楽しい時間は、あっという間で島田がもってきた心理テストで、様々な遊びをしていたが、さすがにお腹は減ってきたな
「……明久」
「あ、ムッツリーニ」
「……空腹で起きた。お前達はどうなんだ?」
「確かに俺ももうお腹が減ってしかたがないな……13:15か……」
さすがに、この時間ならもうお腹が減っても仕方がないな。それに、夕食もあるから食べるなら今が一番良い頃合いだろう
「その時間なら、もう食べた方が良さそうじゃのう」
「そうだね!夕食もあるからね」
「む、いつになく嬉しそうな顔ではないか?」
秀吉の言葉に明久は嬉しそうに反応をしていて、俺は珍しく明久のテンションが高いことに驚き聞くと、奴はどや顔で答えていた
「ふふ、僕にとっては夕食があることで、貴重な栄養源とれるから嬉しいのさ!」
「いや、本当にお前は、真面目に食生活直した方がいいぞ?普通に一人暮らししても困らないように振り込みしてくれてるはずだろ?」
「……きちんとしていたら明久ではない」
「「「「それもそうだ」」」」
「みんな嫌いだ!!」
坂本の言う通り、おそらく一人暮らししても困らないように振り込まれているはずだが……まぁ、ムッツリーニが言うように真面目に家計簿していたらそれは明久ではないな
「そうだ、ヅラに聞きたいことがあったのだが……如月パークの時の話だ」
「む?その件に関しては、計画したのは明久だと言う話で落ち着いただろ?」
「そんな話した覚えはないよ!?で、如月パークの話してどうしたのさ?」
「いや、あの幽霊屋敷……もとい幽霊病院のことで聞きたいのだが……」
坂本が凄く微妙そうに、そして、思い出したくないと言わんばかりにこちらを見ていたがどうしても聞きたいことみたいだな
「あ、坂本君はあの幽霊病院のきちんといってくれていたのですね」
「もう隠す気がないな?!まぁいい……あの計画どこまで関与していた?」
「あー、あの幽霊屋敷もとい幽霊病院だけど……ヅラが一部修正していたね」
「なに?そうなのか?」
明久の言葉に坂本は心底驚いたようにこちらを見ていたが、俺は否定することなく訳をきちんと話した
「まぁ、一部は修正していたのも認めるが、もっと聞きたいことがあるのではないか?」
「……
「あー、やっぱりそこは気にするよね……」
「あぁ、あれは遊園地の普通に働いてるスタッフ達がやっていたのだぞ?ちなみに、あの恐ろしい行動は独身の人間が来ていたぞ」
「道理で恐ろしいと感じたわ!!」
坂本はあのときのFFF団を思い出したのか冷や汗をかいて俺達に怒鳴っていた。俺は軽く驚かせろといったが、あそこまでやるとは誰も思わなかったぞ……
「まぁまぁ、何があったのか知らないけど昼御飯食べましょ」
「そうだな。……って、待て」
「はい?」
「姫路のその手元にあるのはなんだ?」
「これですか?実は、お弁当を作ってきたんです。良かったら皆さんも私のお弁当を食べませんか?」
「「「「「!?」」」」」
姫路の言葉に、あの恐怖のお弁当を思い出した。あの弁当を食べた瞬間に俺はなぜか死んだおばぁと会って会話していたような気がする……
「姫路、気遣いはありがたいが……今回は自分の弁当を持参してな」
「ワシも自分で用意してしまっての。」
「………調達済み」
「わりぃ、俺もだ」
各々が弁当を取り出して、姫路に謝罪しながらお弁当を見せていた
「あ、そうなんですか……残念です」
「いや、本当にすまない……だが、明久が食べるのではないか?なにせ、食生活が乱れている奴だからな」
「ヅラ、酷いよ!?!きちんと、僕も惣菜パンを……」
「「「(させるか!!)」」」
俺とムッツリーニと坂本は明久が逃れられようとしているのを見えた俺達は、物で制裁をするのには子供の影響に悪いので……
「まてまて、明久。いくらお前でもその量は足りないよな?」
「え、そんなことはないよ?(己、妨害する気だな!?!)」
「姫路と島田に聞きたいが、俺や坂本から見ても明久はそのパンだけでは足りないと思わないか?」
「え、たしかにそうですね。それでは、食べてもすぐに空腹が……」
「アキ、その……よかったらウチのお弁当を食べない?」
「美波、本当!?せっかく皆も自分の弁当があるんだし、ちょっとずつ分けあって摘まもうよ!」
「「「「!?」」」」
く、明久にしては頭が回ることをいってきたな!?俺達が戦慄していると、秀吉とムッツリーニは遠慮していた
「すまぬが、わしは隣じゃから遠慮させてもらうのじゃ」
「悪いが、俺も席が別なのでな」
「……そういうわけで」
「坂本もだと!?」
まさか、犠牲をさせようとしていた坂本がここに来て席が別と言うことで逃げられると思わなかった!!
「(く、雄二には逃げられたけどヅラを巻き添えにはできた!!)じゃあ、四人で食べ回そうか」
「(坂本め、俺に恨みでもあるのか!!)そ、そうだな。とりあえずは……明久はそれ食べるのを後にして先に女子を作ってもらった弁当を食べるのが良いだろ?」
「ヅラ!?」
「ヅラではない、桂だ!そもそも、普段から栄養をとれていないお前のために島田や姫路が提案してきたのだ。先にお前が食べるのが礼儀だ!」
「く……(ヅラの癖に正論を!!!)」
俺の言葉に明久は苦虫を潰したように此方を睨んでいたが、俺からしてみたら作戦通りに明久が倒れるだろう…
「あ、アキ。まず私のを…」
「え、凄く美味しそう!!美波、頂いていい?」
「え、えぇ……」
「じゃあ、頂きまーす」
明久はとりあえず姫路から逃れるため適当にシューマイをほおばった
「あのね、その………勇気を出して言うけどね……そのシューマイなんだけど、実はアキに食べてもらおうと思ってね」
「ほう?」
島田の言葉を聞いて、俺は本当に明久に食べてほしくって手作りしていたのだと納得していたが……次の言葉を聞いて驚いた
「二つに一つはからしだけを入れてみたの」
「君はバカかいっ!?」
「え、明久くんの口から炎が出ています!?」
「見事に当たりを引いたか」
「(辛い、辛い!?でも、この味覚が壊れたいまならチャンス)く、姫路さんのも頂くね!!」
「え!?」
明久は何を思ったのか姫路の弁当を取り上げて、ものすごい勢いで食べ始めていた。俺は明久の狙いがわかり戦慄していた
「(まさか、明久は味覚が潰れた今なら……!?)」
「うぉぉぉぉ!!……ご馳走さまでした」
「ぜ、全部食べただと………!?」
「ごめん……少し眠たくなったから寝るね」
明久は答える間もなく、深く眠りについた……姫路と島田は眠たくなったから寝たと思っているが俺達は見逃さなかった……明久が死ぬときの雰囲気を出しながら眠りについたのを……
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