姫路が登場してから島田と優子っちと菊入がなにやら同盟を結んでいたのを見て、姫路と岩下は戸惑っていた
「いやいや、胸が大きいからって、そんないいことないのだけどね。瑞希もそう思うでしょ?」
「は、はい。少し肩が懲りやすくなりますし……」
「そうよね……あ、あとね……」
岩下と姫路はお互いにあるあるトークをしていて、自分達の体を見つめあいながら話していた。まぁ、こればかりは男にはわからない悩みだな
「な、なんだ……何が起こっているんだ……!くそ、何やら会話で島田達がすげぇ叫んでいたが……」
「あ、まだ目潰し効果を食らっていたみたいだね」
「……驚異」
「それだけ、きれいに目潰し効果は強く、霧島がすごいということだな」
坂本はまだ目が慣れていないのか、辛そうに擦っていてその様子に俺達は勝手に納得していると霧島が坂本の後ろに立ち……
「雄二」
「なんだ……がっ!?な、何だ!?翔子、何しやがる!?」
「…目隠し」
「それはわかっているが、これ以上やめろ!?本気で失明する!あと力が強い!!」
「…雄二は照れ屋さん。目隠しをしてるだけ」
「それはわかるが、力が!!?これ以上やられると目がへこむ!!」
坂本は霧島に目をふさがれているが、力の入れ方がすさまじいのか、手足をばたつかせて悶えている
「すまぬ、遅れたのじゃ!!」
「
「なんといってるのじゃ?」
「……明久用語だから解明不可能」
「これを解読するのにはバカにならないとわからない」
明久は秀吉が来たのがわかると、明久用語と思われるしゃべり方で秀吉は何て言ってるのか聞いてきたが、俺やムッツリーニは流石にわからない
「……本当に上にパーカーを羽織っている」
「酷いよ、秀吉!!本当は違うと信じていたのに!!」
「ワシは男じゃ!!でもまぁ……男なのにパーカーを着ろと言われるワシの気持ちは誰もわからぬのぅ……」
「はいはい、そろそろプール掃除を始めないと、貸し切りプールがいつまでたってもできないわよ。さっさとやりましょう」
岩下の声に俺達は流石に、そろそろやらないとだめだと思い掃除をすることに……。まぁ、人数が多いことでさっさと終わったがな……。掃除を終えてプールの水面も良い感じになってきたので……
「さぁ!!プールには入る前に、しっかりストレッチをしようではないか!!はい、ピッ!ピッ!ピッ! 」
「どこで、その笛を持ってきたぁぁぁ!!」
「ぐぼぉ!?」
俺は、後ろからげんこつで俺の頭を思いきり叩いてきて、俺は地面にひれ伏していた……殴った主を見ると岩下だった
「全く……痛いぞ」
「いやいや、そもそもなんで笛があるのよ!?」
「そうよ!?普通は学生なんて笛ないはずよ!?っていうか、なんでオリンピックカラー!?」
「それはリアルがオリンピックでーー」
「「メタ発言やめなさい!」」
俺達は、そんな会話をして、プールの中へと入ると、明久と島田と優子っちがすでに入っていた
「貸し切りプールって何か良いよねー」
「そうよねー、中々そう言うのはないからね。んん……はぁ……気持ちいい」
「確かに、気温高いときのプール入れるのは、気持ちいいわね」
木下と島田はお互いにリラックス……正確には冷たいプールに浴びて気持ちよさそうだった。まぁ、ここ最近が気温高く感じるからな……
「あの、桂君と明久君。少し良いですか?」
「うん、どうしたの?」
「断る!」
「まだ何も言っていないのですが!?!」
「冗談だ。それより俺達を呼んでなんだ?」
俺のボケに、姫路は律儀に突っ込みを入れてくれていたが、まだまだキレは足りないが気質はあるな。だがまぁ、その話はおいといてなんの話なのだ?
「あの……私に泳ぎを教えてください!!!」
「「え?」」
「実は私、全然泳げないんです……」
まぁ、この姫路の場合は体調の変化が激しいと言うか体が弱いからあまり無茶はさせれないよな……
「え、瑞希泳げないの?」
「姫路さんの場合は、、体が弱いからってのもあるからじゃないかしら?」
「はい……水に浮く位しかできなくて……せめてバタ足くらいはできたらと思いまして」
「それなら、ウチが教えるわ。いつも勉強を教えてくれているお礼よ」
「私も手伝うわ」
「は、はい!よろしくお願いします!」
姫路の気持ちを聞いた優子っちと島田は優しく笑いながら教えてあげようというと、姫路は嬉しそうに返事していた
「(こうなんか、姫路さんが美波に教わるのは何か新鮮さが感じるなぁ……)普段は姫路さんが美波に教えるから新鮮さを感じるよね」
「確かに二人がよく勉強をしているのは見かける行動だな。さらに優子っちが教えるのも新鮮さを感じるな」
「うん。でも、こう見ると……あぁ、わかった」
「なにがだ?」
「姫路さんがFで美波と木下さんがAだね」
「「誰がAよ!!!寄せてB位よ!!!」」
「ぶっぼぉぉ!?!」
見事にバカは女子に向かって恐ろしいことをいっていた。それを聞いた姫路は顔真っ赤にして、優子っちと島田が明久をぼこぼこにしていた
「見事な失言ね……ついでに私も手助けしていこうかしら?」
「こらこら、真由美までいかないの」
「雄二、ちなみに私はCクラス」
「は?いきなり何を言っているんだおまえは」
明久の発言で色々と状況がカオスになってしまったが、そういえばムッツリーニの方が、やたらと静かだなと思い振り向くと……
「し……死にかけている……!?」
「「ええ?!」」
「く、岩下と菊入!やつの鞄は近くにあるから輸血パックを取り出してくれ!!二つあればいい」
「なんであるのかわからないけど、了解!」
「なんでこうなるのよ!!」
俺達は俺達でムッツリーニ生存させよう作戦を開始して、輸血を慌てて取り出して回復させていた……
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