バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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負けられない理由がそこにある

雄二side

あのバカはどうやら、丸坊主先輩をぶちのめれたそうだな。まぁ、あの先輩は格下に負けて呆然としてるが、それは嘗めていた向こうが悪い

 

「夏川!?」

 

「どうやら、あんたの相方はうちのバカに負けたみたいだな。安心しな、二対一でやらずに、一対一で挑んでやるからよ」

 

「くそが!勝っているから調子に乗りやがって……」

 

俺の挑発に常村と呼ばれた男は苦虫を噛み潰したよう毒づいていたが、正直あまり怖くねぇのだよなぁ……

 

『なんと、吉井選手が三年生の夏川君を倒しました!やはり、この決勝戦に来るまでに勝ち進んできただけの子とはあります!』

 

「っけ、どうせここまで勝つまでに汚い手で勝ってきただけだろうがよ……!」

 

アナウンサーの言葉にモヒカン頭の常夏コンビの常村先輩とやらは毒づいていたが、その言葉には否定もうなずきもしないがな

 

「いやいや、あんたらがそういうのかよ……まぁ、それもこの戦い終わったらあんたのその台詞は負け犬の遠吠えになるか」

 

「ほさげ!!」

 

モヒカン頭の常村は、こちらに向かって怒りながら西洋剣を振るってきた。俺は回避すると召喚獣の顔面にメリケンサックを食い込ました

 

「なっ!?」

 

「大振りすると、回避しやすいのだよなぁ……」

 

一応俺は今でこそおとなしいが、昔は悪鬼羅刹という呼び名を言われていたからな……。昔はあぁいうふうにバットを振り回すやつがいたからな

 

3ーA

常村勇作 200点

2ーF

坂本雄二 240点

 

「てめぇ!?」

 

点数が十点も消費されて悔しげに俺の方を見るが、俺はこれでもまだ小手調べで攻撃した。そもそも俺がこの点数をとれたのもそれなりに暗記もできるからな……

 

「そういや、開始前に不正とかどうこうとか言ってくれたじゃねぇか?」

 

「ぐっ……」

 

「不正とか好き勝手に言いやがってよぉ……こちらら生半可な気持ちで今回の決勝は勉強していた訳じゃねぇんだよ」

 

「な、なんだ…急に雰囲気が……?」

 

モヒカン頭の常村先輩の俺が顔付き変わってきたの見て引いていた。だが、俺はそんなのを気にする事なく昨日の事を思い浮かんだ

 

『雄二、ここ間違えてる』

 

『なんだと!?というか、くっつくな!?』

 

『夫のサポートをするのが妻の役目。そして、これは夫婦のなかを深めるための一つ』

 

『夫婦でもねぇし、それ以前に付き合っていない!!!』

 

『雄二は照れ屋さん』

 

『照れてねぇよ!?!』

 

ヅラの提案で明久は木下姉に教えられていて、俺は翔子に教えられていた。最初は拒否していたのだが、召喚獣戦争で負けたのを持ち出されたら拒否もできねぇ……

 

『くそ喉乾いたな……(ん、この臭いはなんだよ)』

 

俺は翔子のせいで喉が乾いていて、お茶をとろうとするとお茶に違和感がありちらっと見ると……

 

そこには白いなにかがコップに入っていた

 

『ヅラぁぁぁ!!!』

 

『ん、なん……あつぅぅぅぅ!!』

 

俺はヅラを呼ぶと同時にに毒々しい色が入っていたコップを思いきりヅラに向かってほりなげると、ヅラの頭に思いきりかかった

 

『なんだ、この熱いのは!?というか、いきなり何してくれる!?』

 

『なんだじゃねぇ!?てめぇ、このコップに何をいれた!?』

 

『コップに……?待て、これは俺いれた覚えはないぞ?』

 

『何……?ということは……』

 

俺は翔子の方を見ると、翔子は悪びれもなく俺の方に向かって……

 

『お酒を入れた』

 

『貴様、何をいれてくれる!?!危うく未○年飲○法引っ掛かるだろ!?』

 

『結婚の口実をつくれると思った』

 

『よし、今すぐ脳神経外科いってみてこい。お前の頭が異常だとわかるためにも……って、ヅラはどうした?』

 

『さ、坂本……このお酒は……ただのお酒ではないぞ』

 

ヅラが震えながらそのコップを指していた。俺はそれがなんだと聞こうと思うと、翔子が口開いた

 

『霧島……何を入れた?』

 

『スピリタス』

 

『『死ぬわ!?!!』』

 

スピリタスって、アルコール96%のお酒でしかも氷もなにもいれてないって殺す気か!?!!殺される要素しかねぇよ!?

 

『そうだ、雄二』

 

『……あ?』

 

『もしも決勝で負けたらわたしの言うことを聴いてもらう』

 

その言うことを聴いてもらうのが結婚しろと言う可能性があると思った俺は………

 

『絶対に勝たねば……!』

 

決勝戦で負けるようなことあれば、俺の人生が破滅におそれがある……!

 

「だからこそ……!」

 

《なんと!?坂本選手が急に燃え上がりました!!?これは負けないと言う気迫が彼を引き立てているのでしょうか!?界王拳でしょうか!?》

 

だからこそ俺はもうこの戦いは負けられねぇ!そう決心しながら召喚獣と共に歩くと先輩は震えていた

 

「し、修羅!?」

 

「悪いな……こちらも負けられねぇんだよ……。界王拳……二倍の……」

 

「く、おおぉぉお!!」

 

「拳を受け止めなぁ!!!!」

 

俺の攻撃と共にモヒカン頭の常村先輩はぶっ飛び召喚獣は完全にダウンした。そして、俺は負けたことにショック受けている先輩に……

 

「……ばかな…なんで………」

 

「死にたくないから本気で勝った」

 

「説得力があるのは……なぜだ……ガクッ」

 

『召喚獣戦争の勝者!!二年Fクラスの吉井坂本ペア!!三年に勝ったのはなんと、二年のそれも、一番下のクラスがジャイアントキリングをしましたぁぁぁ!!!』

 

「「よしやぁぁあ!!!」」

 

「「「「「おぉぉぉぉ!!」」」」」

 

俺と明久は罰ゲームの回避と文月学園のひとまずの危機を乗り越えれたと言う喜びの叫びで、会場はアナウンサーの言葉に大盛り上がりだった




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