学園長との話を終えた俺は教室に戻り、坂本達と今後の話をしていた。決勝戦の相手が、あの常夏コンビなら、これまでの対戦のデータもあればいいのだが……
「常夏コンビは腐ってもAクラスか……。決勝戦の科目はどうなのだ?」
「決勝は日本史で、あれは暗記をしたら覚えれるのもあるが、肝心の明久が学年一のバカだからな……」
「雄二、さらっとひどいこと言わないでよ!?でも、あの常夏がAクラスか……どうにか懲らしめたいからヅラの力が借りたいのだけどどうかな?」
「ふむふむ、なるほど。確かに俺が教えてもいいのだが、ここは確実に明久や坂本のために教育なる方法があるぞ?」
「「え!?」」
俺の言葉に二人とも何をいっているのだと言わんばかりにこちらを見ていたが、俺はこの方法なら確実にいい点をとれる方法だと信じてる
「とりあえずついてこい。本人達の許可も得ている」
「「許可?」」
俺の言葉に疑問を持つも、坂本達は荷物をもって俺についてきた。相手が常夏なら勝てる方法は確実にとりたいのだからな
「ここって……拉麺屋さん?」
「ここに何があるんだ?定休日だし、あいてないぞ?」
「まぁ、ひとまず待て。約束通りにきたぞー」
俺がそういうと、定休日になっていた拉麺屋さんのドアが空き出てきたのはBクラスで今回も助けてくれた岩下だった
「姫路達は無事に帰ったわよ。大体の事情は聞いてるから、まずは中に入りなさい」
「すまない。さぁ、明久たち中に入れ」
「「お、お邪魔します?」」
岩下が中にはいるのを促してけくれたので、俺は明久たちにも入るように言うと二人とも少し首をかしげながら入ると……
「え!?」
「んな!?」
「俺が考え付いた方法は……AクラスにはAクラスの実力があるものに教えてもらうのがいいと判断した」
「やっと来たわね……」
「……妻を待たせないこと」
雄二と明久はビックリしていたが、俺は今回勝つための方法としてAクラスの実力者でもある木下優子さんこと優子っちと学年首席の霧島に協力を要請した
「ヅラ、てめぇ!?!」
「ヅラではない、家庭教師責任者桂先生と呼べ!坂本、今回は状況が状況だ。確実に点をとれる方法はこの二人に教えてもらうのがいいと判断したまでだ」
「だからといって翔子をよぶか!?それなら明久に……「忘れもしない。貴様は召喚獣戦争で日本史で霧島に勝てるといいながら大敗した戦犯者なのだからな?」……ぐ、それを言われると……!」
坂本は霧島に教えてもらうのは抵抗あるみたいだが、俺は以前の戦争をネタにすると奴も反論する気力はなくなっていた
「木下さんはなんで協力を?」
「桂君と代表の頼みだし、それに個人的にあれが優勝するのは遠慮してほしいから貴方達に勝った方がまだ応援できるもの」
「そういうことだ。ちなみに岩下が協力してくれた理由は……」
「色々と友達に迷惑かけている連中に負けてほしくないから協力してるだけ」
「そういうこと。さぁ、私達が教えるのだからびしばし覚悟しなさい!!」
この場は霧島と優子っちに、二人の勉強を指導するのを任せて俺は岩下と明日の打ち合わせをしていた
「で、どうするの?椅子ならうちの家からも使わなくなったのを持っていってもいいけど?」
「そうだな。机とか椅子はまだAクラスにも貸し出してくれるか問題ないな。それよりも、今日はあいつらをギリギリまで根詰めてもらわないといけないから料理を頼む」
「そうね。ちなみに請求は……」
「当然、今回は俺が払う」
「あら、てっきり誰かに押し付けると思っていたわ」
「たまにはよかろう。ざっと、5千円を払おう」
「毎度あり。……それより、あんた傷は大丈夫なの?」
俺はお金を払うと岩下がふっと俺に聞いてきた。俺はその傷というのは不良に殴られた顔のことだろう
「この程度どうしたことない」
「やれやれ……とりあえず、新作の蕎麦を食べてみて」
「む!それはありがたい!いただきます!」
俺は岩下に用意された蕎麦を手を合わせていただきますとすると……
「からっー?!」
「無茶しすぎた罰よ。大事なお客さんを失うわけにはいかないからね」
俺はそんなに無茶していないがこの蕎麦はさすがに辛いぞ!?そう思いながらもなんとか完食することができた……
尚、明久と坂本はスパルタな特訓で涙ながらもなんとか乗り越えたことを伝えておこう。特に明久は余計な一言で優子っちに制裁されていたのはここだけの話だ……
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