バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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フィーと白いぬいぐるみ

雄二side

やはり、先程のあのカメラを持ってきた係員がどうしても気になるな……。長い髪の毛はヅラか変装した明久かとおもったが、どちらも電話はでなかった……

 

「(二人は電話はでなかったが、あのカメラマンは見覚えがあるような気が……一か八かやるか)……翔子」

 

「……どうしたの、雄二」

 

「すまんが、一瞬だけ我慢しろ」

 

「……?」

 

きょとんとしている翔子のスカートを掴み、一瞬だけく捲り上げる。下着が見えるか見えないかというギリギリの高さまでスカートが持ち上げると……

 

「…!」

 

「あの、狐のぬいぐるみでとっさにデジカメを取り出そうとするあの動きからしてムッツリーニだな」

 

「……雄二のえっち」

 

俺はスカートを一瞬巡りあげた瞬間の時に、狐のぬいぐるみで懐からカメラを出そうとしてることからムッツリーニと思われる動きだった。俺はあの見覚えがあるカメラはやはり、ムッツリーニなのだと再確信した時に翔子から怒りの声が……

 

「なっ!?ち、違うぞ翔子!俺はお前の下着になんか微塵も興味がないっ!」 

 

「……それはそれで、困る」

 

「ちょ、頭を鷲掴みするなぁ!?いだだ、理不尽だぁぁ!!」

 

翔子の握力で俺の頭蓋が軋む音が聞こえてきた。こいつ、時々とんでもない握力をさらけ出すな!?

 

「…でも、雄二が望むならここで脱ぐよ……」

 

「まてまて!?ここでするな!」

 

「…じゃあ、家帰ったらしてあげる」

 

「そういうことじゃねぇよ!?」

 

翔子によって鷲掴みされた頭を解放されて安堵するも、翔子が恐ろしいことを言って来た。それ以前に、俺がいつそれを望んだ!?

 

「はぁ……(とにかく、ここの計画によっての既成結婚されるのだけは避けたいな……)」

 

「…雄二、着ぐるみがいるよ」

 

「そりゃあ、ここは遊園地だから、いるだろ?」

 

その着ぐるみはこちらに気づいて……懐からなにかを出した

 

「えーっと、看板を取り出して……?」

 

【お兄さん達、フィーが面白いアトラクションを紹介してあげるよ?】

 

「ぬいぐるみは声を出さないのか?」

 

「…雄二、声を出したら子供達の夢が壊れるでしょ?特に、ぬいぐるみから声を出すのは夢の国とかU○Jとか」

 

「U○Jは知らんが、夢の国は確かに特別だな。(っち、声を出せば誰かとかわかるのに、こうも用心深いと探れねぇ!だが、ムッツリーニはいたのだから、必ずあいつらが関わっているはずだ!)」

 

【お兄さん達、フィーが面白いアトラクションを紹介してあげるよ?】

 

「同じことしか言わねぇのかよ!?まぁ、フィーがいう面白いアトラクションとは何だ?」

 

【おすすめは、向こうに見えるお化け屋敷だよ】

 

「ほう?そうか、ありがとう」

 

【いえいえ、楽しんできてね】

 

「よし……。翔子、お化け屋敷以外のアトラクションに行くぞ」

 

俺がそういった瞬間、フィー…狐の女の子らしきぬいぐるみは大慌てでテンパって声を出してしまった

 

「ままま…待って下さいっ!どうしてオススメ以外のところに行くんですか!?」

 

「おい、姫路だろ…この声」

 

「は!?ふ、フィーは見ての通り狐の女の子だよっ♪狐の女の子だよ?」

 

「そうか……なら、さっき明久が女子大生から映画館に誘われていたな」

 

「…え…どこ情報ですか?」

 

「(こわ!?!一瞬で声のトーンが変わったぞ?!)あ、あぁ、さっきみたんだ。というわけで、俺達はおすすめのそれはいかないから」

 

