バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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友とは犠牲にするもの

俺は岩下と密告の連絡しながら窓の外の夜空を眺めていた筈なのに、いつの間にか島田が部屋に入って明久に迫っていた……

 

「あれ!?やたら単純!?」

 

「アキ!邪魔者が起きてしまうでしょ!?」

 

「むぐぅ!?」

 

明久の何を思ったのか急な大声に、島田は明久の口を塞いでいた。何故、明久が島田に迫られているのかわからないが、何かあったのだろうか?

 

「………美波、せめて苦しまないようにお願いね……」

 

「………あんたってどういう思考回路しているのよ……そ、その……ウチだって、勇気を出してここまできたのよ?だから、その……あぁ言うことはメールではなく言葉で……」

 

まて、まてまて!?しばらくは、面白そうだと思い黙っていたが、なにやら明久と島田に何かあったのか!?!いや、進展している!?

 

「(えぇい、一夜の過ちを起こす前に止めねば…!とりあえずは坂本辺り……あ……)」

 

俺はさすがに一夜の過ちをして、とんでもないことになるのは避けたいから周りを見たが俺は気づいてしまった

 

・島田に襲われている明久

 

・可愛らしい秀吉の寝顔

 

・カメラを構えているムッツリーニ

 

・霧島に襲われている坂本

 

「……ふむふむ……」

 

俺は目を擦りながら、さすがにこの時間に部屋に女子がいるのはおかしいと思い、もう一度見てみると……

 

・島田に襲われている明久

 

・可愛らしい秀吉の寝顔

 

・カメラを構えているムッツリーニ

 

・霧島に襲われている坂本

 

なるほど、なるほど……つまりこの光景は俺の目がおかしくないというとこなのだな。仕方ない、俺も疲れているのだな

 

「俺が疲れているのなら、寝るとするか。お休み~」

 

「「起きているなら、俺(僕)達を助けろ!!」」

 

「助けるっていつもの事だろ?今さら慌てる……「お姉さま無事ですか!?美春が助けに来ましたよ!」……ごぶぇ!?!

 

「「ヅラァ!?!」」

 

俺は襖付近で寝ようとしていたが、坂本達が俺に抗議していた。俺はどうせ、いつものことだと言うタイミングで襖があき、俺を蹴り飛ばして現れたのは……Dクラスの清水美春だった

 

「み、美春!?どうしてアンタがここにくるのよ!」

 

「さっきお姉さまのお布団に入ったら誰もいなかったから、もしやと思ったら……!やっぱりここに探しに来て正解です!」

 

「あ、危なかったわ……。昨日で懲りたと思って完全に油断していたもの……っていうか、なんでウチのいる場所がわかったのよ!?ストーカー!?」

 

「ストーカーではありません!美春です!」

 

「それは俺の代名詞だ!勝手に、「煩いです、豚野郎が!!」…がっ!?!」

 

清水は俺の頭に、思い切り蹴りこむように叩きつけていた。俺はその結果、地面に倒れたが、巻いていた頭にまた血が出てきた……

 

「ヅラァ!?!」

 

「ヅラではない……桂だ……!」

 

「お姉様!男の部屋に来るなんて不潔です!おとなしく美春と一緒に裸で寝ましょう!いえ、勿論イロイロするので寝かせませんけど!」

 

「やめるんだ、清水さん!それ以上の会話はムッツリーニの命に関わるから!」

 

「……!!(ボタボタボタボタ)」

 

「……雄二、とにかく続き」

 

「お前はなんでマイペースなんだ!?」

 

状況が色々とカオスになり、俺も地面に倒れながら机の上に犯人はS.Mとダイビングメッセージを書いていた

 

「な、なんじゃ!?目が覚めたら、女子が3名もおる上に、雄二は押し倒されて.ムッツリーニが布団を血で染めておるぞ!?おまけに大河は死にかけておるのは何故じゃ!?!」

 

「ああああっ!皆してそんなに騒いじゃダメだよっ!このままじゃ鉄人に気づかれて……」

 

『なにごとだっ!今吉井の声が聞こえたぞっ!』

 

「え?なに?なんで全員が『吉井が声を出したせいで見つかったじゃないか』みたいな目で僕を見るの?!」

 

「鉄人はお前相手には敏感なんだよ!!くそ、お陰で、めんどくさい事になったじゃねぇか!!」

 

「なんだか納得いかない物言いだけど、雄二の言う通りめんどくさい事になった!とりあえず、ここは僕らに任せて!」

 

吉井に坂本ぉ!お前らだとわかってるんだ!そこを動くなぁ!あと、桂も何かしてるな!!!

 

何故俺まで!?といいたいが、俺は今血まみれでそれどころではない……!!

 

「雄二、行くよっ!」

 

「仕方ない、付き合ってやる!」

 

坂本は俺の首をつかみながら待機していて、明久がドアの取っ手に手をかけ、一気に押した。

 

バン!ガスッ!

 

「ふぬぉぉっ!?よ、吉井、キサマぁああ!」

 

「げっ!?鉄人が扉で頭を痛打したみたいなんだけど!?」

 

「それはファインプレ―だ!ついでにおらぁぁ!」

 

「ぐぉ!?!」

 

坂本は俺を思い切り鉄人の方に投げて、俺は鉄人の股間に思い切り頭が直撃した。鉄人といえども、股間は耐えれなかったようだが、俺の頭の血も耐えれなかったようだ

 

「坂本ぉぉ……!そして、何故!!桂が血まみれになっておる!!!」

 

「「寝相が悪く打ち所が悪く、血が出ていたから生け贄したまで。友達というのはそういうものですよね」」

 

「貴様らは一度は、友達という辞書を読め!ぐぬぅ……!中に他に問題は……」

 

「(不味い、中にいる美波達が怒られてしまう!それなら!!)おぁぁ!」

 

明久が、体制崩している鉄人の頭に脱いだ浴衣を巻きつけた。流石の鉄人も、その行動が読めずに叫んでいた

 

「こ、こらっ!何を」

 

「おまけっ!」

 

さらに、その上から帯で縛り付けたからこれで時間が稼げる。すかさず島田たちに指示を出して、三人は頷いた後、全速力で廊下を駆け抜けて行った

 

「よし……鉄人、雄二がこっそり酒を持ってきたみたいです」

 

「明久、てめぇ!?!」

 

「ふふ、一人だけ逃げ切れると思わないことだね……地獄へ、welcome!」

 

「喋っているところ悪いが……貴様らはつくづく俺の指導を受けたいようだな!そこまでしたということは、覚悟はできてるな?!」

 

「「していません!!」」

 

そして、明久と坂本対西村先生の恐怖の鬼ごっこが始まった。俺はムッツリーニと秀吉に部屋の中を運んで俺を治療をしてくれていた……まさか、ムッツリーニの輸血が役立つとは……

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!
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