バカとボケの召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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頼もしすぎる増援

現在、僕たちの願望である女湯を覗くために向かっているが、今わかっている段階でも二階まではCクラスが参戦していた

 

「ここまでは、男子も参加しているクラスはCクラスまでだ。恐らく、残りのBクラスとAクラスが増援来ていれば……」

 

「突破できる望みはある!!」

 

「じゃが、あくまでも()()()()()()()()()かが大事じゃ」

 

「……時間は限られてる……行こう」

 

更に階段を降り、一階に近づく。ここで両クラスの協力がなければ戦闘の音が聞こえないはずだけど……

 

「護してくれっ……」

「……メだ!……倒的過ぎる……!」

 

どうやら一階も戦闘が行われているみたいだ!きっといままでの流れを考えていたらBクラスが、増援来てくれたはずだ!!

 

「よしっ!これで一階の制圧もうまく──」

 

「いや、違う!様子がおかしいぞ!」

 

戦闘してるのを聞いておりようとすると、雄二からの警告があったので踊り場で折り返し、階下の様子を見渡す。するとそこには、教師女子生徒連合軍に押されているBクラス男子の姿があった

 

総合科目

Aクラス

霧島翔子 4762点

  &    

Fクラス

姫路瑞希 4422点

  VS  

Bクラス

男子C  1692点

 

「おおおおお!!!」

 

「「…邪魔!」」

 

一人の男が叫びをあげながら切りかかるが、圧倒的戦力差に為す術も無く倒れていくBクラスのCだった

 

「あら?吉井くん達も来たのね……」

 

もう一人の声がしたの方向に振り向くと、無表情に男子を倒している秀吉のお姉さんがいた

 

「……悪戯はここまで」

 

「明久君。ここは通しませんよ」

 

「そうね。吉井君、大人しく降伏しなさい。秀吉もよ」

 

「翔子かっ!」

 

「姫路さんに木下さんまで!」

 

「ぐ、姉上!!」

 

地下へと続く階段の手前、そこには霧島さんと姫路さん、さらに木下さんの最強トリオの姿があった。既に三人の周りには打ち倒された召喚獣が死屍累々と転がっている

 

「後ろには高橋女史もいる……随分と用心深い布陣だな、クソ!!」

 

「あなた達なら、必ずここに来ると予想していたのよ。それよりも、秀吉……初日にたっぷり話したのにまだ懲りてなかったのねぇ……」

 

「まずいのぅ、姉上が修羅になっている……」

 

Bクラスの大半は途中にいる物理の木村先生と英語の遠藤先生に手間取っているから、援軍は期待できない

 

「……雄二。お仕置き」

 

「くっ!根本バリアーっ!」

 

「さ、坂本っ!折角の協力者にその扱いはあんまりじゃないか!?」

 

総合科目

Aクラス

霧島翔子  4762点

  VS 

Bクラス

根本恭二  1931点

 

「まぁ、この結果は当たり前ね。代表や姫路さんがいるのに、ここを通れるとでも??」

 

木下さんが召喚獣を従えて、ゆっくりと僕達に歩み寄ってきた。近くでは、同様に姫路さんが僕の方に、雄二が霧島に追い詰められている

 

「もうこれ以上は無理だ……。姫路に霧島、木下姉と高橋先生なんて、勝てるわけがない」

「だいたい、姫路と霧島、木下姉が入っていないのなら覗く価値がないじゃないか」

 

残されたBクラスの二人が弱音が聞こえてきたが、まだ希望はある!!

 

諦めちゃダメだっ!ここにいないってことは、岩下さんや菊入さん、そして、美波がお風呂に入っているはず!覗く価値は充分にあるっ!

 

「岩下……確かに巨乳だしまだ見てないから覗ける可能性はある!!」

 

「そういえば、竹内先生も見てないな……まさか!?」

 

僕の言葉に、さっきまで目が死んでたBクラスの二人が、だんだん活性化しているのが見えた。僕達はここまで多くの犠牲で来たのだから諦めない!!