俺はそういっていこうとすると、別の奴がガシッと俺の腕を止めていた。俺は振り返り、なにかと思ってみると……

 

【おすすめのアトラクションを聞いたのだから行ってほしい】

 

そこにいたのは狐でもなんでもなく、真っ白なぬいぐるみがそこにたっていた。俺はなんとも言えん顔をしていた

 

「お、おい……それは遊園地のぬいぐるみか?」

 

【ぬいぐるみではない、エリザベスだ】

 

「その書き方はヅラだろ!?どうみても、その返事のしかたはヅラだろ!?」

 

【もし、アトラクション行ってくれなかったら……】

 

「行ってくれなかったら何だ??」

 

【貴方の家に、プチプチの梱包材を大量に送ります】

 

「やめろ!?!貴様よりにもよって恐ろしいことをするな!!」

 

そんなことをすれば、我が家のお袋は全ての梱包材を潰し終わるまで他のことは何もしないだろう!!なんて地味かつ微妙な嫌がらせをしてくれるんだ……!

 

「わかった、行こう」

 

俺は諦めて後ろにいる翔子に、お化けのアトラクションに行くとはなしすると、翔子は怪訝にこちらを見ていた

 

「……雄二」

 

「なんだ、翔子」

 

「…雄二はさっき誰と話していたの?」

 

「誰ってそこに真っ白なぬいぐるみに……え?」

 

俺は先程いた真っ白なぬいぐるみの場所に指を指すと、そのぬいぐるみはいつの間にか消えていた

 

「…は?」

 

【どうしました?】

 

「姫路、いや…真っ白なぬいぐるみさっきそこにいたのだが……?」

 

【え……?そんなぬいぐるみは見たことがないですよ?】

 

姫路のかかれた紙に、俺は途方とない寒気を感じて真っ青になっていた。いやいや、きっとあれは明久が……いや、明久なら確実にボロだすはずだ……ヅラも自分の名前をうっかり言うし…じゃあ島田か?

 

「あれ、坂本と翔子じゃない?」

 

「あ、きれいなお姉ちゃんと怖いお兄ちゃん」

 

俺が思考深く入りかけていると、そこには島田と島田妹がいた。つまり、さっきのぬいぐるみは島田と言う線は消えてしまった……

 

「おー、チビッ子と島田か。なんでここに?」

 

「…葉月ちゃん久しぶり」

 

「はい!久しぶりなのです!」

 

「実は葉月が、地元の抽選みたいなので如月ハイランドを当てたのよ。アキや瑞希達を誘おうと思ったけど二人までだって……折角なら葉月とと思ってね」

 

「すげぇ、強運だな!?」

 

よく当てれたなと思うと同時になぜ姫路とムッツリーニがこちらで……やつらの手先ではないのか!?

 

「ん?それ本当?」

 

狐の女の子フィーは島田に耳打ちをすると、先までの穏やかな顔だった島田が般若みたいになっていた

 

「……葉月、少しだけ狐のフィーちゃんと居てくれない?」

 

「どこに行くのですか?」

 

「すこーし、お話ししたい人ができたから、そちらに向かうわ。すぐに戻るから葉月を少しよろしくね」

 

島田はそれを言うなり、フィーに島田妹を預けものすごい勢いで走っていった……恐らく、明久もこの遊園地にいるのだろうが……

 

「少し疲れたから、お化け屋敷行くな。チビッ子はそこで、姉を待っときな」

 

「はい!また今度も会いましょうです!」

 

「…またね」

 

【是非、楽しんできてねー!】

 

フィー(姫路)は嬉しそうに手を降っていたが、俺は先程のあの真っ白なぬいぐるみは誰なのかし深く考えながら、こんな昼間に幽霊とかはあり得ないと思って幽霊屋敷へと歩いた




ここまで読んでいただきありがとうございます!!
誤字も少しずつ減らして頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!
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