バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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365°と360°は5°違うよね

突然のなにかの音に俺は目を覚ますと、そこに写りこんだ光景は、きれいな青空の景色にだった。そして、辺りを見渡すと明久と坂本と秀吉が倒れていてムッツリーニもまだ起き上がっていない……

 

「なるほど、姫路の手料理で美味しすぎて(とんでもない味)でダウンしていたのか……明久も倒れてるではないか。……起きろ、このド畜生馬鹿者」

 

「がぶっぅ!?!」

 

俺は目を回して寝ている吉井明久にバックドロップを仕掛けて起こした。決して……決して、無理矢理食べさせ足られた腹いせではないからな?!そして、しばらくすると他の連中も戻り姫路と島田が戻ってきた

 

「吉井君はなんで頭に凄いたんこぶができてるのですか?」

 

「あぁ、これは気にしなくっていいよ。それより雄二の話を聞こうよ」

 

「なんだか、色々なことが起きた気がするが…まぁいい。次の試召戦争をするぞ」

 

明久に促された雄二はしかめ面なりながらも、とりあえずは本題を切り出そうとしていた

 

「いいか?次の仕掛ける相手はBクラスだ」

 

「Bクラス?なんで次の相手はBクラスなの?どうしてAクラスじゃないの」

 

「率直に言おう……どんな作戦でも、うちの戦力じゃAクラスには勝てやしない」

 

「え、じゃあ、Bクラスに変更と言うこと?だって、いまAクラスに勝てやしないと言っていたから」

 

坂本の言葉に島田が疑問をもって質問をすると坂本は首をふっていた

 

「いや、最終目標はAクラスだ。そこの意見は絶対に変えないぞ」

 

「雄二、さっきといってることが違うじゃないか?」

 

「Aクラス相手となると単位では勝てないと思う。だから、一騎打ちに持ち込むつもりだ。訳を説明する前に……明久、試召戦争で下位クラスが負けた場合の設備はどうなるか知っているよな」

 

「もちろん知ってるよ!設備のランクが落とされるのだよね!」

 

「おおむね間違いではないな。ヅラ、このバカは曖昧な部分があるから改めて教えてやれ」

 

「ヅラではない、桂だ。いいか?クラス別に行われるクラスとクラスの召喚獣を用いた戦いで、上位のクラスに勝てばそのクラスと設備を入れ替える事が可能。つまり、敗北した側が下位クラスだった場合、設備が1段階下がる」

 

つまり、Fクラスが勝てば上のクラスと入れ換えできるが負けたらあれ以上の設備ランキングに落とされると言うことだ

 

「なら、ここでわかるよな?上位クラスが負けた場合は?」

 

「悔しい!」

 

「ムッツリーニ、ペンチ」

 

「…了解…(スッ)」

 

「僕の体を爪切りいらずにする気か!?」

 

「相手クラスと設備が入れ替えられちゃうんですよ」

 

「つまり、うちに負けたクラスは最低の設備と入れ替えられるわけね」

 

明久のアホな回答に坂本はムッツリーニに道具を要求すると明久は慌てていた。そんなバカを見かねて、島田と姫路の言葉が答えを出してくれた

 

「なるほど。坂本はBクラスを倒せば、設備を入れ替えない代わりにAクラスへと攻め込むように交渉するわけだな?」

 

「その通りだ。さすが、ヅラだな」

 

「ヅラではない、桂だ。となると、そうと決まれば明久に宣戦布告してもらおうではないか」

 

「だな。今日のテストが終わったらBクラスに行って宣戦布告して来い。時間は明日の正午からだ」

 

「そんなの断る!!!」

 

明久は俺たちの要求に必死に断っていた。どうやら今回は素直に行かないとは学習したな……明久は……

 

「そんなにいきたくないのなら仕方があるまい……俺が行こうか」

 

「おいおい、ヅラ。それなら俺が行こうか?」

 

「……俺が行こう」

 

「ふむ、それならワシが行こう」

 

「秀吉がいくなら僕が行くよ!!」

 

「「「「どうぞ、どうぞ!」」」」

 

「嵌めたなあぁぁぁ!!!!」

 

俺達は次々と手をあげていき、最後には秀吉が手をあげると明久が手をあげた。尚このノリは女子にはわかりづらかったのか手をあげていなかった

 

「これで明久がBクラスへと使者が決まりだな。しかし、坂本……」

 

「ん、なんだ?」

 

「俺としては明久で本当に良いのか不安になってきたな。きちんと任務を全うするのか怪しいぞ?」

 

「あぁ、確かにな。だが、ヅラよ。Bクラスは美少年が好きなクラスだから心配無用だぞ」

 

「なるほど。確かにそれなら、大丈夫だね」

 

「でも明久は不細工だからな……」

 

「その意見は同感だ。坂本の言う通り見た目がなぁ……」 

 

俺達は明久がBクラスの使者に行くことを決めるも心配事があると話したら明久はムッとした顔で反論してきた

 

「なっ!?失礼だな!どう見ても365度の美少年じゃないか!?」

 

「5度多いね」

 

「あの、5度多いですよ?」

 

「5度多いぞ」 

 

「実質5度じゃな」

 

「……同じ意見。明久は5度だけの美少年」

 

「365°ではない360°が正解だ!!」

 

「みんな嫌いだ!!!!」

 

島田と姫路の言葉に続くように俺たちも訂正すると明久は泣きまくっていた。やれやれ、これでは明久の間違いを訂正するのが悪いみたいではないか 

 

「とにかく頼むぞ」

 

坂本の言葉とももにチャイムはなりおえた。そして、試験を終えて明久はBクラスに宣戦布告に行ったが、案の定暴行にあった。前回は顔がダメージあったが、今回は千切れかけた袖を手で押さえながら帰ってきた。まぁ何にせよ、一悶着ありながらもBクラスに宣戦布告できたようだ




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