低ね」

 

「美波達をよくも手を出したな!!ゆるさないぞ!!」

 

指をバキバキならしながら、男達を冷たい目で見ている岩下と明らかにきれている明久が、そういうと男達は慌てていた

 

「く、男のほうは吉井明久だ!女はわからねぇが男はぼこぼこにしろ!」

 

「「「「おう!」」」」

 

「お前ら全員、必ず絶対ぶっ飛ばす!」

 

「お仕置きの時間よ」

 

男達がそう意気込むと明久達も同様に意気込んでいた。さっきまで俺の胸ぐらを掴んでいた男は、俺を掴みながら指示を出しているが……

 

「仕方あるまい……」

 

「あ?ぐげふ!?」

 

「味方が来たこともあって、お前達とじゃれ合うのはお仕舞いだ」

 

俺は右足で男の肋を思い切り蹴ると、そいつは横へとよろけて俺は服装をただしていた

 

「てめぇ!」

 

「俺を警戒するのは構わないが……後ろは隙だらけだな」

 

「は?ぐげぇ!?」

 

俺の言葉に疑問をもっていたが、次の瞬間に坂本は後ろから飛び蹴りで、不良を吹っ飛ばしたのだ

 

「遅いぞ、全く……だから、霧島代表にあっさりと捕まるのではないか?」

 

「うるせぇよ!?ったく、明久はもう少し頭を使え」

 

俺は坂本に苦言を呈すると、坂本も首ならして笑っていた

 

「坂本、それともう一人の男!!」

 

「「ん?」」

 

「このガキがどうなってもいいのかぁ?」

 

「なんだ、先程のロリコンか?やはり貴様はロリコンか」

 

「ロリコンではない、フェミストだ!良いか?大人しくしていろよ?さもないと、ヒデェ傷を……「小さな子を人質とること事態最低な上にロリコンでしょうが!」……あふん!?」

 

葉月ちゃんを人質とって優位にたっていたつもりだろうが、後ろから岩下がフルキックで股間を蹴りあげて男は崩れ落ちた

 

「……小さな子に手を出した罪!」

 

あばばば!?!!!」

 

「ムッツリーニも来ていたのか!?」

 

俺はムッツリーニも来ていることに驚きながらもこの場所を特定したのは恐らくこいつの力だろう? まぁ、こいつもどこか常識がないから仕方があるまい

 

「よっと、葉月ちゃん大丈夫?瑞希や美波も」

 

「はい!岩下お姉ちゃんありがとうございます!」

 

「大丈夫です!」

 

「助かったわ」

 

岩下は葉月ちゃんを抱き抱えなから二人に優しい顔で容態を聞くと二人とも落ち着いていた。さて、人質も救出できたから……

 

「姫路に島田姉妹は先に教室に戻っていろ!岩下と明久は護衛でつれていけ!」

 

「殿は俺たちが守る!」

 

「雄二!キサマまで僕の邪魔をするのか!」

 

明久が何か言っているが、今は人質を逃がすことが第一優先だ

 

「ほら、さっさといくわよ!桂はどうするの?」

 

「俺は少しこいつらを相手しとこう。坂本一人でもいいが、どうせなら俺も憂さ晴らしを……な」

 

「そう、なら……ぼこぼこにしなさいよ」

 

岩下は俺の行動を理解示し、島田達を避難させていた。明久は最後まで血の涙を流していたが……

 

「くはははは!それにしても丁度良いストレス発散の相手ができたな!生まれてきたことを後悔させてやるぜぇぇっ!」

 

「援護をしょう、坂本。こいつらはどこのだれを手を出したのか教え込まないとな」

 

島田達の逃げ道を邪魔されないように俺は懐に爆弾を取り出すと男達は慌てていた

 

「ま、まて!?話せばわかる!」

 

「話すことなどない。そちらは聞く耳を持たなかったのだから……な」

 

「ぐ、調子に乗るなぁ!!」

 

俺は爆弾をポンポンしていると一人の男が気を狂ったように俺を殴りかかろうとしていたが……

 

「おらぁ!」

 

坂本が、勢いよく殴るとそいつは一撃でダウンしていた

 

「選べ……今ここで俺に殴られて死にかけるか、爆弾で死にかけてるか選びな!!」

 

「坂本こいつらはそんなの選べるわけなかろう……。恐らく片方は選ばないのはかわいそうと言うので、両方がいいと言う選択なのだろうな」

 

「あぁ、なるほど。ヅラ、絶対にこいつを逃がすなよ」

 

「こいつらは悪魔だ!?ヤバイやつらに手を出してしまったかも……」

 

「「悪魔ではない!!どこにでもいるただの生徒だ!!」」

 

「「「「ぎ、ギィアァァァァァ!!!」」」」

 

俺たちはゆっくりとそちらに迫ると共に誘拐した男達の悲鳴があげていた

 




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