 

「明久。なぜここまで圧倒的に不利な状況にありながら諦めないのじゃ?お主は観察処分者じゃ。痛みのフィードバックもある」

 

「確かに最初は写真を取り戻すつもりだった。真犯人を捕まえて、覗きの疑いを晴らすつもりだった。……でも、こうして仲間が増えて、その仲間たちを失いながらも前に進んで、初めて僕は気がついたんだ」

 

「お主……まさか……」

 

秀吉がなにか気づいたようだけど、僕のいまの気持ちは本当に偽りのない気持ちを叫びたくって仕方がなかった

 

「たとえ……たとえ!!!許されない行為であろうとも、自分の気持ちは偽れない!!正直に言おう。今、僕は──純粋に欲望の為に女子風呂を覗きたいっ!

 

お主はどこまでバカなんじゃ!?

 

「吉井君……其はここでお仕置きしてくださいといってるのかしら?」

 

「明久君。そこまでして私じゃなくて美波ちゃんのお風呂を覗きたいんですね……!もう許しません!覗きは犯罪なんですからねっ!」

 

「世間のルールなんて関係ない!誰にどう思われようと、僕は僕の気持ちに正直に生きる!

 

そう!世間のルールは関係なく、正直に僕は生きていく上にこの気持ちの偽りはないのだから!!!

 

「よく言った!!Fクラスの吉井君!」

 

「だ、誰ですかっ!」

 

「この声は……!?」

 

突如聞こえた声に気勢を削がれた形になり、召喚獣の動きを止めて声の主を捜す姫路さんと警戒を露にする木下さん

 

「久保君っ!来てくれたんだね!」

 

「到着が遅れてしまってすまない。踏ん切りがつかず、準備しながらもずっと迷っていたんだが……さっきの君の言葉を聞いて決心がついたよ」

 

「久保君、貴方は邪魔をするつもり!?」

 

「木下さん……、そうだよ。此が僕たちAクラス男子の総意だ!!今この時より、Aクラス男子総勢二四名が吉井明久の覗きに力を貸そう!クラスの皆、聞こえているな?全員召喚を開始して吉井明久を援護するんだ!

 

「「「おぉぉ!試獣召喚!(サモン!)」」」

 

な、何て心強い援軍なんだ!!これなら本当に僕たちの真の目的が達成できるのだから!!

 

「ありがとう、久保君!」

 

「いや、感謝するのは僕のほうだよ。そうさ、君が言ったとおり、自分の気持ちには嘘をつけない。世間には許されない想いであろうとも、好きなものは好きなんだ……!」

 

何故だろう……彼は純粋にいっているのに、僕の背筋に急に寒気が感じたのは気のせいと感じたいのだけど……

 

「雄二!」

 

「わかっている!明久、ムッツリーニ!階段へ向かって走れっ!」

 

援軍に驚いている霧島さんを抜いて、雄二が高橋先生の前に走り出た 。やっぱりそう簡単にと押してくれるとは思っていなかったよ!!

 

「まさか、Aクラスの皆まで協力するとは思いませんでしたが、問題はありません。ここは誰であろうと通しませんから──試獣召喚(サモン)

 

「はっ、男ってのは獣の生き物なんですよ!高橋女史!悪いがここは通らせてもらうぜ!行くぞ……起動(アウェイクン)

 

雄二の掛け声を受け、白金の腕輪が起動する。雄二の腕輪の能力は、召喚フィールドの作成をすることだから……

 

「干渉ですか……!やってくれましたね坂本君……!」

 

「行け明久っ!鉄人を倒して、俺達を理想郷(アガルタ)に導いてくれ!」

 

「もうここまで来たら行くのじゃ!!姉上はワシが相手じゃ!!」

 

「く……!吉井君と土屋君は逃がしましたが、あなたたちまで通しません!」

 

「お仕置きよ、秀吉!」

 

秀吉と雄二が僕たちに先へといかすと、高橋女史はこれ以上通さないと言わんばかりにそして、秀吉のお姉さんは怒りながら秀吉と対峙した……

 

皆の思いを背負って必ずあそこへ……!




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いいたします!
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