明久達が放送道具の破壊及び教頭の部屋を爆破させてしまったみたいで、鉄人達に追いかけれていた。そんな中、生徒指導をされている最中に俺は学園長室に訪れていた
「あら、あなたはFクラスの桂君」
「学園長室に来てどうしたの、大河君?」
「お疲れさまです、高橋先生に竹内先生。学園長に少し報告がありまして……高橋先生達は?」
「私は学園長の指示を受けてこれから教頭の部屋を見てくることに。竹内先生は、学園長に呼ばれたためここにいます」
呼ばれたということに、大方教頭の情報が手にいれたみたいだな。高橋先生は教えるだけ教えて学園長室を出て、残っていたのは俺たち三人で学園長が口を開いた
「盗聴の心配はしなくっていいさ。先程土屋とか言うガキが外してくれたよ」
「それなら安心ですね。私から先に報告をするけど学園長、彼も知っている前提でしゃべって問題ないでしょうか?」
「構わないね。そこのガキもすでに知っているから」
「そうですか……では、結論から言うと教頭の不正が見つかりました」
「ほう?」
「その件に関してまたあとで資料を送らせていただきます。私からの報告は以上です」
「では次に俺ですね。まずは、やつらの目論みは明久達の手で終わり放送される心配はなくなった」
「そうかい。しかし、いったいどうやって止めたのだい?」
確かに学園長の疑問はもっとだ。俺は屋上で起きた出来事とそのやり取りを一部始終隠すことなく話すると竹内先生も学園長もため息をついた
「やれやれ、バカと思っていたがそんな恐ろしいことをしていたのかい……」
「さすが観察処分者……何をしてくるのかわかったものではありませんね……」
「危うく俺も死ぬところでしたよ……それともう一つ鉄人に報告したいことができて三年生に対するクレームです」
「三年生?」
「教頭の手下とでも言うべきですかね。俺達のクラスだけではなく、他クラスにも迷惑かけられたので処分を下してもらおうと……」
「それでしたら、私から西村先生に話を通しておしましょう。それに学園長もいますし、聞いて損はないかと」
竹内先生の提案に俺は懐から隠していたカメラと音声録音を取り出して学園長にみせた
「何でそういうのあるのだい?」
「これがある理由はクレーム対応だ。少なくとも他のクラス……特にAクラスからも迷惑を被ったのでその証拠を確実につかむためだ」
「で、その証拠はどういう風に?」
俺はそのカメラと録音を学園長と竹内先生に見せると共に学園長は呆れ、竹内先生は笑顔だがだんだん冷たい目になっていた
「なるほどね……大河君。西村先生にこの彼らのしてきたことを話すと共に処分を職員で話させていただきませんか?」
「俺としては構いませんが……学園長はどうお考えですか?」
「そうだねぇ……文月学園として一般客がいる中、そういう行いをするのはさすがに問題があるねぇ。教頭の部屋を探索と共にこの三年の対応処分を近日会議するよ」
「かしこまりました。では、まずは捜索をします」
竹内先生は一礼して、学園長室に出ていき俺も出ようとすると学園長が呼び止めた
「待ちな、くそガキ」
「くそガキではない、桂だ!!」
「そんなのはどうでもいいさ。とりあえず今回はそのカメラとかは見逃すけど、あんまりそういうのは気を付けな」
「心配せずとも、今回は仲間のためならそういう手を考えたまでだ」
「そうかい。今回はあんたらに世話になったね」
俺は学園長の言葉を聞いて、心のなかでこの人も感謝するときはするのだと理解できた。俺は学園長室を出ていき、みんなと待ち合わせしている公園の広場へと向かった。すると、明久たちも丁度来たみたいだった
「全く…お前達はとんでもないことをしたな。今では学園の誰もが知ってる有名人になったな」
島田達が問い詰めているなか、俺は呆れながら声をかけると、明久達はこちらを見ていた
「ヅラ!?遅かったね」
「ヅラではない、桂だ!!お前達が危険なことをしてくれたお陰で、俺はあのあと先生達に謝り倒したぞ!全く、しょうがない子よ!」
「なんでお母さん発言になっているのですか!?」
「桂ってたまにとんでもなくボケるよね。そうね、おまけに教頭室に花火をぶちあてるなんて…」
「今ではお主達は有名人じゃぞ」
「こいつと同じ扱いなんて不名誉だな」
「それはこちらの台詞!」
坂本の言葉に明久も同じ意見といっているがもはやこの評判は今すぐにはひっくり返せないだろう……
「……そういえば売り上げは?」
「あ、そうだった!」
「そうね、凄いってほどじゃないけどたった二日では結構な額になったのじゃない?」
そういいながら島田は売り上げノートを見せてくれた。今回はAクラスやBクラスの岩下達の協力もあったお陰でそれなりに売れたと言うのもある
「ふむふむ……この額だと畳と卓袱台くらいか?」
「そうだね……出だしの妨害がいたかったね」
「く、やはりあのときにもっと追い込めばよかったか……」
「いやそれは辞めとくのじゃ。さすがにお主がそれ以上をすると何が起こるかわかったものではないのぅ」
俺はあのときに問い詰めておけばよかったと考えていながらも秀吉に止められていた。仕方あるまい……
「そうだ、坂本」
「ん?」
「あの優勝チケットはどうなった?」
「あぁそれなら明久にたくしたぞ。俺が持っていると色々と……な?」
優勝チケットは明久に託したと伝えると、坂本は悲しそうに言っていた。俺は明久が持っているなら話は早いと思い、その前に何か飲もうと考えてると……
「そういえば、ヅラ」
「ヅラではない、桂だ。なんだ?」
「今回お前は不良相手に最初手を出さなかっただろ?島田達が人質とられる前に制裁できたはずだ」
「それに関しては俺は申し訳ないと思っている。今後は気を付けるが……それよりも俺からもひとついいか?」
「なんだ?」
「俺が学校出るとき、霧島が嬉しそうに婚姻届をもって市役所に向かうのが見えたがお前はついに認めたのか?」
「ちょっと電話してくる!!」
坂本は携帯を取り出して、席をはずした……やれやれ、あいつもあいつでいつになったら霧島と向き合うのだ??そう思いながら、俺は飲み物をゆっくりと飲んだ………
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