バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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戦いのあとは美味しいものを食べて交渉!

FクラスvsDクラスの戦は姫路のお陰でFクラスが勝利した。その結果、Fクラスの人間は大盛り上がりでDクラスはまさかFクラスに負けると思わなかったのか落ち込んでいた

 

「「「「おぉぉぉぉぉぉ!!」」」」

 

「俺達がFクラスに負けるなんて……」

 

「敵を軽く見ては足元をすくわれる……まさに貴様らDクラスはその一つだな」

 

「貴様は“逃げの大河”!……そうか、Fクラスにはまだそんな秘密兵器もあったのか」

 

「秘密兵器ではない、ヅラだ!あ、違う桂だ!……平賀。お前達の敗因はわかってるだろ?()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ではないか?」

 

俺は平賀に問いかけると、平賀も悔しそうに下を向いていた。まぁ、やつはDクラスの代表として勝つ事ができなかったのが、よほど悔しいみたいだな

 

「だが、戦いは終わりだ。さぁ、みんなでおにぎりを食べよう!!」

 

「どこからおにぎりをだしたぁぁぁ!?!!」

 

俺はおにぎりを平賀に渡そうとすると、後ろから凄い勢いでドロップキックをかましてきた人間がいた 。その攻撃をしかけた人間は明久だった

 

「いたたた…貴様!?いきなり後ろから攻撃するとはそれでも人間か!!」

 

「人間だよ!!それより君はどこから、おにぎりを作ってるんだよ!?そんなの作ってくれるのなら昼休みの時に僕にもくれたらよかったのに!」

 

「断る!!今回頑張っていた人間が食べる権利がある!!というわけで、FクラスとDクラスは俺のおにぎりを食べようではないか!」

 

「僕も頑張ったよね?!」

 

「あ、うまいな」

 

「ほう、なかなかの腕前だな」

 

「さらっと、平賀君と雄二がもう食べている!?しかも、残っていたDクラスとFクラスが食べているし、僕の分がないよ!!ダメだ、僕の突っ込みでは追い付かないよ!!」

 

俺と明久がやり取りしてると、平賀と坂本がおにぎりを食べながら対談を話し始めた。だが、始める前に姫路が平賀の方にかけより謝っていた

 

「あのその、平賀君……不意打ちでごめんなさい……」

 

「いや、いいんだ。いや、謝ることはない。全てはFクラスを甘く見ていた俺達が悪いんだ……しかし、姫路さんがFクラスだったとは彼の言う通り、敵を軽く見ていてしまったのが僕の敗因だ」

 

「その通りだ。クラスを率いるということは、できる限りの情報を集めて弱点を探るのが基本だ。だが、今回はお前達が油断したから勝てた」

 

「それもあるね。だけど、一番の流れを変えたのは……彼だ」

 

俺の話に平賀も頷いていた。そして、平賀がこの大きな局面で流れを変えたと名指ししたのは……

 

「え、僕?」

 

我が文月学園で初の観察処分になり、学年一の大馬鹿でもある吉井明久が流れを変えたと言うのだ

 

「なるほど、確かにこいつのお陰で流れは変わったと言うのはあるな」

 

「だな。ヅラ、ご馳走さん」

 

「僕らも戦慄したよ……君たちが本気で勝つために彼も覚悟してそういう行動をしたことにね……ご馳走さまっと。さて、本来の話をしないとね」

 

平賀も立ち直ってきたのか、おにぎりを食べ終えて俺たちに向かい合っていた。因みに坂本も同時に食べ終えていた

 

「ルールに則ってクラスを受け渡そう。ただ、こんな時間だから、作業は明日で良いか?」

 

「いやその必要はない。俺達の目標はあくまでAクラスを倒すことだから明け渡さなくっていい」

 

「ねぇ、ヅラ。なんで、雄二はDクラスの設備を変えないのさ!」

 

「馬鹿者。坂本は今いったように、俺達の最終目標はAクラスだ。そんなのだから、バカなお兄ちゃん何て呼ばれてるのではないか?」

 

「……人違いです」

 

「………坂本ら、話を遮ってすまんな。話を進めてくれ」

 

「あ、あぁ。とりあえずは、Dクラスの設備を明け渡す必要はない。それに、お前達は確かに戦いを負けたがクラスを明け渡す必要はないということだ」

 

「それはありがたいが……それでいいのか?」

 

「なに、俺が指示を出したら、窓の外にあるあれを動かなくしてもらいたい。それだけだ」

 

坂本が指したのはDクラスの窓の外に設置されているエアコンの室外機で、あれはBクラスの物である

 

「設備を壊すんだから、当然教師にある程度睨まれる可能性もあるとは思うが、そう悪い取引じゃないだろう?」

 

「これをどうしろと?」

 

「坂本が指示を出したときに動かさなくしてほしいだけだ。取引としてはデメリットもあるがメリットはお前達のその設備を守り抜くことができるのだぞ」

 

「……わかった。Dクラスを明け渡さなくっていいのならその要求を飲もう」

 

「では、双方の代表はこの紙を書いてください。あ、証人はこの場にいるものだな」

 

「「どこでその紙を用意した!?!」」

 

俺は代表者に紙を見せると二人とも驚いていたが、俺からしてみたら協定や契約の時に口約束は証拠にならないから用意したまでだ

 

「……ウシ、書き終えたな」

 

「お互いに損はなかったし、お前達Fクラスが勝てるよう願ってるよ。あ、おにぎりありがとうな」

 

「社交辞令か。まぁ、いい」

 

俺は微笑みながらDクラスの面子が帰っていくのを見届けていた。さて、次はと……

 

「者共!!今日は諸君達の協力のお陰でDクラスを倒せた!この勝利を次にも繋げるぞ!!」

 

「「「「おぉぉぉ!!!」」」」

 

「坂本、最後の締めはお前に託す」

 

「おう、今日はご苦労だった。明日は補充試験があるから、今日はゆっくり休んでくれ。それでは、解散!!!」

 

坂本の合図と共にFクラスは次々と帰っていった。さて、俺はというと……

 

「明久、その手元にあるものを出せ」

 

「な、なんの事かな?」

 

「今ならここから船越先生を叫んで呼び出すぞ?」

 

「君は鬼か!!?」

 

「それが嫌ならばその手元を出せ!!」

 

俺は明久にそういうと、明久は悔しそうにその手元を出していた………切れのいい刃物を取り出していた

 

「なるほど、それを俺に刺すつもりだったか。ならば武力対抗として俺も………」

 

明久がその刃物を持っているのなら俺の命もさすがに危険なので懐から……

 

「これで貴様を撃退する!」

 

「ちょっと待って!?!それ爆弾だよね!?」

 

「ふははは!さらば、明久!!」

 

俺は勢いよく明久の方にその爆弾を投げると明久は全力で逃げようとするが………爆弾は光って音を出していた

 

「ぎゃあぁぁああ!?目が!?目が!?!」

 

「ふ、バカめ。おれの投げたのはただのこけおどし発光だ。明久よ、バイビー!」

 

俺は発光により目を押さえている明久に笑いながらその場を立ち去った。やれやれ、予備をまた作らないといけないな

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!!次回も宜しくお願いいたします!
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