バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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日頃の行いが信頼に……ならない

明久side

前回までのあらすじ…僕は姫路さんの弁当を食べて意識不明になり雄二達のお陰で命は助かった。そして、ムッツリーニが犯人の手がかりを少し見つけてくれて話していたところ……

 

全員、手を後ろに組んで伏せなさい!!!!」

 

逃げたら、命はないと思いなさい!!

 

僕達が犯人を特定する方法を考えているとすごい勢いで扉が開け放たれ、女子がぞろぞろと中に入ってきた……え、何事?!と思いながら女子が怒りまみれにこちらの部屋へ入ってきた……

 

「木下はこっちへ!そっちのバカ3人は抵抗をやめなさい!」 

 

「木下君は大丈夫!?」

 

「何事じゃ!?そして、何が大丈夫なのじゃ!?」

 

秀吉は混乱してるけど、僕達はとっさに窓から脱出しようとしたが……

 

「がっ!?」

 

「ぐっ!?」

 

「……!?」

 

僕達三人は逃げようとすると、何者かに腕を捕まれて思いきり組伏せられた。僕達を止めたのは誰だ!?と思いみようとしてると……

 

「逃げれると思わないでね」

 

「………」

 

いつになく冷たい目の木下さんと、岩下さんが僕らを組伏せていた。雄二は霧島さんに組伏せられていた

 

「いだだ!?翔子、絞め方が危ない!!」

 

「……つい……」

 

「それ以上は絞めすぎない方がいいわ。さて、あなたは達に問い詰めたいことがあるのだけど……」

 

「問い詰めたいことってなに!?」

 

岩下さんがいつになく冷たく僕らに問い詰めたいことがあると言っていた。すると、岩下さんとは別の人が口開いた

 

「よくもまぁ、そんなシラが切れるものね。貴方達が犯人だってことくらい、すぐわかるというのに……」

 

「Cクラスの根本の元彼女の……小山さん?って、犯人ってなんのことさ?」

 

「そんな嘘が通用するとでも思ってるの!?コレの事よ!」

 

「……これは、CCDカメラと小型集音マイク」

 

ムッツリーニが小山さんが突き出した物がなんなのかを説明してくれていた。流石に、ムッツリーニはこういうの詳しいよね

 

「これがどうしたの?」

 

「女子風呂場に設置されていたの」 

 

「ふむふむ。コレが女子風呂の脱衣所に………って、え!?それって盗撮じゃないか!一体誰がそんなことを!?」 

 

「とぼけないで。あなたたち以外に誰がこんなことをするっていうの?」 

 

僕が驚くも小山さんは呆れながら僕達に言うとそれを聞いた秀吉が怒りながら否定をしようとしていた

 

待つのじゃ!!

 

「なに、秀吉?否定すると言うの?」

 

「そうじゃ!!ワシらはそんな事をしておらん!覗きや盗撮なんてそんな真似は――」 

 

「そうだよ!僕らはそんな事はしないよ!」 

 

「!!(コクコク)」

 

秀吉の反論に合わせて前に出た僕とムッツリーニを冷ややかに見ながら菊入さんが秀吉に話しかけた

 

「ねぇ、木下君はあの二人をみて、否定できる……?」

 

「否定……できんのじゃ」

 

「うんうん、木下君は正直でよろしい。時には厳しく言うのも大事よ?」

 

「ええっ!?信頼足りなくない!?」 

 

僕とムッツリーニが否定されなかったことに少しだけ涙が出た。そして、秀吉は否定できなかったことに凹んでいると菊入さんが慰めていた

 

「まさか、本当に明久君達がこんなことをしていたなんて……」

 

「ア……キ信じていたのに、どうしてこんな事を……」 

 

「美波。信じていたなら拷問器具は用意してこないよね?」 

 

本当に信用していたから拷問道具はすぐに用意しないし、これは信用のしの字もないのだろう…… って、それはあとで考えるとして、今は弁明しないと!!!

