バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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誰よりも勝ちたいのは誰だ!!

あの目が覚めるような写真をみた朝の後は、明久達はビックリするぐらいの集中力で勉強をしていた。そんな時間も終えて、今や夜を迎えたが、部屋には時計の音だけが鳴り響く

 

「うー、大丈夫かな」

 

明久はうろうろと部屋の中を彷徨きながら、あの効果があるのか心配で座ればまた立ち上がったりと繰り返していた

 

「明久、今更ジタバタするな。補充テストも全て受けたし、写真も回した。やるべきことは全てやったのだから、あとは何も考えずに戦うだけだ」

 

「D・E・Fクラスは昨日に続いて全員参加のようじゃ。あとはA・B・Cクラスが協力してくれるかどうか…」

 

「おい……」

 

「……今日こそ借りを返す」

 

「おい!!」

 

「なんだ、ヅラ?人の話を最後まで聞けと習わなかったか?」

 

明久がそわそわしてるのを坂本が嗜めていて、秀吉は人数の確認をしていてムッツリーニは、闘争心を燃やしてるがそれはどうでもいい

 

「なぜ俺がこういう目に遭っている!?縄をほどかないか!?後、ヅラではない桂だ!!」

 

「何故って、俺達の動きを止める可能性あるやつを……何もしないわけにはいかないだろ?何言ってるんだ?」

 

そもそも、覗きをすること事態が間違えてる!!お前達の真の目的は脅迫した人間を捕まえることだろう!!

 

「「「……」」」

 

「見事に雄二達は目をそらすのぅ……」

 

く、覗きをすること事態は友として止めたいが、脅迫されているとなったら助けたい。だが、やり方が悪い!!!

 

「まぁ、ヅラの言葉は捨てて……雄二、そろそろ作戦を」

 

「そうだな。作戦開始も近し、最後の打ち合わせを始めるぞ」

 

坂本は紙を取り出して、明久達に見えるように話していた。俺は放置されながらやつらの話を聞いていた

 

「いいか?俺達がいるのは三階だから、三階・二階・一階・女子風呂前の四ヵ所を突破しないと目的地には辿りつけない」

 

「三階の敵はE・Fクラスの仲間が抑えて、二階の敵はDクラスが抑える手筈になっているんだが、Dクラスだけだと少々厳しいじゃろうな」

 

「教師側も各クラスの生徒の強さに応じて戦力は配置しているし、Cクラス抜きでのの突破は難しいだろうね。でも、ここまできたらやるしかないよ」

 

「もちろん、そのつもりだ。それで、この二階を突破すると……」

 

「………高橋先生」

 

明久の言葉に坂本は頷いて突破した場合の敵を次に話そうとすると、ムッツリーニが小さくそしてはっきりした声が聞こえた

 

「高橋先生が出ているとなれば、お前達は厳しいではないか?学年主任の高橋女史が率いる一階教師陣となれば、恐らくここには(坂本の奥さんの)霧島に姫路、工藤もいるだろう」

 

「そうだな……って待てこら?今なんていった?」

 

「そんなのはどうでもいいだろ。だが、足止めをされれば、明久とムッツリーニは前後を挟まれて終わりだ。作戦は失敗。坂本は霧島に人生を捧げることになり、明久は本当の変態として生きていくことになるな」

 

「まって!?僕は変態ではないからね?!」

 

「何を今さらそんなことを言うと?そもそも、お前が覗きを参加したがることにノリノリな時点で変態ではないか?」

 

俺の言葉に明久は目をそらして反論をしようといるが、なにも思い浮かばないようだな。やれやれ、これでは俺が明久にいじめているみたいではないか?

 

「と、とにかく、高橋先生は根性でなんとかするしかない。A・Bクラスが協力してくれたら勝機は充分にあるんだよね?」

 

「あぁ。Aクラスはともかく、Bクラスは大丈夫だろ。特に代表格が女に興味を持っているから、あの写真が効くはずだろ?」

 

「あははっ。その言い方だとAクラスの男子代表格は、女の子に興味がないみたいじゃないだよ?」

 

「「「「「…………」」」」」

 

「え?みんな急にどうしたの!?」

 

彼の場合は悪気がないのだ……そう、悪気がない代わりになんとも言えない上になぜそうなってしまったのか俺達はわからない

 

「兎に角!明久とムッツリーニ……テメェらの役割はわかってるな!」

 

「……大島先生を倒す」

 

「僕は鉄人だね……」

 

「よし、それでは円陣を組もうではないか!」

 

坂本の確認に、明久達はまっすぐと返事していた。それをみて時間ももう少しだから、気合いを入れようと俺の言葉に皆頷いていた

 

「……俺達は誰だ!!

 

「「「「Fクラス!」」」」

 

誰よりも、勝ちたいのは!?

 

「「「「Fクラス!!!」」」」

 

誰よりも悔しい思いをしたのは!!

 

「「「「Fクラス!」」」」

 

戦う準備はできているか!!

 

「「「「おおおおお!!!」」」」

 

狙うはただひとつ!真犯人を捕まえることだ!!!いくぞ!!!」

 

「「「「おおおおお!!!」」」」

 

俺が一番と指を立てると明久達も指をたてて、盛り上げていた。俺達の心の目的は犯人を捕まえることだ!!

 

「って、自然の流れで円陣したけどいつの間に抜けていたの!?」

 

こばっ!?

 

俺は明久に頭を思いきりはたかれて、地面にひれ伏しているとちょうど時計がなった

 

「時間か……。よし……てめぇら、気合は入っているな!」

 

「「「おうっ!」」」

 

「ここまで来たら女子も教師も、AクラスもFクラスも関係ねぇ!男の底力、とくと見せてやろうじゃねぇか!」

 

「「「おうっ!」」」

 

「これがラストチャンスだ!俺達4人から始まったこの騒ぎ、勝利で幕を閉じる以外の結果はありえねぇ!」

 

「「「当然だっ!」」」

 

「強化合宿第四夜・最終決戦、出陣るぞっ!」

 

「「「おおぉっ!!」」」

 

強化合宿四日目……時は二〇:〇〇。今、覗きを巡る最後の勝負が始まろうとしていた。さてあやつらが出ていたのを見送って俺も動こうとするか……

 




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