なんだかんだで片付けを終えて、このガラスの破片を入ったごみ袋が危ないので、部屋に出ようとすると鉄人が入ってきた
「部屋から出るなといっただろう!」
「出るなと言う要求は断る!!何故なら、鉄人のせいで、部屋かガラスまみれになったのだからな!!」
「何!?俺のせいだと!?!」
「確かに、勝手に出ようとしていた坂本も悪いが……、鉄人が殴ったその反動で、ガラスの瓶が割れてな……。このまま、この部屋にガラスがあっては危険だろ?それとも、かわいい生徒にガラスまみれの部屋のままで寝ろと?それは、酷いと思わないか!!」
「むぅ…お前達が、かわいい生徒かは別としてだな…わかった。それは俺が処分しとこう」
鉄人がサラっと教師としてどうかと思う台詞があるが、それはすべて明久のせいにしとこう……。さて、とりあえずは鉄人がこれを処分してもらえるのは助かる
「よし。とりあえずは鉄人を、この部屋に準備することが悟られなくなったが……お前達はいつまで落ち込んでいる」
俺は、鉄人がこの部屋に今からやることが悟られずに、安心していると同時に坂本と明久がまだ青ざめていた
「くそ、どうすれば誤解を解く……」
「ヤバイ、ヤバイ……」
「見事に壊れておるのぅ……」
「まぁ、仕方あるまい。明久のは、事情が知らんが何かしたのだろう……。そして、坂本はもう、霧島に誤解を解くのはもう無理だろう」
なにせ、あの霧島だからそう簡単に誤解は溶けない上にこれを口実に坂本をプロポーズ迫るだろう。まぁ、俺に被害いかないから由とする!!
「む、ノックの音が聞こえてきたのぅ」
鉄人を引き離したと思った矢先に控えめなノックの音が扉から聞こえてきた。恐らくだが、これは姫路か?
「あ、いらっしゃい、姫路さん」
「む、今ここに来る時だったのなら、鉄人とすれ違わなかったのか?」
「西村先生は、さっき明久くん達の部屋に戻る最中でしたが、お菓子をあげたら通してくれました」
そう言って手作りと思われるお菓子を見せてくる姫路。 つまり鉄人は………
「なるほど、そういうことか…安らかに眠れ………」
「……去らば鉄人」
俺と明久は、帰らぬ鬼となった鉄人を思い馳せながら姫路の方に向き合った。すると、後ろの方に岩下がいつの間にかやって来た
「瑞希を呼び出しているなんて聞いたから、不安で来たのだけど……その前に、桂…あんたは西村先生に毒でも盛り込んだ?なんか倒れていたけど……」
「失礼な!!さすがにそんなことはしない!!大方、連日の疲労がきたのだろう」
「そういうものかなぁ……」
「ところで、明久君と桂君はどうして浴衣姿なんですか?」
「あぁ、これ?部屋にあったのを着てみたんだ。折角あるならと思ってさ。似合うかな」
「はい、とっても似合ってます!綺麗な肌や細い鎖骨が凄く色っぽくて!」
「あ、ありがとう……」
どうやら、姫路が生き生きというのに明久はまさかそこまで言うと思わなかったのか苦笑いしていた
「さてっと、よく来てくれたな。岩下がいるのはビックリだが……」
「桂が西村先生に毒を盛り込んだと思ったのだけど、気のせいね。それよりも瑞希を呼んでどうしたの?」
「こんばんは、坂本君」
「あぁ。早速だが、姫路にプレゼントだ」
「浴衣、ですか?ありがとうございます。ところで話って……?」
姫路は何の脈絡もなく坂本に手渡された浴衣に戸惑っていたが、そこは頼んでいた明久に任せよう
「話というか、姫路さんにお願いがあるんだ」
「お願い?」
「うん。実はね、その浴衣を着た姫路さんの写真を撮らせて欲しいんだ」
「え……っ?」
「待ちなさい、いかがわしいことに使わないよね?それに、男のいる部屋に女の子が入るってのは、色々な意味で心配できたのだけど?瑞希をもしも酷いことに使うなら、今すぐ仕留めるけど……友達を辱しめないよね?」
明久の説明に、岩下が何を思ったのか心配そうに聞いていた。まぁ、確かに、男のいる部屋に女が入るというのは心配するよな
「安心しろ、そういうのは絶対にしない。むしろ、それをいかがわしいことしたら、俺が死ぬ」
「えっと、どういうことですか?」
「つまり、坂本が言いたいのは、そんなことをしたら霧島に怒られるということだ」
「「あ、なるほど……」」
俺の説明に二人とも納得してくれた。そして姫路がまだ色々と了承得るまで色々と合ったのだけはここだけの話だ。岩下に関しては、「事情はよくわからないけど、とりあえずは写真を撮るのはいいわよ。でも……もし、ばら蒔いたりしたら……命無いと思いなさい」と………約束を守るなら、浴衣だけ着てあげるということに
その後、ムッツリーニは血の海に沈んだ為に若干時間がかかったものの、しっかりと写真に収めることに成功した。まだプリントアウトはしていないが、それを見て覗きの為に奮い立たない男なんていないだろ……K以外は……
「やはり、寝たか……」
姫路達が帰ったあとに、明久達は連日の補習の疲れが出ているため、早く寝ていた。俺はこれは予想通りと思い、窓の外の星を眺めながら岩下とメールのやり取りしていた
〈いよいよ、明日が最終日だけどなにか進展あった?さっきの桂はなにか言いたそうになっていたけど〉
〈桂ではない、ヅラ……違う、桂だ。進展はないものの、少し気になることがあってな〉
〈誰もヅラといっていないわ。気になることって?〉
〈そもそも、何故明久達が脅迫されていたのかだ……そして、何故俺があの日に血まみれになっていた〉
〈そういえば、異性に近づくな……だったよね?なんで、男って考えなかったの?〉
〈そういえば……だが、それならば何故嵌めるにしても女子更衣室に盗撮があるのをわからせた?〉
〈……まさか、犯人は女子にいるとでも?あるいは、協力者かと〉
〈そうだ。一応、明日は最終日だからやるなら明日真犯人が出る可能性がある。明日にかけよう〉
〈了解、お休み〉
〈お休み〉
窓の外の星を眺めながら、俺はメールを岩下としていた。明久達には壊れているといったが本当は壊れてなく、岩下との裏の繋がりを真犯人に悟られないためだ。音声がいつ録音されているかわかったものではないのでな
「む?」
俺はなにやら声した方向に振り向くと……明久に夜這いをしかけようとしている島田が迫っているのを見えた…………
こ、これはいったいなにがあったというのだ!?!
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