 

「姫路さん、違うんだ!本当に僕らは――」

 

「もう怒りました!よりにもよってお夕飯を欲張って食べちゃった時に覗きをしようなんて!い、いつもはもう少しそのスリムなんですからねっ!?」 

 

「う、ウチだっていつもはもう少し胸が大きいんだからね!?」

 

「それはウソ」 

 

「……優子、殺りなさい」

 

「え、ちよ、ぎやぁあぁぁぁあぁ!!!」

 

僕がつい失言すると、美波は怒りの指示を出して木下さんが僕の背骨をバキバキとおるように攻撃しかけた

 

「(僕がこれなら雄二は!?)」

 

「浮気は許さない」 

 

があああああ!」 

 

「(雄二ぃぃ!?)」

 

僕は背骨をバキバキとされながらよろよろにも座らされた。そして、その目の前には美波が悪い雰囲気で……

 

「さて。真実を認めるまでたっぷりと可愛がってあげるからね?」 

 

「(美波のS気質が全開だ。このままでは)あのね。僕、今まで美波ほどの巨乳をみたことがぎゃぁあああっ!」

 

「まずは一枚目ね」

 

「明久君。まさか、美波ちゃんの胸、見たんですか……?」

 

「あははっ。やだな……。優しい姫路さんはそんな重そうな物を僕の膝の上に載せたりなんてふぬおぉぉっ!?」

 

「質問にはきちんと答えてくださいね?」

 

「きちんと答えないと…寿命を縮めるわよ」

 

僕の目の前には普段優しい姫路さんもいないし、美波や木下さんもいつもよりよドスの効いた声で僕を問い詰めていた

 

「(やばい、意識が……!?)」

 

「はぁ……はいはい。そこまでにしなさい」

 

「「「「え?」」」」

 

僕が本気でヤバイと思うと、岩下さんがため息をつきながら木下さん達の行為を止めていた。当然突然行為を止める宣言させたことで小山さんが怒っていた

 

「な!こいつらをかばうの!?」

 

「私と真由美は別件で問い詰めたいことがあってね……。まぁ、覗き疑惑があると思わなかったわ」

 

「別件?」

 

「それはあとで話すわ。……それよりも、本当に覗きはしてないの?」

 

岩下さんが僕達に再度確認するように、そして言い訳を許さないと言わんばかりに僕らを聞いてた

 

「僕達はそんなことしてないよ!!本当に!!嘘だと思うなら鉄人でも船越先生でもつれてきて良いよ!」

「明久……!?」

 

「はぁぁ……とりあえずは証拠不十分だし仮釈放をするのどうかしら?」

 

「「「!?」」」

 

岩下さんの言葉に僕達全員が驚いていたが、菊入さん嵩は冷静だった。小山さんは納得せずに聞いてきた

 

「そいつらがやったのでしょ!?」

 

「そうよ!」

 

「はぁぁ……あのね、確かにそのカメラがあることは凄く気になるけど……問題は何故彼らが犯人と決めつけるのかしら?()()()()()はあるのかしら?」

 

「ぐ、それは……」

 

「それと、美波達もここまでにしときなさい。後々不覚後悔するのは自分達よ?それに、嘘が下手くそな吉井君が船越先生や西村先生の名前を使ってまでもそういうのなら、やっていない可能性はあるわよ……もし、それで覗きしてないのに冤罪をかけられて被害届とか出されたら私達が後悔するわよ?まぁ、そういう()()()()()()()()()()()()()()()のかもしれないけどね」

 

「「「っ……」」」

 

岩下さんの言葉を聞いて、姫路さん達も悔しげに解放をしていて菊入さんがとりあえずは退出しましょうと言って女子達を追い出した

 

「さて……お話ししましょうか?」

 

どうやら、まだ僕達に平穏はなさそうだ……




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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