バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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プール当日とドッペルゲンガー??

週末になり、俺達は約束の日をむかえた。現状俺が知っている範囲で学校のプール掃除手伝ってくれるのは……

 

「おはよう、ヅラ」

 

「ヅラではない桂だ。今日は明久は遅刻しなかったのだな」

 

「待って!?いつも遅刻している言い方されているのだけど!?」

 

「あぁ、失礼。珍……お馬鹿回答を繰り出してくれる明久だったな」

 

「喧嘩売っている!?!!」

 

俺の言葉に激情するように突っ込みをいれるのは、この文月学園学年一のお馬鹿で学校史上初の観察処分者の吉井明久(バカ)だ

 

「ふり字に悪意を感じる!!」

 

「メタ発言はよせ」

 

明久はどことなく空に叫んで、反論していたが端から見たら危ない人になるな……

 

「皆、おはよう!プール日和だね!」

 

「お、姫路と菊入、ムッツリーニと秀吉と……秀吉と岩下?」

 

「秀吉が二人??ドッペルゲンガーかな」

 

「何がドッペルゲンガーか……よ!」

 

「なんで、私達の名前を呼ぶとき疑問系よ!?」

 

「ぶべら!?!」

 

「なんで僕までぇ?!」

 

俺達は二人に見事なアッパーをくらいに上へと吹き飛んでしまった……。見事に空中に待っている合いだに俺が見えた光景はムッツリーニが見事な連写でとっていたのを見えていた……

 

「「ぐべら!」」

 

「あ、明久君!?」

 

「大河は見事な失言かもしれぬのぅ……明久はドッペルゲンガーというのには失礼じゃ。ワシらは双子じゃからのぅ」

 

「いや、まず暴力されることにつっこまないの?そして、あれは……止めましょう。もう突っ込み入れても仕方がないわ」

 

「……完璧」

 

倒れている俺たちをよそに、姫路は大慌てで他の三人はマイペースで…いや、菊入が戸惑っていた上に突っ込みをいれるのはやめた。しかし、ムッツリーニは何が完璧なのか聞きたい

 

「全く……秀吉とは双子なのにドッペルゲンガーとか失礼よ」

 

「それに桂。なんで疑問系にしたのか、あとで深く問い詰めるわ」

 

「あ、それはあとで聞くのですね」

 

殴った本人達はいかにも怒っていますといわんばかりにいって、岩下は岩下であとで問い詰めると言うと姫路が突っ込み入れていた

 

「ぐ……中々痛かったぞ!」

 

「まさか僕まで巻き添えにされるなんて……」

 

「……!」

 

俺たちが呟くよそにムッツリーニは思い出したように鬼気迫る表情で、カメラの手入れをしているムッツリーニ。今の彼は周りの人間に構う暇などないと言わんばかりに、カメラに集中していた

 

「……いたた。中々痛かったが、それよりもムッツリーニはそれをしても無駄ではないか?」

 

「そうだね」

 

「……なぜそう言いきれる?」

 

「「何故ってチャイナドレスどころか、葉月ちゃんの着替えですら鼻血の海に沈む位だから、出血して倒れるのが落ちだ」」

 

俺たちの言葉を聞いたムッツリーニは先までのカメラの手入れしていたのを、止めてこちらを見たあとに肩をすくめていた。そして、ムッツリーニは大きなスポーツバッグを手に取り…取り出したのは…

 

「………俺を甘く見るな」

 

ムッツリーニが取り出したのは、医療でも使われるあの血液パック……失礼、輸血パックを取り出していた

 

「輸血パックか」

 

「さすが用意はいいね!っていうか、最初から鼻血の予防を諦めてる当たりが男らしいよね」

 

「待って?なんで彼の鞄のなかに輸血パックがあるのか誰も突っ込まないの!?律子はおかしくないと思えないの!?」

 

俺達三人のやり取りを聞いていて、菊入が混乱していて、岩下に話をふると岩下は少し達観したオーラを出していた

 

「ふふ……私は桂と絡んでいる時点で、あの程度の突っ込みは諦めたわ……」

 

「律子、諦めたらダメよ!?諦めたら調子のるから!!」

 

「いや、なんで真由美は松岡修○さんみたいに熱く励ますようにしてるの?」

 

「まぁまぁ、コントはそこまでに……」

 

「「コント言うな!!」」

 

「ごふっ!?」

 

「明久君!?」

 

「見事に二人の正拳をみぞおちに当たって崩れ落ちたわね……はぁ……大丈夫?」

 

明久がコントと言うと、Bクラスコンビはすばやい正拳で明久を攻撃すると、明久は見事に崩れ落ちていた……。流石に痛かったのか悶え苦しんでると、それを見かねた、優子っちと姫路かそばで背中を撫でていた

 

「…!秀吉……」

 

「む、なんじゃ?」

 

「……そのバックにはどんなのがある?」

 

ムッツリーニが、秀吉の水着を聞くと秀吉は嬉しそうにムッツリーニの問いを答えようとすると、明久とムッツリーニは、目を見開いていた

 

「うむ。よくぞ聞いてくれた!新しい水着買ったのじゃ!ちなみに買って来た水着じゃが……」

 

