バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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先輩との会話と努力

明久side

僕と雄二はこれまでの戦いでさまざまな相手を戦い抜けてきてたが、決勝戦の相手はあの常夏コンビということになんとも言えなかった

 

「やれやれ、決勝戦の相手が変態先輩達とはな」

 

「おいこら、俺たちのどこが変態だ!?」

 

「女のおしりに普通にお尻触っていた。そして、ブラジャーを頭につけていた」

 

「それはてめぇらがやったことだろうが!?」

 

雄二の言葉にソフトモヒカンした髪型の常村という人が、反論していたのだ。僕はどこが変態なのか説明をすると、ハゲ頭の夏川俊平が睨んでいたが心当たりありないなぁー

 

「まぁそんな先輩達が変態だという話は分かってることだから、置いといて……「「変態ではない!!」」……えー……?」

 

僕は先輩の言葉を聞いて嘘でしょ?といわんばかり顔をすると先輩達は観客に聞こえないように小さい声で怒って睨んでいた

 

「お二人に1つ聞きたいことがあります。教頭先生に協力している理由はなんですか……?」

 

「なっ!?てめぇらまさか、知っていたのか…!?」

 

「そうか。どうやら、てめぇらは知っているみたいなら話してやるよ。進学のためだよ。今回の件を上手くやれば推薦状を書いてくれるらしいからな。そうすりゃ受験勉強とはおさらばだ」

 

夏川先輩が驚いていて、常村先輩が理由を話してくれたが正直……そんな理由のためにあんなことをしてくれたのか……

 

「はっ、やっぱりあんたら本当におめでたい頭だよなぁ……」

 

「「は?」」

 

「雄二、もういいよ。この人達相手はもうこの戦いで倒せばいいだけの話だからね」

 

「それもそうだな。今話しても無駄なのだから敗北与えて心折らしてから、おめでたい頭の理由を話すのもありだな」

 

僕たちの会話を聞いた常夏コンビは怒りの形相で、こちらをみていた。もうこれ以上の問答はする意味がないわけだしね

 

「ずいぶんな自信じゃねぇかよ?そもそもAクラスの俺達とFクラスのお前らじゃ、そもそもの実力が違い過ぎるのに、勝てるとでも?」

 

「お前らの勝ち方なんて相手の性格や弱味につけこんだ騙し討ちだろうが。俺達相手じゃ何もできないだろ!」

 

自信満々に言い放す先輩と同時にさっきまでの召喚獣の仕組みを話していた審判の人が話終えて前に出てきた

 

「Aクラスのそれも上の先輩相手に嘗めているどうなるか教えてやろうぜ、夏川!」

 

「あぁ」

 

『それでは試合に入りましょう!選手の皆さん、どうぞ!』

 

「「試獣召喚!」」

 

日本史

Aクラス

常村勇作  210点 

夏川俊平 198点 

 

「へぇ……」

 

「点数は高いね」

 

雄二は二人の点数をみて感心するような声をあげていた。そんな雄二や僕の反応をみてどや顔して僕たちに話しかけた

 

「どうだ、驚いたか!?」

 

「まぁ、Fクラスごときではこんな点数お目にかかれないよなぁ」

 

「……いや、これならまだ翔子の方が絶対に点数高いな」

 

「だよねー。学年首席の方が絶対にすごいよね」

 

先輩達がどや顔してるところ悪いけど、姫路さんや霧島さんの方がきっと点数もっと高いし、二人よりも上だろうね

 

「はぁ……まぁ、そんなどや顔してるところの先輩達には悪いけどさ……」

 

雄二はあきれるように少しため息をつきながら頭をかいて、ゆっくりと顔をあげるとその目には怒りの目の色になっていた

 

「少しばかり俺は頭きているんだよ……ぶちのめされる覚悟はできたか?」

 

「はっ、どうせ大した点数ではないだろ?」

 

「……前にクラスの子が言っていた…」

 

「なんだ?逃げかたでも教えてもらったのか?」

 

「『好きな人の為なら頑張れる』……本当にそれは分かるよね……そして、ある友人が言っていた…『戦いは終わるまで何が起こるかわからない』って…」

 

僕の脳裏には姫路さんとヅラの表情や皆の笑顔が思い浮かんできた。そして、僕は小さくはっきりと彼らに言った

 

「僕らを嘗めていると痛い目に合いますよ……いくよ、雄二!」

 

「おう」

 

「「試獣召喚!」」

 

日本史

2ーF

坂本雄二 240点

吉井明久 210点

 

僕らの点数を見て、会場はどよめきアナウンサーはこの点数はAクラスに匹敵すると伝えてくれた。そして、常夏コンビは僕たちの点数をみて驚いていた

 

「なっ!?こいつらFクラスだろ!?」

 

「事前にもらった情報よりも点数が高いだと!?不正したのか!?」

 

「おいおい、何を驚いてるんだ?この学校の召喚獣戦争では、補充試験があるのだから点数なんて変わることもあるだろ?それに、そんなのこの学園ではそういうの許されないから、不正なんて絶対にできる分けねぇだろうが」

 

雄二は腕を組ながら悪い顔をして、常夏コンビのうろたえを楽しんでいた。あぁ言う悪い顔があるから雄二は性格悪いんだよなあ……。まぁ、霧島さんとは結婚する仲だし、その性格はいつか治されるだろうから問題ないかな?

 

「言っておくが、バカのお前だけには言われたくない」

 

「え!?なんでわかったの!?」

 

「思いっきり俺に聞こえていたぞ……てめぇ、試合終わったら覚悟しとけ」

 

雄二が凄い顔でこちらを見ているが、何でそんなに怒るのか僕にはわからないと思いながら会話してると、いよいよ審判の合図が振り下ろされた

 

さぁ……天誅の時間だよ……!




ここまで読んでいただきありがとうございます!
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