「!」

 

「秀吉の水着の話で起き上がった!?」

 

「トランクスタイプじゃ!!!」

 

「「ば、バカなーー!!!」」

 

秀吉が堂々と答えると二人ともかなり落ち込んでいた。すると、優子っちが呆れるように指摘した

 

「いや、正確にはトランクスではないでしょ?パーカーを羽織ってでしょ?」

 

「なんでパーカーを?」

 

「秀吉は私と双子でしょ?で、いつも女と間違われるから色々と苦労してるのよ…。まぁ、パーカーの件はあまりにもごねたから、すこーしお姉ちゃんとお話ししたのよ」

 

俺の疑問に優子っちは、呆れるようにそして疲れるように理由を話していた。そして、最後の言葉には少し恐怖を感じたのはなぜだ?そう考えていると、なにやら走ってくる音がきこえた

 

「バカなお兄ちゃん、おはようですっ!」 

 

「わわっ!?」  

 

「もう葉月ってば、アキがビックリしてるでしょ?」 

 

「あれ?葉月ちゃんか、久しぶりだな」

 

「もう、葉月。アキが驚いてるわよ」

 

こちらに走ってきた音の主は明久の背中に飛び付いた。その正体は、文月学園の清涼祭でやって来た島田の妹の葉月ちゃんだった

 

「バカなお兄ちゃんは冷たいで、酷いです!!どうして葉月は呼んでくれないんですか?」

 

「あ、うん。ごめんね葉月ちゃん」 

 

「家を出る準備をしていたら葉月に見つかっちゃってどうしてもついてくるって駄々こねて聞かないもんだから……」 

 

「でも、別にいいと思うけど?飛び入りがあって困る理由もないし」 

 

「まぁ、それもそうだけどあれ?坂本はまだ来てないの?ウチが最後だと思ったのに」

 

「お主達が来る前に来ていたぞ」

 

確かにこんだけの面子が集まりながらも、坂本はまだ来ていないなと思っていると秀吉いわく、すでに来ているらしい

 

「おはよう雄二、霧島さん」 

 

「おう。きちんと遅れずに来たようだな……ってまて?なんでヅラと明久はそんなにボロボロなのだ?」

 

「……失言」

 

「納得した」 

 

「……皆おはよう」 

 

「あ!でっかいお兄さん、おはようです!」

 

坂本の粗野な外見に物怖じもせず、元気よく挨拶をする葉月ちゃん。そんな葉月ちゃんの挨拶に坂本は優しく返事していた  

 

「お、ちびっこ来ていたのか?」

 

「ちびっ子じゃないですっ、葉月です!」

 

「なるほど、筋肉ゴリラでもしっかり子供には対応するんだな」

 

「おいこら、それは鉄人だ。俺はそんな役目ではないし、喧嘩売っているなら買うぞ?」

 

坂本は子供には見せてはいけない鬼の形相になってこちらを見ていたのだが、生憎この程度は恐れるに足らん

 

「っていうか、Fクラスの代表って…実は霧島さんに興味示さないのではなく、実はロリコン好き?」

 

「ごふ!?ふざけるな!?」

 

「……雄二、あとで覚悟とお話を」

 

「俺の話を聞かないで覚悟をいきなり問い詰めるな!!はぁ……ロリコン好きではないのだがな……」

 

霧島の言葉に坂本は涙目で否定しながら、菊入の言葉にかなり落ち込んでいた。なるほど、坂本はそういう言葉に弱いと……

 

「……はぁぁ……早速着替えるとするか。女子更衣室の鍵は翔子に預けてあるからついていってくれ。着替えたらプールサイドに集合な」

 

「そうね。代表案内お願いね」

 

「……任せて」

 

坂本の指示に優子っちは頷いて自身の代表に頼むと霧島はこっちと言わんばかりに案内していた。すると、葉月ちゃんと秀吉がこちらに来て明久が注意してきた

 

「ん?こらこら、葉月ちゃんと秀吉は霧島さんについて行かないとダメだよ」 

 

「えへへ。冗談ですっ」  

 

「ワシは冗談じゃないのじゃが……?」 

 

「ほら、遊んでないで行くわよ葉月、秀吉」 

 

「ワシは男じゃと言うているじゃろ!?島田、お主までそういうのか!?」 

 

「あの……それなら、木下君は1人でどこか別の場所で着替えるっていうのはどうですか?」 

 

「そうね、秀吉は別の場所で着替えなさい。このまま話してもきりがないわ」

 

姫路の提案に姉の優子っちも、提案すると秀吉は不服といわんばかりに、話していた

 

「ぬぅ……納得いかぬが、この際我慢じゃ。水着姿さえ見せればきっとワシを男として見てくれるはずじゃ」

 

「駄々こねていないでさっさと行きなさい。そこに秀吉更衣室があるから」

 

「なぜあるのじゃ!?!」

 

「よし、決まったならさっさと行こうぜ?時間がもったいない」 

 

「そうだね。じゃあまた後で」

 

自身の姉の言葉に秀吉は叫んでいたが、こればかりはなんとも言えないな。そして、坂本の言葉に明久が頷いて俺たちはそれぞれの更衣室に向かった




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